妄想を語り続ける人の下に人は集まる

専門家コラム

2017.05.31 / 名古屋

三ッ口 洋一

Team N+1 代表

あなたの会社(あるいはお店)は何をしていますか?


中小企業のための社外広報部を目指すTeam N+1の三ッ口です。

唐突に質問です。
「あなたの会社あるいはお店は何をしていますか?」

「◯◯を作っています」
「△△を売っています」
「□□を提供しています」などなど


とお返事が返ってくるでしょう。いわゆる業務内容ですね。

それでは、さらに質問です。
「それは何のためですか?」

「◎◎の効率を改善します」
「お客様の笑顔のためです」
「売り上げ・利益の追求です」
「地域社会に貢献したい」などなど。

事業の目的です。経営理念と言っても良いかもしれません。

それではさらに、さらに・・・

「努力や工夫の末、あなたは目的を果たすことができたとします。そんなあなたに与えられるご褒美は何ですか?」

「・・・・・」「そんなことは考えたことがありません」

照れくさくて言いにくいだけかもしれませんが、ここで詰まる方は結構多いです。

さらに、さらに、さらに・・・

「そのとき、あなたはどこで何をしていますか?」


NPR48の野望とは?


私はメインの広報支援サービスやセミナープロデュース業のほかに、名古屋女子広報チーム「Nagoya Public Relations(NPR)48」のプロデューサーをしています(残念ながらアイドルグループではありません)。



マスコミ、ソーシャルメディア、イベント出展、セミナー集客など、私の広報ノウハウを学んだ女性約60人(年齢も職業もさまざま)で構成されるグループです。

中小企業から広報について「女性の力を借りたい」というご相談があると、ご要望に応じてユニットを組んで対応します。女性ならではの視点・アイデアや口コミ力、柔軟な機動性が売りで、経済紙で長く取材に関わった私の多彩な人脈や無数のビジネス事例の蓄積がそれを支えています。

全ての案件がオーダーメイドであり、きめ細かな対応が求められるので大変ですが、各県に一つずつ、こんなグループがいれば、中小企業の皆さんが助かるのではないかというのが、最初の構想でした。

2016年に名古屋で発足したばかりなので、今はまだ実績やノウハウも少ないですが、問い合わせも多々あり、関心も高いようです。あちこちにこんなグループをデビューさせていきたいと思っています。あなたの街でもご要望があればご相談下さい。

さて、もしこれが実現したとしたら、私はどうなるのでしょうか?


露天風呂で鼻の下を伸ばす?



NPR48のようなチームがあちこちにでき、ビジネスとして軌道に乗れば、各グループの運営は各地域のマネージャがやりますから、私は顧問に引退させられることでしょう。

そこから上がってくる事業収益のほんの一部を頂きます。それを持って毎月各拠点を訪問します。それぞれの地域のメンバーと温泉で宴会をして、全額を使い切ります。

ここからは家内には言えないのですが、混浴の露天風呂でメンバーのみんなとお風呂に入れたら最高です。ハネではなくハナの下を伸ばします。このことを会う人会う人に話すと、みんな大爆笑です。生真面目な方は不謹慎だと嫌な顔をされるかもしれません。「下品だ」と怒る方もいるかもしれません。

でも私は真面目に不真面目なのです。それが私の夢です。


夢の実現に必要なものとは?


何と!私の事業目的はそんなくだらないことだったのです。

しかしこの不真面目な夢を実現するには、真面目に事業をしなければなりません。

顧客に喜んで頂き、新たな顧客を紹介していただけるようなサービスを作り、提供しなければなりませんし、メンバーには楽しくて、やりがいがあって、自立できるような割のいい仕事を増やさなければなりません。もっと言えば世の中や企業のニーズやお困りごと、期待に応えなければなりません。

おやおや、それをひとことで言うと、社会貢献ということになりませんか?矛盾しているようですが、個人の夢を実現するには社会に貢献するしかないようです。ですから企業や事業の社会貢献というのは決して綺麗ごとなどではないのです。

少々乱暴ではありますが、個々人の動機は不純でも何でも良いということになりませんか?

多くの企業が掲げる企業理念には美しい言葉が並びます。でもその先に何があるのか?それが大事です。企業理念は立派でも、もしその先がないとしたら、それはつまり「動機=モチベーション」がないということになります。

事業理念実現のあかつきに、さてあなたはどこで何をしているのでしょうね?それをイメージしてワクワクして頂きたいです。


モチベーションは上がったり下がったりしない



ちょっとしたことでテンションは上がったり下がったりしますが、モチベーションは「ある」か「ない」かだけです。

「モチベーションが下がっちゃって・・・」とか、「上げたいんです」とか、何かをしなければならないと思い込んで、動機を無理やり作ろうとする人がいます。あなたは本当はしたくないんです。

本末転倒です。

したくないことを頑張っても、思うようにいかなかったり、嫌なこと、辛いことがあると心が折れてしまいます。そうした考え方で悩む方は多いかもしれません。

「労働=お金を手に入れるために人生を切り売りすること」だと考えているからではないでしょうか?

モチベーションがあるならば、それが本気ならば、そこへまっしぐら。途中うまくいってもいかなくても、全てはプロセスと捉えられれば、挫折したり迷ったりするはずがないのです。ブレがないと言えばいいでしょうか。

でもその目的が万人の心を打つような立派なお題目である必要はないのです。


ブレない、かっこいい人と働きたい


私のスケベ話を延々としてきたのにはもちろん理由があります。「ブレない=モチベーションがある」人は魅力的です。いい目といい顔をしています(この話をしている時の私は最高にニヤけているはずです)。いい仕事も、いい人も、いい情報も集まります。

ようやく採用の話です。魅力的な人はいつも何かに一所懸命です。何か起こっても、それが嫌なことでも、面倒なことでも絶対に逃げず、真剣に向き合います。

本気でその先を見ているからです。あなたはそんな人がボスがだったら、一緒に仕事をしたいと思いませんか?あるいは同じモノを買うなら、そんな人から買ってあげたいと思いませんか?そんな人が困っていたら応援したくなりませんか?

それは私やあなたや若者だけではないはずです。人や情報だけでなく、お仕事=お金も集まるはずなんです(これを証明できるように私も日夜頑張っています)。


妄想がブランドになる日



本気の妄想を語り続けると、いつしか「◯◯って、いつも言ってる人」というレッテルが貼られます。

この「レッテル」こそがブランドです。

もちろんウソやカッコつけではダメですが、「ああ、あの人ね」と言われるようになって本物です。全てを失う覚悟で本気でやりたいと思う妄想を語って下さい。そして日々妄想を語りながら、それに向かって毎日毎日一歩一歩進んでいく。

それがブレないということです。かっこいい大人です。

繰り返します。

みんなかっこいい大人と仕事をしたいのです。あなたにとって「こんなことが実現できたら死んでもいい」と思えるような妄想は何ですか?

それは命を賭ける価値があるということです。ですから人生を賭けて妄想を語りましょう(私のモチベーションは絶対にブレないという自信がありますよ)。

中小企業ではボスこそが「ブランド=看板」なんです。

筆者プロフィール

三ッ口 洋一
1961年名古屋市生まれ。プロトコーポレーションと中部経済新聞社で、雑誌編集、経済部記者、ビジネスセミナー開催、広告営業、フェイスブックページ運営などを手がける。約30年間のメディア業界で得たノウハウと2万人を超える人脈とで「中小企業のための社外広報部」というニーズに応えるべく2014年独立。2016年には名古屋女子広報チームNPR(Nagoya Public Relations)48発足。中小企業庁未来企業サポート「ミラサポ」登録専門家。セミナー情報サイト「名古屋セミナーポータル」運営。フリーペーパー「名古屋セミナー通信」編集人。メルマガ「不定期ビジネスニュース」管理人。起業家支援イベント「N-1グランプリ」実行委員。
【Team N+1】http://hitouch0520.wix.com/team-nplus1
【NPR48】https://npr48.webu.jp/
【名古屋セミナーポータル】http://www.seminar-portal.org/
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