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激戦区の商業施設内のテナントで、人材を確保するためにしていること

採用成功事例

2017.07.24 / 名古屋

ヒトクル事務局

株式会社ピアサーティー関東
かかし 浜松店 店長
山村 慎さま
募集職種/ホール・キッチン
業種/飲食店


「採用成功事例」では、ヒトクル事務局のスタッフが、実際に採用に成功しているお店・企業にインタビューをして、そのポイントについてご紹介させていただきます。

今回は、イオンモール浜松志都呂店内にある和食レストラン「かかし」の店長山村さんにお話を伺いました。


時期を絞った掲載から、継続的な掲載へ



―山村様がイオンモール志都呂内にある浜松店に着任して2年と聞いています。以前と募集方法など変えた部分はありますか?

私が着任した当時から、すでに10人ほど人員が不足している状況でした。

以前の店長は、募集を出す時期を絞って掲載をしていました。例えば、5月のゴールウイーク明けや、9月など、求職者が活発に動く時期だけ掲載をしていました。

私も、着任当初は同じように時期を絞って掲載をしていたのですが、それだといつまでも人が充足しません。ある程度は採用できるものの、一定数の離職があるので、それを考えると、むしろマイナスになっていきます。

そこで、継続的に掲載をし続けることにしました。たまに1~2週間くらい空けるときもありますが、ほぼずっと掲載しています。そうすることで、少なくても月に1人くらい採用ができ、やっと少しずつ人員不足を埋めていくことができています。


とにかく応募数を増やすために条件緩和をした



―条件面でも、以前より緩和しているんですね。それほど採用が厳しい地域ということでしょうか。

この地域は、非常に人が採用しにくい地域です。

平日や昼間は主婦の方が、貴重な戦力です。ただし、この地域は製造業が盛んで、ご主人が土日休みが多いため、家族の休みと合わせて土日はなるべく休みたい、という方がほとんどです。

そこで、土日は学生を戦力としています。ですが、高校生も基本的にはバイト禁止がほとんどですし、大学生も学業優先で、しかも就職までの期間限定です。

またフリーターも、製造業の仕事が多くあり、安定しているため、あまり多くありません。

こういったこの地域の状況をふまえ、当店では応募をとにかく増やす戦略をとっています。

「平日のみOK」や「週1日でもOK」「1週ごとのシフト自己申告制」など、めいっぱい条件を緩和しています。

また「履歴書不要」にして、応募にくるまでのハードルを少しでも低くしています。過去には、「お友達同士の応募OK」や「面接でドリンクサービス」など、あらゆる手法を試しました。現在は、その中で効果を感じた方法が残っています。

もちろん、面接にさく時間も多くなりますが、そこは人材確保のために割り切っています。


数あるテナントの中で選んでもらうために


―商業施設内のテナントということも意識していますか?

そうですね。施設内の他のテナントさんたちと人の取り合いをすることが多いので、その中でも当店を選んでいただくための工夫をしています。

その一つとして、今年の3月の施設のリニューアル後から広告サイズを倍にしました。

また時給も以前の時給960円から本部にお願いをして1000円に上げてもらいました。他よりも少しでも条件をよくする、また露出を増やすことで、応募数を確保していると思います。


ーここまでのお話しは、媒体に募集を出すまでのお話しでした。次からは、その先の「面接」以降についての取り組みについてお話を伺いました。


「条件」よりも「フィーリング」重視の採用基準へ



―スタッフの定着についても取り組まれているんですね。

時給の上昇はいたちごっこです。
ある程度の相場は必要ですが、利益を圧迫してしまうので、むやみに上げることはできません。

ですから採用も大事ですが、いかにスタッフに長く働いてもらうか、が非常に重要になってきています。

前述のように、多くの方に応募してもらうように条件緩和をしていますが、
面接にきてもらったら、条件面よりも何よりも「うちの店にあうかどうか」という僕のフィーリングを重視して採用をしています。

以前は、条件が良ければ「うちの店に合うかな?」と不安に思う方も採用していましたが、そういう方は結局覚えたころに辞めてしまいます。なので、今は当店との相性を優先したフィーリング重視の選考に変えました。

また、実際にお店で働き始めてからは、お店の人間関係にスムーズになじんでもらえるように配慮しています。

具体的には、本人の承諾を得てお店のライングループに入っていただくことで、自然と会話のきっかけが生まれています。スタッフ同士で仲間の輪ができたら、多少条件面で不都合がでても、お互いに譲歩をして続けてもらえるようにしています。

例えば、
学生が「受験だから週1日しか出られない」と採用当初の条件とは異なる要望が出ても、一定期間であれば続けていただいています。そのスタッフがいることで、他のスタッフたちが芋づる式に退職する事態を防いでいます。

また、出産でいったん辞めた方も、スタッフと連絡を取り合っていて、出産後戻ってきてくれるケースもありました。

今後も、採用には積極的に取り組みつつも、スタッフが「このお店で長く働きたい」と思う環境づくりがもっとできるようにしていきたいと思います。

(取材日:2017年7月12日)

いかがでしたでしょうか?静岡県浜松市という採用が難しい地域、かつ商業施設内のテナントで競合がたくさんある同店で、継続的に採用ができている事例をご紹介しました。

※かかし浜松店さまの採用を支援した媒体について知りたい方こちらよりご覧いただけます。

筆者プロフィール

ヒトクル事務局
東海地域の店長・人事担当のみなさまのお役に立てるよう、日々様々な情報を収集・配信しているサイトです。地域のトレンド情報やノウハウ、採用成功事例や各種データなど、配信コンテンツは多岐に渡ります。また、月に1回程度のペースで、セミナーを実施しています。この採用難の時代を乗り切るべく、少しでも多くの方々のお悩み解消につながれば幸いです。

「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営しています。
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