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【飲食業界 就業意識レポ―ト】静岡の求職者は、飲食店で働くことをどう思ってるの!?ー前編ー

2017.11.22 / 静岡

ヒトクル事務局

こんにちは、ヒトクル事務局です。

アルバイト・パートの定番として、「アルバイトをしてみたい職種人気ランキング」で上位を占めている飲食店。

でも、内情を聞くと
「募集がなかなか集まらない」
「長期休みや深夜時間帯はシフトが埋まらない」
「入ったのにすぐに辞めてしまう」

といった店長、採用担当者の切実なお声を聞きます。

今回、飲食店の仕事を求職者がどう思っているのかについて、静岡在住の208人に調査をしました。募集・採用・定着・退職にいたるまでのステップで、求職者と企業側にどんなギャップがあるのでしょうか。前編では、【手法~情報収集~面接】について調査した結果をご紹介いたします。

なお、この調査のデータはこちらからダウンロードが可能です。合わせてご活用ください。


調査結果 ダイジェスト【前編】


【手法】
・飲食店の仕事探し、主婦・主夫は「折込チラシ」、学生は「求人アプリ」、フリーターは「知人・友人の紹介」が多い傾向

【情報収集】
・飲食店の募集広告の写真で、惹かれるのは「顔は見えないが、仕事の様子が分かる写真」。主婦・主夫は「複数スタッフの仲良い写真」、学生は「店舗の内観」に惹かれる傾向

・飲食店の募集広告のコピーで、惹かれるのは「週●日、1日●時間から勤務OK」。主婦・主夫は「月収例」、学生は「無理なシフトは組みません」に惹かれる傾向

・その時見ている情報以外に情報収集をする人が、8割以上

・確認しているのは「仕事内容」・「雰囲気」・「通勤の利便性」

・知りたいのに求人情報に載っていないのは「休日・シフト」・「従業員の年齢層・男女比」・「年齢・資格などの条件」

【面接】
・面接での「仕事に関する詳細な説明」・ 「誠実な対応」は働く動機付けにつながる

・面接で聞きづらいのは「急な休み」・「昇給」・ 「詳しい時給」など

ここからは、各設問に対して詳しく解説をしていきましょう。


飲食店の仕事探し、主婦・主夫は「折込チラシ」、学生は「求人アプリ」、フリーターは「知人・友人の紹介」が多い傾向


Q、飲食店のパート・アルバイトの仕事を探した手段について、あてはまるものをすべてお選びください。



1位 フリーペーパー
2位 一般的な求人サイト
3位 知人・友人の紹介

フリーペーパーで探す方が一番多いものの、様々な手法で探している様子が見て取れます。

属性別でみると以下のような特徴が出ています。
【主婦・主夫】
1位 フリーペーパー
2位 折込チラシ
3位 一般的な求人Webサイト

【学生】
1位 一般的な求人Webサイト
2位 フリーペーパー
3位 求人アプリ

【フリーター】
1位 フリーペーパー
2位 知人・友人の紹介
3位 折込チラシ

主婦・主夫は「折込チラシ」、学生は「求人アプリ」、フリーターは「知人・友人の紹介」が他の属性と比較すると多い傾向が出ています。特に学生は、「GoogleやYahooでの検索」「飲食店のHP」「貼り紙」などにも分散しており、多様な手段で仕事を探しているようです。


飲食店の募集広告の写真で、惹かれるのは「顔は見えないが、仕事の様子が分かる写真」


Q、飲食店のパート・アルバイト募集の広告表現について、惹かれると感じる順番を教えてください。
※冊子・HP等に記載されているキャッチコピーについてお考えください。



一番に選んだ方が多かった写真は、
1位 顔は見えないが、仕事の様子が分かる写真


2位 店舗の外観


3位 店舗の内観



【「顔は見えないが、仕事の様子が分かる写真」を選んだ理由】
・顔が見えてるとヤラセ感がある。仕事内容・雰囲気を知りたいから。
・表情を撮影するとどうしても不自然な感じになるが、作業に没頭している姿はとても自然で、その仕事を表していると感じるから
・自分にできそうな仕事内容かどうかの判断ができるから。

意外にも、よく掲載されている「スタッフ複数が仲よく笑っている」といった写真よりも、「仕事の様子」や「お店の雰囲気」がよくわかる写真に惹かれる傾向があるようです。

また属性別では、主婦・主夫は「複数スタッフの仲良い写真」、学生は「店舗の内観」が他の属性よりも高い傾向が出ています。


飲食店の募集広告のコピーで、惹かれるのは「週●日、1日●時間から勤務OK」


Q、飲食店のパート・アルバイト募集の広告表現について、惹かれると感じる順番を教えてください。
※冊子・HP等に記載されているキャッチコピーについてお考えください。



一番に選んだ方が多かったキャッチコピーは、
1位 週●日、1日●時間から勤務OK
2位 シフト例(10時~15時、16時~22時、18時~22時など)
3位 無理なシフトを組むことはありません
4位 未経験から始めた方多数います

【「週●日、1日●時間から勤務OK」を選んだ理由】
・何時間は入れるのか、自分の都合に合っているのかの目安になる。
・週一だけ働けるとか、働きたい時だけ働きたい固定じゃない方ができればいい。
・自分に出来るかが判断できるから。
・シフトが最低どのくらい入れればいいかわからないと困るから。

予想通り、仕事探しで重視する項目として常に上位にランクインしている「勤務時間」についてのコピーが上位となりました。特に、勤務時間については、「最低の勤務日数・時間」について知ることで「無理なシフトで入ることは避けたい」心理が見て取れます。

また属性別では、主婦・主夫は「月収例」、学生は「無理なシフトは組みません」が他の属性よりも高い傾向が出ています。


その時見ている情報以外に情報収集をする人が、8割以上


Q、何か情報を見て飲食店のパート・アルバイトに「応募しようかな」と思った際に、その時に見ている情報以外で情報収集をしますか?
情報収集の方法について、あてはまるものをすべてお選びください。



そのほかの情報収集をする方法は
1位 ホームページ   58%
2位 自分で下見    50%
3位 知人・友人に聞く 36%

ホームページでさらに詳細な情報収集をする人が6割近くいる、という結果となっています。スマホの普及により、インターネットで情報収集することが当たり前になっている時代。複数の情報源で、事前に情報収集をする人が多数を占めています。ますます企業ホームページの重要性が高まっていると言えるでしょう。

一方、インターネットのみの情報だけではなく、リアルに実店舗に「自分で下見」に行く派も半数います。インターネットで加工された情報ではなく、自分の目で見て判断したいと思う求職者も多いということでしょう。


確認しているのは「仕事内容」・「通勤の利便性」・「雰囲気」


Q、その時に見ている情報以外で情報収集をする方にお伺いします。
情報収集をする際、どんなことを確認していますか?あてはまるものをすべてお選びください。



確認しているのは
1位 仕事内容        12.3%
2位 自宅からの通勤の利便性 12.1%
3位 店・勤務場所の雰囲気  11.6%


「仕事内容」「自宅からの通勤の利便性」「店・勤務場所の雰囲気」がほぼ同数でランクイン。求人広告に掲載している内容だけでは、十分と思わずさらにほかの情報源にて情報収集をしています。こういった情報を企業ホームページなどに盛り込むことで、応募を後押しできる可能性があります。

続いて上位に上がったのが「店・勤務場所のサービス・接客」「上司・店長の雰囲気」です。そのお店のサービスや接客、店長の雰囲気で、自分がその職場で働くイメージができるかどうか、を判断しているのかもしれません。


知りたいのに求人情報に載っていない情報は「休日・シフト」・「従業員の年齢層、男女比」・「年齢・資格などの条件」


Q、求人情報などに、本当は知りたいのに載っていない情報はありますか?ある方は、知りたい情報について具体的に教えてください。



1位 休日・シフトに関すること
2位 従業員の年齢層・男女比
3位 条件(資格・年齢)に関すること

「どれくらい自分の都合でシフトを決められるのか?」といった休日・シフトに関することを、より詳しく知りたいという結果が出ました。

続いて「従業員の年齢層・男女比」「資格・年齢」もランクイン。自分が働いたときに周囲から浮かないか、同じような立場で働いている人がいるのかどうか、を気にしている傾向が見て取れます。


面接での「仕事に関する詳細な説明」・「誠実な対応」は働く動機付けにつながる


Q、パート・アルバイトの面接を受けている際に、応募先からどのような対応を受けると「そこで働きたい」という気持ちが強くなりますか。あてはまるものをすべてお選びください。



1位 仕事に関する説明を十分にしてくれる
2位 こちらの質問に誠実に対応してくれる
3位 自分の話を聞いてくれる
4位 会社の悪いところもきちんと話してくれる
5位 職場を案内してくれる

主に応募先の態度が、働く動機付けに繋がっているようです。求職者の目線にたった誠実な対応を心がけましょう。


面接で聞きづらいのは「急な休み」・「昇給や有給」・「給与」など



Q、パート・アルバイトの面接を受けている際に、聞きたいけど聞きづらいことはありますか?



1位 休日について
2位 昇給や有給などの待遇について
3位 給与について


【フリーコメント】
・ 急な欠勤の場合の対応方法、連絡手段
・ 子供の緊急時の対応について
・ 月にいくらくらい稼げるか、ワンオペはあるか?
・ 有給休暇や昇級など、バイトにも権利が与えられるのか。
・ 今までどんなトラブルがあったか。離職率は悪くないか。
・ 職場の雰囲気。とくに人間関係など。
・ 急な欠勤の場合の対応方法、連絡手段。
・ 残業があるかないか。


「休みの取りやすさ」や「急な休みを取った場合の対応方法」についてのコメントが目立ちました。子供のいる主婦は、子供の発熱や学校行事・長期休みの際に、シフトの融通が利くかどうかが特に気になるようです。応募者の属性に応じて、聞きづらいことは雇用主側から話をすることで、より応募に対するモチベーションが上がるかもしれません。

また日本人らしく、給与について聞くのをためらう方も多いようです。詳しい「昇給の条件」や「何分単位で時給を支払うのか」など、実際に働く上で気になるところまで面接で詳しく説明すると、求職者の不安を払拭できるでしょう。

上記のことは、前問の「応募先からどのような対応を受けると「そこで働きたい」という気持ちが強くなりますか。」という設問と深く関係しています。

もし不利な条件だったとしても、「誠実な対応」で「会社の悪いところもきちんと話してくれる」ことがその後のモチベーションにつながるのではないでしょうか。


いかがでしたでしょうか。今回、静岡在住の求職者に飲食店の仕事について聞きました。
求人広告の表現方法や、情報収集で見ているポイント、面接時の対応などから現在の求職者の志向が浮き彫りになっているのではないでしょうか。

自社の課題と照らし合わせて、何らかのヒントにしていただければ幸いです。

次回の後編では「定着~モチベーション~退職理由」などについての調査についてレポートいたします。

筆者プロフィール

ヒトクル事務局
東海地域の店長・人事担当のみなさまのお役に立てるよう、日々様々な情報を収集・配信しているサイトです。地域のトレンド情報やノウハウ、採用成功事例や各種データなど、配信コンテンツは多岐に渡ります。また、セミナーも定期的に実施しています。この採用難の時代を乗り切るべく、少しでも多くの方々のお悩み解消につながれば幸いです。

「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営しています。

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