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【飲食業界 就業意識レポート】愛知の主婦と中高年は、飲食店で働くことをどう思ってるの!?ー後編ー

求職者の本音

2017.11.29 / 名古屋

ヒトクル事務局

こんにちは、ヒトクル事務局です。

アルバイト・パートの定番として、「アルバイトをしたい職種人気ランキング」で上位を占めている飲食店。

でも、内情を聞くと
「募集がなかなか集まらない」
「長期休みや深夜時間帯はシフトが埋まらない」
「入ったのにすぐに辞めてしまう」

といった店長、採用担当者の切実なお声を聞きます。

今回、飲食店の仕事を求職者がどう思っているのかについて、愛知在住の主婦と中高年208人に調査をしました。募集・採用・定着・退職にいたるまでのステップで、求職者と企業側にどんなギャップがあるのでしょうか。

前編では、【情報収集~面接】について調査した結果をご紹介いたしました。今回後編では、「定着~モチベーション~退職理由」などについての調査についてご紹介いたします。

なお、この調査のデータはこちらからダウンロードが可能です。合わせてご活用ください。※前編・後編とも、共通のダウンロードデータです。

調査結果 ダイジェスト


【定着、モチベーション】
・飲食店での仕事を続けているのは「勤務時間が融通がきく」「仕事が楽しい」から
・嬉しかったエピソードは「仕事でほめられたとき」

【退職理由】
・退職理由は「環境変化」「よい条件の仕事に替わる」「人間関係」

【阻害要因】
・飲食店で働かない理由は、「土日、繁忙期に休めない」「体力的にきつい」

ここからは、各設問に対して詳しく解説をしていきましょう。


飲食店での仕事を続けているのは「勤務時間が融通がきく」「仕事が楽しい」から


Q、現在、飲食店でパート・アルバイトとして働いている方にお伺いします。飲食店でパート・アルバイトの仕事を続けている理由を教えてください。



1位 勤務時間などが融通がきくから
2位 仕事が楽しいから
3位 積極的に転職する理由がないから

【フリーコメント】
・ 午前中だけの仕事だから。学校の行事などにも柔軟に対応して休ませてくれるから。
・ シフトが希望と合っている。特に、夏休みなど学校の長期休暇の出勤が極端に少なくなっても大丈夫な点。
・ とても忙しくて疲れる時が多々あるが一緒に仕事をしている仲間がいいし人間関係が良好なのでこれからも続けたいと思う。
・ 今の職場は一緒に働く人達の環境が良い為長く働けていると思います。
・ 接客業が好きだから。まかないも美味しい。
・ 歳を取ってからの転職は厳しいものがあり、他に行きたいとは思わない。
・ 飲食だから例えレジでも責任を感じやり甲斐があるし、人のためにご飯を作るのも楽しいから。

ここでも飲食店ならではの「短時間」で「勤務日数もシフトで選べる」ということを魅力に感じて続けている方が多い結果となりました。特筆すべきは2位「仕事が楽しいから」です。条件面だけでなく、接客が好きでお客様の笑顔にやりがいを感じる、という方が長く続けられるようです。

採用活動はもちろんですが、長く働いているスタッフが「お店のどこに魅力を感じているのか?」そこをヒアリングして、スタッフ同士が共有することで「仕事の楽しさ」の新たな発見につながるかもしれません。


嬉しかったエピソードは「仕事でほめられたとき」


Q、飲食店でパート・アルバイトとして働いていて、店長や周りの同僚から言われて嬉しかった言葉やエピソードはありますか?ある方は、その内容を具体的に教えてください。

 ・ ほとんど他人が見てないところでの裏方の仕事に対して、評価をしてくれて表彰されたこと。
 ・ 社長から上に立つ仕事をしてほしいと言われたこと。
 ・ 仕事の覚え、作業が早いと認められたこと。
 ・ マニュアル通りでなく、そのお客さんにあった応対をして誉められたこと。
 ・ 覚えが早くて素晴らしい!と褒められ、いくつになっても褒められるって、嬉しいものなんだな。と実感しました。
 ・ お客様から接客対応を褒められた事を店長から聞いた時。

「仕事でほめられたとき」に嬉しいと感じた、というエピソードが多く見られました。特に「自分」個人の仕事を上司が見ていてくれ、それに対して評価してくれたときに嬉しいと感じているようです。

最近では、「ほめる」ことの効用を感じ、スタッフ同士でお互いの仕事を認め合いをする仕組みを導入する企業も増えてきました。お互いの仕事を自然と認め合い、それを言葉にして伝える風土ができてば、長く働くモチベーションにつながるのではないでしょうか。


退職理由は「環境変化」「よい条件の仕事に替わる」「人間関係」


Q、飲食店のパート・アルバイトを退職した理由について、あてはまるものをすべてお選びください。



1位 私生活の状況が変わったから(転居・進学など)
2位 もっとよい条件の仕事が見つかったから
3位 働いている人になじめないから
4位 店長や社員の人の雰囲気が悪いから

【フリーコメント】
 ・ 残業をつけるとイヤな感じな対応される 
 ・ 将来的に長く続けられる仕事をさがしたかった。
 ・ 人間関係や他の人との待遇の違いなど。
 ・ 家の事情で以前より時間を短くしたり、出勤日数が減ってしまい居づらくなった。
 ・ 最初はよかったが、どんどんシフトの融通がきかなくなった。
 ・ お客さんがいる前でミスをオーナーから大きな声で叱られたこと。
   出勤時間よりかなり前にきて、オープン準備必死でやってることを認めてもらえない。感謝の言葉も何もなく当たり前のように接されたこと。
 ・ 大学を卒業して就職をするために退職しました。
 ・ 一番の理由は子供が成長し、もう少し働けるようになったので。
 ・ 店長自身が、遅刻ばかり。やる気のない人の下では働く気がしない。

引越や就職、進学等などの私生活の状況が変わり、退職せざる得なかった方が一番多い結果となりました。

2位は「もっとよい条件の仕事が見つかったから」。他の調査でも明らかなように、現在就業中でも常に「ほかにも良い仕事がないか」と探している方が多いです。不満のある職場で我慢するよりも、他にもたくさんある仕事でよりよい条件の仕事を見つけたい、という志向が見て取れます。

3位、4位にランクインしたのは、人間関係に関するものです。前問の「嬉しかったエピソード」と真逆の環境がそこにはあるように思えます。店長がスタッフの仕事を見ていない、感謝の言葉がない、といったコミュニケーションの欠如が退職の引き金になっています。


飲食店で働かない理由は、「土日、繁忙期に休めない」「体力的にきつい」


最後に、飲食店で就業経験がなく、今後も就業意向がない方に「飲食店でパート・アルバイトとして働いたことがない(今後も働くつもりはない)理由」について伺いました。この質問によって、飲食店で働かない理由が分かり、それを取り除くことができれば、求職者の母数を増やすことが可能になります。

Q、飲食店で就業経験がなく、今後も就業意向がない方にお伺いします。飲食店でパート・アルバイトとして働いたことがない(今後も働くつもりはない)理由について、あてはまるものすべてお選びください。



1位 土日の出勤が多そう
2位 繁忙期に休めなさそう
3位 体力的にきつそう
4位 忙しそう

やはり飲食店ならではの「土日出勤」「繁忙期の出勤」そして「体力的にきつい」が上位にランクインしました。

この阻害要因を取り除くためには、例えば、アルバイト・パートでも「土日の出勤がない」コースを設け、時給を少し低く設定したり、逆に土日と繁忙期は時給を上乗せするなどの施策が必要になります。

また、「体力的にきつそう」「忙しそう」は、例えば、店内の動線を改善したり、シフトを細かく分ける、IT化を図るなどをすることで改善できることがあるかもしれません。高齢化が進む労働市場で、中高年でも働ける環境づくりは、今後避けて通れない課題といえます。今から少しずつ取り入れていくことが必要ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。今回、愛知在住の主婦と中高年に飲食店の仕事について聞きました。
求人広告の表現方法や、情報収集で見ているポイント、面接時の対応、続けている理由、退職理由などから現在の求職者の志向が浮き彫りになっているのではないでしょうか。

自社の課題と照らし合わせて、何らかのヒントにしていただければ幸いです。

筆者プロフィール

ヒトクル事務局
東海地域の店長・人事担当のみなさまのお役に立てるよう、日々様々な情報を収集・配信しているサイトです。地域のトレンド情報やノウハウ、採用成功事例や各種データなど、配信コンテンツは多岐に渡ります。また、月に1回程度のペースで、セミナーを実施しています。この採用難の時代を乗り切るべく、少しでも多くの方々のお悩み解消につながれば幸いです。

「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営しています。
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