2018年、「トイレ」に徹底的にこだわる

2018.01.19 / 名古屋

岩本 留里子

ビジネスフードアドバイザー

こんにちは、ビジネスフードアドバイザーの岩本留里子です。

何年か前にトイレには神様が宿っているというような歌が流行りましたね。飲食店のトイレには、お店が繁盛にする神様が宿っているのではないでしょうか?私の経験上ですが、トイレがきれいなお店・管理が行き届いているお店は、繁盛しているお店が多いです。

今月は「クレンリネス」、特に清掃の基本ともいえる「トイレを快適に保つこと」についてご紹介したいと思います。今更と思うかもしれませんが、飲食店の基本中の基本です。ぜひ、自社のお店のトイレが快適なのかどうか、今一度チェックしてみましょう。

前回のクレンリネスについての記事はこちら


トイレの重要性を理解していますか?


トイレは、飲食店において一息入れることができる場所です。また、女性にとってはお化粧を直したりする、リセットする場所です。そこが汚かったらどうでしょうか?早く出たいと考えてしまいますよね。

トイレは、まず清潔感が一番大事です。汚れていないか?水垢がないか?埃はないか?隅々までチェックしましょう。

次に大事なのは、快適であるかどうかです。
男性はトイレは広いとことが快適であるかもしれません。しかし、女性は少し違います。

まず、荷物を置く棚やフックお化粧直しをするのでポーチなど置くところがないと不便を感じてしまいます。それにプラスしてアメニティとして脂取り紙・歯間ブラシ・綿棒などは基本です。さらにいうならばマウスウォッシュなど設置してくれるお店もあります。

たまにサニタリーボックスがないお店がありますが、女性としてはそのままゴミ箱には抵抗があります。また、サニタリー用品が置いてあると助かったという話も聞きます。(設置しないでPOPで必要な方は女性スタッフまでと張ってあるお店もあります。)

実は、私が重要視しているのはトイレットペーパーの質です。客単価に合わせたトイレットペーパーを設置しましょう。この質によってお店のランクがわかります。


トイレの清掃の仕方


清掃用具はお客様が見えない場所に設置するとよいでしょう。いつでも清潔なトイレを保つには、チェックリストを活用します。チェックリストはトイレ内に掲示しましょう。





トイレの清掃のタイミングですが1時間に1回が理想です。また、アルバイトさんの入店時・休憩後などにチェックしてもらうこともいいでしょう。ただし、ピークタイムにチェックすることができないのでタイマーなど使って1時間たったら音が鳴るようにすると、トイレのチェック忘れを防ぐことができます。

また最近ではタッチパネルのお店も増え、その中に「トイレ清掃して」というキーがあるお店もあります。


トイレの活用方法


トイレを清潔、快適に保つことができると、そこはお店にとって有効に活用できる場所になります。

トイレは、お客さまが気を許している場所です。そこで、お店の宣伝や求人広告などに使うと良いです。最近では「店長のひとり言」のように思いを伝えるお店があったり、アンケートやノートが置いてありご意見を聞く場所になっていたりもします。

自分の体験談になりますが、上手にトイレを活用しているお店をご紹介いたします。

そこのお店では、トイレにアンケートが置いてありました。スマイルの丸い形をしたカードに「よかったことを書いてください」とあります。実は、アンケートはつい悪いことを探しがちです。そうするとお客様も悪いことを思い出し、気分も悪くなります。

トイレで良かったことを思い出し記入していただくと、お客様も楽しい気分で席に戻ることができます。

いかがでしょうか。今回は、「トイレを快適に保つ方法および活用方法」についてご紹介いたしました。2018年は、徹底的にトイレにこだわってみる、というのも良いかもしれませんね。

筆者プロフィール

岩本 留里子
長崎県出身。静岡の短大を卒業
大手ファストフード企業に7年間勤務、店長・スーパーバイザー、サービスマネージャーを経験。その後、飲食業界で、業態開発、人材育成・接客指導、商品開発などフィールドを広げる。
飲食業界での現場の経験は15年間に及ぶ。現在は飲食分野を得意とした経営コンサルタント・接客研修・店長教育・メニューアドバイザーとして活躍するほか、幼児・小学生を対象にした食育レッスン「しょく感教室」を開催。
経営専門誌の「飲食店経営」「食品商業」などに執筆。
趣味は、車が大好きで旅行に行くとそこで食べ歩きする事を楽しんでいます

岩本 留里子 公式HP:http://www.iwamoto-ruriko.com/

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