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外国人の銀行口座開設の流れ【外国人労働者採用】

専門家コラム

2018.03.09 / 名古屋

波田野倫子

株式会社asegonia General Manager

こんにちは、株式会社asegoniaの波田野です。
弊社asegoniaはアジアでベトナム人材に特化した、採用コンサルティング事業を主力事業としております。

従業員を雇用した際、必要なものに給与振込用の銀行口座があります。
今回は、外国人の銀行口座開設について、簡単に注意事項をお伝えしようと思います。


外国人の銀行口座開設の条件


日本国内で外国人が銀行口座を開設するにはいくつか制限があります。

1.短期滞在(90日以内)の場合、日本で銀行口座開設はできない。
2.長期滞在ビザ(90日以上)を持っていても、日本での滞在期間が6ヶ月未満の場合、銀行口座開設はできない。

しかし、2に当てはまっていても、実際には、きちんと就労し収入があることを企業から証明できれば開設できる場合もあり、ゆうちょ銀行は日本での滞在期間が6ヶ月未満であっても、口座を開設することができます。(送金は6ヶ月以上経過後に改めて手続きが必要。給与振込はすぐに可能。)


開設に必要なもの



どの金融機関でも口座開設に最低限必要なものは以下となります。

・顔写真付き本人確認書類・・・在留カード、特別永住者証明書、パスポート、運転免許証など顔写真と現住所地が記載されている身分証明書。
・印鑑・・・サインでも可能な場合がありますが、用意しておくと安心です。
・連絡可能な電話番号・・・携帯電話番号でも可。

いざ採用したものの給与振込ができない、ということにならないよう、きちんと従業員に確認をとり、未開設の場合はサポートできるようにしておきましょう。


外国人の送金



ここからは、弊社で関わりが深いベトナム人の事例をお伝えします。

銀行口座を開設できたとして、ほとんどのベトナム人は日本に貯蓄せず、祖国ベトナムに送金します。問題なのはその送り方です。

通常、メガバンクの海外送金を使うと手数料で1万弱がかかります。せっかく稼いだ金銭を1万弱の手数料かけて送ることは不毛ですよね。となると、残念ながら、出て来るのが地下銀行です。

私の知る限り、最安値は高田馬場にある、地下銀行で10万円をベトナムに送ると、500円程度です。ちなみに当時の調査によると、チリ人が経営していました。
ここがシェアナンバーワンと聞くと、なんとも複雑な気持ちになります。

仕組みはシンプルで、予約して10万円を持っていき、同時刻にベトナムで受け取りの人間も窓口に行きます。日本で手数料とともに10万円を渡したことを確認すると、ベトナムで手数料を差し引いて渡すという流れです。手数料は両取りでした。

これら地下銀行が捕まることも多々あります。

しかし多くの学生は、合法的に送る手段や、信頼できる友人に預けているのも事実であり、今後、日本の銀行各社も手数料の引き下げや、利便性の追求をすべきとも思います。

とにもかくにも、今回の金融、送金にのみならず、各方面で日本の国際化への対応は急務と思われる日々です。

弊社では、このような採用後のアドバイスも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

筆者プロフィール

波田野倫子
立教大学卒業。2012年に東京海上日動火災保険株式会社に入社。異業種の中でお客様対応やリスク管理を学び、2016年より株式会社asegonia、以降「ベトナム人の笑顔のために」をモットーに、営業を中心に担当。
ただ商品を展開するだけではなく、イベントやセミナー、勉強会の運営も行なっているため、企業様のニーズに応じて多方面からのサポートが可能。都内はもちろん、地方での外国人採用に関するノウハウも豊富にご案内。

株式会社asegonia(株式会社ツナグ・ソリューションズ【マザーズ:6551】100%子会社)
http://asegonia.com/

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