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人に困らない「ダサかっこいい社長」とは?

専門家コラム

2018.05.09 / 名古屋

三ッ口 洋一

Team N+1 代表

モテる・カッコいい社長になろう編・最終回


中小企業の社外広報部を目指すTeam N+1の三ッ口です。
毎回、企業のブランディングと広報、採用をテーマにコラムを書かせていただいています。とりわけ中小企業は社長そのものが企業ブランドであることから、「カッコいい・モテる=魅力的」な社長は人に困らない、ということを、くどいくらいお伝えしてきました。

モテ社長になろう
http://hitokuru.atimes.co.jp/post_detail?id=463
モテたい経営者は、子どもに学べ
http://hitokuru.atimes.co.jp/post_detail?id=491

こうすべきという「べき論」ではなく、こんな考え方や見方は素敵だという例や、それを実践している方々の紹介や、私からのご提案でした。何か一つでも参考になりましたら嬉しいです。

今回はその最終回。次回からは、より実務的な内容をお伝えする予定です。そちらもご期待下さい。


『カッコいい』を再定義する


価値観はどんどん多様化しています。どれが良いか、どっちが正しいか、あるいは『◯◯とは◎◎である』と言い切るのが難しくなりました。となれば様々な見方・価値観があるなかで、自分にいちばんしっくり来るものを作り上げたり、選ぶしかありません。

『カッコいい』と言っても、人によってイメージは異なるでしょう。それでも敢えて定義します。私の定義ですから、もちろんそれをどう受け止めるかはみなさんの自由ですよ。


カッコいい人は自分を生きている



カッコいい人は、自分を生きています。自分の心で感じ、自分の頭で考え、自分で選択し、自分の行ったことに対して自分で責任を負います。『そんなの当たり前じゃないか』という声が聞こえてきそうです。本当にそうでしょうか?

誰かから見聞きしたことを鵜呑みにし、誰かの顔色を気にして本心とは裏腹なことを言い、誰かに言われたことに何も考えずに従い、上手く行かなかったときは、その誰かに悪態をつく。

周りに思い当たる人はいませんか?そういう生き方は「他人を生きている」のではないでしょうか?カッコいいですか?もちろん、その生き方をご自身が自信と誇りを持って能動的に選択しているというなら話は別です。

自分を生きている人は、自分なりのしっかりとした軸を持っています。価値観、ポリシー、美学、信条、行動規範、マイルール、いろいろ言い方はありますが、その人の生い立ちや、交友関係、キャリアなど、公私にわたるあらゆる経験に影響されながら培われたものです。

情報を得たり、課題が発生したときに、『私ならどうするか』という拠りどころです。軸がブレなければ、言動は一貫しますし、迷わないから、判断も早いでしょう。

仕事ができる人は『今、私はどこにいて何ができて何ができないか』という現状認識と『どこへ行きたいのか』という目的意識がクリアなので、判断がスピーディで修正するときも的確なのではないでしょうか。


カッコいい人は目が輝いている


カッコいい人は目が輝いています。今していることを楽しんでいたり、次にやろうとしていることにワクワク・ドキドキしています。年齢や性別を問わず、少年のような、幼子のような瞳は魅力的です。心からやりたいと思えることに没頭しているときは、他者から見ると大変そうに見えることも全く苦になりません。

「今度こんなことを始めようと思うんだ」「私こんな事考えているのよ」と熱を込めて語る彼らの目は輝いています。逆に、どんな美女もイケメンも目が死んでいたらただのお人形さんです。美しいかもしれませんが、私は魅力を感じません。


カッコいい人は性善説


誰の話にも耳を傾けます。耳障りの良い話もそうでない話も区別しません。顧客はもちろん、取引先も従業員も信じていますし、常に心から感謝しています。

いつも感謝しているかどうかは、あいさつや態度に出ます。そういう会社の従業員さんは、集金員さんや宅配便の運転手さんにもお茶や頂き物のお菓子を出したりします。社長が常日頃、あらゆる人に目配り・気配りをして、いつも「ご苦労さま」「ありがとう」と口にしているからですね。業者さんはそんなことをされたら、嬉しくてファンになりますよね。

どこかで商品を買ってくれたり、口コミですすめてくれたりします。集金さんを待たせたり、出入りの業者さんや飛び込みの営業マンを無視したり、横柄な態度をとるような会社との差は大きいと思いませんか?彼らもプライベートであなたの商品やサービスのユーザであるかもしれないんですよ。


カッコいい人はダサい



『え?』と思われるかもしれません。

テレビで紹介されたり、ドラマや小説のモデルになるような社長さんは確かにカッコいいです。でも誰もがスーパーヒーローやカリスマになれるわけではありませんし、モデルのようなファッションセンスや美しさも必要もありません。

一所懸命なんだけど、どこか間が抜けていたり、大抵のことはしっかりしているのに意外なところがだらしなかったり、悔し涙を流したり、時に泣き言をもらしたり、プライベートでは自分以外には価値のないマニアックな趣味に没頭したり・・・

なんだか情けないお父さんみたいですね。スキのない強い人も魅力的ですが、弱みを見せられる人のほうがかえって人間味があると思いませんか?

「あれ?この人こんな一面あるんだ」というギャップ萌えにキュンとするのは、恋愛ドラマの定番ではありませんか?どこか情けないところがあるくらいの人の方がチャーミングです。見ためとか、人からは、ダサく見えてもいい、自分を楽しめる人がダサかっこいいです。


カッコつけるとカッコ悪い


従業員の前で誰より立派であろうとしたり、完璧を目指したり、あるいは取引先にナメられないようにと実力以上にカッコつけたり、見栄を張ったり、無理をして背伸びしたり・・・ミエミエです。

隠しても周囲はみんな気づいています。カッコ悪いです。結局、頑張らず、無理のない自然体で、いかに自分らしくあるかということのようです。

「じゃあ自分らしくってどういうことなんだよ!」と思われた方は、目をつぶって幼少期の自分に会いに行って下さい。

『お前はどうしたいんだ?』ヒントや答えはそこにあります。

カッコいい人、魅力的な人はどこか子供のような無邪気さを持っていると思いませんか?魅力的な人は人を惹きつけます。まずは身近な人たちに感謝をすることから始めて下さい。きっとあなたのファンや応援者になってくれますよ。

逆に家族や従業員を大事にできない人が赤の他人を幸せにできるはずがありません。そんな会社はいま利益がどれだけ出ていようとも社会に必要ないので、いずれ消えることになるでしょう。

人からはダサく見えるあなたも、ただのお人好しではなく、きっと心優しい人なのでしょう。だからダサかっこいい社長になれる資格があります。

ご自分の気持ちを大事にして、感謝の言葉で幸せのおすそ分けができるようになりたいものです。そうすれば人は自然に集まってきます。

筆者プロフィール

三ッ口 洋一
1961年名古屋市生まれ。プロトコーポレーションと中部経済新聞社で、雑誌編集、経済部記者、ビジネスセミナー開催、広告営業、フェイスブックページ運営などを手がける。約30年間のメディア業界で得たノウハウと2万人を超える人脈とで「中小企業のための社外広報部」というニーズに応えるべく2014年独立。2016年には名古屋女子広報チームNPR48B(Nagoya Public Relations 48 for Business)発足。中小企業庁未来企業サポート「ミラサポ」登録専門家。メルマガ「不定期ビジネスニュース」管理人。起業家支援イベント「N-1グランプリ」実行委員。
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