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中小企業における新卒採用の今に迫る。「1対1のコミュニケーション」の時代へ。

2018.10.16 / 名古屋

ヒトクル事務局

こんにちは、ヒトクル事務局です。

経団連会長による「就活ルールの見直し」についてのコメントがニュースでも話題となっています。有効求人倍率がかつてないほど高く人材確保が困難になっている今、新卒採用市場では、いったい何が起こっているのでしょうか。
また、中小企業で新卒採用を成功させるために、企業に求められているものは何でしょうか。

中堅・中小企業に特化した新卒採用サイト「ツノル」を運営している株式会社フリーシェアードジャパンの取締役大塚真澄さんにお話を伺いました。



採用できる企業、採用できない企業の2極化が進む


新卒採用市場の現状は?
企業の新卒採用意欲は高く、求人件数は2015年以降増加の一途を続けています。一方、大学卒業数はほぼ横ばい。リクルートワークス研究所の大卒の求人倍率調査によると、新卒の求人倍率は2019年卒で1.88倍といわゆる「売り手市場」が続いています。


そのため、より優秀な学生を自社に取りこもうと、早期に学生と接触し囲い込む企業や自社理解を深める採用手法を取り入れる企業が増え、結果的に「採用できる企業」「採用できない企業」の2極化が拡大している状況です。


より安定志向、かつ受け身な姿勢


イマドキの学生の志向は?


学生は、以前よりもさらに安定志向が強くなっていると感じます。ひと昔前のガツガツと働いて出世しよう、という野心的な学生は少なく「安心・安定」を求めており、福利厚生や残業の有無などを気にする傾向が強いです。それが=(イコール)大手企業、と安易に考える学生も多いのが実態です。

一方、一定の割合で大手にこだわらず、自分のペースで仕事ができることや、会社の社風や雰囲気で自分なりの基準をもって、就職活動をする学生もいます。

また、ある調査では、合同企業説明会の平均訪問者数が年々下がっているという傾向が出ています。
以前であれば、合同説明会でたくさんの会社を回り、いろんな会社を見てくることが普通でしたが、今では「知らない会社は訪問しない」というように変わってきているのではないかと考えられます。

つまり、イマドキの若者の傾向として、自ら積極的に動くというよりも、「企業から声をかけてもらったから」「先輩社員が仲良くしてくれたから」といった受け身で活動する姿勢も見て取れるのです。

これは良い、悪いという話ではありません。現実としてそういう若者の傾向がある、ということを受け止め、企業側も学生に寄り添った対応をすることが採用成功への近道となるでしょう。

もし就活ルールが撤廃されたら、中小企業にどのような影響があるでしょうか?
学生の大手思考が強いことから、中小企業はどうしても大手企業の採用活動がある程度終わってから内定を出すケースが多いです。

そんななか、今回懸案となっている就活ルールの撤廃がされたら、大手企業の「青田買い」を助長させることになりかねません。より優秀な学生を、今よりももっと早い時期から接点を持ち囲い込むことになるでしょう。
そうなったら、中小企業は今までのような採用活動では厳しくなることが予想されます。


より1対1のコミュニケーションの工夫が肝


これからの中小企業の新卒採用に必要なことは?


まずは、ターゲットをしっかりと見極めることが大事です。自社の新卒社員に何を求めるか、どんな人材に来てほしいのか。待遇や条件と比較して、自社にあったターゲット学生を絞り込むことが大事です。

そのうえで、どの媒体が自社のターゲット学生に一番リーチするのかを見極めます。ここで外せないのがWeb上での情報公開です。学生の7割はスマホで就職活動をしているというデータもあります。新卒サイトだけではなく、SNSや自社HP内での告知など、Webの採用手法を複数組み合わせるとより効果的です。

ただし媒体頼みの「待ち」の姿勢では、学生は来ません。先ほどお伝えしたとおり、今の学生は基本的にガツガツと自分から動くことを好みません。
それゆえ、企業側から積極的にアプローチをし、個別で親身になってコミュニケ―ションを取ることが有効です。

具体的な手法として、良くお伝えしていることが二つあります。

一つ目は、自社の若手社員と多く接触させることです。多くの学生は、まだ会社がどんなものなのかをぼんやりとしか把握していません。社員と多く接触することで、「●●さんがいる会社」と実像と結びついてくるのです。
成功している会社は、若手社員を上手に活用して、積極的に学生とコミュニケーションをとっています。

二つ目は、仕事の実務体験の機会を設けることです。多くの学生は、会社で自分がどんなことをするのかという不安を持っています。そこで、実際の体験をして自分が働くイメージを持ってもらうのです。

上記のことを「座談会」「食事会」「お仕事体験会」として気軽に訪問できるようにセッティングしていくと有効です。



上記のことを実現するには、非常に手間も時間もかかります。大手企業に比べ、採用部署にコストや人員が割けない中小企業は難しい局面もあるでしょう。

ただし、うわべだけのコミュニケーションで採用した学生は、入社してからギャップを感じ早期離職となるケースも多く見ています。

言うまでもなく入社させることがゴールではありません。しっかりとコミュニケーションをとり双方が理解を深める採用活動をすることが、結果的に自社に長く貢献してくれる人材を採用ができるのではないでしょうか。

(取材日:2018年10月4日)
いかがでしたでしょうか。
これからの新卒採用市場をテーマに株式会社フリーシェアードジャパンの取締役大塚真澄氏にお話しを伺いました。
株式会社フリーシェアードジャパンでは、多くの中小企業における新卒採用の成功事例があります。学生が興味をもってもらえるようなPR方法などについて知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

取材協力
株式会社フリーシェアードジャパン
東京都千代田区神田富山町5-1 神田ビジネスキューブ 7F
HP/http://fsj.atimes.co.jp/


●新卒学生向け 中堅・中小企業企業サイト「ツノル」●
https://job.tsunoru.jp/


ツノルは、中堅・中小企業に特化したサイトです。
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筆者プロフィール

ヒトクル事務局
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「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営しています。

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