これから導入する企業必見!無料&有料のWeb面接システム15選!必要な準備とは?

これから導入する企業必見!無料&有料のWeb面接システム15選!必要な準備とは?
目次

新型コロナウィルス感染拡大の影響が長期化の様相を見せていく中で、Webで面接を検討される企業様が増えております。とはいっても、今までWeb面接やWeb面談をしたことがない企業様は、導入するのにあたって不安を感じる方も多いようです。

そこで、本記事では、Web面接のメリット・デメリットや必要な準備や、無料・有料のWeb面接システムについてご紹介いたします。ぜひ、今後の採用活動の参考にしていただければと思います。


Web面接のメリット


Web面接システムとは、パソコンやスマホを利用してWeb上で応募者との面接・面談を行うシステムのことです。

求職者は、面接のための移動時間や交通費を気にせずに応募ができますし、採用担当者も面接会場や地方などに行く手間を省けます。特に新型コロナウィルス感染防止のために、双方が移動しなくてすむというのは大きなメリットです。

上記のことから、より広い範囲から応募者を集めることができ、よい人材の採用につなげることにつながります


Web面接のデメリット

Web面接のデメリットとして、考えられることは二つあります。

1、表情や雰囲気が分かりにくい

実際に会っての面接でなくディスプレイ上での対面となるため、表情や雰囲気が伝わりにくいということです。応募者の全身や細部の表情は対面と同じというわけにはいきません。

今後導入していく中で、Web面接のみで採用可否を決めて問題ないのか、もしくは一次面接とするのかといった、個々の企業での判断が必要となるでしょう。


2.通信トラブルの可能性

デメリットとして考えられる二つ目は、通信トラブルです。企業側、応募者側の双方においてネットの環境がよくないと、途中で音声や画像がストップしたりといったトラブルが起きます。なるべくそういったことが起きないように、容量を使わないツールを選定することも必要です。

また、上記のようなトラブルが起きたときに、どのように対応するかあらかじめ社内で決めておくとよいでしょう。


必要な準備は?


①Web面接ツールを選定する

Web面接ツールを導入するにあたっての選定ポイントは以下となります。

・費用
・画質・音声の品質
・使いやすさ(画面のUIや操作性)
・アカウントやアプリのインストールが必要か
・導入までの時間
・機能(チャット機能、画面共有、録画など。)


※有料の場合は、さらに面接日程調整機能や、選考管理、求人広告管理、採用管理システムとしての機能がついているサービスがあります。


②必要に応じて、カメラやイヤホンなど備品を準備する

Webカメラがないパソコンの場合は、カメラを別途準備する必要があります。また、外部の音声を極力拾わないためにイヤホンを準備するとよいでしょう。


③応募者へ「Web面接」について説明する

求人原稿内に「Web面接も可能」などの表記をし、応募者へもWeb面接についての説明が必要です。応募者がスムーズに面接に入れるように、口頭での説明の後にメールで手順の説明を送るとよいでしょう。万が一、通信トラブルなどで接続できない場合に備えて、通常の面接と同じように「当日連絡できる電話番号」「メールアドレス」は必ず確認しておきましょう。

例:Web面接の手順説明
Web面接ですが、当日の開始5分前にパソコンもしくはスマホにて「●●●●●●●●」のURLをクリックしてください。
なるべく個室で通信環境がよいところで面接いただけるとスムーズです。


④通信環境やシステム環境の事前チェック

応募者に不安を与えないためにも、初めて利用する場合は社内で試していただくことをオススメします。実際に面接を行う場所で試すことで音声や画像の質を確認しておくとよいでしょう。


⑤当日は、5分前に接続。服装やマナーにも注意。

当日は、通信トラブルなどがあることを想定して5分前に接続しましょう。応募者を不安にさせないためにも、企業側は早めにスタンバイしておくことをオススメします。また、Web面接や在宅だからといって、あまりラフな格好は好ましくありません。背景に移りこむことを想定して、周りの環境も整えておくとよいでしょう。


無料で使える面接システム8選

Whereby(旧appear.in)(フェアバイ)

Whereby(旧appear.in)はノルウェーのWeb会議システムです。Web面接システムとしても利用が可能で、作成したURLを相手に送り、相手がそのURLをクリックすればビデオ通話が始まります。
海外のサービスのため英語表記とはなりますが、基本的な操作は非常に簡単です。手軽に導入するのには非常に適したシステムでしょう。

【費用】
基本機能は無料(有料プランあり)

【スマホ対応】
OK(アプリのインストール必要)

【アカウント開設】
企業側は必要だが、名前とメールアドレスのみで非常に簡単。

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Firefox/Opera

【画面共有】
あり※ただし、無料利用の場合、画面共有は20分までとなります。ただ、20分経過後に改めて共有し直せば、画面共有を続けることが可能です。

【チャット機能】
あり

【公式サイト】
https://whereby.com/user/login


Googleハングアウト

「Googleハングアウト」はGoogle社が提供しているGoogleアカウントで利用できるWeb面接システムです。全ての規模に対応しており、今ではGmailを使っている人も多いため、応募者に案内しやすくスムーズにWeb面接を行えます。
ビデオ会話以外にも、通話やメッセージのやり取りができるツールです

【費用】
基本機能は無料(有料プランあり)

【スマホ対応】
OK(アプリのインストール必要)
※タブレットでも可

【アカウント開設】
企業側、応募者両方のアカウントが必要

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Internet Explorer/Safari/Firefox

【画面共有】
あり(複数人での接続が可能)

【チャット機能】
あり(複数人での接続が可能)

【公式サイト】
https://hangouts.google.com/


Zoom(ズーム)

zoomは米国に本社を置くズームビデオコミュニケーションズ社の無料ツールです。接続の安定性に定評があり、オンラインワークショップでよく利用されるツールとして知られています。1対1(2人)の接続は無料。録画や画面共有をはじめ、バーチャル背景というユニークな機能も搭載されています。

【費用】
基本機能は無料(有料プランあり)

【スマホ対応】
OK(アプリのインストール必要)

【アカウント開設】
企業側のみ必要

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Internet Explorer/Safari/Firefox/Microsoft Edge

【画面共有】
あり※3人以上で同時接続する場合は、40分の時間制限が設けられています。

【チャット機能】
あり

【公式サイト】
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html


Skype(スカイプ)

Skypeはマイクロソフト社が提供する、“無料通話とチャット用のコミュニケーションツール”です。Skypeを利用してWeb面接(オンライン面接)を実施している企業も多く、求職者からの知名度は比較的高いでしょう。会議の音声や映像の録音・録画、画面共有が可能。無料の通話テスト機能で事前に音声の確認ができるため、安心してWeb面接を始められます。

【費用】
無料※固定電話への通話は別途通信料

【スマホ対応】
OK(アプリのインストール必要)
※タブレットでも可

【アカウント開設】
企業側、応募者両方のアカウントが必要

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Microsoft Edge

【画面共有】
あり

【チャット機能】
あり

【公式サイト】
https://www.skype.com/ja/get-skype/


BioGraph(バイオグラフ)

「BioGraph」は株式会社マージナルが提供している無料のWeb面接システムです。全ての規模に対応しており、機能制限はあるものの、Web面接に特化しているため無料版でも充実したWeb面接を行うことができます。

【費用】
トライアル無料(有料プランあり)

【スマホ対応】
OK(アプリのインストールなし)
※応募者側のみアプリ利用可能

【アカウント開設】
企業側のみ必要

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Firefox/Microsoft EdgeChromium/Internet Explorer

【画面共有】
あり(有料プランのみ)
※モバイル端末からでは実施できません

【チャット機能】
なし

【公式サイト】
https://www.biograph.jp/


BizMee_β

BIZMEEは、日本企業の株式会社grabss様が開発・提供する無料のWeb会議サービスです。最大の特長は、アプリのインストールやアカウント登録が一切不要で、Web面接(オンライン面接)ができます。

【費用】
無料

【スマホ対応】
OK(アプリのインストールなし)

【アカウント開設】
企業側のみ必要

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Internet Explorer/Safari/Firefox/Microsoft Edge

【画面共有】
あり

【チャット機能】
なし

【公式サイト】
https://bizmee.net/


Chatwork(チャットワーク)

Chatworkは、Chatwork株式会社が提供する、ビジネスコミュニケーションに特化したチャットツールです。

【費用】
基本機能は無料(有料プランあり)

【スマホ対応】
OK(アプリのインストール必要)

【アカウント開設】
企業側、応募者両方のアカウントが必要

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Mozilla Firefox/Internet Explorer/Microsoft Edge/Safari

【画面共有】
あり

【チャット機能】
あり

【公式サイト】
https://go.chatwork.com/ja/


V-SESSION(ブイセッション)

V-SESSIONは、ウェブブラウザーからアクセスし無料で利用できるクラウドサービスです。

【費用】
基本機能は無料(有料プランあり)
※無料プランは1対1のみ

【スマホ対応】
OK

【アカウント開設】
企業側のみ必要

【対応ブラウザ】
Google Chrome/Safari/Firefox/Opera/Vivaldi

【画面共有】
あり

【チャット機能】
あり

【公式サイト】
https://vsession.jp/


有料の面接システム7選

インタビューメーカー

株式会社スタジアムが運営するWeb面接システムです。面接日程調整、応募者評価シート、選考管理、求人媒体管理など、面接に特化した採用管理システムの機能が充実。導入は1100社以上の実績があります。アプリ不要でブラウザでも対応しています。

【費用】
ベーシックプラン29,800円 ※別途初期導入費用39,800円
Web面接・グループ面接・・・登録数月30回、
Webセミナー・・・参加受付数200人/回、登録数月4回

【主な機能】※プランによって異なります
・スケジュール管理機能
・カレンダー自動同期機能
・評価シート
・選考管理機能
・録画選考/動画選考
・採用分析機能
・求人媒体管理機能

【公式サイト】
https://interview-maker.jp/


HARUTAKA(ハルタカ)

株式会社ZENKIGENが運営するHARUTAKA(ハルタカ)は動画面接プラットフォームです。録画動画面接とライブ動画面接の2つの機能があり、いつでも、どこでも採用面接を実施することができます。録画動画では、求職者は時間も場所も選ばずに動画でエントリーができます。

【主な機能】 ※プランによって異なります
・スケジュール管理機能
・アンケート機能
・録画選考/動画選考
・チャット機能
・選考管理機能
・採用分析機能

【公式サイト】
https://harutaka.jp/


Calling(コーリング)

株式会社ネオラボが運営しているWeb会議システムです。インストールが不要で、URLだけですぐにスタートできる簡単さが魅力です。
アカウント開設無制限、通話時間無制限なので、面接だけでなくWeb会議などで多用する企業にオススメです。

【費用】
1ルーム:月額11,800円 ※別途初期費用100,000円
※ルーム数:同時接続が可能な回線数
※5ルームからご契約可能です

【主な機能】 ※プランによって異なります
・チャット機能
・資料共有&ダウンロード機能
・画面共有機能
・ホワイトボード機能
・アンケート機能
・録画機能

【公式サイト】
https://www.calling.fun/meeting/kaigi01/


playse WEB面接

株式会社manabiが運営しており、アプリ不要、ブラウザで使えるリアルタイムweb面接ツールです。Web面接に必要な機能がそろっており、初期費用無料、月額料金も比較的安価なため導入しやすいサービスです。

【費用】
スタータープラン/月額14,800円+従量課金
ユーザー(管理者、担当者) 1人
応募者100人まで
面接時間100時間まで

【主な機能】 ※プランによって異なります
・評価シート
・応募者管理
・録画選考/動画選考
・Web会社説明会(ページ作成)機能
・資料共有機能
・チャット機能
・画面共有機能

【公式サイト】
https://playse.jp/meet


V-CUBE(ブイキューブ)

株式会社ブイキューブが運営するWeb面接システムです。Web会議・テレビ会議で豊富な実績を持つV-CUBEの技術を採用面接に応用しています。ベーシックプランは初期費用なし、月額利用料も安価で、導入しやすいプランとなっています。

【費用】
ベーシックプラン 月額2,000円 ※初期費用なし
契約ID数9アカウント、年間契約(一括払い)

【主な機能】※プランによって異なります
・アンケート機能
・資料共有機能
・録画・録音機能
・画面共有機能
・チャット機能
・office365連携

【公式サイト】
https://jp.vcube.com/


SOKUMEN(ソクメン)

株式会社マルジュが提供している人材派遣・人材紹介会社に特化したWeb面接システムです。業界に特化したWeb面接システムで、即面接機能や日時や求職者の連絡先を入力するだけで応募者に案内が届く機能があります。

【費用】
基本月額費用19,800円 ※初期費用なし
同時面接ルームは3つまで、ルーム追加は3ルームで10,000円/月
【主な機能】※プランによって異なります
・スケジュール管理機能
・資料格納機能
・画面共有機能
・応募者管理機能
・アンケート機能
・動画選考
・人材系システム連携

【公式サイト】
https://www.maru.jp/


どこでも面接

スピンシェル株式会社が運営するWeb面接システム。
導入費用のみで月額手数料なしの買い切りモデルとなっており、採用期間中は使い放題で、応募者数や予約可能数に制限はありません。短期集中で採用活動をする企業様は利用しやすい料金体系です。

【費用】
導入費用のみの買い切りモデル
ライトプラン・・・月額無料、
導入費用48,000円(利用期間1か月)
1アカウント

【主な機能】 ※プランによって異なります
・自動スケジュール調整
・事前アンケート
・資料送付
・録画・録音
・画面共有機能

【公式サイト】
https://livecall.jp/mensetsu/



いかがでしょうか。本記事では、Web面接のメリット・デメリットや必要な準備、無料・有料のWeb面接システム15つについてご紹介いたしました。

求職者にとってメリットが大きいのがWeb面接です。メリット・デメリットを把握したうえで、自社にとってメリットがありそうな場合は、検討してみてはいかがでしょうか。

ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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