求人ポスターはどう作る? 掲載内容や7つのコツ・無料ツール3選を紹介!

求人ポスターはどう作る? 掲載内容や7つのコツ・無料ツール3選を紹介!
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こんにちは、人事・採用担当者のためのお役立ちサイト ヒトクルのヒトクル編集部です。

アルバイト・スタッフ募集の際に手軽に告知できる求人ポスター。
オリジナリティあふれるポスターデザインなら、目にした人の印象に残り、しっかりと求人情報を届けられます。

今回は、はじめて求人ポスター制作にチャレンジしたい方のために、含めるべき求人情報や仕事内容、応募や採用につながる作成の7つのコツ、無料で使えるポスター・チラシ作りができるツール3選を紹介いたします。


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求人原稿を作成する際に大切なキャッチコピー作成のコツや注意点をまとめた資料です。 業種別のキャッチコピー事例もありますので、コピーしてぜひご利用ください。


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求人ポスター作りはターゲット選びから

ポスターやチラシを作成する場合、一番大切なのがターゲット像の選定です。

一例ですが、若い世代を募集したい場合と、年齢を重ねた経験者を募集したい場合では、当然記載するべき求人情報が違ってきます。

その他にも、

・未経験でもできる仕事内容なのか、それとも実務経験が必要なのか 
・工場で機械を相手にするのか、来店するお客様を接客する業務なのか 
・パソコンを使う内勤業なのか、重い荷物を運ぶような外での仕事なのか 

など、欲しい人材を絞っていくと、ターゲット像がみえてきます。

自社企業や店舗が、どのような求職者と出会いたいのかを事前に考えた上で、ポスターデザインや内容を決定しましょう。



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本ツールは、「まずは無料で募集をかけたい」「予算があまりない」という中小企業さまに向けて、無料で利用できる求人サイトおよび求人検索エンジンを8つピックアップしました。


求人ポスターに含めるべき内容は?

求人ポスターは、文章を掲載するスペースに限りがあります。

そのため、
「掲載したいことはたくさんあるけれど、全部を書いてしまうと字が小さくなってしまい読めない」
といった悩みを抱えがちです。

何を記載しようか迷ったら、

・仕事内容
・雇用形態
・希望勤務時間・勤務日
・勤務地
・給与

を最低限書いておきましょう。

この5点を書いておけば、給与や勤務地、仕事内容や労働時間に納得している人材だけを集められます。

スペースに余裕がある場合は保険や福利厚生、試用期間や契約期間、交通費やまかないの有無などを記載すると、ミスマッチを防げます。

募集要項の書き方を解説|求職者が魅力を感じるポイントとは

これらは、コンビニエンスストアやファミレスなどで多く見かけるアルバイト募集のポスターの形態です。ただ情報を掲示しただけでは、よくある求人チラシで終わってしまいます。

より興味をひくデザインを目指すなら、制作のコツをおさえた内容を取り入れてみましょう。

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求職者に届く!求人ポスター制作7つのコツ

それでは次に、読んだ求職者の心に響く、求人ポスター制作7つのコツをみてみましょう。

【7つのコツ】 
1:重要な部分は大きな文字で  
2:写真やイラストで雰囲気を伝える 
3:ストレスなく読み進められるデザイン  
4:文字の配色に注意する
5:マーケティングの手法を取り入れる 


1:重要な部分は大きな文字で


ポスターの文字が視界に入ってきたとき、人は大きな文字から認識すると言われています。
求職者にかならず伝えたい情報は、大きな文字で書くことを意識しましょう。

この時、ターゲット目線、応募者目線に立つと、大きく書くべき内容がみえてきます。

仕事を探している求職者にとって、もっとも大切なのは募集条件です。

・人材を探していること 
・提示できる給与や労働時間 
・キャッチコピーやコンセプト


などの情報は、かならずチェックする部分のため、大きく記載しましょう。

特にポスターは、遠くから眺めるケースがほとんどです。
そのため、重要部分の文字サイズは、限界まで大きくして構いません。

ポスター制作の際は、何メートルか離れた場所へ実際に貼ってみて、大事な部分が読めるかどうか、たしかめてみましょう。

その他、お店の連絡先やくわしい仕事内容などは、小さい字で大丈夫です。

給与や時間に興味を持ってもらえれば、他の文章にも目を向けてもらえるため、最重要事項を優先して目立たせましょう。


【自社の魅力を伝える!】キャッチコピー作成ガイド

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2:写真やイラストで雰囲気を伝える

求人ポスターの内容が文字ばかりの場合、職場の雰囲気が伝わりづらかったり、堅いイメージになってしまったり、というデメリットがあります。

勤務する会社や店舗に、どのようなスタッフがいるのか。
飲食店の場合は、どんな料理や飲み物を扱っているのか。
その他、お店の制服や求職者に伝えたい特徴などがあれば、写真やイラストを添えてアピールしましょう。

イメージは、文字で書いてもなかなか理解してもらえません。
ぱっと見ただけで分かる、伝わる写真やイラストを準備して、募集ポスターへ掲載してください。


3:ストレスなく読み進められるデザイン

求人ポスター制作は手書き、もしくはパソコンでの制作が一般的です。
どちらも良さがありますが、最近はプロに近いデザインをかんたんに作れる無料ツールが増えています。

パソコンやスマホで簡単に利用できますので、ぜひ取り入れてみてください。
(無料で使える便利ツール3選は、この後紹介いたします)

手書きの場合、パソコンを使う場合、いずれの場合も気をつけたいのが、文字のバランスです。

意味もなく文字が斜めになっていたり、画像の位置がずれていたり、といったポスターでは読み手にストレスを与えてしまうでしょう。

文字や画像は、紙に対してまっすぐに、全体を左右対称の、シンメトリーデザインしましょう。
特殊なフォントは避け、職種のイメージに近い文字デザインを選択すると、より洗練されます。


4:文字の配色に注意する

求人ポスターは、使用する文字カラーにも注意が必要です。

目立たせるために、たくさんの色を使いカラフルにしてしまった結果、逆に読みづらくなってしまった、という失敗が少なくありません。

使用するカラーは3~4色に抑え、メインカラーを7割程度。その他カラーを3割程度で配色。

白背景の場合は濃いカラー、黒背景の場合は薄い色を選ぶと、はっきり読みやすくなります。
また、見た人に与えたい印象によって、選ぶべき色も変わります。

複数パターンを用意して、どのカラーが一番自分たちが伝えたいことにフィットするか比較検討してみましょう。

※出典:「伝わるデザイン」URL:https://tsutawarudesign.com/miyasuku5.html


5:マーケティングの手法を取り入れる

応募者を集める求人ポスター制作は、集客と考え方が似ています。

そのため、マーケティングの手法を取り入れると、よりニーズに合った人材を募集できます。

東京や大阪といった大都市の人気職であれば、難しいことを考えなくても人が集まるかもしれません。ですが、地方の仕事やニッチな仕事の場合は、ちょっとした工夫で差をつけましょう。

先ほど、求人広告作成にはターゲットの選定が重要、とお話ししました。

ここからもう一歩踏み込んで、ターゲットの悩みやニーズを解決できるポスター内容にできると、アルバイトやスタッフが集まりやすくなります。

「給与面や待遇で求職者を満足させられる」 
「安心して長く勤務できる仕事を提供できる」 
「やりがいをもって仕事に打ち込める環境を用意できる」

など、ターゲットが求める給与や環境を提示できれば、問い合わせや応募につながります。


6:横書きならZ型・縦書きならN型を意識する

横書きのポスターを読む場合、人は自然に上から下へZの形で視線を動かすと言われています。縦書きの場合は右から左へ、Nの形で情報を読み解きます。

教科書や一般的な冊子の多くがこの形に準じているように、ポスターの文字配列もZ型・N型を意識すると読みやすくなります。

実際のポスターを見てみても、ほとんどがZ型もしくはN型です。
重要事項を一番上もしくは右側に、大きな文字で書いた上で、その他必要な要項を、流れに沿って記載しましょう。


7:思い切って差をつけるならインパクト重視

電車やバスに乗っていると、大手企業などの個性的な広告を見かけます。

このインパクトを自社の求人へ上手に応用すると、普段以上の求人効果が期待できます。

一例ですが、
「ウエイトレス募集・時給○○円・まかないつき ○○カレー店」
といったよくある求人と、
「美味しいカレーを、お客様に運ぶお仕事です」
とだけ、デザイン性の高い文字で大きく書いてある求人の場合、後者の方がだんぜん気になるはずです。

「詳細が分からないのでは?」
と感じてしまいますが、このタイプの広告は「QRコード付き求人ポスター」になっています。

興味があれば、持っているスマホで求人詳細を読み取ってもらえるため、多くを書かなくても問題ありません。

この方法は、キャッチコピーやデザインの選び方が重要です。

普通の求人では手ごたえがない場合
求人ポスターを通じて、お店や企業のPRを兼ねたい場合
個性的な人材をスタッフとして雇用したい場合

などに検討してみましょう。


【自社の魅力を伝える!】キャッチコピー作成ガイド

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無料ツールを活用して注目度アップ!おすすめ3ツールを紹介

求人ポスターのデザインは、自宅パソコンやスマホからでも簡単に作成できます。
すぐれた無料ツールが増えていますので、広告費をおさえるためにも、ぜひ作ってみましょう。

ポスターデザインが完成していれば、あとは印刷を依頼するだけです。
オフィスや店舗に大きなサイズをプリントアウトできるコピー機がある場合は、よりコストカットできます。

それでは、今すぐ求人ポスター作りができる、無料ツール3選をみてみましょう。


1:canva



https://www.canva.com/ja_jp/create/posters/

canvaは、豊富な無料テンプレートから、ポスターなどのデザインを作成できるサイトです。

無料にもかかわらず、HPやSNSのバナーやアイコンなど、幅広いデザインを気軽に作成できると、ユーザーから支持を集めています。

パソコンがない場合は、スマホでも利用可能です。
操作が非常に簡単なため、「デザインははじめて」という方も、短時間でサクサク作業を進められます。


2:Word




普段から使い慣れているWordでも、求人ポスター作りが可能です。

文章作成の要領で、文字サイズやフォント、カラーを選択して、目を引くデザインを作成しましょう。

レイアウトからサイズを選んだら、ターゲットに応じた画像やテキストを入力して、仕上げていきましょう。「写真AC」などの商用利用できるフリー素材から画像を選択すると、デザインの幅が広がります。

「使い慣れていないソフトやアプリには抵抗がある」という場合は、Wordからはじめてみてください。

Word原稿に応じている印刷会社を利用すれば、大きいサイズのプリントアウトも可能です。


3:ラクスル



https://design.raksul.com/products/poster

「ポスターの印刷は外注を予定している」
という場合は、ラクスルの無料デザインテンプレートが役立ちます。

好きなサイズ、テンプレートを選ぶだけでプロ仕様のポスターを完成できます。
白紙からのデザインもできるため、オリジナルの求人ポスター作成も可能です。

求人に特化したテンプレートも多数用意されています。

「一からデザインを考えている時間がない」
「デザイン性が高いポスターが欲しいけれど、デザイナーへ依頼するほどではない」
という場合は、利用してみましょう。


まとめ

企業や店舗の近くに住んでいる人材、電車の乗り換えなどで通勤しやすい人材を募集するなら、直接目に入る求人ポスターを用意してみましょう。

紹介した7つのコツを意識しながら制作すれば、求めるターゲットに自社の求人情報をしっかり届けられます。

求人広告の予算が少ない場合も、無料ツールを利用すれば、自分で洗練されたデザインのポスターが作れます。いろんな広告のキャッチコピーを参考に、オリジナルの募集文句を考えてみるのもおすすめです。

ポスターやチラシで思うように採用ができない、自分で作るのは時間外ない場合などは、有料のサービスがお勧めです。

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ヒトクル編集部
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