製造・軽作業系派遣業で働こうと思う理由は、「仕事に就くまでの早さ」【製造派遣 求職者調査】

2019.05.14 / 愛知・岐阜
こんにちは、ヒトクル事務局です。
静岡・愛知の現在・過去製造派遣就業者375名(20~60代の男女)を対象に調査を実施しました。
調査結果から見える求職者の本音から、ぜひ人材確保のためのヒントを見つけてください。
【調査内容】
・製造業・倉庫内作業・物流業・運送業・ビルメンテナンス(以下「製造・軽作業系」)派遣で働こうと思った理由
・製造・軽作業系の仕事探しの手法について
・製造・軽作業系の仕事探しの重視ポイント、決め手
・製造・軽作業系で働いてよかったことと理由
・製造業・軽作業系以外の業種への就業意向とその理由
・複数の派遣会社に登録有無について、また複数登録の理由
・次回案件の紹介希望について
・今後希望する働き方とその内容について
※今回の調査結果の詳細に関しましては、こちらよりダウンロードが可能です。
製造・軽作業系派遣業で働こうと思う理由は、「仕事に就くまでの早さ」にメリットを感じる求職者が多い。
Q.製造業・倉庫内作業・物流業・運送業・ビルメンテナンス(以下「製造・軽作業系」)派遣で働こうと思った理由を、最大3つまで教えて下さい。
製造・軽作業系の、仕事探しとしてはフリーペーパーが最多。
Q.製造・軽作業系の仕事を、どのように探したか教えてください。(いくつでも)
上位3つは
1位 フリーペーパー:47.2%
2位 一般的なWEBサイト:22.4%
3位 派遣会社へ直接問い合わせ:18.4%
4位 折込チラシ:17.6%
5位 ハローワーク:14.4%
このような結果がでております。
もっとも有効な手段としては
1位 フリーペーパー:32.8%
2位 派遣会社への問い合わせ:12.8%
3位 一般的なWEBサイト:12.0%
4位 折込チラシ:6.9%
派遣会社HP:6.9%
求職者にとってフリーペーパーがもっとも有効な手段だと認識されています。
派遣会社HPが6.9%という結果から、自社サイトの集客は不要に見えますが、年代別に見ると以下のような傾向が出ました。
20代:検索エンジン(Indeed・Google・Yahooなど)、求人アプリ
30代:派遣会社HP、新聞広告、
40代:製造派遣に特化した求人WEBサイト、折込チラシ・新聞広告
50代:派遣会社のメルマガ・直接の問い合わせ、ハローワーク
20代・30代はWebでの仕事探しが主流となっています。このことから、若年層を確保するためには、自社サイトでの集客は必要不可欠と言えそうです。
仕事探しにおいてもっとも重要視するポイント・決め手となるポイントは「給与」。
Q.製造・軽作業系の仕事を決めるにあたり、比較検討後の決定要素を教えて下さい。(いくつでも)
「給与」「仕事内容」「勤務地」の順に重要視されております。仕事探しにおいては「就業までのスピード」はさほど重視されておらず、あくまで「派遣で働く動機」になります。
製造・軽作業系の仕事をして「よかった」と答える就業者・過去就業者は約7割。
Q.製造・軽作業系で働いてよかったと思いましたか?
とてもよかった・よかったが約7割、とてもよくなかった・よくなかったは約3割という結果になりました。
具体的な理由は以下の通りです。
・よかった層
「職場の雰囲気もアットホームな感じで楽しく仕事ができたから。」
「もくもくとやるだけだから自分にあってた」
「自分の現在のスキルで働けた」
「決まった時間で休憩があり、帰れたから」
「休憩をちゃんと取ることができたし、残業代、休出代がちゃんと支払われたから」
「サポートがしっかりしているから」
「期間が選べたこと。派遣担当者が丁寧だったから」
・よくなかった層
「派遣先の正社員が、見下した態度や言動があった。」
「社員が嫌がる仕事が多かったから」
「真夏の日にクーラーもない倉庫作業で大変だった」
「座ってできる仕事をわざわざ立ち作業でやっていたため首を痛めた」
「説明と違う点があって派遣会社に不満を持ったから」
「派遣会社のサポートがイマイチだったから」
職場満足につながるポイントは大まかに変わらず、派遣先の環境が影響を与えている可能性が大いにあります。
よかった理由・よくなかった理由の中で、派遣先や派遣会社に関する回答では、以下の傾向が見られました。
【派遣先】
現場の人間関係やコミュニケーションのあり方
労働環境の整備
【派遣会社】
求職者のスキルや性格を見極め、最適な仕事・職場をマッチングさせること
就業後の丁寧なサポート
いずれも、リピート・定着を促進につながる、重点課題と言えそうです。
同じ派遣でも、製造業・軽作業系以外の業種に就業したいかは「思わない」が若干多め。
Q.同じ派遣でも、製造業・軽作業系以外の業種に就業したいと思いますか?
「あまり思わない」「全く思わない」という方が若干多い結果となりました。理由として、主に「向いていない」や「経験がない」という現状維持型の意見が多く見られました。
その逆に、製造・軽作業系以外の業種に就業したいと思う理由としては、「いろんな経験がしてみたい」という漠然とはしていますが、ステップアップ志向型の意見が見られました。
製造・軽作業系の業務に就業するにあたり、複数の派遣会社に登録したことがあるのは約3割。
Q.あなたは製造業・軽作業系の業務に就業するにあたり複数の派遣会社に登録したことがありますか?
文頭のダイジェストにも記載しましたが、複数派遣会社の登録割合は約3割と以外に少ない結果が出ています。約7割の方が、1社の派遣会社で登録をしていることになります。
ほとんどの方が、「1社で済ませたい」と考えられているのではないでしょうか。
しかし、約3割の方々は複数で登録をされています。
複数の派遣会社への登録理由は、
「それぞれの派遣会社により強みが違うと思い、比較したかったから」
「いろんな求人を知りたいから」
「たくさん登録をしておいた方が仕事がみつかりやすい」
「少しでも早く仕事に就きたかったから」
以上の様に、求職活動を優位に進めるために複数の派遣会社に登録していることが分かります。
いずれにしても「早く仕事に就きたい」という考えがあり、ほとんどの方が「案件を比較するため」「次回までの期間を空けたくない」という要望を持っています。
比較検討をしたいという点から、「はい」と答えた方は、より慎重に仕事探しをしている印象です。
さらにこの要望を深掘って、次の質問を見ていきましょう。
登録している派遣会社に、次の仕事も「紹介してもらいたい」と「紹介してもらいたくない」はほぼ半々。
Q.一度雇用された派遣会社に、次の案件も紹介してもらいたいと思いますか?
※過去就業されていた方は、当時雇用されていた派遣会社に、次の案件も紹介してもらいたいと思いましたか?
48%の方が「はい」、
52%の方が「いいえ」とほぼ半々という結果になりました。
・はいと答えた理由
「自分のことを理解していると思うから」
「システムが把握できているため」
「面接せずに紹介してもらえるため」
というような意見があり、「手間が省きたい」「次の就業までに、期間を空けたくない」という要望があるようです。
これを踏まえると、派遣会社は、登録者の契約終了タイミングや、どんな仕事の適性があるのかといった情報を把握・記録をし、最適なタイミングで次回案件を提示していくことがベストです。
・いいえと答えた理由
「担当者が毎年変わり、毎回きちんと引継ぎがされずに不満だった」
「もろもろの対応が遅く、仕事の予定が立てられなかった」
「派遣自体が一時つなぎだった」
という声があがっており、派遣会社はより計画的かつ丁寧な対応が求められているようです。
そのために、データベースを十分に活用し、その登録者にマッチした案件の紹介や、次回案件の準備を徹底するなどの対応をとった方が良いかもしれません。
今後希望する働き方として、「特に考えていない」が32.5%で最多。 次いで「パート社員や契約社員などの非正社員として働く」が24%。
Q.今後希望する働き方を教えて下さい。
「特に考えていない」という意見が最も多い32.5%、次に「パート社員や契約社員などの非正社員として働く」24%という結果となりました。
意外なことに、「正社員として働きたい」という希望はそれほど多くないという結果が出ました。
⼀⽅、「今後も派遣社員として働きたい」という意⾒は12%とさらに少ない状況です。
「今のまま派遣という雇用形態には不安があるが、だからといって正社員としてバリバリ働きたいわけでもない」という求職者の心理が透けて見えてきます。
派遣と正社員の中間地点として、直接雇用でパートや契約社員として働くことを選択しているようにも考えられそうです。
逆に言えば、派遣社員として今後も働いていただくためには、派遣という雇用形態からくる不安を払拭することが重要となりそうです。
いかがでしょうか。静岡・愛知の現在・過去製造派遣就業者375名(20~60代の男女)を対象に調査を実施しました。
調査結果から見える求職者の本音から、ぜひ人材確保のためのヒントを見つけてください。
今回の調査の詳細に関しましては、こちらよりダウンロードが可能です。
調査方法:インターネットリサーチ
属性:静岡県・愛知県の現在・過去派遣就業者(20~60代)
サンプル数:男女375名(男性:168名、女性:207名)
調査時期:2017年7月上旬
静岡・愛知の現在・過去製造派遣就業者375名(20~60代の男女)を対象に調査を実施しました。
調査結果から見える求職者の本音から、ぜひ人材確保のためのヒントを見つけてください。
【調査内容】
・製造業・倉庫内作業・物流業・運送業・ビルメンテナンス(以下「製造・軽作業系」)派遣で働こうと思った理由
・製造・軽作業系の仕事探しの手法について
・製造・軽作業系の仕事探しの重視ポイント、決め手
・製造・軽作業系で働いてよかったことと理由
・製造業・軽作業系以外の業種への就業意向とその理由
・複数の派遣会社に登録有無について、また複数登録の理由
・次回案件の紹介希望について
・今後希望する働き方とその内容について
※今回の調査結果の詳細に関しましては、こちらよりダウンロードが可能です。
製造・軽作業系派遣業で働こうと思う理由は、「仕事に就くまでの早さ」にメリットを感じる求職者が多い。
Q.製造業・倉庫内作業・物流業・運送業・ビルメンテナンス(以下「製造・軽作業系」)派遣で働こうと思った理由を、最大3つまで教えて下さい。
製造・軽作業系の、仕事探しとしてはフリーペーパーが最多。
Q.製造・軽作業系の仕事を、どのように探したか教えてください。(いくつでも)
上位3つは
1位 フリーペーパー:47.2%
2位 一般的なWEBサイト:22.4%
3位 派遣会社へ直接問い合わせ:18.4%
4位 折込チラシ:17.6%
5位 ハローワーク:14.4%
このような結果がでております。
もっとも有効な手段としては
1位 フリーペーパー:32.8%
2位 派遣会社への問い合わせ:12.8%
3位 一般的なWEBサイト:12.0%
4位 折込チラシ:6.9%
派遣会社HP:6.9%
求職者にとってフリーペーパーがもっとも有効な手段だと認識されています。
派遣会社HPが6.9%という結果から、自社サイトの集客は不要に見えますが、年代別に見ると以下のような傾向が出ました。
20代:検索エンジン(Indeed・Google・Yahooなど)、求人アプリ
30代:派遣会社HP、新聞広告、
40代:製造派遣に特化した求人WEBサイト、折込チラシ・新聞広告
50代:派遣会社のメルマガ・直接の問い合わせ、ハローワーク
20代・30代はWebでの仕事探しが主流となっています。このことから、若年層を確保するためには、自社サイトでの集客は必要不可欠と言えそうです。
仕事探しにおいてもっとも重要視するポイント・決め手となるポイントは「給与」。
Q.製造・軽作業系の仕事を決めるにあたり、比較検討後の決定要素を教えて下さい。(いくつでも)
「給与」「仕事内容」「勤務地」の順に重要視されております。仕事探しにおいては「就業までのスピード」はさほど重視されておらず、あくまで「派遣で働く動機」になります。
製造・軽作業系の仕事をして「よかった」と答える就業者・過去就業者は約7割。
Q.製造・軽作業系で働いてよかったと思いましたか?
とてもよかった・よかったが約7割、とてもよくなかった・よくなかったは約3割という結果になりました。
具体的な理由は以下の通りです。
・よかった層
「職場の雰囲気もアットホームな感じで楽しく仕事ができたから。」
「もくもくとやるだけだから自分にあってた」
「自分の現在のスキルで働けた」
「決まった時間で休憩があり、帰れたから」
「休憩をちゃんと取ることができたし、残業代、休出代がちゃんと支払われたから」
「サポートがしっかりしているから」
「期間が選べたこと。派遣担当者が丁寧だったから」
・よくなかった層
「派遣先の正社員が、見下した態度や言動があった。」
「社員が嫌がる仕事が多かったから」
「真夏の日にクーラーもない倉庫作業で大変だった」
「座ってできる仕事をわざわざ立ち作業でやっていたため首を痛めた」
「説明と違う点があって派遣会社に不満を持ったから」
「派遣会社のサポートがイマイチだったから」
職場満足につながるポイントは大まかに変わらず、派遣先の環境が影響を与えている可能性が大いにあります。
よかった理由・よくなかった理由の中で、派遣先や派遣会社に関する回答では、以下の傾向が見られました。
【派遣先】
現場の人間関係やコミュニケーションのあり方
労働環境の整備
【派遣会社】
求職者のスキルや性格を見極め、最適な仕事・職場をマッチングさせること
就業後の丁寧なサポート
いずれも、リピート・定着を促進につながる、重点課題と言えそうです。
同じ派遣でも、製造業・軽作業系以外の業種に就業したいかは「思わない」が若干多め。
Q.同じ派遣でも、製造業・軽作業系以外の業種に就業したいと思いますか?
「あまり思わない」「全く思わない」という方が若干多い結果となりました。理由として、主に「向いていない」や「経験がない」という現状維持型の意見が多く見られました。
その逆に、製造・軽作業系以外の業種に就業したいと思う理由としては、「いろんな経験がしてみたい」という漠然とはしていますが、ステップアップ志向型の意見が見られました。
製造・軽作業系の業務に就業するにあたり、複数の派遣会社に登録したことがあるのは約3割。
Q.あなたは製造業・軽作業系の業務に就業するにあたり複数の派遣会社に登録したことがありますか?
文頭のダイジェストにも記載しましたが、複数派遣会社の登録割合は約3割と以外に少ない結果が出ています。約7割の方が、1社の派遣会社で登録をしていることになります。
ほとんどの方が、「1社で済ませたい」と考えられているのではないでしょうか。
しかし、約3割の方々は複数で登録をされています。
複数の派遣会社への登録理由は、
「それぞれの派遣会社により強みが違うと思い、比較したかったから」
「いろんな求人を知りたいから」
「たくさん登録をしておいた方が仕事がみつかりやすい」
「少しでも早く仕事に就きたかったから」
以上の様に、求職活動を優位に進めるために複数の派遣会社に登録していることが分かります。
いずれにしても「早く仕事に就きたい」という考えがあり、ほとんどの方が「案件を比較するため」「次回までの期間を空けたくない」という要望を持っています。
比較検討をしたいという点から、「はい」と答えた方は、より慎重に仕事探しをしている印象です。
さらにこの要望を深掘って、次の質問を見ていきましょう。
登録している派遣会社に、次の仕事も「紹介してもらいたい」と「紹介してもらいたくない」はほぼ半々。
Q.一度雇用された派遣会社に、次の案件も紹介してもらいたいと思いますか?
※過去就業されていた方は、当時雇用されていた派遣会社に、次の案件も紹介してもらいたいと思いましたか?
48%の方が「はい」、
52%の方が「いいえ」とほぼ半々という結果になりました。
・はいと答えた理由
「自分のことを理解していると思うから」
「システムが把握できているため」
「面接せずに紹介してもらえるため」
というような意見があり、「手間が省きたい」「次の就業までに、期間を空けたくない」という要望があるようです。
これを踏まえると、派遣会社は、登録者の契約終了タイミングや、どんな仕事の適性があるのかといった情報を把握・記録をし、最適なタイミングで次回案件を提示していくことがベストです。
・いいえと答えた理由
「担当者が毎年変わり、毎回きちんと引継ぎがされずに不満だった」
「もろもろの対応が遅く、仕事の予定が立てられなかった」
「派遣自体が一時つなぎだった」
という声があがっており、派遣会社はより計画的かつ丁寧な対応が求められているようです。
そのために、データベースを十分に活用し、その登録者にマッチした案件の紹介や、次回案件の準備を徹底するなどの対応をとった方が良いかもしれません。
今後希望する働き方として、「特に考えていない」が32.5%で最多。 次いで「パート社員や契約社員などの非正社員として働く」が24%。
Q.今後希望する働き方を教えて下さい。
「特に考えていない」という意見が最も多い32.5%、次に「パート社員や契約社員などの非正社員として働く」24%という結果となりました。
意外なことに、「正社員として働きたい」という希望はそれほど多くないという結果が出ました。
⼀⽅、「今後も派遣社員として働きたい」という意⾒は12%とさらに少ない状況です。
「今のまま派遣という雇用形態には不安があるが、だからといって正社員としてバリバリ働きたいわけでもない」という求職者の心理が透けて見えてきます。
派遣と正社員の中間地点として、直接雇用でパートや契約社員として働くことを選択しているようにも考えられそうです。
逆に言えば、派遣社員として今後も働いていただくためには、派遣という雇用形態からくる不安を払拭することが重要となりそうです。
いかがでしょうか。静岡・愛知の現在・過去製造派遣就業者375名(20~60代の男女)を対象に調査を実施しました。
調査結果から見える求職者の本音から、ぜひ人材確保のためのヒントを見つけてください。
今回の調査の詳細に関しましては、こちらよりダウンロードが可能です。
調査方法:インターネットリサーチ
属性:静岡県・愛知県の現在・過去派遣就業者(20~60代)
サンプル数:男女375名(男性:168名、女性:207名)
調査時期:2017年7月上旬
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