フリーターが応募する求人、応募しない求人【求職者の本音調査】

こんにちは、ヒトクル事務局です。仕事を決めるうえで気にしていることについて、フリーター3名へ、バイト探しに関するインタビューを実施しました。フリーターの求職志向を踏まえて、求人原稿でどのように自社の求人募集をアピールしていくかの参考にしてください。

◆インタビューしたのはこちらの3名

時給はもちろん、写真で応募するかが決まる！

●応募する求人、応募しない求人を教えてください
【応募する求人】
Tさん：時給が良い・勤務地が通いやすい・シフトの融通が利く
Sさん：制服がある・写真がある(外観・内観でも可)・どんな仕事内容か具体的に詳述している
Kさん：時給1000円以上・人間関係がよさそう(仲良い写真やスタッフのコメントが伝わる)

【応募しない求人】
Tさん：応募プロセスが不明な求人・写真がフリー素材
Sさん：アットホーム感がある(仲が良いと馴染めるか不安になる)・正社員登用制度がある(選考スケジュールが明確ではない)
Kさん：少し古臭い会社(履歴書が手書き、WEB面接がない)

「応募する求人」「応募しない求人」それぞれについて聞いた傾向では、「時給」と「写真」「人間関係」というキーワードが出てきました。フリーターなので、ある程度稼げる「時給（具体的には時給1000円以上）」を重視するというのは理解できますね。

「写真」「人間関係」については、よりリアルな職場の情報を求めていると捉えることができます。フリー素材の写真では、イメージのみでリアルではありません。人間関係については、「仲が良い」と良いという方と、「仲が良いと馴染めるか不安」という正反対の意見が出ています。

ここで大事なのは、どちらも真実ということです。どんな風に仲が良い（人間関係が良い）のか、職場の実態がリアルに伝わる写真やエピソードなどを盛り込んで伝えていきましょう。そこに共感した求職者が応募してきてくれるはずです。

退職のきっかけは不信感？

●退職に関することについて教えてください(働いていて退職したくなった職場！)
Tさん：入社後に研修や社員のフォローがなくて、仕事が上手く進まずに辞めてしまった経験がありました。
Sさん：過去、働いていたところで強制的に福利厚生の積み立てによる給与天引きがあったことがありました。お金を稼ぎたかったので、給与から引かれてしまうのは困って退職しました。
Kさん：社員の人が頼りないなと感じてしまったり、決まりがないのに就業時間より前に集合しなければならないルールがあり不信感が募りました。(時給が発生しないのに15分前集合など。)

以前働いた職場での退職のきっかけについて聞いたところ、企業への不信感が要因として聞こえてきました。具体的な事象はさまざまですが、共通するのは「コミュニケーション不足による不信感」という点です。しっかりとコミュニケーションをとっていれば避けられたことが多いような印象でした。

「フリーターだから」「フリーターなのに」はNG！

●フリーターとしての本音(心の声)を教えてください
Tさん：ゆくゆくは社員として勤務したいと考えている為、「大卒なのに何でフリーターなのか？」ということを追及しないでほしいです。
Sさん：WEB面接ツールは、使い慣れているWEB面接ツールを使用させてほしいです。
Kさん：フリーターでもバイト以外の予定もあるので、「フリーターだからもっと勤務できるでしょ」とシフトを多く入れることを期待しないでほしいです。

本音について聞いたところ、「フリーターだから」「フリーターなのに」といった型にはめた言い方をされることへの不満が出てきました。フリーターといっても、事情は様々ですので、一人ひとり個人として丁寧に対応するようにしましょう。

DOMO NETのカルチャーマッチ項目を活用しよう！

フリーターが重視する「職場の雰囲気」。アルバイトタイムスが運営する求人情報サイトDOMONET（ドーモネット）では、企業の社風や文化（カルチャー）のアピールを促進しています。

①「もっと職場の雰囲気」欄
求職者が重視する「職場の雰囲気」を通じて、貴社の社風や文化（カルチャー）を伝えます。

②「面接担当者からひとこと」欄
面接担当者の写真、面接の質問例などを掲載し、面接に対する応募者の心理的ハードルを下げます。




いかがでしょうか。本記事では、フリーターの仕事探しで気にすることの調査結果をレポートしました。自社の採用ターゲットをしっかりと定めて、そのターゲットにあった「気になるポイント」を訴求していくと応募効果を高めることができます。