主婦の仕事探しでの不安「履歴書や面接でどう自己PRしていいか分からない」

主婦の仕事探しでの不安「履歴書や面接でどう自己PRしていいか分からない」
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こんにちは、ヒトクル事務局です。

この春からゴールデンウィーク明けにかけて求職者の動きが活発になる時期です。
コロナ禍で復職をためらっていた主婦も動き出すことが予想されます。そこで本記事では、主婦のシゴト探しに関する調査結果をレポートいたします。

今後の採用活動のヒントにしていただければ幸いです。

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まずは、家事や育児に奮闘する主婦の方3名に、シゴト探しの方法、優先している条件についてインタビューを実施しました。


短時間でサクッと探すネット派、慣れ親しんだ求人情報誌派

シゴト探しの方法はネット派?それとも情報誌派ですか?

【Wさん】
ネット派です。求人誌は学生時代以来使っていないかも…日中は忙しいので、子どもが寝た後の時間に、短時間で多くの情報を得るようにしていました。

【Tさん】
求人情報誌派です。ネットも見ますがDOMOは使い慣れていて安心感があります。特に、主婦向け特集のときには必ず手にしています。

【Yさん】
どちらかというとネット派ですが、慣れ親しんでいるDOMOも見ます。子どもが寝ている間にさくっと探せる点が便利で、結果ネットを使うことが多いです。

仕事探しの方法利用シーン
求人情報誌使い慣れている、特集は必ずチェック
ネットで検索子供が寝た後、短時間でチェック

同世代の主婦のみなさんですが、ネット派、情報誌派、併用派と分かれました。短時間でどこでも検索できるネットと、慣れ親しんでいる求人誌とそれぞれ使い分けている様子が見られます。

Webメディアと紙メディアを組み合わせ、且つ主婦向けの特集やフラグをうまく活用しターゲットにリーチさせていくことが大切になります。

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上級者はアプリ・LINEもチェック

ネットでのシゴト探し方法について教えてください

【Wさん】
アプリ利用が多いですが、求人サイトのキーワード検索もします。LINEやメルマガはおすすめ情報を送ってくれるのでラクチン。特にLINEは必ずチェックします。

【Tさん】
(求人情報誌派のTさん)使うとしたら、求人サイトで検索します。

【Yさん】
求人サイト利用が多いです。自分の希望するエリアで一発検索できるのがとても便利です。

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勤務時間・土日休みが最優先

シゴト探しで優先している条件を教えてください




【Wさん】時間は15時までを希望。職種については、①~③を満たしたうえで、経験のある事務職があればいい…という優先度。

【Tさん】過去に、販売や事務などいくつかの職種経験があるので、仕事内容にはそれほどこだわらない。

【Yさん】時間は午前中のみ希望。子どもに何かあったときすぐにかけつけられるよう家から近いことが最優先。

まだまだ子どもが小さい今は、勤務時間や土日休みが最優先というお話でした。ゆくゆく正社員で再就職する場合は別ですが、今のところ職種にはそれほどこだわらないという点も共通していました。

加えて、「主婦・主夫歓迎」 「未経験者歓迎」の特集やフラグは、応募の際に背中を押してくれるきっかけとなるそうです。主婦層をターゲットとする場合はこの2点の訴求が有効です。

続いて、静岡・愛知在住の主婦111名へ「仕事探しでの不安や躓きがちなこと」についてアンケートした結果をレポートします。

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家事や子育てとの両立や、仕事のブランクに漠然とした不安を持つ方が多数

シゴト探しをするうえで、不安に感じることを教えてください




【フリー回答】
□ 子どもの急な体調不良や行事の際に、休みやすい雰囲気かが気になります。 子どもがまだ小さいので、夏休みなどの長期休みをどうしようか悩みます。(愛知県・30代)

□ コロナで孤立した子育てをしているので、コミュニケーション能力が落ちていて不安です。(静岡県・30代)

□ 新しい仕事を覚えられるか、家事・育児との両立というか、新しい生活リズムに早く慣れることができるかどうか、帰宅時間が遅くなった場合、子どもが寂しい思いをしないかなど…(静岡県・30代)

□ 長い離職期間中は子どもや家族、ママ友との会話がほとんどで難しい言葉を使えない。(静岡県・40代)

□ 周りに主婦の人がいるのかが気になる。同じ境遇の方がいると安心できる。(愛知県・30代)

急なお休みを申し出たいときや子どもの長期休暇の際、また長いブランクによる漠然とした不安を抱えている方が多いようですね。職場復帰した先輩スタッフのインタビューを載せたり、仕事に徐々に慣れていただける環境があることを伝えることで、不安を払拭できる場合があります。

主婦の不安を解消できるポイントを求人広告で訴求してみましょう。

【コピー例】
・お子さんの急な体調不良や学校行事がある場合は、遠慮なくご相談ください。

・仕事のブランクがある方も、徐々に慣れていけるように配慮しますので、ご安心ください。

・ほとんどの方が未経験からの入社です。大体3カ月で一通りの業務を覚えていただけるように研修をしてきます。なるべくその方のペースに合わせて教えていきますので、一緒に頑張っていきましょう。

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履歴書や面接でどうアピールしてよいか分からない方が多数

就職活動の中でつまづきやすいと思うことを教えてください




【フリー回答】
□ 子どもが小さいので急な休みや早退に対応してほしい、残業ができないなど自分から条件を提示しないと実際に働く時に困るが、会社側に使いにくいと思われないか…伝え方が難しい。(静岡県・30代)

□ 自己PRに何を記載すれば良いのか、全くアイデアが出なかった。長所や特技などに関して、専業主婦だったので、何がアピールに繋がるかが分からなかった。(静岡県・40代)

□ 履歴書の自己PR欄に苦戦する。他のママたちはどんな風に書いているのかネットで調べて参考にした。(静岡県・30代)

□ 履歴書を久しく書いていないので思い出すのに時間がかかりそう。 それを面倒だと思ってしまいハードルが高い。(愛知県・30代)

□ 緊張しやすいので、面接で質問されたことに上手く答えられるかが難しく感じる。(愛知県・30代)

専業主婦だから強みが見つからない、履歴書や面接で「本音」をどこまで伝えていいか分からない…などの声が多くあがりました。そんな不安を抱える方の安心材料となるのが「未経験者歓迎」や「主婦・主夫歓迎」の記載です。キャッチコピーなど目に留まりやすい場所での訴求をおすすめします。

また面接においても、相手の状況を踏まえて、求職者が聞きづらいことは、こちらから先に説明をするなどの配慮しましょう。

本記事では、主婦のシゴト探しに関する調査結果をレポートいたしました。主婦層は、時間の制約がある方は多いものの、企業の戦力として非常に有能な人材が多いです。

ブランクや、家事・子育てとの両立への不安を払拭できるような、求人原稿での訴求をお勧めします。

【調査概要】
調査期間:2021年5月  
サンプル数:111名(静岡県66人:愛知県45人 ※DOMOユーザー限定ではありません)
調査対象:静岡県・愛知県在住の専業主婦、アルバイト・パート・派遣などで就業中の主婦
ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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