人事担当者アンケート｜採用活動のプロセスで最も手間がかかるのは「募集」と57.8％が回答。

こんにちは、人事・採用担当者のためのお役立ちサイト ヒトクル編集部です。

人事担当者258人に聞いた採用活動のプロセスに関する調査レポートです。

採用プロセスのどこに課題を感じているのか、またどんな工夫をしているのを調査しています。自社における課題克服の参考にしていただければ幸いです。

【調査概要】
調査名：「人事担当者の採用活動のプロセスに関する調査」
調査期間：2023年8月21日～8月29日
調査方法：メール配信によるアンケート
調査対象：人事・採用担当者　258名

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調査サマリー

・採用活動のプロセスで手間がかかって改善したいのは、「募集」が57.8％。続いて「応募者対応」が30.6％。

・募集業務の中でも具体的には、「魅力ある求人の作成、更新」が44.6％と最も多く、ついで「応募効果の検証」29.5％が続きました。

・手間を軽減するために実施していることは、「特にない」が最も多く58.9％、ついで「メールテンプレートの利用」8.5％、「採用管理システムの導入」5.8%となりました。

採用難易度が上がる中で、人事・採用担当者の業務は煩雑になる傾向があります。今回の調査では、最も改善したいプロセスは「募集業務」となりました。

具体的には、効果を出すための「求人作成・更新」、そして運用面である「効果検証」で課題があるという結果となっています。

さらに、その課題を解消するための対策をしている企業が少ないことも明らかになりました。

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採用活動のプロセスで手間がかかって改善したいのは、「募集」が57.8％。

Q.採用活動のプロセス（募集、応募対応、面接、選考、内定・入社手続き）の中で手間がかかっていて改善したいのはどのプロセスでしょうか。

Q.前問で「募集」と回答した方へ伺います。具体的にどんなことに手間がかかっていますか？

Q.内容について、さらに詳しく教えてください。

・まず求人作成が大変でした。都度更新や修正が必要と分かっていてもなかなかできませんでした。求人に対する応募者の傾向などを客観的に分析するのが難しかったです。

・給与面及び職務内容等の魅力ある求人掲載が出来ない為。

・応募が来るような求人研究、更新、分析が上手く出来ていない（時間が取れていない）

・求人による応募数をいかに増やすかの文章、見え方の課題を文書化。募集を増やすための方法について悩み検討。

・複数の求人サイトを利用しているため、それぞれのデータの更新に手間がかかっている。

採用活動で改善したいプロセスは「募集業務」という結果となりました。

さらに募集業務の具体的な内容について聞いたところ、「求人作成・更新」（44.6％）と半数近くの方が回答しています。

Indeedや無料の求人サービスなどで、自社で求人作成することが増えているため、人事担当者の負担が多きくなっていることが予想されます。

応募数を増やすためには、求人の内容を改善していくことが必要と感じながらも、なかなか時間が取れない担当者のジレンマを感じます。

Q.採用活動のプロセスの手間を軽減するために、実施していること、または近々検討していることはありますか？

驚くことに、手間を軽減するために実施していること、導入していることが「特にない」（58.9％）という回答が最も多い結果となりました。

実施ている中では、「メールテンプレートの利用」「採用管理システムの導入」「採用代行サービスの導入」と続いていますが、それほど多くないことが分かります。

課題を感じていながらも、対策をうてていない実態が浮き彫りになっています。

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