アルバイト探しについて、現役大学生4名にインタビュー!写真は多ければ多いほど良い?

アルバイト探しについて、現役大学生4名にインタビュー!写真は多ければ多いほど良い?
目次

大学生のアルバイトを採用するなら、ニーズに合った求人広告や面接、待遇が欠かせません。

そこで今回は、現役大学生がどのような求人広告、面接に惹かれたのか、働きたくなる仕事内容やシフト、待遇は何か、インタビューを実施しました。

リアルな声を参考にしながら、学生採用を有利に進めましょう。

「インタビュー参加者プロフィール」

Aさん:大学1年生。大学1年の4月から日本料理店でアルバイトをはじめる。 

Bさん:大学1年生。大学1年の5月からカラオケ店勤務。夏休み以降は、高校時代にアルバイトをしていた全国チェーンの定食屋で働く。

Cさん:大学2年生。大学1年の7月から、ショッピングセンター内の若者向けファッションブランドショップに勤務

Dさん:大学2年生。大学1年の6月から串焼き屋(居酒屋)に勤務。

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仕事探しはTiktok・インスタ・キーワード検索……看板や先輩の紹介も

―求人サイトやSNS、紹介、お店の看板など、仕事を探す方法が多岐にわたる現在。
現役大学生の皆さんは、どのようにアルバイト先を見つけたのでしょうか? 

Aさん:私はTikTokやInstagramで探しました。応募を検討しているお店の情報もTikTokでチェックします。お店の雰囲気を掴んだり、お客さんのリアルなコメントを参考にしたりして、応募するかどうか決めました。

Bさん:探し方にこだわりはありませんが、口コミや先輩の話はかならず参考にしています。お店側発信の情報は、メリットしか書かれていない気がするため、実際の声が大事だと思います。

Cさん:Googleを使ってキーワード検索しました。その他にも、CMで有名な求人サイト、インディード検索、大学周辺の店舗の看板、アプリを入れて、幅広く網を張り情報を集めました。先輩からの紹介、求人メディアではやりたいバイトが見つからない場合は、企業のサイトを見てみるのも良いと思います。

―幅広い求人情報、お店の信頼を裏付ける口コミや先輩の声を大事にしていることが分かりました。InstagramやTikTokなど、学生が多く利用しているツールを使うと、より広く求人情報を届けられそうです。

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写真は多ければ多い方がGOOD! 良い条件だけのPRは控えめに

―求人広告を実際に見てみて、こういうことが書かれていると嬉しい、またこんな求人広告はちょっと嫌だと感じた部分はありますか?

Cさん写真は多ければ多いほど良いですね。イメージが分かりやすく、応募のハードルが下がると思います。

Aさん:私は、「○○大生多数在籍」のように、大学生が多いと分かる求人、大学名も書かれている求人に安心感を得られました。求人広告がイラストの会社より、スタッフが大勢映っていて、わいわいしている写真だと応募したくなります。

Bさん初心者歓迎の文字があると嬉しいです。なぜ初心者でもOKなのか、理由も書かれていると、安心して応募できます。 

Cさん:求人を見ていて「時給○○円以上も可!」など、深夜帯の収入を大きく目立たせている求人は引きます。希望者全員が深夜帯に入れる訳ではないのに、良い条件だけPRしているみたいと、感じてしまいます。

Aさん:求人広告によっては、お店の雰囲気が分からない求人もありますよね。求人情報で把握できない部分は、応募前に外観を見にいったり、先輩に話を聞いたりして、雰囲気を掴みました。

―大学生には写真が多く、会社やお店の雰囲気がよく分かる求人、大学生や勤務している大学名が記載されている求人が好まれるようです。良い条件でアピールするのではなく、一般的な学生バイトに支払っている「時給」「待遇」を掲載すると信頼が得られそうです。

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学生の要望に応える面接スタイル・面接官選びが重要!

―面接を受けてみて、こういうお店、企業だったら働きたい。逆に働きたくないと感じたことはありますか?

Bさん:最初に働いたカラオケ店は、履歴書不要でした。面接時に履歴書の簡易版のような書面を書くだけだったので、楽でした。チェーン店の方は、オンライン面接だったのが良かったです。

Aさん面接官の雰囲気が大事だと思います。怖そうな人だった場合、その時点で辞退しようかな……と感じてしまうので。今働いている日本料理店は、年の近い店長さんが面接官だったので、安心して話を聞けました。

Cさん:以前面接で、髪色について聞いたとき、「まあ何とかなりますよ」と話をあいまいにごまかされ、嫌な思いをしました。現在のお店は、「慣れるまで覚えるのが大変」「思い通りにシフトに入れない場合もある」とマイナス面を先に言ってもらえたので、逆に安心できました。

―忙しい学生さんには、オンライン面接や履歴書不要といった配慮が喜ばれます。学生目線で話せる面接官選び、あいまいな回答は避けてつねに誠実に、良い点・悪い点をありのままに伝えるのが良さそうです。

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個人店・大手チェーン店のそれぞれに違った魅力がある

-皆さんは個人店、大手チェーンで働かれていますが、普段どのような仕事をしていますか? アルバイト先で感じている魅力についても教えてください。

Aさん:メインの仕事はホール業務です。料理提供やお客様の誘導、お酒を作って提供することもあります。個人店のため常連さん向けに、その人ごとの特別メニューがあります。最初は覚えるのが大変だったのですが、お客様が喜んでいる様子をみて、面白い取り組みだと感じています

Bさん:自分は大手チェーンのホール業務で、食券の受け取り、食事提供、食器の片付けがメインです。食券システムなので、初心者でもすぐ慣れます。高校時代にも同じお店で働いていましたが、メニューや仕事のマニュアルが共通なので、スムーズにスタートできたのが良かったです。

Cさん:洋服店なので、接客やディスプレイがメインの仕事です。その他にも「スタッフスタイル」というアプリを通じて、店員おすすめのコーディネートを掲載しています。撮影・編集などの作業は大変ですが、スタッフコーディネートが売上につながることも多く、やりがいにつながっています。

―個人店には個人店だからできる接客、大手チェーンにはお店を変えてもスムーズに働けるマニュアル、食券システムなど、それぞれの魅力があります。洋服のコーディネートをアプリで発信できる、購入につながるシステムなど、アルバイトのやりがいを引き出す施策も大切なようです。

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まかないや割引制度、大学生が嬉しい待遇をチェック

―アルバイトをするなら、まかないや割引制度などの福利厚生、待遇も楽しみの一つです。
実際にアルバイトしてみて、どのような部分にはたらくメリットを感じていますか? 

Dさん交通費全額支給、まかない無料です!串焼き屋の料理長が、自ら仕込んだカレーが出る日もあり、豪華で美味しいです。系列の飲食店が、すべて3割引になるのも助かります。

Aさん:私のお店も、まかないが無料です。お弁当を作ってくれるのですが、平日は持ち帰って夕飯にできるのが助かります。日中シフトの時は、ランチが食べられます。

Cさん:家族の分も、50%引きで服を買えます。系列でも多少の割引があること、働いているショッピングセンターにある他店舗の割引券、優待券がもらえる点もメリットです。

Bさん:チェーン店では定食を300円で食べられます。カラオケ店は平日半額、土日は20%オフだったので、カラオケ好きには嬉しい待遇でした。

Dさん:うちの店には、同じシフトで働いたスタッフに、一日一言「ありがとう」のメッセージを送る「サンクスギフト」というツールがあります。「ありがとう」があるから、ミスしても前向きに気持ちを切り替えられます。

あとは、バイトリーダー制度があり、「週末にドリンクを一人で作れる」などの指標がきちんと決められています。自分も来春は昇格して、バイトリーダーになる予定です。新人教育や月2~3回の店舗ミーティングが増えますが、時給も上がるし、ここのバイトが好きなので楽しみです。

―無料のまかない制度や割引制度は、学生のはたらくモチベーションにつながります。
仕事が楽しくなるツールの導入、どのレベルに到達したら時給が上がるのか、といった点を分かりやすく伝える、といった制度があると、よりやりがいを感じられそうです。

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帰省やサークル活動ができる調整しやすいシフトが大事

―勉強やサークル活動をしながらのアルバイト、時には実家に帰省するなど、忙しい生活を送っていると思います。シフトはどのように調整していますか?

Cさん:平日は授業とサークル(学祭実行委員会)の活動にあてて、土日の12~19時もしくは10~17時などで、7時間バイトしています。周りは平日バイト、土日は休みという友達が多く、誘われても休みが合わない時もあります。

Dさん:平日2日+土日2日の週4日で働いています。時間は17~24時まで。2週間単位の希望シフト制なので、試験や帰省があっても調整しやすいです。大学生を中心にスタッフ数が多いので、お互い融通しやすく助かっています。

Bさん:曜日はバラバラで17:00~24:00くらいまでアルバイトしています。半月ごとにシフトが決まるため、2週間前までに申請すれば良く、帰省やサークル活動で忙しい時も調整しやすい職場です。

Aさん:普段は土日合わせて週5日入っています。夏休み期間中はほぼ毎日で17:00~22:30くらいまで。バイトは少ないですが、その分正社員が多いので、シフトの融通がしやすいです。

―皆さん、アルバイト同士で、正社員との兼ね合いで、上手に予定とアルバイトを調整していました。早めにシフトを決める、予定に合わせてアルバイトを固定する、といった配慮で、学業や趣味、サークル活動、帰省と両立できる環境を整えるのが良さそうです。

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交友関係の広がりにコミュ力UP! バイトして良かったこと

―アルバイトをしてみて、こんなことが良かった、こんな能力が身についた、そんなメリットがあればおしえてください。

Bさん:実はもともと人見知りで……他県からの進学で不安だったのですが、バイトを通じて友達ができました。働く人の立場、思いを理解できたのも良かったです。敬語も今ではぱっと出てくるようになりました。

Aさん:他の大学、専門学生もいて、交友関係が広がりました。お客様の年齢層が高く、親世代の方と話す機会を多く持つうちに、コミュニケーション能力をアップできました。

Dさん:先輩や社員さんから都度教えてもらい、接客スキルが身につきました。お客さんからクレームを言われる時もありますが、指導のおかげで、臨機応変に対応できています。

Cさん:接客業に憧れていたものの、最初は何も分かりませんでした。立ったまま服を畳む、接客での言葉遣い、何回も繰り返して、上手になっていきました。今はスムーズに服を畳んで棚にピタッと合わせる、お客様の好きな色や手持ちの服を聞いてスムーズに提案できています。「買ってもらうこと」ではなく、服を着たときに「買って良かった」と思ってもらえる接客を、これからも大事にしたいです。

―いろいろなお客様、仲間と出会えるアルバイトは、交友関係を広げたり、コミュニケーション能力が高まったり、大学生が成長できる場です。雇用する側も、仕事を通じて何かを得られる環境を用意すると、学生バイトとの良い関係が長く続きそうです。


学生を採用するなら「ワガシャ de DOMO」がオススメ

今回は大学生4名に、どのように仕事を探したのか、どんな部分に魅力を感じたのか、インタビューに答えてもらいました。アルバイトをしたから良かったこと、得られたことを聞いて、仕事が学生に与える影響の大きさをあらためて感じる時間にもなりました。

これから学生を採用するなら、仕事内容や雰囲気が写真などで分かる求人広告、ありのままを伝える面接、魅力的な福利厚生や待遇、シフト調整のしやすさなどへの配慮が求められます。

学生が「ここで働きたい!」と感じる求人広告、学生に見てもらえる求人媒体を選んで、ともに成長できる関係を築きましょう。

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興味がある方は、お気軽にお問合せください。





ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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