転職理由のタテマエとホンネ【求職者の本音調査】
こんにちは、ヒトクル事務局です。
今回の調査では、大卒の若手転職希望者の本音を聞き出しました。
面接で転職希望者は、転職理由の本音を必ずしも語っているとは限りません。転職理由の本音にこそ、求人広告で誠意をもって伝えていくべき情報が見え隠れします。
Q1.回答者の現在職種と転職前の職種
転職前より転職後に大幅に増えているのが「事務・企画系」の職種になります。今回の回答者に限って言えることは、「事務・企画系」の職種が転職先として人気が高いということが見て取れます。
Q2.転職した際、転職を検討した際の希望職種
希望が多い順に「事務・企画系」「技術系」「製造系」「営業系」「教育・医療介護系」と続いています。Q1のデータと合わせてみると、希望した職種に実際に転職できていることが分かります。
Q3.転職理由の建前と本音
建前では「キャリアアップしたい」「専門知識や技術を身につけたい」と言いながら、実際は「給与不満」「上司・経営者への不満」「評価・昇進への不満」が本音としてあることが分かります。
求人広告では、その不満が払しょくされるようにすることがポイントです。
例1.「給与不満」→年収600万(40歳、入社5年目)などの年収例を入れる
例2.「上司・経営者への不満」→上司を●●さんと呼ぶ社風で、意見を言いやすい職場環境ということをPRする
例3.「評価・昇進への不満」→評価制度について詳しく説明を入れる
Q4.仕事をするうえで重視すること
大卒の若手転職希望者の価値観として、やりがいのある仕事をすることよりも、ワークライフバランスや人間関係を重視しているのが見えます。残業時間や有給取得率、休暇制度などPRできることがあれば明記しましょう。
調査期間:2016年6月中旬
調査対象:静岡県・愛知県在住の20代・30代、大卒、在職中の社会人で直近1年以内に転職をした人、もしくは転職を検討した人
サンプル数:静岡県92人、愛知県115人
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