経験よりも「ポテンシャル」を重視！【採用担当者366人アンケート】

こんにちは、ヒトクル事務局です。

ヒトクル事務局では、採用ご担当者366名に、中途採用における「正社員の未経験者採用に関する調査」を行いました。何割くらいの企業さんが、経験者採用にこだわってると思いますか？経験よりも重視することって、何だと回答される傾向が強いと思いますか？

今後の採用市場を見据えて、他社がどんなことを重視して採用活動をしているのかは、とても興味深いですね。ぜひ今後の採用活動の参考にしていただければ幸いです。

【調査概要】
調査対象：正社員の中途採用を担当される人事・採用のご担当者さま　366名
調査方法：インターネットによるWebアンケート
調査時期：2021年10月22日～10月28日

経験よりも他の要素を重視して採用する企業が4割超

●正社員の中途採用における「経験者」「未経験者」採用に関して、貴社のお考えに最も近いものをお選びください。

「経験よりも他の要素を重視して採用する」が全体の4割で最も多く、「経験者採用が難しいので未経験者を採用する」を加えると8割弱が「未経験者採用」派です。

経験よりも重視するのは「社風マッチ」「ポテンシャル」

●前問で「経験よりも他の要素を重視して採用する」と回答された方に伺います。重視するものは何でしょうか？

「社風へのマッチ度」「ポテンシャル」「職種に関わらない基本的な能力」「新しい事への吸収力」などを挙げる方が多い傾向にあります。

未経験者採用の悩みは「選考段階での見極め」「採用後のギャップ」「育成にかかる時間」

●未経験者の採用選考に関するお悩みで、共感できるものは何でしょうか？当てはまるもの全てにチェックをしてください。

未経験者採用のお悩みで多かったのが「面接や選考の過程で、その人物の可能性を見出すことが難しい」「人物重視で採用選考したが、入社後にギャップが大きかったと感じることがある」でした。

実績や数字で判断できないからこそ、限られた時間内の面接や選考だけで判断するのは、ベテランの採用担当者でも難しいようです。

経験者採用派でも「未経験者と経験者で入社後のギャップの発生頻度の違いは無い」が4割

●前問の回答にあるような「採用した人物について入社後にギャップがある」という事象は、経験者採用と未経験者採用で違いがありますか？

経験者へのこだわり度に応じて、「経験者採用の方がギャップが少ない」と回答する率は上がりますが、経験者採用派でも、4割の方は「ギャップの発生頻度に差は無い」と回答しています。

今後の市場をふまえて25％が未経験者採用にシフトすると回答

●今後の労働市場をふまえた経験者と未経験者採用のあり方に関して、貴社のお考えに最も近いものをお選びください

今後労働人口が減少していくことが予想される中で、現在経験者採用派としている企業も、25%は「未経験採用」を検討すると回答しました。

求人原稿で「未経験者採用」を上手に訴求するには

「経験者」「未経験者」という言葉は、人によって解釈の幅が違います。具体的表記で解釈のギャップを埋めて、良質なポテンシャル層からの応募を促しましょう。

ポイント１：「未経験」のレベルを具体的に提示する

例：業種・職種ともに未経験でかまいません。チーム制で働いたことがあると業務になじみやすいと思います。

ポイント２：実際に未経験から採用されて活躍している社員の経歴例を入れる

例：カスタマーサポート部門で活躍しているAさん（27歳）の前職はアパレルの販売です。PC操作は、前職で、売上集計画面を触っていたくらいの経験ですが、当社の顧客情報入力画面も固定の情報を入力したり操作するだけなので、まったく支障はありませんでした。電話での顧客対応についても、アパレル販売で培ったスキルが形を変えて生かされています。

求人広告だけでは伝えづらい「社風」や「仕事の詳細」を伝えるには動画がベスト！

今回の調査で浮き彫りになった「社風マッチ」「ポテンシャル採用」の重要性。なかなか求人広告だけでは、求職者に伝えづらい部分でもあります。それを解決する方法の一つが、「採用動画」です。

動画は、テキストと写真だけでは伝えられない会社の雰囲気や仕事の詳細を伝えることができます。その情報量は単純にテキスト、写真だけの場合の5,000倍とも言われています。

アルバイトタイムスが運営している「転職・就職サイトＪＯＢ」では、会社の紹介動画を365日掲載できるサービス「いつでも企業セミナー」があります。

会社紹介の動画で、興味を喚起し、匿名質問・カジュアル面談といった機能で、求職者の不安を払拭することができます。

いかがでしたでしょうか。

本記事では、中途採用における「正社員の未経験者採用に関する調査」結果をレポートしました。「経験」よりも「社風マッチ」「ポテンシャル」を重視する企業が増えています。今後の貴社の採用活動のヒントにしていただければ幸いです。