ドライバー採用は未経験・女性の時代に!【ドライバーに対するイメージ調査】
こんにちは、ヒトクル事務局です。
あらゆる業界で人手不足が叫ばれていますが、その筆頭ともいえるのがドライバー職かもしれません。そして人材確保の活路として最近注目されているのが「未経験者」「女性」ドライバーの採用です。
今回、求職者へのドライバーのお仕事に対する調査をして、「未経験」「女性」採用を検討すべき理由、そして「未経験」「女性」採用のポイントについてご紹介いたします。
調査内容は、事前調査において静岡県在住の方612人に「ドライバー職に就いてもよいか」という質問をしました。その中から、96人のドライバー潜在求職者(※)に「ドライバー職に関する印象」についてアンケートを実施いたしました。
※ドライバー潜在求職者層:ドライバー未経験者のうち、ドライバー職への就業が「選択肢に入っている」「情報収集/話を聞いてみたい」「どちらともいえない」方のこと。きっかけがあればドライバー職を検討してもよいと考えている人と位置付けることができる。
ドライバー職に興味があるのは全体の19%、経験者の6倍!
■あなたのドライバー職への就業について、最も近いものをお選びください。
結果は、ドライバー経験者は全体の3%に対し、ドライバーが「選択肢に入っている」「情報収集/話を聞いてみたい」「どちらともいえない」が合計で18%となりました。
つまり、ドライバーの潜在求職者(きっかけがあればドライバー職を検討してもよいと考えている人)は経験者の6倍の人数がおり、その方たちを取り込むことで採用成功率が高くなることがわかります。
次に、ドライバー潜在求職者の方を対象に、ドライバー職へのポジティブイメージとネガティブイメージを聞きました。
ポジティブイメージは、43%が「給与が高い」という印象
■ドライバー職に対する下記のポジティブな印象で当てはまるものをすべてお聞かせください。(複数回答)
1位 給与が高い印象を持っている
2位 業務の安全性を意識高く持っている印象を持っている
3位 勤続年数が長い印象を持っている
ドライバー職に対する良いイメージとして、43%が「給与が高い印象を持っている」と回答しています。
ドライバー職に転職するとしたら最も確認したいのは「休日がしっかりとれるか」
■ドライバー職に就業/転職するとした場合最も確認したい/重要視する点を1つお選びください。
1位 休日をしっかりと取得できるか
2位 体力的に厳しくない職場であるか
3位 給与の高さ
3位 安全面での懸念や不安はないか
もしドライバー職に転職するとしたら、最も確認したいのは「休日をしっかりと取得できるか」、続いて「体力的に厳しくない職場であるか」「給与の高さ」「安全面での懸念や不安はないか」という結果となりました。
こういったことを求人広告にしっかりと盛り込むことで、応募の後押しとなる可能性が高いです。
ドライバー職への転職に関する不安なことは、「休日・就業時間」「女性や未経験でも大丈夫か」「事故などの安全面」
【休日・就業時間に関する不安】
・時間に追われる印象があるが定時で終われるかや休憩がきちんととれるか
・ドライバー職は給料はいいが、忙しくて、不規則な生活をしているイメージがある。
・決められた時間に家に戻れるかどうか。休憩時間を確保できるのか。
・報道などで見られる、就業時間や休日、社内の様子などが気になる
【女性や未経験でも大丈夫か】
・大変そうなイメージがある。大きな車を扱えるかとか。
・全くやった事が無い職種の為、不安です。特に、大型トラックの運転のイメージがある為、自分には難しいと考えています。
・荷物の積み下ろしが負担になりそう
・女性の雇用状況
・女性が重量物を扱うのか
・やはりまだ男の世界というイメージが強いが女性でも大丈夫か?
・ドライバー職というとタクシー運転手が思い浮かぶが、タクシー運転手は女性だと安全面が不安。トラックとかのドライバーだと、大きい車を運転する事が出来ない。
・一日の仕事量がどのくらいなのか、未経験でもできる仕事なのか気になります。
【事故などの安全面】
・仕事中に事故などを起こしてしまった場合の対処がしっかりしているのか
・何時までに届けないといけないという焦りで、事故にあったりしないか不安。
ドライバー職への転職に関する不安なことは、大きく「休日・就業時間」「女性や未経験でも大丈夫か」「事故などの安全面」の3つのカテゴリに分けられました。
これは、前問で質問した「転職の際に確認したいこと」と同じ傾向が出ていることがわかります。回答の傾向として、より具体的な内容で求職者が不安に思っていることがわかります。
このことから、
求人広告には実際に働くイメージができるくらい具体的に伝えることで、求職者の不安を払しょくし、さらにリアリティーを増す
ことができます。
「休日・就業時間」「体力的・安全面の不安」「給与の魅力」を訴求することで未経験層を取り込める
以上の求職者調査から、未経験者のドライバーに対するポジティブイメージ「給与の高さ」をより高め、ネガティブイメージ「休日・就業時間」「女性や未経験でも大丈夫か」「事故などの安全面」という不安を払しょくすることで、未経験層を取り込むことが可能となります。
そのためには、求人広告には実際に働くイメージができるくらい具体的に伝えましょう。そうすることで、求職者の不安を払しょくしさらにリアリティーを増すことができます。
いかがでしょうか。
今回、求職者へのドライバーのお仕事に対する調査をして、「未経験」「女性」採用を検討すべき理由、そして「未経験」「女性」採用のポイントについてご紹介いたしました。
今まで経験者を対象に募集をかけていて、採用できなくてお悩みの企業さまは、ぜひ「未経験」「女性」へすそ野を広げて募集をかけてみることをお勧めいたします。その際は、今回の調査で明らかになったポイントをおさえて求人募集をするとよいでしょう。
ドライバー採用に関して、どう募集を出したらよいか悩んでいるご担当者さまは、当社までお気軽にお問い合わせください。
【調査概要】
調査主体/株式会社アルバイトタイムス@インサーチ事務局 調べ
調査方法/インサーチモニターを対象としたインターネット調査
調査期間/2019年2月13日(水)~2019年2月17日(日)
調査対象/静岡在住のインサーチモニター
サンプル数/612(事前調査) 96(本調査)
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