全国の介護施設従事者に聞きました。「あなたの思う介護職について」
こんにちは、ヒトクル事務局です。
今回の調査では、全国の介護施設従事者に「あなたの思う介護職について」というテーマで本音を聞き出しました。
Q1.介護施設の求人広告で最も重視するものは何ですか?
給与や昇給・交通費などの金銭面に関わる条件を重視する方が半数以上に。
Q2.現在の事業所で働こうと決めた理由は何ですか?(3つまで)
就業の可否は、仕事探しの際に重視した条件とあまり相違ない結果に。求職者が希望条件を満たす会社に就くことができるのは応募選択しが多くあるのが背景といえます。
Q3.あなたにとって長く働ける職場とはどんな職場ですか?(回答3つまで)
従業員の定着には、個々のがんばりを昇給で評価するなどして、モチベーションを上げる必要があります。また、人間関係や社風など良好な労働環境を維持することも大切です。従業員の業務量を把握し、現場の声に耳を傾けることが、定着率を上げるポイントといえます。
Q4.現在の仕事では悩みありますか?
Q5.Q4であると答えた方へ。具体的な内容を教えてください。
【待遇面+業務量】
・仕事はハードで職員の人数が少ない、給料が安い。(27歳 女性)
・ギリギリの体制での業務に疲労がとれない。管理職もあまり現場のことを理解してくれない。(38歳 男性)
【将来】
・不規則勤務、10年後同じ勤務体制で体が持つかどうか?(33歳 男性)
・介護報酬が減り、賃金が減ってしまうかもしれない。(38歳 男性)
【人間関係】
・職員間での雰囲気がよくない(21歳 女性)
・圧倒的に女性が多いので、それに伴う人間関係(50歳 男性)
人手が足りず業務内容も大変。なのに給与は安い。仕事探しの際に金銭面を重視する要因は、ここにあると思われます。
また、体力的な不安から、キャリアップ思考が低いのかもしれません。
介護職の労働イメージ、求人数の増加、不明瞭なキャリアプランなどのネガティブな要因をカバーするためにも、応募条件の緩和は重要であるといえます。
とくに給与や勤務時間等の項目を詳細に記載することが大切です。また、従業員を定着させ、モチベーションを維持するためにも、今一度、労働環境の見直しをおすすめいたします。
調査期間:2015年2月
調査対象:全国の介護士従業員(20歳~59歳)
サンプル数:104人(男性51人 女性53人)
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