\進む環境改善!業界の今/ 復職者・行政・企業の声 リアルレポート大公開!

\進む環境改善!業界の今/  復職者・行政・企業の声  リアルレポート大公開!
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厳しい採用市場が続く医療・介護・福祉業界。

少子高齢化が進む中で、国や行政が人材確保に力を入れている分野のひとつです。

近年は、働く人の環境改善が着実に進み、ひと昔前のイメージとは異なる職場も増えてきています。

今回は、実際に復職した経験者の声をはじめ、静岡県が進める取り組みや、環境改善に力を入れる企業様の声を通して、業界の“今”とお伝えします。


介護業界経験者の本音。長く働きたい職場の特徴とは?

介護業界で「長く働きたい」と思える職場 上位5選(業界経験者・複数回答)
1位  給与・待遇が安定している   76.8%
2位  人間関係が良好で相談しやすい 66.3%
3位  シフトや勤務時間が柔軟    54.7%
4位  休暇・有休がとりやすい    50.5%
5位  人員配置が整っている     48.4%

さらに「最も重視する要素」を選んでもらったところ、給与面に続き、勤務時間の柔軟性や人間関係を挙げた方が目立ちました。
 

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【調査概要】 
・実施時期/2025年9~10月
・調査対象/静岡・愛知・岐阜・三重在住の「介護業に従事している方」「介護業界への復職経験がある方」
・調査人数/計119名


静岡県介護保険課に聞きました!労働環境改善の取組み

介護分野ICT化等事業費助成による、自動化・ICT化の促進

介護職員の身体的・精神的負担を軽減し、離職防止や職場定着に資するとともに、介護サービスの質の向上を図るために、介護分野のICT化等事業(介護ロボット導入支援事業、ICT導入支援事業)を実施する介護事業所を運営する法人の長に対し、都道府県や市町村などの自治体が実施している補助金制度です。

今回の取材から、見守り機器や移乗介護機器等の導入が進んでおり、業務の効率化と職員の負担軽減を図ることで、働く人の定着を促進したいという

※ICTとは…情報通信技術を活用して、記録の電子化、情報共有の円滑化、業務の自動化などで現場の業務負担を軽減するシステムのこと。


【静岡県介護サポーター育成支援事業費補助金/市町向け】

介護の現場では新たな役割が広がっています。

そのひとつが「介護サポーター(介護助手・介護補助)」です。

介護サポーターとは、介護施設や事業所などで介護職員をサポートする役割を担う人のことで、現場での業務細分化が進んでおります。

未経験の方でも始めやすい介護サポーターの活躍が広がることで、資格保持者はより専門的な仕事に従事でき、資格がない人も介護職に関心があれば携わることが可能になります。

こうした業務の分担と役割の明確化が、働きやすい環境づくりと人材確保の両立に繋がっていきます。

※市町によっては、介護従事者向け入門研修が実施されているケースもあります。

 

★介護サポーター人材採用・活用に関するウェビナーはこちら


離職率5%以下!「長く働き続けられる職場づくり」に本気で向き合う施設とは?】

特別養護老人ホーム 白扇閣 さま
静岡県静岡市清水区

要介護3から5までの方で、常時介護が必要で自宅では生活が困難なお年寄りに入居していただき、日常生活上のお世話、機能訓練、健康管理などのサービスをご提供されております。

「静岡県働きやすい介護事業所」「ふじのくに健康づくり推進ゴールド事業所」などの認証を受けられております。 

今回は施設長の久保田様にお話を伺いました。

その中で特筆すべき4つの事例と、久保田様の採用活動における考え方をご紹介させていただきます。


事例① 一人ひとりに合わせた柔軟な働き方ができる環境整備

子育て中、定年後、ブランク復帰など…多様な背景に合わせ、働きたい時間帯での勤務を実現。

AIによるシフト作成やスマホ申請で急な休みも対応しています。

職員数に余裕を持たせることで、「休む=迷惑」にならない環境を整えています。


事例② 身体負担を減らすICTと福祉用具の導入

記録や見守りはICT化し、業務効率と安全性を向上。

さらにスライディングボードなど福祉用具を十分に配備し、移乗介助の身体負担を大幅に軽減しています。

最新設備への投資は「職員を守ることが、良い介護に繋がる」という考えに基づいています。


事例③ リモートで広がる利用者の世界

外出が難しい利用者も、オンラインを活用して初詣や地域交流に参加。

画面越しでも役割や感動を共有でき、利用者の表情や意欲が大きく変わります。

職員と利用者が一緒に体験をつくることで、日常に新たな“楽しみ”が生まれています。


 

事例④ 地域とつながる介護のやりがい

地域行事への参加や介護技術大会への挑戦など、施設外で活躍する機会も豊富に用意。

若手やパート職員もその舞台に立ち、成功体験を積み重ねています。

地域や業界全体と関わりながら成長できる点が、仕事への誇りとやりがいに繋がっています。


そんな数々の取り組みがある中で、「求人票の情報だけで決めるのではなく、ぜひ現場を見てほしい」と語る久保田様。

年齢や経験を問わず、将来の姿を思い描ける先輩がいることが、安心して働き続けるためのポイントだと話してくださいました。

最後に「介護は人生の最期を支える尊い仕事。だからこそ自分自身の暮らしも大切にしながら、長く続けられる職場を選んでほしい。」というメッセージを残していただきました。

ヒトクル編集部
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ヒトクル編集部

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