求人広告内での応募の決め手は?2021年最新調査レポート!

求人広告内での応募の決め手は?2021年最新調査レポート!
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こんにちは、ヒトクル事務局です。

採用担当者のみなさまは、求職者からの応募が増えるように、日々試行錯誤されていると思います。求職者からの応募を増やすには、いろんな手法がありますが、その一つに「求人広告内での訴求や伝え方」があります。

そこで今回、アルバイト・パート求職者が応募するきっかけとなるポイントについて調査しました。本記事では、その上位をピックアップして事例とともにご紹介いたします。


求人広告内での応募の決め手は?

●求人広告内にあるどのような情報が応募の決め手になるか、当てはまるものをお答えください。


調査結果から、下記のような結果となりました。
1位/仕事内容が詳しく、自分に合うか判断できること
2位/職場の環境・仕事のスタイルが伝わること
3位/子育てや介護、学業などとの両立について具体的に記載されていること
4位/採用予定人数や募集の背景などがわかること
5位/いつ更新されたか分かること
6位/応募後何日以内に連絡があるかや面接のタイミングなどがわかる

調査結果から上位6つをピックアップしてご紹介いたします。


①仕事内容が詳しく、自分に合うか判断できる


職種名は、どんな会社でどんな作業をするかが、直観的にわかる表現がよいでしょう。経験者募集でないのであれば、難しい表現や専門用語は避けた方が良いです。仕事内容の詳細は、より作業の詳細(どんなツールを使うのか、どんな製品を扱うのかなど)を具体的に盛り込みましょう。

【事例】

●医療機器販売会社での一般事務
エクセルを使った伝票作成や既存取引先企業からの電話対応がメインです。事務スタッフは全部で3人おり、全員でフォローしながら作業を進めることができます。まずは慣れるまでは、先輩スタッフと一緒に覚えていきましょう。すぐに周囲に聞ける環境なので、安心して働くことができます。

●ビル内での清掃
会社就業後のビル内の清掃業務です。プロ仕様のモップを使っての床拭きや、トイレ掃除がメインですので、特別な経験は必要ありません。床がきれいになっていくのがとても気持ちの良い仕事です。


②職場の環境・仕事のスタイルが伝わる


にぎやか、一人でコツコツ、立ち仕事が多い、力仕事が多いなどの仕事のスタイルは意外と重視されています。

求職者によって、一人でコツコツ作業するのが得意な方、にぎやかな雰囲気が好きな方など、様々です。また、体力に自信のある方や、座り仕事の方が得意な方などもいます。職場の環境・スタイルを伝えることで、自社にあった求職者からの応募が増えるなどの効果も期待できます。

【事例】
●工場内での仕分けスタッフ

工場内で指定の荷物を決められた場所へ分類するのが主な仕事です。扱う商品は、アクセサリーやアパレル雑貨、日用雑貨など比較的軽量で小型なものとなります。基本的には立ち仕事ですが、それほど体力は必要ありません。工場勤務が初めてでも、まったく問題ありません。初めはチームリーダーがあなたの経験に応じてしっかりと研修をします。


③子育てや学業との両立について具体的に記載されていること


アルバイト・パート希望の求職者は、基本的に時間の制約がある方がほとんどです。特に子育て中の主婦の方や学生は、自分の都合に合わせて仕事ができるかが仕事選びの重要なポイントです。現在働いているスタッフの声として、リアルな情報を伝えることで安心して応募してもらうことができます。

【事例】
・急な呼び出しにも「今は子供が小さいから仕方ないよ」と周囲の理解があり助かっています。その分、出勤しているときは挽回できるように取り組んでいます。

・シフトは月1回の自己申告制なので、サークル活動に合わせて働けます。試験期間中や旅行などの時は、事前に伝えて長めにお休みをもらっています。


④採用予定人数や募集の背景がわかること


欠員なのか増員なのか、どのくらいの人数を応募しているのかなどを気にしている求職者が多いです。必須ではないですが、募集の背景がわかることで、より安心して応募してもらうことができます。

【事例】
・現在10名いるスタッフの1人が来春卒業するため、1人募集します。

・新工場オープンのため、オープニングスタッフ10名募集!


⑤いつ更新された情報か分かること


求職者がより新しい情報を知りたい、思っていることがわかる回答です。もし自社サイトや採用管理システムなどで、情報の更新をすることができるのであれば、定期的に内容を更新することで、求職者に見てもらいやすくなります。


⑥応募後の連絡・面接のタイミングが分かる


忙しい求職者にとって先のスケジュールが見通せるのは好印象です。特に学生さんからの要望が高い傾向です。可能であれば、「応募後●日以内に連絡をします」といったことを明記すると安心するでしょう。


いかがでしょうか。
本記事では、求職者が応募するきっかけとなるポイントについて、ご紹介いたしました。今後求人広告を作成する際には、ぜひこのポイントを踏まえて作成してみてください。


調査方法:Webによるアンケート
調査期間:2021年1月  
調査対象:静岡県在住の学生・パート・アルバイト・主婦で直近半年以内にシゴト探し(アルバイト・パート・派遣など非正規)をした人  
サンプル数:104人(DOMOやJOBユーザー限定の調査ではありません)

ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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