【採用担当者必見】履歴書を不要にするメリットとデメリット

【採用担当者必見】履歴書を不要にするメリットとデメリット
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こんにちは、ヒトクル事務局です。

最近では、履歴書不要の募集が増えてきましたね。以前では履歴書不要、というとブラックバイトなんていう話もありましたが、最近では変わってきているようです。
みなさんの会社では、採用活動のときに、応募書類として履歴書を持参してもらっていますか?

今日は、普段履歴書を利用して、採用活動をしている人事担当者さまに向けて、履歴書不要の募集のメリットとデメリット、それらをふまえた対策についてご紹介いたします。

※履歴書の代わりに使えるエントリーシートフォーマット
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履歴書を不要にすることの3つメリット

1、応募を少しでも増やすことができる

応募者の立場からすると、履歴書を書くのは意外と面倒なものです。まだまだ手書きで書く人も多いうえに、間違えたら一から書き直さなくてはならない、しかも写真もつけないと…と考えると、気軽に応募することはできないですよね。

そこで、履歴書を不要にすることで、少しでもハードルを下げ、応募につなげることができる、というのが1つ目のメリットです。


2、履歴書ではなく、会社独自のエントリーシートを用意すれば、情報を管理しやすい

自社で用意したエントリーシートならば、選考で重視する項目を自由に作ることができます。そこに記入してもらう(もしくは質問しながら採用担当者が記入)することで、統一されたフォーマットで情報を管理することができます。また採用担当者が複数いる場合、判断基準が統一できるというメリットもあります。


3、履歴書を返却する手間が省ける

不採用だった場合、原則として履歴書を返却することが義務付けられていますが、その手間を省くことができます。


履歴書を不要にして、デメリットはないの?

それでは、履歴書を不要にすることで、困ることはないでしょうか?


1、面接のときに聞き忘れが発生するリスクがある

話が盛り上がってしまい、連絡先などの必要なことを聞き忘れてしまったりすると、連絡が取れずに非常に困ったことになります。
また、自社の選考で必要なことの聞き忘れについても、採用・不採用の判断ができないという事態を招きます。

そこで、用意しておきたいのが、履歴書の代用となる簡易記入シートです。
面接のときに、初めに応募者に記入してもらってもいいですし、面接で質問をしながら自分で記入していくこともできます。これを使うことで、聞き忘れを防ぐことができます。


ヒトクルでは、そのためのエントリーシートのフォーマットを用意しております。
こちらは、エクセルで作成してありますので、自由に追加したり、削除することができます。ぜひ、自社で使いやすいようにカスタマイズしてご活用ください。


2、自社へのモチベーションの低い応募者がくる可能性がある

これは、メリットと表裏一体です。もし、応募が殺到して困る、という求人でしたら、応募のハードルを上げることができます。しかしながら、採用難の現在では、よほど魅力的で特徴のある求人内容でなければ、応募者を集めることは難しくなってきています。

少しでも反応を改善して母数を増やしたい、と考えるのであればそこは仕方のない部分です。考え方を変えれば、面接をしていく中で、モチベーションを上げていくこともできます。

具体的な方法に関しては、採用率を上げる面接の魔法 ~採用面接とは動機づけの場である~でご紹介しています。


まとめ

いかがでしたか、履歴書を不要にするメリット・デメリットについて理解できましたでしょうか。反応を改善するひとつの手法として、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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