最新｜Indeedの掲載基準を解説【チェックリスト付】

Indeedへ掲載するための「掲載基準」について解説します。Indeedの掲載基準は常に更新されており、一度掲載されてもその後のチェックで非掲載になってしまうケースもあります。

最近応募が少ないと思ったら「あれ？Indeedに掲載されていなかった！」ということがないように、随時確認して、自社の求人情報が多くの求職者に届くようにチェックしておきましょう。

Indeed掲載基準チェックシート

Indeedの掲載基準をチェックシート形式にした資料です。違反している項目がないかチェックしていきましょう。

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※Indeedに無料掲載できない！求人票が削除される原因と対策について解説

求人掲載に関する掲載基準

Indeedに掲載するには、下記の掲載基準を遵守している必要があります。

※この内容は、2024年9月時点でIndeed公式ページにある記載を参考にしています。
詳しくは、掲載基準とポリシーをご参照ください。

求人内容の正確性に関する基準

Indeedでは、正確でない求人や虚偽のある求人は掲載されません。また情報が不足していたり、採用サイトと不一致の場合削除される可能性があります。

Indeedでは求人票に次の情報を記載することを推奨しています。

また、会社名が正式な社名や屋号ではない、もしくは会社名が非公開の場合は、「スポンサー求人」にする必要があります。

法令違反に関する基準

Indeedは法令に違反する求人は掲載されません。法令違反として非掲載になりやすいケースを解説します。

人種、国籍、信条、性別、社会的身分、年齢による差別

人種、国籍、信条、性別、社会的身分、年齢によって応募制限がされる求人は掲載されません。また学生などの就業状況による応募制限も同様です。

ただし、法令による合理的な理由がある場合は、根拠を明示することで掲載することができます。

※“XXX歓迎” のように特定の年齢や特定の年齢域を想像し優遇または排除を想像をさせる文言が本文内に含まれているのはNGです。

最低賃金を下回る求人は、掲載されません。
例年10月には最低賃金が改定となります。

昨今では、毎年のように最低賃金が大幅アップしています。研修期間中の給与や、深夜割増などで下回ることがないように点検しましょう。

※2024年の最低賃金額は50円UPし、全国平均は1054円。東京は改定後1163円になる見通し

募集内容自体に関する基準

求職者にとって不利益になったり、社会通念上不適切だと判断される求人は掲載されません。

求職者への費用負担が発生する求人

Indeed は、応募者に手数料や必須の研修費が発生する求人は掲載されません。

求人募集ではない求人

一人親方募集・フランチャイズ・代理店などのビジネスパートナー募集
合同企業説明会などのイベント告知

社会通念上、不適切だと判断する求人

・成人向けまたは性的な商品・サービスに関わる求人
・連鎖販売取引（マルチレベルマーケティング・ネットワークビジネスへの勧誘など）関連の求人
・転売ビジネス・インターネットオークション・オンラインショップ運営に関する在宅勤務の求人
・治験・覆面調査の求人
・ポイント払いなど金銭以外で報酬が渡される求人

過度に個人情報を求める求人

採用活動に必要と思われる個人情報以外の情報を応募者に求める求人は掲載されません。
例）クレジットカード情報、マイナンバーなど、

求人の表記や出し方に関する基準

ユーザーが仕事探しをする上で誤解したり、適切な仕事探しをする妨げとなるような求人は掲載されません。

・質の低い職種名 
・キーワードスタッフィング 
・重複している求人情報 
・勤務地以外の地域への求人情報の掲載（ロケーションブラスト）

質の低い職種名

職種名以外の文言を付帯表記すると、掲載されません。
一般的なルールとして、名刺に書かない内容は記載しないようにしましょう。

・職種名よりも仕事内容に関した情報
・記号
・ブランド名

キーワードスタッフィング　

キーワードをスタッフィング（詰め込む）こと。
検索結果に多く表示させる目的で、原稿内にキーワードをむやみに使用している求人は掲載されません。
※スポンサー求人として掲載する必要がある

キーワードを入れるときは、求職者に自社の求人内容を伝えるうえで必要なキーワードを自然な形で文章に盛り込みましょう。

求人の再投稿・重複している求人情報

再投稿された求人は、過去に投稿した既存の求人と同じとみなされるため、検索結果に表示されなかったり、削除さらることがあります。

不正な再投稿を何度も繰り返す場合は、ペナルティとして無料掲載ができなくなる可能性があります。

また、重複している求人情報は、求職者が仕事探しをするうえで非効率と判断して、掲載されません。
また、同じ求人を複数の記事に分割して表記すると、重複とみなされ、一方が掲載されません。

同じ求人とは、雇用形態や職種、勤務地、勤務時間、給与などが同じで、採用枠が同一であることを指します。

重複している求人情報とは、職種・雇用形態・勤務地が全て同じ求人票が Indeed の検索結果画面に表示されていることを指します。 

すでに Indeed 以外の媒体等を通じて Indeed に掲載されている求人や、採用企業が直接投稿されている求人と同じ内容が投稿されているケースも含まれます。

非掲載になりやすい雇用形態（派遣、紹介、完全歩合、在宅）

Indeedは、雇用の安定性・信頼性の観点から直接雇用の求人を優先的に取り扱っています。

そのため、人材紹介や派遣企業の派遣スタッフの募集は、無料では掲載できません。有料広告で掲載することは可能です。

また、完全歩合制、完全成功報酬型の求人は無料では掲載できません。
こちらも有料掲載のみの掲載となります。

加えて、在宅勤務の求人もポリシー違反が多いことから非掲載になりやすいため注意しましょう。
非表示にならないようにするためのヒントは、こちらで紹介されています。

勤務地以外の地域への求人情報の掲載（ロケーションブラスト）

同じ求人票を複数の勤務地で投稿した場合、すべての求人を検索結果に表示させるには、スポンサー求人 (有料掲載) をご利用いただかなければならない場合があります。

ロケーションブラストとは？ 
ロケーションブラストは、求職者が働くことになる勤務地とは異なる都市に、採用企業が同じ職種の求人を投稿した場合を指します。

同じ職種でも、実際に複数の勤務地がある場合は、ロケーションブラストとはみなされません。

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クローリング掲載に関する条件

自社の採用ページをIndeedに掲載するためには、原則として以下のような条件があります。（一部抜粋）

●自社HPに採用ページが設置されている
他社運営サイトに掲載の求人情報はクローリングできません

●求人情報が画像ではなくテキストで記載されている
Indeedにクローリングしてもらうのには、求人票がHTML形式で記載されている必要があります。PDFなどの画像の場合は、うまく読み込まれない可能性があります。

●勤務地が市区町村レベル以下まで詳細に明記されている

●応募方法が明記されている
求人票の近くに応募ボタンが配置されており、迷わず応募できる
応募フォームの場合は、他ドメインに遷移せず、同じドメイン下で応募完了まで行うことができること

●1職種×1勤務地ごとに固有のURLが設置されている
一つの求人票に複数職種、複数勤務地が掲載されていると、求職者が混乱する可能性があります。原則として、1職種×1勤務地で求人票を作成しましょう。

Indeed掲載基準チェックシート

Indeedの掲載基準をチェックシート形式にした資料です。違反している項目がないかチェックしていきましょう。

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直接投稿におけるNG例

自社でアカウントを作成して直接投稿したのに、掲載されないといったケースがあります。
Indeedでは、アカウントが開設されると審査があり、最大で72時間かかります。掲載されないときは、下記のような例がありますので点検してみましょう。

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掲載されていない場合の対応

もし掲載されていないことが分かった場合の対応方法についてです。

① まずは、掲載基準をチェックして、違反している場合は修正しましょう。

② 基準を違反していないのに掲載されない場合は、Indeedへ直接問合せをしましょう。

メールや電話で問合せをすることが可能です。
※Indeedのサポートページはこちら

Indeed掲載基準チェックシート

Indeedの掲載基準をチェックシート形式にした資料です。違反している項目がないかチェックしていきましょう。

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Indeedの理念

ここまでで、Indeedの掲載基準についてご紹介をしてまいりましたが、なぜIndeedではこのような厳しい基準を設けているかについて理解しましょう。

Indeedは求職者ファーストを理念としており、ミッションとして「We help people get jobs.（人々の仕事探しのお手伝いをする）」をミッションとして掲げています。

Indeedで働く人々（“We”）は、すべての人々（“people”）が自分らしく生きられる仕事と出会う
（“get jobs”）手助け（“help”）をしたいという思いを込めた言葉です。 

そのミッションに基づいて「求人検索エンジン」というサービスを提供しているため、常に求職者視点であることを大切にしています。

掲載基準は、上記のミッションに基づいて定められています。

求職者に分かりやすい正確な求人情報を提示することは、Indeedに掲載されるかされないかという以前に企業の信頼のために大切なことですので、しっかりと点検していきましょう。

まとめ

Indeedは日本で最もユーザー数の多い求人検索エンジンです。「なかなか採用ができない」「多くの応募者の中からよい人材を採用したい」といった企業様は、しっかりとIndeedへ掲載されるよう、ガイドラインをチェックしましょう。

アルバイトタイムスが運営している採用管理システム「ワガシャ de DOMO」は、Indeedと直接自動連携しております。「ワガシャ de DOMO」で作成した記事は、1日に4回最新の情報がIndeedにアップされます。

掲載基準はIndeedに準じますが、定期的にサポートスタッフが掲載チェックをしてしっかりと露出ができるようにアドバイスをしております。Indeedを利用した採用手法を導入したい、検討したい企業様は、ぜひアルバイトタイムスまでお問合せください。

御社の採用ターゲットや、ご予算などの状況に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。

※本記事は、2023年2月時点のIndeed公式の掲載基準を参考に作成していますが、必ず掲載されることを約束するものではありません。Indeed独自の判断により非掲載となることがありますのでご了承ください。