関東地方の主要求人メディア一覧｜地方に強い求人サイト・求人広告を紹介

1都7県という広範囲にわたる関東地方は、大手企業をはじめとする優良企業が全国規模で求人を出しているケースも多く、中小企業の採用活動にも影響を及ぼしています。

この記事では、関東地方で求人広告を掲載したいと考える経営者の方・企業担当者の方向けに、関東地方の主要求人メディアをご紹介します。

主に群馬県向けの求人メディア

群馬県は、山々に囲まれた魅力的な土地である一方、新幹線を使えば都心とのアクセスも良好です。

県内で求人を探している人材・UIJターンを検討している人材も多いため、自社の求人を露出させる機会を増やす上で、地域密着型の求人メディアを活用するメリットは大きいでしょう。

求人サンデー

https://www2.jomo-news.co.jp/job/

求人サンデーは、群馬県内最大約27万部の発行部数を誇る、上毛新聞社の広告媒体です。

上毛新聞のネットワークを活用した新聞求人広告で、雇用形態やセールスポイントも一目で分かるようなデザインとなっています。

枠の大きさや掲載回数に応じて価格帯が変わりますが、新聞広告の掲載後は、約1ヶ月間Webサイトでも求人が掲載されます。

また、医療・介護求人特集など、特別企画として特定の職種の求人を掲載することもあるため、年代を問わず人材を募集している企業・団体にとっては利用メリットが大きい媒体の一つです。

群馬ひとつなぎ

https://gunma-de-hataraku.jp/

群馬ひとつなぎは、群馬県を中心とした正社員採用専用サイトで、地域密着型の求人サイトです。

採用課金制を採用しており、求人掲載の期間で広告料が発生しないため、じっくり欲しい人材の採用まで広告を掲載することができます。

求人年収に応じて採用費用に違いがあり、早期退職の返金条件は1ヶ月以内が60％、3ヶ月以内が40％となっています。

また、運営側の採用担当者が、企業概要・職務内容の説明、面接日時の調整、採用結果通知等を代行してくれるため、自社の採用担当者の業務負担が軽減します。

求職者に関しては、運営側の採用担当者が綿密なカウンセリングを行った上で仕事を紹介するため、ミスマッチのリスクが少なくなります。

掲載地域は中毛・西毛・東毛・北毛を幅広くカバーしているため、群馬で求める人材を確保するなら、有効に活用したい媒体です。

主に栃木県向けの求人メディア

栃木県は、日光東照宮やいろは坂などの観光地が多い一方で、一次産業から精密機器・工場など様々な求人ニーズが存在します。

北関東最大の都市である宇都宮市の人口は50万人以上・栃木県の就労人口は100万人以上となっているため、地元人材を集めるためにも、積極的に県内での情報発信を試みる必要があります。

トチギジョブ

https://www.tochigijob.jp/

トチギジョブは、栃木県内の専門職採用に特化した求人サイトで、他県の求人情報を掲載していません。

栃木県内かつ専門職というフィルターをかけることで、即戦力になる専門職の採用が期待できる仕組みとなっています。

大きな特徴として、求人情報掲載料の安さがあり、3ヶ月で50,000円というのは破格といっても良い価格帯でしょう。

トチギジョブの掲載料が安い分、全国規模の求人メディアと併用する際も、広告費の負担を少なくすることができます。

SEOの観点からも対策が施されており、Web検索における各種キーワードで、Yahoo!やGoogleでの上位表示を実現できているのも強みです。

なお、求人が掲載されている職種は、トラックドライバーや電気工事士など、いわゆるブルーカラーの職種が多く見られます。

ビジュアルジョブ

https://visual-job.net/

ビジュアルジョブは、 Webと新聞折込のクロスメディアで、栃木県の求人情報を幅広く紹介する求人メディアです。
求職者は雇用形態・職種・特徴から求人を検索でき、地域は栃木全域を網羅しています。

求人サイトへの掲載条件は料金に応じて変動するので、基本的な求人情報を載せるだけなら1ヶ月30,000円から掲載をスタートでき、他の求人メディアと併用した際の予算節約が期待できます。

上位クラスのプランを選べば、PR記事を加えたり、動画による求人紹介を行ったりすることが可能です。

追加オプションも豊富で、TOPのピックアップコーナーに求人を掲載したり、掲載期間を安価で延長したりすることもできます。

新聞折込への掲載を利用することで、年齢層が高めの求職者へのアピールにもつながります。

主に茨城県向けの求人メディア

茨城県は、北関東の中でも都心とのアクセスが良い県の一つであり、労働力人口も140万人強となっています。

Uターン転職・地元での就転職を希望している人材も多いことから、首都圏向けの媒体だけでなく、地元民向けのメディアにも目を向けたいところです。

いばキャリ

https://www.ibaraki-career.jp/

いばキャリは、茨城特化型求人サイトとして、新卒・中途求人やインターンシップ情報を網羅しています。

会員登録ユーザー数のうち、約80％が20代の若手人材のため、自社に新しい風を取り入れたい場合は有効に活用したい求人メディアの一つです。

掲載費用0円で利用できるミニマムプランから、動画や先輩インタビューなどの情報を掲載できるプレミアムプランまで、自社の予算やニーズに応じて4つ（中途採用は5つ）のプランが選べます。

求人原稿・インタビュー記事原稿制作・動画制作など、よりリッチなページ作りを実現するオプションを選ぶこともできます。

求人掲載のほか、採用・教育教材の案内や、就活イベントの開催も行っています。

茨城の若年者を採用したいと考えている企業にとっては、心強いサービスと言えるでしょう。

求人アルゾ

https://www.alzoweb.jp/

求人アルゾは、茨城県最大級の求人メディアで、Web以外にもフリーペーパーや新聞折込への求人展開ができます。

県内の10媒体とポータルサイトによるPR展開によって露出を高め、求人情報はPC・スマホ・モバイルに同時掲載されます。

フリーペーパーは茨城県内約1,200ヶ所以上に設置されており、雇用形態を問わず様々な求人情報を掲載しています。

また、新聞折込は毎週日曜日発行で、水戸市・ひたちなか市ほぼ全エリアを網羅しています。

主に山梨県向けの求人メディア

山梨県は家賃相場が低く、東京とのアクセスも良いことから、都心で暮らす人材が2拠点生活やUIJターンを検討する候補地の一つです。

しかし、県内の企業情報・求人情報を入手しにくいと感じている求職者も少なくないため、地元民が利用する求人メディアを利用することで、ライバル社に差を付けられるでしょう。

やまなし転職・就職ナビ

https://arbis.co.jp/

やまなし転職・就職ナビは、山梨県の転職・就職を知り尽くしたキャリアコンサルタントが、企業にとって最適な人材を紹介してくれるサービスです。

Web上で閲覧できる求人情報には、掲載可能な文章量・カテゴリが多いため、自社のアピールポイントを余すところなく記載できます。

成果報酬制を採用していて、一定の理由があれば紹介手数料が一部戻ってくるため、ミスマッチが生じた際のリスクを減らせます。

また、非公開求人の取り扱いもあるため、重要なポストに就く人材を募集する際も安心です。

じょぶる山梨

https://be-win.co.jp/yamanashi

じょぶる山梨は、県内の求人を多数掲載する求人メディアで、情報の量だけでなく質にもこだわっています。

Webサイトは、求職者がチェックしやすいレイアウトとなっていて、求職者が気になる企業紹介を充実させているのが特徴です。

採用したい人材像に合わせて、複数の広告手法の中から適切なものを選べます。

自社求人ページへのアクセス数を解析し、改善すべき内容を提案したレビューシートを確認できるため、求人広告をどう運用すべきなのか検討する材料も得られます。

入念なヒアリング・撮影・戦略策定などを経て制作が進み、記事公開と広告運用が開始した後は、掲載期間中の応募窓口の代行・面談調整などのサービスも受けられます。

求人を掲載している間は、運営側から自社にマッチする人材を紹介してもらえますが、掲載料以外の追加料金は発生しないので安心です。

アイQジョブ

https://ai-q.jp/

アイQジョブは、山梨県内の幅広い求人を網羅する求人メディアです。

求職者側が詳しい検索条件で求人を絞れるようになっているため、どんな人材に来て欲しいのか・またはどんなメリットがあるのかを求人情報に盛り込むことで、必要な人材の応募率向上が期待できます。

採用された求職者への就職祝い金として、新生活応援金を支払う仕組みがあり、価格を調整して求職者の興味をひく方法も選べます。

スカウトメール機能を使って、欲しい人材に直接アプローチをかけることもできますから、積極的に人材を探している企業にもおすすめです。

主に埼玉県向けの求人メディア

埼玉県は東京都に隣接しているため、実質的に首都圏の人材に向けた採用活動で問題ないと考える企業も少なくないでしょう。

しかし、一口に埼玉県と言ってもエリアは広く、南部と北部では転職事情も異なることから、埼玉県特化型の求人メディアについても理解を深めておくことをおすすめします。

埼北就職応援サイト

https://saihoku-job.jp/

埼北就職応援サイトは、埼玉北部地域で働きたい人材向けの求人情報を掲載できる求人メディアです。

具体的には、熊谷市・深谷市・秩父市・本庄市・寄居町・上里町・美里町・神川町・横瀬町の就職情報が対象となります。

埼玉県小規模事業者経営基盤強化事業として運営されているサイトのため、掲載料は無料で利用できます。

問い合わせ先は深谷商工会議所で、電話番号などもサイトに掲載されていることから、Web媒体の利用に不慣れな中小企業でも安心してコンタクトを取れます。

埼玉新卒就職ナビ（2023）

https://saitamanavi.jp/

埼玉新卒就職ナビは、東京への流出率が高い埼玉県の課題を解決する目的で運営されている、新卒向けの求人サイトです。

埼玉県内でエリアを絞って求人情報を検索できるため、全国規模の求人サイトでは求人を目立たせるのが難しかった企業でも、自社の情報を露出させやすいメリットがあります。

サイト内での動画配信も可能なため、現場の雰囲気や欲しい人材のイメージなど、企業PR情報・採用情報等を伝える点で役立ちます。

また、説明会情報や検索上位表示などのオプション機能を活用することで、自社の存在をより多くの求職者に知ってもらうことができます。

利用料1ヶ月無料キャンペーンなど、お試しプランを案内していることもありますから、できるだけ自社にとって有利なタイミングで試してみることをおすすめします。

主に千葉県向けの求人メディア

千葉県の2022年10月の有効求人倍率は、全国平均の1.35倍よりも低く、1.02倍となっています。

千葉県は求職者が魅力を感じやすい地域と言えそうですが、都心から離れれば採用難易度も上がることが予想されるため、千葉県の求人情報を中心に掲載するメディアの利用は検討すべきです。

ちばキャリ

https://www.chibacari.com/career/

ちばキャリは、千葉で働きたい・千葉から通勤したい求職者をターゲットに、千葉県内を中心とした中堅・中小企業の求人情報を提供する求人サイトです。

千葉県在住のユーザーが主なユーザーであることから、県内企業を狙う20～30代に対してアプローチをかける上では、有力なメディアの一つです。

千葉テレビのCMや電車広告を通じて、地域密着の広告活動に力を入れているため、千葉県在住者の認知度は高いものと考えてよいでしょう。

基本的に、12週単位で求人広告を掲載する仕組みのため、時間をかけて欲しい人材を探したり、所定の人数が採用できるまで広告を掲載し続けたりすることができます。

バナー広告・求人情報の上位表示・メッセージページの追加といった、各種オプションも選べます。

別枠になりますが、人材紹介サービス・ダイレクトリクルーティングサービスも行っているため、ニーズに応じて利用するサービスが選べるのも利点です。

千葉転職センター

https://wp-st.net/

千葉転職センターは、千葉県専門の社員求人ポータルサイトで、低コストで求人情報を掲載できます。

1求人あたり50,000円（3ヶ月）となっており、大手求人サイトに比べて格安のため、採用コストを抑えることにつながります。

未経験者・学歴不問の求人を中心に掲載していることから、若年者を探す上では重宝するサイトと言えるかもしれません。

急募求人にも対応しており、最短3営業日でのスピード掲載も可能となっています。

人材紹介サービスに関しては、職種・企業規模を問わず、紹介した人材の初年度年収の25％が紹介手数料となります。

決定した紹介手数料は、最大で3回まで分割して支払うことができ、例えば1ヶ月以内の退職であれば手数料の9割が返金されます。

主に神奈川県向けの求人メディア

神奈川県の2022年10月の有効求人倍率は0.91倍で、求人数よりも求職者の方が多い状況と言えます。

そのような中、求人を出してもなかなか応募者が集まらない企業は、地元密着型の求人メディアを利用してみましょう。

アポルテ

https://www.aporte-ad.com/

アポルテは、厚木・海老名・町田・横浜・相模原・座間・大和・藤沢・茅ヶ崎・平塚・秦野・小田原・熱海市を中心に、地域密着型で求人情報を紹介する求人サイトです。

神奈川県のほか、東京都町田市周辺エリアの求人情報も網羅しており、一つひとつの求人情報にボリュームがあるのも特徴です。

新聞折込求人誌「アポルテ」は、合計10エリアの広範囲にわたり、それぞれ8～10万部を発行。

朝日新聞・読売新聞の2大紙のほか、地域によっては毎日新聞・神奈川新聞にも折り込まれます。

Webサイトへの求人掲載に関しては、掲載できる写真の枚数や文字数に応じてプランが用意されており、価格帯も変動します。

また、掲載期間は2週間・1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月と、バリエーションも豊富です。

jobr.jp

https://jobr.jp/

jobr.jpは、相模原・町田・愛川町を中心とした求人情報を提供する求人メディアです。

新聞折込は、主に読売・朝日・毎日の3紙を中心に配布しており、相模原市内の公共設備・大手スーパー・コンビニ・飲食店等にも紙面を設置しています。

Web版では、3週間求人情報を掲載しており、求職者はPC・スマホで閲覧できます。

求人原稿に関しては、運営側の企画・製作担当者との打ち合わせを経て、企業の要望をもとに原稿を制作してくれます。

必要に応じて、店舗・社屋の撮影や原稿の修正も行ってから、印刷へと進みます。

求人広告の反響をもとに、営業担当者が他業種の反応と合わせて、人材の動向を見ながらフォローをかけてくれるのもポイントです。

主に東京都向けの求人メディア

関東地方の主要求人メディアの利用を検討するにあたり、東京都に特化した求人メディアに意識を向ける採用担当者は、意外と少ないかもしれません。

多くの企業が全国規模の求人メディアを利用する中で、東京都特化型の求人メディアを活用できれば、よりユニークな人材を見つけられるかもしれません。

上京ナビ

https://jokyonavi.com/

上京ナビは、東京都エリアを中心とした求人サイトで、上京を希望している求職者・東京近郊のエリアで仕事を探している人向けのメディアです。

都内の優秀な人材を探すためのサイトというよりは、地方の人材に東京で働いてもらうためのサイトと言えるでしょう。

手軽に利用できるのが「サブスクプラン」で、問い合わせから最短で1～3営業日での掲載が可能です。

1ヶ月単位での短期利用も認められており、オプションを選んでメニューの追加を行うこともできます。

上京ナビの大きな特徴である「一人暮らし応援プラン」は、求人作成から上京者の住まい探しまで、運営会社が行うプランです。

提携不動産会社を通して、一人暮らし用の住まいを紹介するだけでなく、求職者の引越しに関する悩みもサポートする体制を整えています。

応募者数を増やすための施策にも注目

自社の求人をどのように露出させるのか、求人を掲載する媒体をどれだけ増やすのかについて考えることは、採用活動を円滑に進める上で重要です。

しかし、いくら自社の求人を多くの求職者に見てもらえるようになっても、それが応募者増につながらなければ意味がありません。

株式会社アルバイトタイムスが提供する、中小企業向け採用サービス「ワガシャ de DOMO」は、Indeedをはじめとした複数の求人サイトへ連携し、求人票の作成をプロが代行するサービスです。

50年にわたり人材業界に携わる中で培ったノウハウをベースに、御社の採用コストや手間を省きつつ、応募者増につなげてまいります。

採用計画を達成するため、応募率を高めたい企業担当者様は、資料請求などお気軽にご相談ください。

まとめ

首都圏には、全国各地から人材が集まるので、採用担当者も地域密着型のメディアには目が行かないかもしれません。

一方で、東京都地域に特化している求人サイトが存在します。
地元の人材にアプローチするためには、自社のターゲットをふまえて地域に根差した求人メディアも視野に入れて検討してみましょう。