中小企業に採用サイトは必要? 掲載コンテンツや作成のポイントを解説!
思うように人が採用できず、採用サイトを新しく制作したり、リニューアルを検討している企業も多いのではないでしょうか。
採用サイトを作るとどのようなメリットがあるのか。
サイト制作の手順や掲載するべきコンテンツ例、意識するべきポイントについて、詳しく解説いたします。
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採用サイトを制作するメリット4つ
採用サイトを制作すると、中小企業に嬉しいメリットがたくさん待っています。
積極的に採用サイトを運営するべき、理由をみてみましょう。
求人応募数の増加が見込める
中小企業の採用サイトがあると、求人サイトに掲載できる内容以上に、詳しい企業情報を伝えられます。
求人サイトのみで募集する場合、テンプレートなどの関係で内容に差をつけにくいのですが、自社運営の採用サイトであれば会社の良さや強み、魅力をより多く届けられるでしょう。
コンテンツを自由に作成できる、会社の雰囲気が伝わる画像などで視覚的にアプローチできる、という点もメリットです。
※約6割が企業の採用ホームページの情報が物足りないと感じている|採用HPに関する求職者調査
内定辞退や早期退職を未然に防げる
企業についての情報がしっかり伝わっていない場合、良い人材を獲得しても、内定辞退や早期退職につながる恐れがあります。
「思っていた仕事ができなかった」「希望しているポジションにつけなかった」など、ミスマッチを低減できるのがメリットです。
採用サイトの求職者が求める内容が掲載されているかどうか、入社後の雰囲気が伝わるかどうか、客観的な目線で確かめながら、必要な情報をしっかり含めましょう。
他社との違いをアピールできる
人材を獲得するために、採用ブランディングに力を入れる企業が増えています。
効果的な自社ブランディングができていない、と感じている場合は、採用サイト運営で魅力をPRしましょう。
少子化や働き方の多様化などを理由に、中小企業の採用が厳しくなっている時代です。
だからこそ、他社との違いをWebサイト経由で伝え、選ばれる会社になる必要があります。
・企業が大切にしていること
・自社商品やサービスでどのような社会貢献ができるのか
・従業員が働きやすい職場であるために力を注いでいること
など、同業他社よりも優れている点をブランディングし、アピールしていきましょう。
自社の考え方に共感してくれる人材と出会いやすくなるため、エンゲージメント率が上がる点もメリットです。
採用活動に必要な費用を減らせる
採用活動に求人サイトや求人広告を利用する場合、多額の費用が発生します。
支払った費用の分だけ必ず人材が集まるわけではないため、サービスの利用料や人事担当者の人件費などが無駄になってしまうケースもあります。
大手求人サイトを利用したおかげで、多数の求職者と出会えたものの、希望にマッチする人材はいなかった、という例もみられます。
採用を効率化して、採用コストを減らすためにも、自社運営の新卒採用サイト、中途採用サイトを持っておくのがおすすめです。
求人サイトや求人広告は、会社の良い面ばかりが伝わりやすい、という特長があります。
魅力を届けるのは大切ですが、どのような人材に向いているのか、事前に知っておいて欲しい大変なことなどを共有できれば、ミスマッチが減り、コスト低減につながります。
企業情報を正しく伝え、自社にフィットした求職者を採用するためにも、自社採用サイトが役立ちます。
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採用サイトを制作する手順を解説
採用サイトは、単純に用意するだけでは応募者増につながりません。
求職者から選ばれる採用サイトにするために、どのような手順で進めれば良いのかチェックしておきましょう。
採用サイトが担う役割を決定する
採用サイトには、さまざまな役割があります。
自社が抱える悩みを解決するためにも、まずはどのような目的や役割をもって解説するのか、検討しておきましょう。
・求人への応募者数を増やしたい
・豊富な経験を持つ転職者を探している
・採用コストを減らしたい
・ミスマッチの少ない採用活動がしたい
など、目的に応じたサイト運営が必要です。
中小企業が抱えている問題を洗い出して、どのような役割を持たせるのか検討の上、コンテンツを決定しましょう。
見てもらいたいターゲット層を選定する
採用サイトを運営する際、大勢に伝わる内容にしてしまうと情報があいまいになり、本当に必要な相手へ届きません。事前にターゲットを絞り込んで、その人へ届くサイトを構築しましょう。
学歴や経歴、資格、仕事に対する思い、性格など、こんな人に来て欲しいという人物像を具体的にイメージしてみてください。
仮に接客業の場合、「おもてなしが得意な人」といった、ぼんやりとしたイメージではなく、
「相手が何を考えているのか、常に気遣い、適した行動ができる人」
「常にお客様ファーストで、指示を仰がなくても自ら率先して動ける人」
など、細かく人物像を作り込んでいきます。
この作業ができていると、こんな人に向いている仕事です、という言葉が響くようになり、求職者が自分ごととして認識できます。
複数の職種で求人を出す場合は、それぞれターゲットを選定して、適した人材採用を目指しましょう。
サイトに載せる情報を整備する
企業の採用ページを見ていると、情報があまりにも少なかったり、多すぎて見づらかったり、という例が少なくありません。
求職者にとって居心地に良い企業サイトにするためにも、どのような情報を掲載するべきか、事前に厳選しておきましょう。
企業が伝えたい内容よりも、応募者が知りたい情報を優先して、分かりやすく掲載すると、応募につながりやすくなります。
求職者が求める情報の中でも上位を占めるのが、
・社内の雰囲気や人間関係
・勤務地や配置、業務内容
・初任給や昇進などの給与条件
・企業理念や経営方針
・残業の平均時間や有給実績
・応募条件や選考のポイント
といった内容です。
知りたい情報内容は、年代や性別によって変わります。
絞り込んだターゲット層が求める情報がきちんと含まれているかどうか、チェックしながら進めましょう。
合わせて、同業者がどのような条件で求人を出しているのか、採用サイトに掲載している情報はどのくらいか、チェックしておくと差をつけられます。
より好待遇の条件提示、より詳しく分かりやすいコンテンツ作成で、選ばれる企業になりましょう。
サイトマップやページ数を検討する
採用サイト制作の際、必ず必要になるのがサイトマップです。
企業のホームページを見てみると、トップページや企業理念、社員インタビュー、求人情報についてなど、さまざまなページに枝分かれしているのが分かります。
メインとなるページ、企業の魅力を伝えるページ、求人情報を掲載するページなど、どのようなコンテンツが必要なのか、事前に検討しておきましょう。
ページ数があまりに増えてしまうと、ごちゃごちゃと見づらくなってしまいます。
メインとなるページは8つ程度に抑え、必要に応じてそこから派生させていくと、ストレスなく読み進められます。
自社で考えるのが難しい場合は、企業サイトの作成に詳しい、採用サイト制作サービスの担当者へ相談してみましょう。
サイトのイメージやデザインを決定する
サイトデザインは、企業の顔となる部分です。
しっかりとした真面目なイメージにしたいのか、親しみやすく柔らかい雰囲気にしたいのか、ターゲットに合わせて決定しましょう。
求人サイトと違い、画像や動画などをふんだんに使えるのが採用サイトの良い部分です。
会社の雰囲気や社員の紹介、商品やサービスの内容など、視覚に訴えかけられると応募が期待できます。
企業ホームページの中には、デザインは良いけれど中身はスカスカ、という例もあります。
見た目も内容も充実したサイト制作にこだわって、求人応募につなげましょう。
ホームページ制作の方法を検討する
採用サイト制作は、自社内で制作する、もしくはサイト制作会社へ依頼する方法があります。
自社内で制作する場合、他社へ任せる必要がないため、相談の手間やコストをカットできる点がメリットです。
一方で、HP制作に詳しい人材がいない場合、一から勉強する必要があること、サイト制作後の保守や運用、更新に人手や必要なこと、といったデメリットがあります。
場合によっては、担当者の人件費の方が高額になる場合もあるため、比較検討の上、決定しましょう。
採用サイトをはじめとする、コーポレートサイト制作会社などに依頼する場合、質の高いデザイン、コンテンツのサイトにできます。
これまでの制作実績を参考に、適した価格、好みのデザインで作成してもらえる業者へ外注すると、早く楽に採用サイトを作れます。
サイト制作会社は、ホームページ作成のプロですが、丸投げするのはおすすめできません。
事前に検討したサイト運用の目的、ターゲット層、サイトマップ、イメージを伝えることで、希望に近い内容になります。
場合によっては、画像や文章、動画制作、サイト構築をそれぞれ別の専門家に依頼するケースもあります。どこまで対応してもらえるのか、制作にあたりどのような情報が必要か、細かく打ち合わせをしておきましょう。
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採用サイトに掲載するべきコンテンツ例
採用サイトには、掲載するべき下記のようなコンテンツがいくつかあります。
・募集条件
・企業理念
・業務内容
・社長挨拶
・社員からのメッセージ
・将来のキャリアプラン
・社員研修
・資格取得
・企業情報
・福利厚生
・選考スケジュール
・Q&A
・自社だけが持つ魅力
求職者の「知りたい!」へ応えるために、用意しておきたい内容をみてみましょう。
募集条件
採用条件が、求職者の希望に適しているのかどうか、ミスマッチを防ぐためにもっとも重要な部分です。
募集したい職種や業務内容、勤務地、勤務時間、休日、給与や賞与、福利厚生など、できるだけ詳しく記載してください。
企業理念
企業がどのような理念をもって活動しているのか、ミッションやビジョンは、求職者が注目しているコンテンツです。
しっかり触れることで、企業の思いに共感した求職者を絞り込めるため、エンゲージメント率が高まります。
理念やミッションを達成するために、これまでどのような活動をしてきたのか、どのような実績を残してきたのか、という部分も触れておくと、より求職者の心に届くでしょう。
業務内容
入社後にどのような仕事が待っているのか、業務内容を掲載しましょう。
やりたい仕事ができるのかどうか、社員がどのような1日を送っているのかなどを伝えられると、企業への理解が深まります。
どんな内容が書かれていたら安心できるのか、働きたくなるのか、既存社員に意見を求めるのも良い方法です。
社長挨拶
社長の考え方、社長の雰囲気は、社員にとって気になる部分です。
なぜ創業したのか、どのような思いで経営に携わっているのか、大切にしたいことは何かなど、代表挨拶を記載しておきましょう。
求職者へのメッセージを合わせて掲載すると、大きな検討材料になります。
新しい人材の力に期待している、新規採用者と一緒により企業を良くしていきたい、など、一緒に会社を創造したいという気持ちを込めるのがおすすめです。
社員からのメッセージ
先に入社している先輩社員からのメッセージは、応募に大きな影響を与えます。
どのような仕事に取り組んでいるのか、会社の雰囲気はどうか、有給の取りやすさなど、実際に働いてみて感じたことを伝えましょう。
テキストだけでなく、動画で伝えると、より魅力が伝わります。
募集している職種が複数ある場合は、ターゲットに近い年齢、性別、働き方をしている社員にそれぞれメッセージを寄せてもらうと、必要な情報が伝わりやすいでしょう。
※社員インタビューで採用サイトの価値をUP!作成方法やポイントを解説!
将来のキャリアプラン
求職者の多くが就職、転職を機に、キャリアを身につけたいと考えています。
入社後にどのような成長機会が待っているのか、先輩社員はどのような活躍をしているのか、キャリアパスを提示することで、興味を持ってもらえるでしょう。
社員研修・資格取得
入社後に待っている社員研修の内容や、資格取得支援といった部分は、求職者が重要視する点です。手厚い研修や社員セミナー、企業主体での資格取得制度などを用意して、働きたい気持ちを後押ししましょう。
企業情報
自社サイトを別に運営している、という場合も、採用サイトへ企業情報を掲載しておくと親切です。会社の歴史や歩み、手がけている商品やサービス、取引先など、求職者が求める内容をしっかり含めておきましょう。
福利厚生
若い世代は特に、充実した福利厚生を求める傾向にあります。
健康保険や厚生年金、住宅手当、通勤手当、家族手当、寮や社宅、社員旅行、社員食堂、健康診断、休暇制度、部活、宿泊やレジャーの割引制度など、実施している福利厚生があれば、すべて記載しておきましょう。
選考スケジュール
求人応募から書類審査、面接、入社まで、どのようなスケジュールで進んでいくのか、採用サイトに書いてあると、求職者の安心につながります。
流れだけでなく、書類選考や面接後どのくらいで返事が届くのか、面接の回数、入社時期はいつなのかなど、詳しく明記しておきましょう。
Q&A
採用担当者のもとへ、普段から多く寄せられる質問への回答を用意しておくと、問い合わせへ回答する手間を減らせます。その他採用サイトに掲載されている質問をチェックして、できるだけ多くの回答を用意しましょう。
気になるけれど、電話や面接で直接聞くのはためらわれる、といった内容の質問を含めておくと、求職者の不安解消につながります。
自社だけが持つ魅力
求職者の多くが、希望エリアにある同業他社の求人情報を同時にチェックしています。
他社の採用サイトを検索して、自社にしかない魅力を伝えられると、応募率アップにつながるでしょう。
どこにでもある一般的な採用サイトではなく、自社の良さを存分に取り入れて、差別化を図ってください。
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選ばれる採用サイトになる10つのポイント
多くのアクセスが集まる採用サイトを制作するなら、押さえておきたいポイントがあります。
ポイント1:求職者に届く仕組みを作る
ポイント2:SNSやブログを活用する
ポイント3:応募者の質を大切にする
ポイント4:企業が抱える問題を共有する
ポイント5:伝わる言葉や数値を使用する
ポイント6:凝り過ぎたムービーやデザインは避ける
ポイント7:応募までの導線を分かりやすくする
ポイント8:採用サイトをスマホ対応にする
ポイント9:応募後のフォローを大切に
ポイント10:定期的な更新を心がける
どのような点に気をつけて、サイト制作に臨めば良いのか、一つ一つ解説いたします。
ポイント1:求職者に届く仕組みを作る
質の高い採用サイトを作成できても、求職者の目に届かなければ意味がありません。
サイトを作成して終わり、ではなく、認知してもらうための仕組みを作っておきましょう。
・自社サイト、求人サイト、エージェントサイトにURLを記載する
・採用イベントを開催する
・広報やプレスリリースを活用する
・検索されるためのSEO施策を講じる
・社員の知人や友人に紹介を依頼する
など、仕組み作りにはさまざまな方法があります。
自社採用サイトの情報を必要としている求職者へ届けるため、できるだけ多くの対策をしておきましょう。
ポイント2:SNSやブログを活用する
若い世代はSNSやブログからも、求人情報を集めています。
企業のSNSアカウントやオウンドメディアがあれば、採用サイトの情報を積極的に伝えましょう。
採用に特化したSNSアカウントを作成したり、YouTubeチャンネルを解説したり、という方法も適しています。
ポイント3:応募者の量だけでなく質も大切にする
採用サイトのゴールを応募者数増加に設定してしまうと、採用担当者の負担が増える恐れがあります。
ターゲット層へ届く採用サイトを構築し、少ない応募人数であっても質の高い求職者が集まる求人活動を目指しましょう。
優れた採用サイトがあれば、企業の特徴や雰囲気、価値が伝わるため、必要な経歴やスキルを持った応募者を集められます。
ポイント4:会社の課題も共有する
採用サイトに会社の良い面ばかりを書いてしまった場合、入社後に、
「思っていた仕事と違う」
「もっと良い待遇だと思った」
そんな不満につながり、離職してしまうケースがあります。
会社が抱えている課題やこれから解決したいことがあれば、採用サイトを通じて応募者と共有しましょう。
仕事で苦労したこと、今後解決したいことをあえて社員メッセージで伝える、社長目線で今後の展望を語る、といった方法も有効です。
「一緒に問題を解決できる新しいスタッフを求めている」
という気持ちが伝わると、企業の戦力となる優れた人材との出会いにつながります。
ポイント5:伝わる言葉や数値を使用する
求職者は忙しい中、複数の企業を比較検討しています。
そのため、文章が多すぎて読みづらいサイト、必要な情報をすぐに見つけられないサイトでは、すぐ離脱してしまうでしょう。
企業が一番伝えたいメッセージはできるだけ簡潔に、売上げや実績などのデータはグラフや図解にするなど、わかりやすさを大切にしてください。
文章で伝わりづらい部分は、画像や動画を活用しましょう。
ポイント6:凝り過ぎたムービーやデザインは避ける
企業の採用サイトを見ていると、懲りすぎたムービーからスタートして、情報になかなかたどり着けない、派手なデザインばかりで気になり、逆に信頼を損なっている、というケースが多くみられます。
他社と差をつけるため、つい目立つようにしたくなる気持ちはわかりますが、 “必要な情報がきちんとわかりやすく伝わること”がもっとも重要です。
ホームページ制作を外部に委託する場合は、企業らしいシンプルさを保ちながら、他社よりも情報が多い採用サイト、画像や動画などの質が高い採用サイトになるように相談しましょう。
ポイント7:応募までの導線を分かりやすくする
中小企業が採用サイトを制作する目的は、サイトを通じて応募を増やすというのが主な目的だと思います。
この時、応募や問い合わせまでの導線が分かりづらい場合、途中で離脱してしまいます。
・社員メッセージを読んだ先に、問い合わせや応募ボタンがある
・トップページの目立つ部分に応募要項や募集ページへのリンクがある
など、速やかに応募ページへつながるサイト作りを心がけましょう。
問い合わせや応募ページには、
「弊社へ興味を持っていただき、ありがとうございます」
といった感謝の気持ちを添えておくと、より印象が良くなります。
人材を温かく迎え入れるため、無機質な印象にならないように注意しましょう。
ポイント8:採用サイトをスマホ対応にする
現在、求職者の多くがスマホを利用して、採用情報を集めています。
作成した採用サイトがスマホ対応になっていない場合、内容が読みづらく、ストレスになってしまうでしょう。
パソコンで確認したときは問題なくても、スマホで閲覧すると文字数が多かったり、改行が少なかったりして読みづらい、というケースが多くあります。
スマホ対応にするだけでなく、スマホから読みやすいかどうかをチェックの上、文章量や画像サイズを選びましょう。
自社では難しい場合は、Webサイト制作会社へ相談してください。
ポイント9:応募後のフォローを大切に
求職者が採用サイトにたどり着き、問い合わせや応募につながったら、応募者のフォローを大切にしましょう。
応募への感謝や、不明な部分があれば問い合わせてください、といった声かけ、今後のスケジュール調整など、親身になって寄り添うことで印象が良くなります。
スピードも大切です。できるだけ早く書類選考や面接に進めるようにする、採用担当者がメールや電話で丁寧にフォローする、といった体制で、興味を持ち続けてもらいましょう。
はじめて応募者と顔を合わせる面接は、特に重要です。
会社の雰囲気が伝わる資料の準備、丁寧な対応ができる受付や面接官を選定して、終始気持ちよく就職活動ができるように導きましょう。
採用に至らなかった場合も、企業の対応が心に残るため、縁があった場合に良い取引先になったり、商品やサービスを利用してもらえたり、という良い未来につながります。
ポイント10:定期的な更新を心がける
企業の採用サイトは、定期的な更新が必要です。
以前、ヒトクル事務局で、20代、30代の転職経験者へ「企業ホームページ・採用ページの活用」についてアンケートを行ったのですが、
・99%が、企業ホームページ・採用ページを確認している
・8割が、企業ホームページや採用ページがないと応募意欲が下がる
このような回答が寄せられました。
※ 8割の求職者が「ホームページがないと応募意欲が下がる」と回答。企業HP・採用ページに関する求職者調査
このようにほとんどの求職者が企業の採用サイトをみています。だからこそ、求人を有効に進めるために、常に最新情報の掲載が必要です。
求人サイト経由で企業に興味を持ってもらったけれど、採用サイトがないため、応募意欲をなくしてしまった、不安に感じてしまった、といった結果を招かないために、定期的な更新で求職者へアプローチしましょう。
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採用サイト制作なら「ワガシャ de DOMO」
採用活動を効率よく進めるために、求職者が求める情報がきちんと掲載された採用ページ、ストレスなく閲覧できるデザインや文章の自社採用サイトが欠かせません。
ポイントを押さえた採用サイトを作成し、活用すれば、求人にかかるコストや手間を軽減できます。同業他社と差がつく採用サイトで、優れた人材をしっかり獲得できる企業を目指しましょう。
これから採用サイトを作りたい、古いのでリニューアルしたいと考えている企業にオススメなのが、採用管理システム「ワガシャ de DOMO」です。
全国1万社の導入実績があり、採用サイト制作も求人のプロが貴社の課題に寄り添って作成をサポートします。
また、採用サイトは作ったら終わりではありません。しっかりと更新していくことが重要です。その点、ワガシャ de DOMOで作成した採用サイトならば、修正も簡単にすることができます。
貴社の予算に合わせて様々なプランをご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
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「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営する採用担当者のためのお役立ちサイトです。
「良いヒトがくる」をテーマに、人材採用にかかわる方々のヒントになる情報をお届けするメディアです。「採用ノウハウ」「教育・定着」「法務・経営」に関する記事を日々発信しております。各種お役立ち資料を無料でダウンロ―ドできます。
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