社員インタビューで採用サイトの価値をUP!作成方法やポイントを解説!
「採用サイトを運営しているけれど、思うような手応えが感じられない」
「これから採用サイト制作を予定しているけれど、何を掲載すれば良いのか分からない」
そんなお悩みはありませんか?
採用サイトの質をアップするなら、従業員の声をまとめた社員インタビュー記事が、大きな力になります。
本記事では、掲載するべき理由やインタビューに含めたい内容、ポイントを解説いたします。進め方をしっかり覚えて、求職者が応募したくなる採用サイトを目指しましょう。
※中小企業に採用サイトは必要? 掲載コンテンツや作成のポイントを解説!
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社員インタビューが応募者UPにつながる5つの理由
社員インタビュー記事を採用サイトなどで公開して、求職者からの応募増につなげているケースが多くみられます。なぜ社員インタビューコンテンツで、求職者からの応募を増やせるのか、5つの理由をみてみましょう。
会社の雰囲気を伝えられる
求職者の多くが、応募先企業の雰囲気を重視しています。
給与条件よりも仕事環境を優先する、という声も多く、働きやすい環境が必要不可欠です。
その一方で、会社案内や求人情報だけでは企業内のイメージが伝わりづらく、コロナの影響でオフィスツアーを開催するのが難しい、という問題があります。
そこで社員インタビューの出番です。
採用サイトに社員インタビューを取り入れると、社員目線で会社の様子を伝えられます。
どのような職種があるのか、どんな従業員がいるのか、社内の雰囲気はどんな感じか、など、画像や動画で伝えられるため、想像しやすくなるでしょう。
普段の姿をふんだんに取り入れて、入社後の雰囲気をイメージできる社員インタビューにしましょう。
※募集要項の書き方を解説|求職者が魅力を感じるポイントとは
採用後の働き方を理解できる
社内の雰囲気だけでなく、実際に社員が働いている姿も応募の決め手になります。
社員インタビューを通じて、1日の流れやどのような業務に取り組んでいるのかなどを伝えると、入社後をイメージできるでしょう。
従業員が笑顔で接客や電話応対していたり、ものづくりに取り組んでいたり、コミュニケーションを楽しんでいたり、そんな姿を掲載すれば、求職者が望む未来と重ねられます。
職種ごとに、詳しい働き方を伝えると、より参考になるでしょう。
一例ですが、仮に営業職を探している場合、入社する企業によって営業の業務内容が変わります。
新規営業なのか、ルート営業なのか。
個人相手なのか、法人相手なのか、など、実際にしている営業活動の様子が、先輩や上司からサポート体制など、応募者の疑問や不安を解決できる内容を掲載しましょう。
企業の社風や考え方を共有できる
企業の社風や経営で大切にしている考え方を共有できると、「この会社で働いてみたい」 という意欲につながります。
普段の仕事内容、会社の雰囲気だけでなく、どんな商品やサービスを提供しているのか、企業経営によって向かいたいゴールはどこなのか、といった点も伝えておきましょう。
代表挨拶や企業理念などのコンテンツもありますが、社員インタビューを通じて触れると、より自分ゴトになります。
社員だけでなく、社長や役員へインタビューをするのもおすすめです。
普段は話す機会が少ない社長や代表から、求職者へメッセージを送ることで、親しみやすい印象を伝えることができます。
内定辞退や早期退職を未然に防げる
応募先企業について、きちんと知識が得られていない場合、
「思っていた会社ではなかった」
という理由で、内定辞退や早期退職を選ばれてしまう可能性があります。このような辞退を防ぐためにも、社員インタビューを活用しましょう。
事前に企業の雰囲気や仕事を理解していれば、イメージ通りの企業で働けるため、内定辞退や早期退職などのミスマッチを防げます。求人に関連するコストや採用担当者の負担を減らせる点もメリットです。
「応募は来るけれど、なかなか採用につながらない」
「内定、雇用しても、すぐに辞めてしまうケースが多い」
という場合は、社員インタビューが解決の糸口になるかもしれません。
企業の魅力が伝わる記事、動画などで、会社のイメージを共有しておきましょう。
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社員へ良い影響を与えられる
社員インタビューで得られるメリットは、応募者増だけではありません。
インタビューを実践することで、従業員が入社してからを振り返れる、改めてやりがいを感じ、モチベーションアップにつながる、といった良い影響が考えられます。
社員インタビューが完成したら、求職者だけでなく、社内でも共有しましょう。インタビュー記事を読み合うことで、新しい発見があったり、会話が弾んだりするケースもあります。
企業理解を深めるきっかけやコニュニケーションの一環として、社員インタビューを役立ててください。
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社員インタビューは自社制作と業者制作どちらが良い?
社員インタビューを作成する方法は、自社で進める、もしくは専門業者に依頼するという2つの手段があり、それぞれメリットデメリットがあります。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自社で制作する場合 | ・制作コストを削減できる ・撮影してすぐ掲載できる | ・文章や動画のクオリティが低い ・インタビューの設計や作成に時間がかかる |
業者に外注する場合 | ・写真や動画のクオリティが高い ・文章が読みやすく伝わりやすい ・手間がかからない | ・コストが高い ・作成までに時間がかかる ・企業情報の共有が必要 |
自社制作するメリット・デメリット
自社内で社員インタビューを進めると、いつも通りの飾らない従業員の姿を伝えられます。
制作コストを削減できる、撮影してすぐ掲載できる、といったメリットがあり、コンテンツ制作を早く進められるでしょう。
デメリットとしては、社員インタビュー作成のノウハウを持っていない場合、作成をスムーズに進められない場合がある、という点が上げられます。
文章が読みづらかったり、動画がぶれていたり、質問がまとはずれだったり、という恐れがあり、逆に評価を下げてしまう場合もあるでしょう。
自社制作する場合は、インタビュー項目をしっかり絞り込んで、求職者に伝わるコンテンツを意識してください。
社内のノリをそのまま出さない、業界用語はできるだけ使用しない、といった点にも注意して、求職者のための分かりやすい内容で取り組みましょう。
社員インタビューのクオリティーが気になる場合は、
・写真や動画撮影だけプロにお願いする
・撮影した写真や動画をプロに編集してもらう
・インタビュー文章を添削してもらう
など、一部だけ外注する手段もあります。
求職者目線でインタビューコンテンツをチェックして、良い印象を抱けるかどうか、確かめながら制作してください。
業者に依頼するメリット・デメリット
インタビュー記事を業者に依頼するメリットは、なんといっても質の高さです。
・専用の機材で写真撮影や動画撮影できる
・適切なインタビュー項目を提案してもらえる
・文章や動画をプロ目線で編集できる
といったメリットがあるため、読みやすく伝わりやすいインタビューコンテンツにできます。
社員が本業に専念できるため、作業効率を落とすことなくコンテンツ作成を進められる点もメリットです。インタビュー記事の質で同業他社と差をつけたい場合は、専門業者に依頼してみましょう。
業者へ依頼するデメリットとしては、
・コストがかかる
・作成までに時間がかかる
・企業の考えなどを一から説明する必要がある
といった点が挙げられます。
業者へ依頼した場合、インタビュー記事完成までに、どうしても時間がかかります。
採用活動が活発な時期は、納期が長くなるケースもあるため、早めに見積もり、相談しておくと安心です。
コストについては、複数の業者を比較検討して、納得いく価格、品質の制作会社を選んでください。
インタビュー項目を正しく選定してもらうために、企業情報の共有も欠かせません。
企業サイトやパンフレット、採用したいターゲット層、自社が持つ魅力や強みなど、ていねいに耳を傾けてくれる業者を選ぶと、より良い社員インタビューにできます。
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社員インタビューに含めるべき項目9つ
社員インタビューを作成する前に、どのような質問をするのか、決定しておきましょう。
求職者が知りたいと思っている、下記9つの項目について解説いたします。
・入社した理由や決め手
・業務内容や1日の流れ
・コミュニケーションや社内の雰囲気
・将来のキャリアや業務
・入社して良かったこと
・入社後のトラブルや失敗
・社員のプライベート紹介
・社員のプロフィール
・求職者へのメッセージ
※採用サイトはどんなコンテンツが必要? 作成メリットとポイントを解説!
入社した理由や決め手
現役で働いている従業員がなぜ、この企業に入社しようと思ったのか、その理由や決め手は求職者にとって大きな参考になります。
「○○という目的を掲げているから」
「福利厚生などの待遇が良かったから」
「将来的に、○○のポジションを目指せるから」
など、社員の言葉が求職者に響けば、一気に入社したい第一候補へ躍り出る場合があります。
企業独自の魅力や働きがいが伝わる部分ですので、必ず含めるようにしましょう。
業務内容や1日の流れ
入社後にどんな毎日が待っているのか、どのような業務を任されるのか、社員インタビューを通じて伝える例です。
「1日の流れを教えてください」
「どんな業務に就いていますか?」
といった質問で、詳しい業務内容を紹介しましょう。
業務内容は文章では分かりづらいため、画像や動画をふんだんに使用すると、より伝わりやすくなります。1日の流れを円グラフやタイムテーブルで表すのも、良い方法です。
それぞれの職種が、企業にとってどのような役割を持っているのか、どんな業務でやりがいを感じているのか、といった点に触れると、さらに応募へつながりやすくなるでしょう。
コミュニケーションや社内の雰囲気
社員同士がどのようにコニュニケーションを取っているのか、風通しの良い職場なのか、という部分は、求職者にぜひ伝えたい情報です。
上司から受けられる指導内容が、部下・後輩への接し方、悩みを相談できる仕組みがあるかどうかなど、働きやすさについて質問してみてください。
距離を縮めるための社内イベントや福利厚生があれば、合わせて紹介しておきましょう。
新入社員として入社して、どのように打ち解けてきたのか、どんな気遣いやイベントが楽しかったのか、求職者へありのままを伝えてください。
将来のキャリアや業務
求職者に伝えたい社員インタビューコンテンツの一つが、入社した後に待っている将来像です。どのようなキャリアを身につけられるのか、昇進や昇格についての考え方などが分かっていると、未来を想像しやすくなります。
パーソル総合研究所による調査では、20代正社員では、仕事での成長について「キャリアの明確化」のイメージを持つ傾向が上昇しています。
※株式会社 パーソル総合研究所「働く10,000人の就業・成長定点調査」2022年
今後のキャリア形成を考えて、自身を成長させてくれる会社を選びたいという意向が強まっていることがうかがえます。
どんなキャリアプランを描いているのか、今後自社で達成したい目標はあるのか、できるだけ具体的に質問してみてください。
入社して良かったこと
インタビュー対象者から入社して良かった面を聞けると、安心して応募するきっかけになります。
「○○さんみたいな成功体験ができるなら、自分も頑張ってみたい」
そんな思いを引き出せるように、嬉しかったこと、楽しかったこと、成功できたことをインタビューしましょう。
嬉しい体験を通じて、インタビュー対象者がどのような気持ちになれたのか、その結果どんなメリットを受け取れたのか、といった部分まで掘り下げるのがおすすめです。
(例)
×「上司が優しくて嬉しかった」
○「上司がきめ細やかな指示をしてくれるため、未経験の業務もスムーズに進められ、お客様から感謝されました」
このように、できるだけ詳しく回答しましょう。
入社後のトラブルや失敗
企業活動は成功体験ばかりではありません。
新入社員は特に、入社してからいくつものトラブルや壁にぶつかってきたはずです。
どのような部分で苦労したのか、失敗してしまったのか、社員インタビューを通じてマイナス面もきちんと伝えられると、求職者の信頼を得られます。
失敗やトラブルをどのようにリカバリーしたのか、そのとき上司や仲間はどんなサポートをしてくれたのか、解決方法にもきちんと触れておきましょう。
トラブルや失敗を隠さないことで、この会社ならミスを起こしてしまったとしても一緒に乗り越えていける、成長の土台にできる、という気持ちになれます。
社員のプライベート紹介
日ごろの業務だけでなく、休日をどのように過ごしているのか、という点に触れると、仕事とプライベートを両立できる会社だとアピールできます。
プライベートが充実していれば、オンオフの切り替えがきちんとできる職場、家族や大切な人との時間を持てる職場だと伝わり、入社意欲アップにつながるでしょう。
普段の様子をインタビューすることで、先輩社員へ親しみを感じられる点も大きなメリットです。楽しんでいるスポーツ、趣味、リラックス方法など、自由に話を引き出してみてください。
社員のプロフィール
インタビューをした社員には、一人ひとりプロフィールを掲載しておきましょう。
入社何年目
職種
肩書き
卒業校
出身地域
性格
など、プライバシーの範囲内でプロフィールが書かれていると、親近感が得られます。
同じ地域出身だったり、母校が一緒だったり、という場合、より興味が深まります。
インタビュー対象者に公表の許可を得た上で、情報公開してください。
求職者へのメッセージ
社員インタビューの最後に、応募者へのメッセージがあると、背中を後押しできます。
・一緒に働きたい気持ち
・この仕事に適している人物像
・採用活動で気をつけたいこと
・仕事の楽しさややりがい
など、求職者がみて参考になる情報、嬉しい気持ちになれるメッセージを届けてください。
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社員インタビューの質をアップするポイント9つを解説
社員インタビューの質を上げるなら、ポイントを押さえたページや動画の作成が欠かせません。
他社と差をつけるために、下記9つの方法でインタビューコンテンツの質を高めてください。
1.相手に伝わる構成を心がける
2.事前に質問事項を共有しておく
3.求職者ターゲットを絞り込む
4.写真や動画を効果的に使う
5.シチュエーションを決定する
6.インタビュー対象者に多様性を持たせる
7.台本に沿ったインタビューはNG!
8.成長や成功体験をラストにする
9.顔出しできる社員へ相談する
1.相手に伝わる構成を心がける
インタビューを文章で届ける場合も、動画で届ける場合も、構成が重要になります。
「お客様の笑顔がやりがいです!」
「英語力を存分に生かせました!」
など、記事作成の基本である、はじめに結論を伝える文章、求職者の知りたいことが順序立てて伝わる構成にこだわって、ストレスなく読み進められる記事にしてください。
構成を考えるのが難しい場合は、起承転結を意識しましょう。
・なぜ入社したのか
・どのような経験を積んだのか
・入社して何を感じたのか
・仕事で困ったこと
・成長したことや成功体験
・会社への思い
・これから頑張りたいこと
・求職者へのメッセージ
といった形でストーリー性を持たせると、読みやすい記事になります。
自社での構成作成が難しい場合は、インタビュー記事作成をお願いできる業者に相談してください。
2.事前に質問事項を共有しておく
インタビュー対象者である社員へ、事前連絡なく突然質問をはじめてしまった場合、ほとんどの従業員がスムーズに回答できないでしょう。
質の高いインタビュー記事を作成するなら、質問事項は事前に共有しておきましょう。
先に質問を伝えることで、従業員がゆっくり回答を検討できます。
その結果、すべての質問に適した答えが得られる、密度の高いインタビューになります。
質問シートなどを渡したら、対象者が質問への回答を考える時間を考慮の上、インタビューや動画撮影に進んでください。
3.求職者ターゲットを絞り込む
インタビューに回答している社員が、求職者ターゲットとかけ離れている場合、インタビュー記事を作成しても閲覧してもらえません。
ターゲットと同じような年齢や性別、学歴や経歴、職種の社員へインタビューを実施するためにも、求職者ターゲットを絞り込んでおきましょう。
新入社員を雇用したい場合は、昨年の新卒採用者にインタビューを依頼する。
経験者の転職を求めているなら、他社から自社へ入社した人材をインタビュー対象者にするなど、前職の年数や経験なども加味して検討してみてください。
ターゲットが転職者の場合は、これまでの知識や経験をどのように生かせたか、という部分にズームアップするのがおすすめです。
より広く情報を含めるなら、募集している各職種の代表として、新入社員、中堅社員など年代に応じたインタビュー記事があると役立ちます。
求人応募につなげるためにも、事前に求職者ターゲットをしっかり設定しておきましょう。
4.写真や動画を効果的に使う
文章だけの社員インタビューは、読む人にストレスを与えてしまいます。
社員の写真やオフィスの様子、外観、必要に応じたイラストや動画など、楽しく読み進められる流れを意識してください。
どんな場所で仕事をしているのか、実際に働いている姿などが伝わると、将来のイメージが想像でき、応募につながります。
文字についても、見出しをつけたり、重要な部分は太字やマーカーを用いて装飾したりすると、内容が伝わりやすいでしょう。
5.シチュエーションを決定する
社員インタビューに使用する写真や動画は、撮影するシチュエーションが重要です。
会議室やオフィスの一角を選んでしまった場合、代わり映えしない印象になってしまいます。
人物を撮影する場合は、明るい印象が伝わるように、透明感のある背景を選びましょう。
オフィス内の陽当たりが良い場所、企業の玄関、太陽が降り注ぐ屋外もおすすめです。
社員の魅力や企業の良さを引き出すために、写真や動画をそのまま使用するのではなく、きれいに加工してから使うと印象がよくなります。
実際とかけ離れすぎないように、ナチュラルな補正が適しています。
自社では難しい場合はプロの手を借りて、企業全体のイメージをアップしてください。
6.インタビュー対象者に多様性を持たせる
求職者は、自分に似た立場の社員インタビューを読みたいと考えています。
求人募集している職種が複数ある場合、それぞれの職種から代表者を選び、インタビュー記事を作成しましょう。
同じ職種であっても、年齢や性別、入社してからの年数、新卒採用なのか中途なのか、部署で与えられている役割などはさまざまです。
10年後、20年後の将来を想像させるために、上司インタビューを取り入れるのもおすすめです。
これから働いてもらいたいポジション、将来目指して欲しいポジションの人間をインタビュー対象者にして、クリックしたくなる記事作成を目指しましょう。
7.台本に沿ったインタビューはNG!
求職者から良い印象を持ってもらえるように、事実とは異なる台本を用意して、社員インタビューを作成する例がみられます。台本に沿っているため、当然魅力的な内容になりますが、この方法では入社後にギャップを知り、早期退職してしまうでしょう。
「こんなことを話してもらいたい」
「仕事の内容について触れて欲しい」
といった方向性や要望は構いませんが、インタビューの内容は社員自身の言葉で伝えた方が、リアリティある記事になります。
ミスマッチ低減するためにも、凝りすぎた台本作成は控えてください。
8.成長や成功体験をラストにする
インタビューは、自己紹介からスタートし、入社するまで、入社後の思いといった形で進められます。この時、記事の最後にどのような成長ができたのか、入社して得られた成功体験は何か、といった点を持ってくると、共感できる文章になるでしょう。
苦労したこと、悩んだことを含めながらメッセージを伝えることで、入社後の様子が頭に浮かびやすくなります。
成長や成功体験の後に、
「一緒に頑張りませんか?」
「新しい力を待っています!」
など、読んでいる人へ語りかけるとより効果的です。
9.顔出しできる社員へ相談する
インタビュー記事は、社員が一生懸命働いている写真や、笑顔で生き生きとしている様子を掲載するのがおすすめです。
会社の顔として、表に立ってもらえる従業員へ相談してください。
顔出しできない社員の声も掲載したい場合は、社内アンケートを行い、その結果を公表するという手段もあります。
・やりがいを感じられるかどうか
・有給の取得実績
・給与や待遇への満足度
・コニュニケーションの取りやすさ
など、求職者が気になっている点をアンケートにし、合わせて公表すると、安心材料を増やせます。
※これから採用ホームページを作成するならチェックしておきたい
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社員インタビューの事例(アルバイトタイムス)
弊社アルバイトタイムスの採用サイトのインタビューの事例です。
※アルバイトタイムス採用情報「人を知る」
いろんな部署で様々な年齢層の社員インタビューを掲載しており、閲覧した方が「自分ゴト」になるようにしています。
【インタビューの質問】
・プロフィール
・どんな仕事をしているか
・入社したきっかけ
・一番印象に残っているエピソードは?
・休日の過ごし方や趣味
・今後の目標は?(挑戦したいことや実現したいことなど)
・就活生へのメッセージ
インタビュー記事の活用法3選
社員インタビュー記事を作成したら、採用サイトだけでなく、幅広い媒体で活用しましょう。
若い世代は特に、インターネット上を広く検索するため、目に留まりやすくなります。
他社の情報に埋もれてしまう場合は、紙媒体を選ぶのも良い手段です。
インタビュー記事を掲載したい、おすすめツールをみてみましょう。
note
若い世代を中心に、登録者を伸ばし続けているnote
企業公式のアカウントも多く見られ、求職活動の参考にされています。
その他にも自社オウンドメディアやブログ、SNS、YouTubeなど、運用しているネットツールがあれば、積極的に活用してみてください。
求人サイト
求人サイトの中には、企業情報として社員インタビューを含められるケースがあります。
社員インタビューがあるかどうかで、求職者へのアプローチが大きく変わるため、掲載できるのであればぜひ活用しましょう。
社員インタビュー記事を乗せられるかどうか、事前に調べておくとスムーズです。
企業の資料
企業の広報資料やパンフレットなどに、社員インタビューを掲載している例がみられます。
広報資料に活用すると、メディアへ向けて社員情報を発信するきっかけになるため、認知度を高められます。
採用案内や企業パンフレットへの掲載は、紙の資料でじっくり就職先を考えたい、という層に効果的です。
採用サイト、求人サイトをメインに進めるケースが多い採用活動ですが、その他の可能性も視野に入れて、幅広くPRしていきましょう。
まとめ
従業員のリアルな声が届く社員インタビューは、求職者が重要視する情報です。
・社員の魅力を伝えたい
・ミスマッチを減らしたい
・内定辞退や早期退職を減らしたい
それなら、社員インタビューコンテンツが大きな力になります。
必要な内容、流れをしっかり含めて、読む人が一緒に働きたくなる社員インタビューを作成しましょう。
これから採用サイトを作りたい、古いのでリニューアルしたいと考えている企業にオススメなのが、採用管理システム「ワガシャ de DOMO」です。
全国1万社の導入実績があり、採用サイト制作も求人のプロが貴社の課題に寄り添って作成をサポートします。
また、採用サイトは作ったら終わりではありません。しっかりと更新していくことが重要です。その点、ワガシャ de DOMOで作成した採用サイトならば、修正も簡単にすることができます。
貴社の予算に合わせて様々なプランをご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
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「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営する採用担当者のためのお役立ちサイトです。
「良いヒトがくる」をテーマに、人材採用にかかわる方々のヒントになる情報をお届けするメディアです。「採用ノウハウ」「教育・定着」「法務・経営」に関する記事を日々発信しております。各種お役立ち資料を無料でダウンロ―ドできます。
アルバイトタイムス:https://www.atimes.co.jp/