無料求人誌(求人フリーペーパー)おすすめ8選|求人サイトとの違い・地方求人誌も紹介

無料求人誌(求人フリーペーパー)おすすめ8選|求人サイトとの違い・地方求人誌も紹介
目次


スマホで仕事探しをする人が主流になっている一方で、地方で地元人材を集める際に、無料求人誌(求人フリーペーパー)が有効なケースがあります。

この記事では、無料求人誌のメリット・デメリットに触れつつ、求人サイトとの違いや地方での採用活動に役立つおすすめの地方誌などをご紹介します。

無料求人誌(求人フリーペーパー)とは|求人サイトとの違い・地方誌も紹介

※無料求人誌の草分け「求人誌 DOMO」を発行している
アルバイトタイムスが運営している中小企業向け採用サービス
ワガシャ de DOMOの資料を見てみたい



無料求人誌(求人フリーペーパー)とは

無料求人誌(求人フリーペーパー)とは、求職者が無料で手にすることができる冊子で、主に地域密着の求人情報を取り扱っています。

いわゆる「無料求人情報誌」・「無料アルバイト情報誌」といった雑誌を指し、求人情報サイトやエージェントサービスとは異なり、紙媒体で読者に情報が提供されます。


無料求人誌(求人フリーペーパー)の特徴

無料求人誌は、駅やコンビニ・ショッピングセンターなどで配布されており、通勤・通学・買い物中の幅広い層への訴求が期待できます。

運営は、主に求人企業が支払う広告料でまかなわれており、一部を除いて多くの求人誌が無料で配布されています。

特集・地域等の条件によってページが分かれているものも多く、求職者が自分の条件に合った求人を探しやすいレイアウトになるよう工夫されています。

掲載料金を計算するファクターは複数存在しており、広告枠のサイズや掲載枠数だけでなく、配布エリアによって料金が変わってくるケースもあります。

※無料求人誌の草分け「求人誌 DOMO」を発行している
アルバイトタイムスが運営している中小企業向け採用サービス
ワガシャ de DOMOの資料を見てみたい


求人サイトとの違い

求人サイトは、無料求人誌と同様に、求職者は基本的に無料で利用できます。

求人サイトと求人誌の両方を発行している求人メディアも多く、両方を組み合わせて、求人情報を掲載できるものもあります。

求人サイトは、全国規模で求人情報を掲載できたり、Web経由で24時間応募を受け付けたりできるのがメリットです。

従業員数や予定勤務地など、知りたい複数の情報を効率的に検索できますし、気になった求人を探す際に過去の発売号をチェックする必要もありません。

また、バックオフィス部門特化型など、専門職向け・ニッチなメディアを選ぶこともできます。

求人掲載におすすめの無料・有料の求人サイト21選を詳しく紹介【2024年最新】

それに対して無料求人誌は、特定地域に住む幅広い人にアプローチできる点が大きな違いといえるでしょう。

一度手に取ってもらえれば、掲載した求人を見てもらえる可能性は高く、多くの求人広告の中で埋もれるようなことはありません。


無料求人誌
(フリーペーパー)
求人サイト
ターゲット地元求職者全国
プル型/プッシュ型プッシュ型
一覧性があるため、探していない情報も目に入る
プル型
職種やエリア、給与など条件で
ピンポイントで検索
情報量紙のためサイズが決まっているWebのため情報量が多い


無料求人誌(求人フリーペーパー)のメリット・デメリット

無料求人誌のメリット

まずは、無料求人誌ならではのメリットについて詳しく解説します。

 

生活導線に密着した設置のため、地元への訴求力が強い

無料求人誌はスーパーや駅などの生活に密着した場所に設置されることが多いため、応募してほしい地域の人からの応募を見込めるのがメリットです。

何気なく手に取る紙メディアの特性が、求職者との出会いの機会を広げます。特に主婦やシニア、潜在求職者へのリーチが期待できます。


Webではリーチできない求職者に情報を届けられる

無料求人誌は、料金次第で求人広告のサイズを大きくすることができ、情報量も増やすことが可能です。

その分だけ、自社求人の露出の機会も増えることになりますから、検索に頼る求人サイトに比べると、求職者の目にとまる回数は増えるかもしれません。


紙媒体の一覧性から偶然の出会いがある

求人誌の構成は大きく「テーマ別、地域別」となっているため、求人サイトのように詳細な条件を入力して検索できず、基本的には求職者自身がページをめくって求人情報を探すことになります。

そのため、たまたま見つけた自社の求人に興味を持って、思わぬ求職者が応募することがあります。


無料求人誌のデメリット

無料求人誌には特性上のデメリットもあります。デメリットを踏まえ、目的に応じて無料求人誌と求人サイトを使い分けるのがおすすめです

 

誌面に掲載できる情報量に限界がある

無料求人誌を主な求人媒体として採用する場合、求人サイトと連携しているケースを除いて、どうしても掲載できる情報の量に限りが生じてきます。

 最大サイズを選んだとしても、文字の大きさや文字数など、何らかの制限が課せられてしまうでしょう。


広域での募集には向いていない

無料求人誌は発行エリアが限定的なため、全国など広域で募集をかけたい場合は効率的ではありません。

 広域を対象としたいのであれば、全国的に利用者が多い求人サイトの活用をおすすめします。 


締切があるためタイムリーな掲載ができない

紙媒体には締切という概念が存在し、例えば「木曜原稿締切で翌週月曜掲載」の場合、翌週月曜版に必ず求人広告を掲載したいなら、その週の木曜には原稿を送っていなければなりません。

 無料求人誌では「すぐに募集したい」「すぐに掲載ストップしたい」といったタイムリーな対応は難しいです。

また、掲載後に無事採用ができた場合も、Webのように掲載終了ができないため、引き続き応募が来るケースがあります。


メリット

・生活導線に密着した設置のため、地元への訴求力が強い
・Webではリーチできない求職者(主婦・シニア・潜在求職者)に情報を届けられる
・紙媒体の一覧性から、偶然の出会いがある

デメリット

・誌面に掲載できる情報量に限界がある
・広域での募集には向いていない
・締切があるためタイムリーな掲載ができない


おすすめの無料求人誌8選

無料求人誌は、全国各地の求人掲載に対応しているものと、地方特化型の2種類に大きく分かれます。
以下、全国および各地域でおすすめの無料求人誌をご紹介します。

・【全国】タウンワーク ※2025年3月末で休刊
・【静岡】DOMO
・【大阪・和歌山】DOMOぱど
・【北海道】アルキタ
・【関東エリア】ジョブアイデム
・【東北・北陸・中国エリア】WorkinFree(ワーキンフリー)
・【東北・関東・信越・北陸エリア】求人ジャーナル
・【山梨県】求人ウィークリープラス
・【岡山・広島・香川・徳島・大分】アルパ
・【香川県】ハロータイムス
・【沖縄県】Rookie(ルーキー)


【全国】タウンワーク※2025年3月末休刊

発行日原則毎週月曜日
配布エリア全都道府県(一部地域を除く)
料金1週間10,000円~
運営元株式会社リクルート

【公式】タウンワークに求人広告の掲載をご検討中の方へ

※タウンワークは、2025年3月末で休刊するすることが発表されました。
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2024/1203_15277.html

タウンワークは、株式会社リクルートが発行する無料求人誌で、全国各地で配布されている媒体です。
もっとも有名な無料求人誌の一つで、コンビニなどの店舗や駅などで雑誌を見かけた人も多いかもしれません。

全国で一律の内容を掲載しているわけではなく、地域によって掲載内容が違い、料金も異なります。

原稿の内容に関しては、営業担当者がヒアリングを行い、契約枠のサイズに応じて提案をお願いすることができます。

なお、地域によっては都道府県にかかわらずタウンワークを発行していないケースもあり、その場合は「タウンワークオンライン」というWebサービスを利用することになります。


【静岡エリア】DOMO

発行日静岡3版 毎週木曜日、
配布エリア静岡3版(東部版、中部版、西部版) 
料金DOMONET&DOMOセットプラン 1区画(1/16サイズ) 13,000円~
運営元株式会社アルバイトタイムス

【公式】静岡の無料求人情報誌DOMO(ドーモ)掲載のお問合せ・料金・キャンペーン

求人誌DOMOは、株式会社アルバイトタイムスが発行する無料求人誌で、1973年に創刊された無料求人情報誌の草分け的な存在です。静岡県では東部・中部・西部の3版が発行されています。

学生や主婦(夫)だけでなく、社会人やシニア向けの求人も掲載しているフリーペーパーです。

静岡で創刊して50年近い歴史のある求人誌で、知名度は抜群です。
また、DOMOの求人情報は、求人サイト「DOMO NET」によってPC・スマホ・アプリ等の各デバイスで配信されています。

Webだけでの単独掲載も可能ですし、フリーペーパーとのセットプランも用意されています。
飲食業・60歳以上歓迎の職種などを特集した専門サイトも用意されており、求職者が自分に合った仕事を探しやすいレイアウトになっているのも特徴です。


【大阪・和歌山エリア】DOMOぱど

発行日月2回金曜発行
配布エリア南大阪版、泉州版、京阪版、大阪東部版、和歌山版と5版展開
料金1区画(1/16ページ、WebDタイプ22,000円 誌面1回2週間、Web2週間掲載
運営元株式会社関西ぱど

大阪・関西圏で広告、プロモーションのご相談は関西ぱどへ。

DOMOぱどは、株式会社関西ぱどが発行している求人情報誌で、大阪・和歌山で5版展開しています。

大阪・和歌山での「ぱどブランド」の認知度は圧倒的で、消費者の生活導線に設置してあるため、地元の潜在求職者へアプローチできます。

2022年に株式会社アルバイトタイムスと提携し、求人サイト「DOMOぱどNET関西」がオープン。求人誌とWebの連動でより高い応募効果が見込めます。

創刊30年の求人媒体のため、地元を知り尽くしたノウハウがあるので、大阪・和歌山で募集を出すなら一度相談してみるとよいでしょう。


【北海道】アルキタ

発行日毎週月・木曜日、または毎週月曜日(エリアにより異なる)
配布エリア札幌および近郊エリア/江別・南幌エリア
料金1週掲載11,000円~(江別・南幌エリアの例)
運営元株式会社北海道アルバイト情報社

アルキタ掲載料金と掲載方法のご案内

アルキタは、株式会社北海道アルバイト情報社が発行する無料求人誌で、主に札幌近郊の求人情報を掲載しています。

北海道のアルバイト人材等を採用する際は、欠かせない求人媒体の一つであり、情報量も多い傾向にあります。

主婦(夫)層に特化したWebサイト「しゅふきた」とも連動しており、幅広い層の人材を集めたい・多くの人材を採用したい企業にも最適です。

掲載期間を延ばすことで、10%または20%OFFの割引が受けられるため、長期的に人材を募集したい場合にも使いやすい媒体の一つです。


【関東エリア】ジョブアイデム

発行日毎週月曜日
配布エリア首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)
料金24,000円~
運営元株式会社アイデム

イーアイデム フリーペーパー版 旧ジョブアイデム|毎週月曜日発行 求人フリーペーパー

ジョブアイデムは、株式会社アイデムが発行する無料求人誌で、主に首都圏の求人情報を掲載しています。

過去には大阪・阪神版が発行されていたこともあり、幅広い年代・エリアに訴求できるのが特徴です。

設置ポイントは首都圏約3,000ヶ所、そのうち駅は約600ヶ所となっており、人の流れ・通勤エリアをしっかりリサーチした上で設置されています。

複数の勤務地の案件を同時に掲載したい場合や、首都圏店舗の一斉募集など、ある程度まとまった人数を募集したい場合に便利です。


【東北・北陸・中国エリア】WorkinFree

発行日毎週・隔週月曜日、または隔週火曜日
配布エリア青森・秋田・岩手・宮城・山形・富山・石川・福井・広島など
料金2週間20,000円~
運営元株式会社広済堂ビジネスサポート

求人広告掲載(東北・北陸)ならWorkin(ワーキン)【公式】

WorkinFreeは、株式会社広済堂ビジネスサポートが発行する無料求人誌で、幅広い地域での配布を行っています。長年求人情報を提供してきたことから、若年層だけでなく40~50代にも根強く利用されている求人メディアです。

Web+無料求人誌の組み合わせも選べるため、狙う年代によって戦略を変える選択肢も選べます。配布エリアでは、地元に溶け込んでいる無料求人誌の一つとなっているため、特に地元人材を採用したい場合にも役立ちます。


【東北・関東・信越・北陸エリア】求人ジャーナル

発行日毎週日曜日
配布エリア岩手・宮城・山形・福島・群馬・栃木・茨城・埼玉・新潟・長野・富山・石川
料金1枠15,000円~
運営元株式会社求人ジャーナル

求人広告事業 フリーペーパー 求人ジャーナル|株式会社求人ジャーナル

求人ジャーナルは、株式会社求人ジャーナルが発行する無料求人誌で、13県の配布エリアを網羅しています。正社員・パート・アルバイト求人が1冊にまとまっており、飲食店・スーパー・大型量販店などに設置されています。

2019年に行われた属性調査によると、読者は比較的女性が多く、年代比としては40代がもっとも多いという結果が出ています。

ただし、パート・アルバイト中心の内容となっているわけではなく、希望する雇用形態は「正社員」がもっとも多くなっています。


【山梨県】求人ウィークリープラス

項目詳細
発行日毎週日曜日
配布エリア山梨県内全域
料金8,000円~
運営元株式会社武田広告社

ウィークリープラス|武田広告社 - 山梨県の総合広告代理店(求人情報、広告/印刷)

求人ウィークリープラスは、株式会社武田広告社が発行する無料求人誌で、山梨県内全域の大型ショッピングセンター・コンビニ・店舗・大学等に設置されています。

A4版フルカラーで読みやすく、情報は求人サイト「アイQジョブ」にも同時掲載されます。山梨県内ではトップクラスの認知度を誇り、県内の求職者に自社の求人情報を届けることができます。

さらに、新聞折込「求人ウィークリー」と同時に活用することで、より幅広い層への訴求が可能です。


【岡山・広島・香川・徳島・大分】アルパ

岡山・倉敷

広島

香川

徳島

大分

発行日

毎週土曜日

毎週月曜日

毎週月曜日

毎週金曜日

毎週金曜日

配布エリア

岡山市・倉敷市・総社市・玉野市・赤磐市・瀬戸内市・備前市・浅口市及び周辺地域

広島市、東広島市、廿日市市、呉市、安芸郡

香川県全域

徳島県全域

大分市・別府市及び周辺地域

料金

1/24サイズ
 10,000円~

1/24サイズ
 10,000円~

1/24サイズ
 8,000円~

1/24サイズ
 10,000円~

B版・4週・5枠
 33,600円~
 ※(Web掲載とのセット価格)

運営元

株式会社KG情報

【公式】求人情報誌「アルパ」(フリーペーパー)のご案内

 求人情報誌アルパは、株式会社KG情報が運営する無料求人誌で、中国・四国・九州地方にまたがりサービスを展開しています。

毎号巻頭特集を用意するなど、読み手に興味を持たせる取り組みを行っているのも特徴です。


【香川県】ハロータイムス

発行日

毎週土曜日

配布エリア

高松市(国分寺)、坂出市、綾歌郡、丸亀市、善通寺市、仲多度郡、三豊市、観音寺市、四国中央市

料金

縦63.0mm×横60.0mm 9,900円~

運営元

株式会社求人タイムス社

商品紹介 | 株式会社 求人タイムス社

ハロータイムスは、株式会社求人タイムスが発行している香川県の無料求人誌で、発行部数は1回あたり10,000部を数えます。

 コンビニやスーパー、大学のほか、うどん店など県民が気軽に立ち寄れる施設に専用ラックを設置して、幅広い層に求人情報をアピールしています。


【沖縄県】Rookie(ルーキー)


発行日毎週土曜日(GW・年末年始は除く)
配布エリア沖縄本島県内全域、宮古島、石垣島、久米島福岡県
(最北宗像市/最南筑紫野市・小郡市/最西糸島市)
料金1/12枠12,000円~
運営元株式会社ラジカル沖縄

求人誌ルーキー(企業向け)|ラジカル沖縄

Rookie(ルーキー)は、株式会社ラジカル沖縄が発行するフリーペーパーです。発行部数55,000部・994ヶ所設置(令和2年8月現在)で27年の実績があります。

 求人誌に掲載した求人情報はWebサイト「ルーキーWeb」にも自動転載され、沖縄本島全域だけでなく、宮古島・石垣島・久米島などの離島も幅広くカバーしているのが特徴となっています。

 求人誌の設置箇所にもこだわりが感じられ、コンビニ・スーパーや各種学校のほか、公共施設やSS(ガソリンスタンド)といった、人々の生活の接点になる場所にも置かれています。

 また、初めて求人を掲載する人も安心できるよう、一定の応募が集まらなければ求人掲載を延長する「初回応募保証」キャンペーンを実施しています。

 なお、求人の掲載が終了しても、ルーキーWeb内に求人情報以外の情報を載せられる「企業ページ」の併設が可能なため、コストを抑えつつ自社の魅力をアピールすることができます。

※無料求人誌の草分け「求人誌 DOMO」を発行している
アルバイトタイムスが運営している中小企業向け採用サービス
ワガシャ de DOMOの資料を見てみたい


無料求人誌の比較一覧表

無料求人誌を選ぶ際は、それぞれの特徴をよく比較検討することが大切です。

 以下、本記事でご紹介している無料求人誌につき、比較すべきポイントを一覧表にまとめました。

媒体名 

発行・掲載日

料金

特徴

タウンワーク
※2025年3月末で休刊

原則毎週月曜日発行

1週間10,000円~

●全国対応で知名度が高い

●タウンワーク未発行の地域は「タウンワークオンライン」のWebサービスを利用

DOMO

静岡3版毎週木曜日発行

DOMONET&DOMOセットプラン 1区画(1/16サイズ) 13,000円~

●無料求人誌発行の歴史が古い

●静岡での知名度は抜群

●Web単独のほか、フリーペーパーのセットプランもあり

DOMOぱど

月2回金曜発行

1区画(1/16ページ、WebDタイプ22,000円 誌面1回2週間、Web2週間掲載

●大阪・和歌山で5版展開

●求人誌は消費者の生活導線に設置しており、地元人材の確保に活用しやすい

アルキタ

毎週月・木曜日

または

毎週月曜日発行

1週掲載11,000円~(江別・南幌エリアの例)

●北海道でアルバイト人材を採用する際に不可欠な求人媒体の一つ

●掲載期間を延ばすと割引あり

ジョブアイデム

毎週月曜日発行

24,000円~

●首都圏約3,000ヶ所に設置ポイントあり

※(そのうち駅は約600ヶ所)

●幅広い年代・エリアで訴求が期待できる

WorkinFree

毎週・隔週月曜日

または

隔週火曜日発行

2週間20,000円~

●40~50代にも根強く利用されている

●Webサービスと合わせて狙う年代によって戦略を変えるのに役立つ

求人ジャーナル

毎週日曜日発行

1枠15,000円~

●女性の読者が比較的多い

●飲食店・スーパー・大型量販店などに設置されている

求人ウィークリープラス

毎週日曜日発行

8,000円~

●山梨県内全域の大型ショッピングセンター・コンビニ・店舗・大学等に設置

●新聞折込「求人ウィークリー」との同時活用が便利

求人ふくおか

毎週月曜日発行

1/12サイズ30,000円~

●福岡で20年以上の実績があり、誌面・Webサイト単体での掲載可能

●広告制作はスタッフが取材も含めバックアップ

Rookie
(ルーキー)

毎週土曜日(GW・年末年始は除く)

1/12枠12,000円~

●沖縄本島全域だけでなく、離島もカバーしているのが特徴

●求人掲載が終了しても、Webサイト内に企業ページの併設が可能

また、各求人媒体の主要エリア・配布エリアは次の通りです。

媒体名 

主要エリア

配布エリア

タウンワーク

全国

全都道府県

※(一部地域を除く)

DOMO

静岡エリア

静岡3版

※(東部版、中部版、西部版) 

DOMOぱど

大阪・和歌山エリア

5版展開

※(南大阪版、泉州版、京阪版、大阪東部版、和歌山版)

アルキタ

北海道

札幌および近郊エリア/江別・南幌エリア

ジョブアイデム

関東エリア

首都圏

※(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)

WorkinFree

東北・北陸・中国エリア

青森・秋田・岩手・宮城・山形・富山・石川・福井・広島など

求人ジャーナル

東北・関東・信越・北陸エリア

岩手・宮城・山形・福島・群馬・栃木・茨城・埼玉・新潟・長野・富山・石川

求人ウィークリープラス

山梨県

山梨県内全域

求人ふくおか

福岡県

最北宗像市/最南筑紫野市・小郡市/最西糸島市

Rookie
(ルーキー)

沖縄県

沖縄本島県内全域、宮古島、石垣島、久米島


無料求人誌で効果を出す方法

1.無料求人誌でリーチするターゲットへ訴求

無料求人誌は、駅やコンビニ・スーパーなど、生活導線に設置されているケースが多く、そのユーザーは主婦/主夫、シニアが多いです。

そのため、無料求人誌のユーザーをふまえて、求人内容も「主婦/主夫、シニア」向けにアピールする内容にすることで、効果を期待できます。


2.QRコードを設置し、Webサイトへ誘導する

無料求人誌は、誌面に限りがあるため、応募しようと判断する材料が不足しています。
そこを補うために、求人サイトや自社のHPのQRコードを掲載し、より多くの情報があるWebサイトへ誘導します。

求人誌の内容だけでは「この仕事よさそうだけど、応募するのは不安」という読者の背中を後押しすることができます。


3.特集を有効活用する

無料求人誌の多くは、毎号特集があることが多いです。
例えば、

「静岡街中のシゴト特集」
「医療・介護・福祉のおシゴト特集」
「初めて&久々募集特集」
など、様々な切り口で特集を用意しています。

読者も、表紙を見て手に取ることも多く、巻頭の特集をまず見る傾向があります。
各媒体で実施している特集を確認したうえで、有効に活用することをお勧めします。


Web媒体と無料求人誌の使い分けを意識しよう

近年、求職者が仕事探しをする際は、スマートフォン等のデバイスを使って情報収集を行うケースが一般的です。

しかし、地域や年齢によっては紙媒体で各種情報をチェックしている求職者も一定数いるため、自社の採用ターゲットや課題に応じて媒体を使い分けることが大切です。

特に、シニア層などベテラン人材の中には、パソコン・スマートフォンの操作に抵抗を感じている人も少なくありません。求人露出の機会を増やすためにも、Web媒体と無料求人誌をバランスよく使い分けるようにしましょう。


自社の求人に応募が集まらない理由と対策

自社の求人が、なぜか求職者から人気がないと感じたら、その背景にあるもの、理由を把握した上で、適切な対策を講じることが大切です。


背景|売り手市場への変化

現代の日本では、基本的に求職者側が企業よりも優位な立場にあることから、企業側が受け身でまっているだけでは、求職者に自社を選んでもらうのは難しくなるでしょう。


有効求人倍率は1.2~1.3倍の間で推移している

厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況(令和6年10月分)について」によると、令和6年10月の有効求人倍率は1.25倍となっています。

新型コロナウイルスの影響を受け、令和2年・3年の有効求人倍率こそ一時的に下がったものの、令和4年度以降の有効求人倍率は1.2~1.3倍の間で推移している状況です。

この状況を端的に言えば、120~130件の求人に対して、求職者は100人しかいないことになり、20~30件の求人は人材に巡り合えないことになります。

※有効求人倍率とは何か簡単に解説|推移や求め方・見方についても紹介


高齢者の占める割合が29.3%

総務省の「統計からみた我が国の高齢者」によると、2024年9月15日現在の推計で、日本の65歳以上人口は3,625万人、総人口に占める割合は29.3%と、ともに過去最高を記録しています。

これに対して、15歳未満の人口は1,385万人、総人口に占める割合は11.2%となっており、65歳以上人口の40%にも満たない状況です。

今後、日本人の健康寿命が延びてシニア層を確保しやすくなることはあっても、フレッシュな人材を確保する難易度は引き続き上昇することが予想されます。


理由|知っておきたい5つの原因

日本全体で応募が集まりにくくなっている背景を理解したところで、次は多くの企業が悩む応募減の原因についてご紹介します。


求職者が知りたい情報がない

各種媒体に求人情報を掲載する際は、募集要項を詳細に記載するとともに、どんな働き方ができるのかについても記載する必要があります。

記載内容が不十分だと、求職者が働き始めてからの未来をイメージできず、他の求人に流れてしまう可能性が高いでしょう。

対策としては、職務内容を分かりやすく具体的に記載しつつ、職場の雰囲気やキャリアパスなどを盛り込むことをおすすめします。

加えて、自社で成果を出している・楽しく働いている人材の声を載せると、より求職者の興味を引くはずです。

約6割が企業の採用ホームページの情報が物足りないと感じている|採用HPに関する求職者調査


求人に競争力・魅力がない

求職者のすべてが、やりがいを求めて求人を探しているわけではありません。

現在よりも高給を手に入れたい、働きやすい環境で働きたいなどの理由から、求人を選り好みしている求職者も一定数存在しています。

ライバル社よりも、給与・福利厚生・働き方において魅力ある求人を出せなければ、自社はどんどん不利になっていきます。

これを防ぐためには、競合分析によって最低でも「業界の平均以上」の条件になるよう求人情報を見直したり、リモートワークのような柔軟な働き方を認めたりするなど、求職者が魅力に感じる条件を自社求人に盛り込むことが大切です。

会社の魅力の伝え方|応募者を引き込むためのポイントを解説


採用ターゲットにマッチする媒体を選んでいない

求職者は、それぞれが様々な求人媒体をチェックしており、一般的な求人サイトを閲覧する人もいれば、求人検索エンジンでピンポイントに自分にマッチする求人を探している人もいます。

よって、自社で採用を検討しているターゲット像が明確になっている場合は、そのターゲットが普段利用している可能性が高い媒体を中心に求人を掲載することが大切です。

一例として、若年層はSNSを中心に求人情報を探す傾向にありますが、プロフェッショナルは特定の職種に特化したサイトを利用する機会が多いものと考えられます。

このような求職者ごとの違いを踏まえ、できるだけ応募につながりやすい媒体を選びましょう。

採用活動は「ペルソナ」で成否が決まる|重要性や設計の流れなどを解説


そもそも応募のハードルが高い

応募条件は、理想に近づけるほど自社が欲しい人材に出会える確率が高まりますが、あまりにも厳し過ぎると求職者から敬遠されてしまいます。

欠員補充や管理職・プロフェッショナル人材の募集など、どうしても応募のハードルを下げられない場合を除いては、応募条件を定期的に見直すことも大切です。

例えば、なかなか応募者が集まらない求人に必須条件を設けていた場合、その中の一部を「歓迎条件」に変更したり、異業種からの応募者、実務未経験者にも門戸を開いたりしてみましょう。

選考基準はどう決める? 重視するべき項目やポイントを解説!


コーポレートサイト・自社採用ページが手つかず

コーポレートサイト・自社採用ページの情報が古いままだと、採用活動の戦略が限定され、思ったような採用につながらないリスクがあります。

例えば、求人検索エンジンを利用している場合、そちらに掲載されている求人情報と、コーポレートサイトの自社採用ページを連携させることができます。

連携に成功すると、求人検索エンジンのみを利用する場合に比べて、自社に関する詳細な情報を見てもらえるチャンスが増えるメリットがあります。

しかし、コーポレートサイト・自社採用ページの情報が更新されていないと、せっかく訪れた求職者が離れてしまいます。

できるだけ、専任の担当者にサイト等の更新を任せ、常に最新の情報を求職者に提供できるようにしましょう。

中小企業に採用サイトは必要? 掲載コンテンツや作成のポイントを解説!


まとめ

無料求人誌は、Web媒体でアプローチしにくい、その地域の求職者にアプローチができます。

Web媒体と併用することで、多様な人材に自社のこと・求人情報を知ってもらえるため、有効に活用していきましょう。

ただし、肝心の求人情報の内容に問題があったり、媒体の選択にミスマッチが生じていたりすると、なかなか思ったような結果につながらない可能性があります。

求人誌だけでは十分な成果が出ないと感じた企業担当者様は、中小企業向け採用支援サービス「ワガシャ de DOMO」をご利用いただき、求人誌ではアプローチできない多様な人材へのアプローチ、求人記事の質の向上にお役立てください。


ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営する採用担当者のためのお役立ちサイトです。

「良いヒトがくる」をテーマに、人材採用にかかわる方々のヒントになる情報をお届けするメディアです。「採用ノウハウ」「教育・定着」「法務・経営」に関する記事を日々発信しております。各種お役立ち資料を無料でダウンロ―ドできます。

アルバイトタイムス:https://www.atimes.co.jp/