求人広告の写真が応募率を変える!応募意欲が高まる撮り方・選び方のコツ
求人広告を出すなら、会社の雰囲気やイメージが伝わる写真が欠かせません。
写真の撮り方・選び方で求職者の応募意欲、応募率が変わるケースが多く、ライバルに負けない写真撮影テクニック、選定センスが求められます。
今回は、採用活動が有利に進む写真の撮り方、選び方のコツについて、詳しく解説いたします。
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求人広告の写真の重要性
「求人広告の写真は、なくても問題ない」「以前撮影した古い写真を使い回せば良い」そんな風に考えていませんか?
自社の魅力を求職者にアピールするには、写真にもこだわることが大切です。求人広告の写真がなぜ重要なのか、ヒトクルによる調査結果を交えて解説します。
文字だけよりも求人内容が伝わりやすい
求人広告に写真があると、求職者は求人内容のイメージがしやすくなります。
文字だけでは伝わりにくいニュアンスを短時間で視覚的に伝えられ、求職者から興味を持たれやすくなります。
Q.文字だけの求人広告よりも、写真やイラストが使われている求人広告のほうがよい
ヒトクルが、愛知県・静岡県在住の15才~59才の学生・フリーター・無職110名を対象に行った調査によると、「文字だけの求人広告よりも、写真やイラストが使われている求人広告のほうがよい」
という質問に、回答者の7割以上が写真やイラストがある方が良い、と回答しました。
撮影された写真から実際の雰囲気がわかる
実際の職場環境や従業員が写っている写真を掲載すると、求職者はよりリアルなイメージを持つことができ、求人内容が自分に合っているか判断しやすくなります。
ターゲット層への効果的なアプローチができ、イメージとの相違によるミスマッチの防止にもつながるでしょう。
Q.求人広告の中に掲載されている写真が、その会社やお店の写真ではないイメージ写真のようなものだと、あまり印象がよくない
調査の結果、求人広告に掲載されている写真が「その会社やお店の写真ではないイメージ写真のようなものだとあまり印象がよくない」と答えた割合は、およそ8割にのぼりました。
求職者が求める求人広告にするなら、写真でのアプローチが必要だと分かる結果です。
今現在、イラストやイメージ写真を使用していて、求人に悩んでいるなら、会社の様子が分かる写真を用意してみましょう。
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良い求人広告写真を選ぶ3つのポイント
求人広告へ写真を求めている求職者が多いと分かりました。
その一方で、すでに写真を掲載している企業が多く、差をつけるためには工夫が必要です。
どのような写真を選ぶべきか、3つのポイントをみてみましょう。
メインの写真へこだわる
求人広告を検索した際、検索一覧画面に出てくる画像の質が良いと、好印象を与えられます。
クリックしたくなる、詳しく見てみたくなる写真にするなら、画像内にたくさんの情報を含めましょう。
- オフィスの外観だけを撮影した写真
- 無人のオフィスを撮影した写真
- オフィスでスタッフが作業している写真
- オフィス内で複数のスタッフがカメラに笑顔をみせている写真
この4枚の写真の場合、複数スタッフがカメラに笑顔をみせている写真が、好感度が高くなります。
仕事で使うアイテム、資料などを持って撮影すると、より雰囲気が伝わります。
企業の魅力を視覚で伝える
求職者にアピールしたい企業の魅力は、会社によってそれぞれ違います。
アットホームな雰囲気、未経験でもできる仕事、働いている年齢層や男女比率、こだわりの商品品質など、文字ではなく画像に含めると、より伝わりやすくなります。
今後、求人情報の中でも絶対に知ってほしい情報は、写真でPRしてみてください。
伝わりづらい部分は、記号やメッセージを入れる、といった加工もおすすめです。
応募率がアップする画像選定
求職者の多くが、写真を通じて企業の雰囲気や仕事内容、働いている人など、リアルな姿をみたいと考えています。気になる企業→応募したい企業へ昇格するために、ありのままの様子が分かる写真を選びましょう。
営業担当者を募集したいのであれば、営業先の相手と写真を撮影する。
工場作業者を募集したいのであれば実際に作っている製品を手に持つ、などの工夫が必要です。
仕事風景だけでなく、ランチタイムやイベントなどの画像も喜ばれます。
画像を複数枚掲載する場合は、特に優先して見せたい写真をメインにし、全体のバランスを意識しながら選びましょう。
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写真撮影を成功させる4つのコツ
求人広告の写真撮影を自社でするなら、覚えておきたいポイントがあります。
より良い写真で求職者へアピールするために、取り入れるべき4つのコツを知っておきましょう。
切り取る場面を決める
求人サイトへ掲載する写真を選ぶなら、まずはターゲットを選定しましょう。
応募してほしい職種、年代、キャリアなどを考慮の上、写真に収める社員や場所を決めてください。
ターゲットと被写体、撮影場所が決まったら、伝えたいメッセージが一目で分かる写真を撮影します。
経験のある転職者を求めている場合は、その年代の社員がリーダーとなり活躍している写真、雰囲気の良い会社を求める応募者へアピールするなら、和気あいあいと会話を楽しんでいる写真を切り取ってみてください。
その写真で伝えたい内容が届くのか、ターゲットに近い社員に確かめてもらったり、アイデアをもらったりするのも良い方法です。
撮影は天気が良い明るい日に
写真撮影は、自然の日差しが差し込む天気の良い日に行いましょう。
会社の外観を撮影する場合は、草木が枯れている冬場ではなく、緑や花がきれいな春、夏を選ぶのがおすすめです。
時間帯としては、できるだけ朝早い方がきれいに撮影できます。
普段は9時から仕事をしている、という場合も、その日だけは7時に出社してもらうなど、早い時間を選ぶと、画像の質がよりアップできるでしょう。
撮影後に気になる部分がある場合は、プロカメラマンや画像デザイナーに修正をお願いする、という方法もあります。自社では難しい部分は、専門家への相談を検討してみてください。
高画質のカメラを選択する
最近はスマホのカメラでも質の高い写真を撮影できます。
ですが、会社の顔ともいえる求人サイト向けの画像は、一眼レフのデジタルカメラを使用するのがお勧めです。
スマホやコンパクトなデジタルカメラでは、求人写真に最適な画像サイズで撮影できず、画質を落とす原因になってしまいます。
自社内にカメラの用意が無い場合は、デジカメレンタルサービスなどを、上手に活用してみてください。
写真の背景を整える
写真を撮影する際、撮りたい社員やアイテムだけでなく、背景にもこだわってみましょう。
事前にきちんと掃除をして、清潔感あふれるオフィス、整理整頓された会社の様子を伝えられると、印象が良くなります。
社員一人をクローズアップする場合は、どこにでもある会議室の写真より、企業ロゴの入った玄関、他の社員が働いているスペース、などを選ぶと、雰囲気が伝わる写真になります。
写真の中に、外部に知られてはいけない機密情報が入っていないかどうか、という点にも注意しましょう。
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企業の魅力を引き出す!具体的な撮影テクニック5選
求人写真撮影のコツやポイントが分かったら、次は具体的な撮影テクニックをみてみましょう。求職者が働きたくなる写真の撮り方を解説いたします。
- 写真の主役をしっかり写す
- オリジナリティあふれる画像にこだわる
- 実在するスタッフの写真を使う
- 入社後のイメージが伝わる画像にする
- 雰囲気の違う写真を使う
写真の主役をしっかり写す
求人用写真は、情報が多い方が良い、とお話しました。
ですが、たくさんの情報を載せようと、オフィスの様子を遠くから撮影したような写真では、ぼんやりとしてしまい撮影意図が伝わりません。
写真の主役である人やものを中心にして、何を伝えたい一枚なのかはっきりさせると、相手へ届く画像になります。
まずは主役を意識して、主役を引き立てる背景・構図を意識しましょう。
オリジナリティあふれる画像にこだわる
求人サイトを見ていると、お店や企業の前で従業員が並んでいる写真、一人の社員が作業をしている写真など、よくある画像の傾向に気付きます。
このような、どこにでもある画像は、求職者に響きにくくスルーされがちです。
写真撮影をする場合は、見た人が「あれ?」「気になる!」といった気持ちになる画像にこだわってみましょう。求人に成功している企業が使っている画像イメージを、真似してみるのも良い方法です。
実在するスタッフの写真を使う
求人用の写真は、実際に活躍している社員を撮影するのがおすすめです。
企業価値を高めるため、撮影用モデルを用意するケースがありますが、モデルを使った写真では企業らしさが伝わりません。
画像に惹かれて入社したけれど、実際は思っていた雰囲気ではなかった、そんなギャップにつながり離職してしまう恐れもあります。
同じく、フリー画像や有料ストックフォトなどの画像も、信頼感を損なう可能性があるため避けてください。
自社社員が接客している姿、電話応対している姿、真面目に仕事へ取り組んでいる姿、談笑している姿など、素の様子がわかる写真を意識しましょう。
入社後のイメージが伝わる画像にする
写真を通じて、ターゲットが入社後の様子を想像できると、応募につながりやすくなります。オフィスの外観、入社式、会議室、研修、食堂など、中に入らなければ分からない画像を、たくさん集めてみましょう。
販売している商品、サービスを提供している様子、ものづくりの現場なども、検討の際に役立ちます。
雰囲気の違う写真を使う
写真を何枚か掲載する場合、同じ雰囲気の写真ばかりにしてしまうと、一つのイメージしか伝えられません。
社員をクローズアップした写真、会社の前で撮影した画像、商品やサービスを伝える写真など、内容を変えてアップしましょう。
写真を何枚掲載できるのか、事前に確認の上、幅広い画像でアプローチしてみてください。
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こんな求人広告の写真はいやだ!
写真で求職者へアプローチするなら、印象を下げてしまう画像の知識も必要です。
企業側では良いと思って撮影したつもりが、逆効果になる例もあります。避けるべき写真の傾向を、チェックしておきましょう。
従業員同士の仲が過度に良さそう
スタッフ同士が密着していたり、肩を組んだり、手をつないでいたり……そんな写真を掲載してしまうと、「自分も同じように過度なスキンシップを求められるのでは?」
「このできあがった人間関係の中に入っていくのは大変そう……」
という印象を与えてしまいます。
仲が良い雰囲気を無理やり出そうとしている、やらせ感にもつながるため、注意が必要です。
複数のスタッフを撮影する場合は、適度な距離感をもって写真に収めましょう。
イメージ写真は極力避けましょう
ヒトクルが以前実施した調査では
「求人広告の中に掲載されている写真が、その会社やお店の写真ではないイメージ写真のようなものだと、あまり印象がよくない」
という質問でアンケートを行ったところ、求職者の8割以上から“印象が良くない”という回答がありました。
「フォトスタジオや写真館でプロが撮影した写真の方が良いのでは?」
と考え、企業価値を上げるためにイメージ写真を選ぶ例がみられますが、応募率アップを考えるなら逆効果かもしれません。
※7割近いアルバイト・パート求職者が「長い文章を読むのは疲れる」に共感【求職者の本音調査】
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画像選定に成功!応募率を上げた事例を紹介
最後に、「求人原稿の画像を変えて採用に成功した」当社で実際にあった営業担当の話を紹介いたします。
静岡県浜松市にある、高級日本料理屋さんの一例です。
以前はお客様が食事するテーブルの写真を、求人ページに掲載していました。
この写真を見直し、着物姿のスタッフ写真へ変更したところ、「着物で働きたい!」という希望者からの応募があり、反応0件→応募・採用2件という嬉しい結果になりました。
日本料理店、というだけでは雰囲気が分かりませんが、着物を身につけての接客は、特別感があり、印象に残りやすくなります。
同じように、自社だけの強みや特長を探して、求職者へ積極的に届けてみてください。
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まとめ
最近は、ハローワーク求人やエージェントサービスなど、幅広い求人サービスで画像掲載が可能です。
掲載予定期間を有効に使うためにも、「株式会社○○の強みや業務内容、はたらくメリットはこれ!」という情報が伝わる写真をアップしましょう。
基本的に、会社の素が分かる写真がおすすめですが、食べ物や販売している商品を撮影する場合は専用スタジオを借りたり、プロカメラマンに物撮りをお願いしたり、というのも良い手段です。
他社と差がつく画像、求職者の目に留まる画像を選んで、応募率・採用率アップを目指しましょう!
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