子育てママに期待するのは「コミュニケーション力」「スキル・経験」【人事担当者調査】

子育てママに期待するのは「コミュニケーション力」「スキル・経験」【人事担当者調査】
目次

人材不足を解消する一つの方法として、子育て中のママは重要な戦力です。

そこでヒトクルでは、ママ向けアプリのコネヒト株式会社と連携して、人事担当者および子育てママへ、それぞれ調査を実施しました。

人事担当者へは、子育て中のママの採用について、ポジティブ/ネガティブな意見、期待すること、採用の際にアピールするポイントについて聞いています。

一方で、子育てママが企業に対して面接の際にアピールしていること、仕事を探す際に重視していること、応募を躊躇した経験などについて聞いています。

今後、子育てママの積極採用を考えている採用担当者は、ぜひ参考にしてみてください。

求職者の年間動向~属性ごとの求職活動時期の傾向~

【学生】・【主婦】・【フリーター】などの、採用ターゲット属性ごとに、月別での動向をまとめた資料です。これさえあれば、いつ・どの採用ターゲットをねらうべきか、すぐにわかる!一年を通じて使える保存版です。


調査サマリー

・ここ5年の変化は「男性育休や介護休暇取得者の増加」「時短・フレックスの制度の整備」が多い

・子育てママを「採用したい」「積極採用したい」合わせて46%

・子育てママの採用理由は、「人手不足」「コミュニケーション」「スキル・経験」

・求人で「子育てママが活躍」「時間や急な休みの配慮」をアピール

・制度はあるが、特にアピールしていないが38.5%

・子育てママを採用したくない理由TOPは「急な当日休みや早退が困るため」


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ここ5年の変化は「男性育休や介護休暇取得者の増加」「時短・フレックスの制度の整備」が多い

Q.コロナ禍で働き方の変化が加速しています。ここ5年くらいで貴社内の「働き方」の変化について当てはまるものがあれば教えてください。(複数回答)

※株式会社アルバイトタイムス人事担当者調査「『家庭と仕事の両立/ママの就労』に関する調査」

ここ5年の働き方の変化については「当てはまるものがない」が34.8%で最も回答が多く、それ以外では「男性育児休暇取得者の増加」「時短・フレックス勤務制度の整備」「リートワークの推奨」が上位にランクインしました。

育児介護休業法の法改正やコロナ後の生活と労働の境界線が溶けた世界の中で、企業が従業員ニーズに合わせた環境整備が従業員の退職防止、採用競争力の観点でも重要と捉える企業が増えていくことが示唆されます。


子育てママを「採用したい」「積極採用したい」合わせて46%

Q.子育て中のママ採用について、貴社のご意見を教えてください。

※株式会社アルバイトタイムス人事担当者調査「『家庭と仕事の両立/ママの就労』に関する調査」

企業側としても「採用したい」「積極的に採用したい」合わせて46%という結果となりました。

一方で、「積極的に採用したいと思わない」「採用したいと思わない」という否定的な意見は21.4%と少数派です。ママ採用をポジティブに考えている企業が多いことが分かります。


社内に子育て中のママが「働いている」が84.0%。

Q.貴社内に子育て中のママは働いていますか?

※株式会社アルバイトタイムス人事担当者調査「『家庭と仕事の両立/ママの就労』に関する調査」


Q.貴社内で子育て中のママが活躍している場合、具体的な活躍ぶりについて教えてください。

・残業は一切しない。なので、集中して仕事をしている印象を受ける。

・フルタイムで働いている人やパートタイムで働く人等、多様な働き方で家庭との両立を図りながら活躍しています。

・役職者もおります、家庭事情に合わせ勤務し、後輩の指導、新人教育等活躍です。

・パートタイムから子供の成長に合わせて徐々にフルタイムに変更しています。一般的正社員です。

・時短勤務をしている人もいるが、フルタイムの人と大して変わらない活躍ぶりです

・時短勤務で時間や行動が限られる中、不測の事態を想定し、子育て前よりも緻密に仕事の計画を立てて活躍しています。

子育て中のママが活躍している企業は84%と、多くの企業で活躍しています。
また活躍ぶりについても、限られた時間の中だからこそ計画的に効率よく業務を進めている様子がみてとれました。


子育てママの採用理由は、「人手不足」「コミュニケーション」「スキル・経験」

Q.【積極的に採用したいと思う】or【採用したいと思う】を選んだ方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可)

※株式会社アルバイトタイムス人事担当者調査「『家庭と仕事の両立/ママの就労』に関する調査」


子育てママを採用する理由で最も多かったのは「ママに限らず人手不足」で41.9%、ついで以下が上位にランクインしました。

・配慮や気配りなどの社内コミュニケーションに寄与してくれるから

・即戦力となるスキルや経験を持った人が多いから

・効率を意識して働いてくれる人が多いから

家事や育児をする中で培ったコミュニケーション能力や時短能力などが評価されているようです。

一方、ママ向けの調査で、ママたちが面接などで企業へアピールしていることを聞いたところ、
第一位は「社会人経験や業務経験」、次いで「コミュニケーション」でした。

ママ側のアピールと実際に働いてからの評価はマッチしていることが見てとれます。

Q.あなたが面接の際に、企業へアピールしていることを教えてください。(複数回答可)

※コネヒト株式会社 妊娠・子育て中のママ調査「『仕事の探し方・見つけ方』に関する調査」

では即戦力やコミュニケーションスキルを持ったママたちを採用するためにはどうしたら良いのでしょうか。


「子育てママが活躍」「時間や急な休みの配慮」をアピール

Q.【積極的に採用したいと思う】or【採用したいと思う】を選んだ方に伺います。子育て中のママを募集する際、貴社では求人広告でどのようにアピールしていますか?

・子連れ勤務OK!

・勤務時間や、勤務日数を配慮します。お子さんの病気による急な欠勤でも対応してます。

・子育てママ活躍中。急な熱やお休みも気兼ねなお休みできます。

・育児休業取得実績ありと記載。エクセレント企業認定と記載。

子育て中のママたちにとって、勤務時間の調整ができるか、子どもの急な休みにも対応してもらえるかどうかは大きな関心事です。

実際にママ向けの調査においても、ママたちが就活の際に重視している条件は「休みがとりやすい」でした。

Q.あなたが仕事を探す際に重視していることを教えてください。(複数回答可)




※コネヒト株式会社 妊娠・子育て中のママ調査「『仕事の探し方・見つけ方』に関する調査」

休みが取りやすい環境を積極的にアピールすることで、ママたちの心理的安全性も保たれ、就労意欲の向上につながることが期待できます。


制度はあるが、特にアピールしていないが38.5%

Q.貴社内で子育て中/介護中従業員向けのサポート制度(フレックス制度や時短勤務、休暇制度など)がありますか?また、それを採用の際などに自社アピールポイントとしていますか?

※株式会社アルバイトタイムス人事担当者調査「『家庭と仕事の両立/ママの就労』に関する調査」 

仕事と家族の両立をする子育て「制度はあるが特にアピールポイントにしていない」が38.5%で最多となっています。

子育て等を両立可能とするサポート体制を適切にアピールしない事は採用・従業員維持において大きなリスクにも繋がるのです。

実は、下図のママ向けの調査結果では、81%のママが「求人に応募しようと思ったけれどためらった」と答えています。

Q.仕事探しの際に、「この募集いいな」と思ったけど応募をためらったことはありますか?


※コネヒト株式会社 妊娠・子育て中のママ調査「『仕事の探し方・見つけ方』に関する調査」

その理由として最も高かったのが「勤務時間が合わない」。それ以外には、子育て中でも採用されるか、子育て中でも働けるか、といった不安の声があがっていました。

子育てママの採用を進めている場合は、積極的にサポート制度もアピールすることで人材獲得につながる可能性があります。


子育てママを採用したくない理由TOPは「急な当日休みや早退が困るため」

Q.【積極的に採用したいと思わない】【採用したいと思わない】を選んだ方へ伺います。その理由を教えてください。(複数回答可)

※株式会社アルバイトタイムス人事担当者調査「『家庭と仕事の両立/ママの就労』に関する調査」 

逆に子育てママの採用にネガティブな理由についてはどうでしょうか。

調査では「急に当日休みや早退をされると困る」が75%を占める結果となりました。
 次いで「ママの働き方を変える制度(時短勤務や在宅勤務)が整っていない」が41%となっています。

特に人材不足が顕著な業界では、人員に余裕がないため急なお休みに対応できないといった課題がありそうです。

一方で、急なお休みはママに限ったことではなく、誰しもが急なお休みをする可能性があります。

家庭と仕事の両立がしやすい環境や制度を整えることは、健康経営への投資や既存の従業員のエンゲージメントやパフォーマンスの向上にもつながる(*)と考えられます。

女性やシニア、外国人が働きやすい環境を整えることと並行して、業務の効率化やアウトソーシング、DXの推進をしていきましょう。

(*) 人的資本経営の実現に向けた検討会報告書~ 人材版伊藤レポート2.0~


子育てママの採用なら「ワガシャ de DOMO」

本調査で、子育てママの採用についてポジティブに考えている企業が多いことが分かりました。
子育てママへどうアピールしているのかぜひ、参考にしていただければ幸いです。

一方で、多くの採用担当者が「魅力的な求人作成・更新の手間」を感じています。

そこでご提案するのが、求人作成をまるっとお任せできる「ワガシャ de DOMO」です。

株式会社アルバイトタイムスが提供する、中小企業向け採用サービス「ワガシャ de DOMO」は、Indeedをはじめとした複数の求人サイトへ連携し、求人票の作成をプロが代行するサービスです。

50年にわたり人材業界に携わる中で培ったノウハウをベースに、御社の採用コストや採用ご担当者の手間を省きつつ、応募者増につなげてまいります。

採用計画を達成するため、応募率を高めたい企業担当者様は、資料請求などお気軽にご相談ください。

【調査概要】
調査名:『家庭と仕事の両立/ママの就労』に関する調査
調査期間:2023年10月17日~10月27日
調査方法:メール配信によるアンケート
調査対象:人事・採用担当者 187名
調査実施:株式会社アルバイトタイムス

調査名:『仕事の探し方・見つけ方』に関する調査
調査期間:2023年11月25日~11月26日
調査方法:アプリ「ママリ」での配信によるアンケート
調査対象:妊娠・子育て中のママ 315名
調査実施:コネヒト株式会社



ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営する採用担当者のためのお役立ちサイトです。

「良いヒトがくる」をテーマに、人材採用にかかわる方々のヒントになる情報をお届けするメディアです。「採用ノウハウ」「教育・定着」「法務・経営」に関する記事を日々発信しております。各種お役立ち資料を無料でダウンロ―ドできます。

アルバイトタイムス:https://www.atimes.co.jp/

コネヒト株式会社 取締役 CFO 瀧野 祥生
監修した人
コネヒト株式会社 取締役 CFO 瀧野 祥生

総合コンサルティングファームで財務領域のコンサルタントとして従事。その後、大手総合人材企業を経て、2021年よりコネヒト株式会社に入社。現在は取締役 CFOとして、財務、コーポレート、および行政の子育て支援を後押しする事業開発責任者として従事。
 

コネヒト株式会社:https://connehito.com/