Indeedの人気マークについて|ジョブラベル(タグ)の意味や取得方法を解説
Indeedの求人票に「人気」や「超人気」といったタグを見かけたことはありませんか?
これらのタグは人気マーク・超人気マークと呼ばれ、スマートフォンから確認できます。
Indeedにおいて、人気マークなどのタグは「ジョブラベル」と呼ばれ、求人情報を検索していると人気マーク以外にもたくさんのタグを見かけることがあります。
この記事では、Indeedを運用している採用担当者向けに、Indeedの人気マーク・ジョブラベル(タグ)の概要説明 、メリット、注意点やポイントについて解説します。
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Indeedの人気マークとジョブラベル(タグ)について
はじめに、Indeedの人気マークが、求人掲載においてどのような意味を持つのか、ジョブラベル(タグ)全般の意味合いも含め解説していきます。
人気マーク以外にも、採用活動をスムーズにするジョブラベルは複数ありますから、自社の状況に合わせて活用するのが理想です。
人気マークは、求職者の反応によって付くジョブラベルの一つ
Indeedの人気マークは、求人を検索した際に表示される求人一覧の中で、とりわけ目立つタグです。
「人気」「超人気」いずれも表示される条件に関しては、Indeed側で明示していないため、基本的にはこのジョブラベルが付いている求人情報を参考に判断するしかありません。
ただ、スマートフォンから求人情報を確認すると、人気・超人気の下に、以下のような文言が表示されているのを確認できます。
人気 :3~9人がこの求人を保存しました
超人気:10人以上がこの求人を保存しました
そのため、求職者がこのジョブラベルをクリックするか、3点ドットをクリックして「求人を保存する」を選ぶかして、求人情報が一定数保存されると、人気または超人気のジョブラベルが出現するものと考えられます。
Indeedのジョブラベルは3種類に大別される
Indeedで用いられるジョブラベルには、人気マーク以外にも「返信率の高い企業」や「急募」といった様々なものがあり、求人の検索結果が表示された画面上に反映されます。
このことから、ジョブラベルは「企業が求職者に強く伝えたい情報をラベルにしたもの」と言い換えることもできます。
ジョブラベルの種類は数多く存在していますが、大まかには次の3種類に分けることができます。
自社で設定できるジョブラベル
Indeedに直接投稿している求人がある場合、管理画面上から求人にジョブラベルを表示できます。
設定できるタグの種類としては、次のようなものがあげられます。
特長を紹介するタグ | 「社員登用あり」「昇格・昇給あり」「残業なし」「週1日からOK」「週2・3回からOK」「シフト自由」」「交通費支給」「即日勤務OK」「急募」「駅近5分以内」「完全在宅」「在宅OK」 |
応募方法に関するタグ | カンタン応募、履歴書応募 |
例えば、出世や収入アップを目指す若年者を採用したい場合は、タグとして「社員登用あり」や「昇級・昇格あり」などを選ぶと、欲しい人材が興味を示してくれる可能性が高まります。
企業・求職者の行動が反映されるジョブラベル
自社の求人に対する求職者の反応や、それに対する企業側の行動をもとに、Indeed側が表示してくれるジョブラベルも存在します。
このタイプで代表的なジョブラベルとしては、「人気」「超人気」があり、何人の求職者が「自社の求人を保存しているのか」によって表示の判断をしているものと推察されます。
他には、応募への返信率が高い場合に表示される「高返信率」のジョブラベルもよく知られています。
求人内容をIndeedが判断して付けるジョブラベル
ジョブラベルの中には、求人票に記載されたキーワードをIndeedが読み込み、ジョブラベルを付けるべきかどうか判断してから付与されるものもあります。
具体的な条件等は公表されていないものの、一つのヒントとして、Indeedのアプリ上に掲載された「人気の特徴・こだわりから探そう!」のキーワード一覧を確認する方法があります。
Indeedの求人票でよく表示されるジョブラベル
Indeedの求人票をチェックしていて、頻繁に見つかるジョブラベルがあることに気付いた方も多いでしょう。
以下、求人票に表示されているジョブラベルのうち、特に多く見られるものをいくつかご紹介します。
急募 | ●急ぎで人材を募集していることを表すジョブラベル ●求人タグの中から急募のタグを選択したケースのほか、求人公開の日付から掲載終了の日付までの期間が短いときに付くケースもある |
返信率の高い企業 | ●求職者からの応募に対して、返信している割合が高い企業の求人に付くジョブラベル ●求職者側から見て「この企業は応募への反応が早い」と評価されやすく、結果的に応募率の向上につながる |
今が狙い目の求人 | ●求人一覧が検索された段階で、他の求職者からの応募が少ない求人について、「比較的選考に進みやすい求人」とIndeedが判断した場合に付与される可能性が高いとされる ●付与される明確な条件が分かりにくいことから、稀少なジョブラベルの一つと考えられている |
上記のジョブラベルを比較すると、企業側で求人タグの中から選べるものもあれば、Indeed側のチェックを待たなければならないものもあるため、ジョブラベルに過度な期待をすべきではありません。
あくまでも「ジョブラベルが表示されていた方が求職者の目に留まりやすい」だけであって、肝心の求人内容が作り込まれていなければ、応募者を増やすことは難しいでしょう。
よって、人気マーク・超人気マークも含め、お目当てのジョブラベルが自社求人に表示されないからといって、それだけで心配する必要はありません。
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Indeed上でジョブラベルを付けることにより得られるメリット
Indeedで求人広告を運用するにあたり、ジョブラベルを付けることには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。以下に、主なものをご紹介します。
求人情報が注目される
Indeedの求人情報を一覧で見ると、基本的には殺風景にも思える文字情報が羅列されるだけなので、求職者は一つひとつの求人の違いをビジュアルから把握できず、文字を読んで初めて詳細が分かるようになっています。
しかし、人気マーク・返信率の高い企業・カンタン応募などのタグがある求人情報を求職者が見た際、他の求人と比較して目を引くのは容易に想像できます。
求人情報が注目されれば、少なくとも数ある求人の一つとして見逃される確率は低くなり、露出の可能性が高まります。
すぐに結果につながるとは限りませんが、求人広告は求職者の目に留まらなければ意味がありませんから、ジョブラベルを増やしてクリック率を高めるのは効果的な手法と言えます。
応募率増に貢献してくれる
ただ文字情報だけが掲載されている求人情報よりも、例えば「急募」のラベルが付いている求人情報の方が、応募者の心に響きます。
条件的に自分の能力・スキルでは厳しいかもしれないが、急募なら可能性はあるかもしれないと考えて、ダメ元で応募する求職者が出てくる可能性があるからです。
その他、特長がジョブラベルで多数紹介されていると、求職者は「従業員のことを考えてくれている会社なのかな」と思うかもしれません。
情報量の多さは、Indeedにおいて有利に働くため、結果的に応募者増に貢献してくれるでしょう。
企業の対応力が求職者に伝わる
Indeedは、各種ラベルが付いている場合、一部のラベルについては「どうしてこの企業(求人)にはこのラベルが付いているのか」説明文が付きます。
例えば「要件チェック通過で面接予約OK」のラベルが付いている求人をクリックすると、応募条件を満たすと応募後すぐに面接予約ができる旨が確認できます。
ラベルの意味合いが求職者に伝わることによって、求職者は「この会社は採用に力を入れている会社だ」と感じるはずです。
求職者にきちんとした会社だという印象を与えるためにも、ジョブラベルの存在は重要です。
Indeedのジョブラベルに関する注意点
求職者を自社に呼び込む上で大切なジョブラベルですが、ジョブラベルを活用することだけが、Indeedでの採用率を高める方法ではありません。
Indeedではジョブラベルも含め、総合的に求人情報のブラッシュアップが必要です。
ジョブラベル「ありき」で運用しない
ジョブラベルは、自社である程度選べるものと、そうでないものがあります。Indeedが判断して付けるジョブラベルは、基本的に自助努力で付けることに限界があります。
求人に人気が集まるかどうかは、実際に原稿を公開してみなければ分かりませんし、自社の求人がすべて「人気の特徴・こだわり」に当てはまる可能性も低いでしょう。
最低限、自力で付けられるジョブラベルを獲得する努力は必要かもしれませんが、ジョブラベルありきで運用するのは、本末転倒と言わざるを得ません。
一見して目を引く内容ではなくても、求人情報をできる限り充実させているなら、遅かれ早かれ応募者はやって来ます。
まずは、誰が見ても分かりやすい、魅力のある原稿を作ることが先決です。
「人気」「超人気」であるがゆえに敬遠されるリスクも
求人を保存したユーザーが何人いるのかによって表示が変わる、人気・超人気のジョブラベルですが、逆にそれが応募者を減らす一因になってしまうケースもあります。
というのも、応募者の立場から考えれば、人気だろうが超人気だろうが数ある求人広告の一つに過ぎないため、中には勝手な解釈で人気・超人気のジョブラベルを判断する人もいます。
うがった見方をすれば、そもそも超人気の求人がいつまでもIndeedに掲載されているのはおかしいようにも思えますし、逆に人気のない企業が自社をアピールするためにとっている戦略なのではないかと疑う人もいるようです。
超人気なら「応募しても通らないんじゃないか」と考える求職者もいるため、ジョブラベルは良くも悪くも影響を及ぼすファクターとなっています。
結局のところ、企業としてはジョブラベルの有無にかかわらず魅力的な求人情報を作ることが、最善の方法と言えるかもしれません。
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Indeedでジョブラベルの恩恵を受けるためにできること
Indeedで求人広告を運用するにあたり、ジョブラベルの恩恵を受けるためには、逆説的ですが「ジョブラベルにこだわり過ぎない」運用方法を模索する必要がありそうです。
以下、無理なくジョブラベルの恩恵を受けるために、企業が取り組めそうな方法をご紹介します。
自力で設定できるジョブラベルは厳選する
自社が求人広告を掲載する際、任意で選べる特長に関するタグは、前述したとおり基本的に以下の12種類に限られます。
「社員登用あり」「昇格・昇給あり」
「残業なし」「週1日からOK」「週2・3回からOK」
「シフト自由」」「交通費支給」「即日勤務OK」「急募」「駅近5分以内」
「完全在宅」「在宅OK」
上記の中で、自社が特に推したいポイントを選び、求職者が働く際の状況をイメージしやすくしましょう。
例えば「社員登用あり」「昇格・昇給あり」「即日勤務OK」といったタグを選んだ場合、求職者は「頑張る人には報いてくれる会社なのだろう」と推察できます。
応募者ファーストの対応を心がける
ジョブラベルの中には、自社の対応によって付いたり付かなかったりするタグがあります。
「返信率の高い企業」はその一つで、応募者への対応をスピーディーに行っていない企業の求人情報には、残念ながらタグは付きません。
しかし、こまめに応募者への返信ができる体制を整えていれば、そのスタンスを継続することで、将来的にタグを付けることができるかもしれません。
タグが求人情報に表示されれば、その分だけ応募者に信用を与えられますから、できるだけ応募者に負担・不安をかけない対応を意識したいところです。
求人原稿の見直しをする
Indeedは求人検索エンジンの一つなので、応募者側が所定の検索キーワードを検索窓に打ち込むと、求人情報が表示される仕組みになっています。
よって、求人票をチェックする際に求職者が入力するキーワード・すなわち求職者が求めている情報を盛り込むことで、露出の機会を増やすことができます。
具体的には、職種・業種の名称や、雇用形態などを求人票に盛り込むことで、Indeed内で検索されやすくなります。
しかし、本格的にキーワード探しを試みると、Indeedアプリも含め求職者が興味のあるキーワードを洗い出す必要があるため、運用実績が豊富なプロに依頼するのも一手です。
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無料掲載・有料掲載の違いを踏まえ運用する
有料掲載は、無料掲載と比較して求人の表示回数が増えるメリットがあります。
当然ながら、求人の表示回数は多ければ多いほど求職者に見てもらえる機会が増すため、応募につながるケースも増えることが期待できます。
ジョブラベルの観点から違いを見ると、例えば「急募」ラベルのように、有料掲載だけに表示されると考えられているものもあります。
必ずしも無料掲載の効果が薄いとは言い切れませんが、Indeed上で自社求人をクリックしてくれる求職者の数を増やしたい場合は、無料掲載・有料掲載の違いを踏まえ運用することが大切です。
まとめ
Indeedの求人広告に付いている人気マークは、企業の一存で表示できるものではありません。しかし、あえて人気マークを付けようと努力する必要もありません。
応募者が評価するのは、あくまでも求人情報の内容であり、ジョブラベルはそれをより露出させやすくするためのものです。
Indeedで求人広告を運用する場合は、ジョブラベルの持つ意味合いを理解しつつも、意識がジョブラベルだけに向かないように求人票をブラッシュアップすることが大切です。
そこでおすすめしたいのが、求人記事作成のプロに依頼することです。
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