タウンワークのフリーペーパー休刊へ|新しい掲載方法や特長を解説

タウンワークのフリーペーパー休刊へ|新しい掲載方法や特長を解説
目次

2025年3月末、これまで地域密着型の求人媒体として存在感を示していたタウンワークのフリーペーパーが休刊することが決定しました。

今後は「Indeed PLUS」の連携求人サイトとして、Webへの求人掲載をメインに稼働する形となります。

この記事では、タウンワークのフリーペーパーが休刊となった理由に触れつつ、新しい掲載方法や特長などを解説します。

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フリーペーパー「タウンワーク」2025年3月末で休刊

株式会社リクルートは、求人メディア「タウンワーク」のうち、フリーペーパーを2025年3月末で休刊することを発表しました。

紙媒体のタウンワークは、情報量が豊富な無料求人情報誌として、これまで多くの掲載エリアでたくさんの仕事を探している人に読まれ続けてきた歴史があります。

しかし、近年における仕事探しの情報収集手段が、採用サイト等のWeb媒体に移行していることを受け、休刊を決断したものと考えられます。


タウンワークのフリーペーパーが休刊に至った理由

今回、フリーペーパーが休刊に至った理由として、株式会社リクルートは「ユーザー動向・社会の変化を踏まえ、Webサービスに一本化する」旨を説明しています。
 
※株式会社リクルート プレスリリース
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2024/1203_15277.html

ほとんどの人がスマートフォンを持つ時代を迎え、紙媒体の求人を閲覧する機会そのものが減少傾向にあるため、Webサイトやアプリに注力することを決断したと考えられます。

また、紙媒体の印刷・配布の機会を軽減し、コスト面の効率化を図りたいという思惑もあったのではないでしょうか。


新しいタウンワークの掲載方法

Web媒体としてのタウンワークは、引き続きサービスを継続する形になりますが、掲載方法はこれまでのルールではなく「Indeed PLUS」を活用した掲載方法に移行します。

大まかな掲載の流れとしては、株式会社リクルートが運営する採用管理サービス「Airワーク採用管理」で求人を作成後、Indeed PLUSと連携している様々な求人サイト(タウンワークを含む)の中から、適切なサイトに自動で連携するイメージです。

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【タウンワーク+Indeed PLUS】のメリット3つ

タウンワークがIndeed PLUSと連携することにより、求人を掲載する企業は次の3つのメリットの恩恵を受けられます。


自社求人にマッチする求人媒体と連携

Indeed PLUSは、国内でよく利用されている主要な11サイト(2024年11月26日現在)の利用者のうち、最大で7割ほどのユーザーに求人情報を届けられる機能を備えています。

【連携サイト】

  • Indeed
  • タウンワーク
  • リクナビNEXT
  • とらばーゆ
  • フロム・エー ナビ
  • はたらいく
  • リクナビ派遣
  • 求人ジャーナルネット(株式会社求人ジャーナル)
  • ディースターNET(株式会社大新社)
  • 物流・ドライバー求人サーチ

※()がないサイトは、すべてリクルートが運営

どのサイトに掲載するのか、求人を掲載する企業の側で選定する必要はなく、Indeed PLUS側で求人配信の最適化が実施されます。

様々なサイトに自社求人が載ることで、それだけ露出の機会も増えるため、結果として応募者の数を増やすことに繋がります。

ただし、配信最適化の結果、単一サイトのみがマッチするケースもあるため、その点を考慮して運用しましょう。


クリック課金型でコストダウン

求人媒体の多くは、求人を掲載している一定期間ごとに料金が発生する掲載プラン(掲載課金型)を採用していますが、Indeed PLUSは「求人がクリックされた分だけ料金が発生する掲載プラン(クリック課金型)」を採用しています。

そのため、タウンワーク掲載を含め、複数の求人媒体に自社求人が露出したとしても、それだけを理由に掲載料金が発生することはありません。

採用活動にかける予算が限られている企業でも、無駄なコストを省いた運用ができます。

また、必要に応じていつでも利用を停止することができるのもメリットです。


使いやすくサポートも無料

実際に求人を作成する際は、Airワーク採用管理を使って求人の作成・編集を行いますが、入力すべき内容はあらかじめ必須項目として定められているため、入力や操作に戸惑う場面は少ないものと考えられます。

また、入力画面ではそれぞれの必須項目の横にある「?」マークをクリックすることで、最低賃金等の入力時のルールを確認することができます。

その他、不明点が生じた場合は、オンラインチャットまたはメールにて相談が可能です。


タウンワークの掲載料は予算設定も柔軟

タウンワークがIndeed PLUSの連携求人サイトになったことで、求人を掲載するだけ(クリックされない)なら「無料」となり、その分予算面では自由度の高い運用が可能です。


予算は3,000円からのスタート

求人掲載にあたっては、クリック課金時に発生する費用を支払うため予算を準備しなければなりませんが、タウンワークの場合は有料広告(Indeed PLUS)を「3,000円」からスタートできます。

クリック単価の相場は職種や求人掲載の時期、他社の動きなどによって変わってきますが、それでもまとまった金額を先に支払う掲載課金型に比べれば少額での運用が可能です。

地方向け求人媒体など、掲載課金型の求人媒体との併用を考えている場合でも、コストを抑えるのに役立ちます。


予算の上限は自社で決められる

Indeed PLUSを利用してタウンワークに求人を掲載する場合、有料オプションの下限となる額は決まっていますが、上限については特に定められていません。

予算の上限を自社の都合で決められることから、例えばタウンワーク(Indeed PLUS)にかけられる予算が50,000円と決まっているなら、その範囲で求人掲載を継続することができます。

これまで掲載課金型だったメディアともIndeed PLUSは連携しているため、別途掲載料を支払わなくても露出を増やせるのは、予算が限られる企業にとっては嬉しいポイントです。


掲載停止のタイミングは自由

Indeed PLUS経由の場合、タウンワークへの求人掲載は基本的に自由なタイミングで行うことができ、利用停止時点までの料金しか発生しません。

また、これまでに求人掲載で消費した金額についても随時確認できるため、余った予算をストックしながら求人掲載のタイミングを見計ったり、いったん求人原稿の内容を見直したりするのに役立ちます。

従来の掲載課金型メディアは、応募の成否にかかわらず求人広告の掲載期間を指定しなければならず、例えば4週間のプランなら4週間分の費用が発生することがほとんどです。

採用活動を進めるにあたり、支払損が生まれるリスクをできる限り減らしたいなら、Indeed PLUSが最適解になるかもしれません。


掲載料金プランの事例

どのくらい費用がかかりそうかを採用人数によってシミュレーションすることができます。
イメージするために、2つの事例を紹介しましょう。

  1. イタリアン居酒屋 A店
    アルバイト1人が退職予定のため、補充として1人採用したい

     (与件)
    ※応募から面接までの歩留まりを50%、面接から採用までの歩留まりを50%とした場合
    ※同業種、同エリアにおける平均応募単価から、応募単価1万円と設定

    採用人数1名
    面接数  2名
    応募数  4名

    応募数4名×応募単価1万円=4万円
  2.  自動車部品工場
    新規取引がスタートするため、製造スタッフ(正社員)を3人増員したい

    (与件)
    ※応募から面接までの歩留まりを50%、面接から採用までの歩留まりを50%とした場合
    ※同業種、同エリアにおける平均応募単価から、応募単価1.5万円と設定

    採用人数 3名
    面接数  6名
    応募数  12名

    応募数12名×応募単価1.5万円=18万円

実際には、仕事内容や競合の状況、募集地域によってシミュレーション通りにいかないこともあります。その場合は、結果をみて求人原稿を改善し、運用していくことが採用成功のカギとなります。

Indeedの広告運用で効果を出すコツ|無料・有料の違いや運用代行についても解説


Indeed PLUS を利用するならワガシャ de DOMO

Indeed PLUSは、導入にあたりメリットが大きく、しかもコスト面でも安心して使える求人配信プラットフォームです。

自社が理想とする人材を採用する際、どの求人サイトを選ぶべきか分からず悩んでいる採用担当者は、まずIndeed PLUSの利用に着手するのが近道かもしれません。

株式会社アルバイトタイムスの「ワガシャ de DOMO」は、Indeed PLUSと連携している採用管理システムです。

Indeedをはじめとする複数の求人サイトとの自動連携に加え、採用のプロが応募数最大化に特化した求人記事の作成を代行いたします。

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ヒトクル編集部
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