
Indeed PLUSとは|サービスの特徴や料金形態・メリットなどを解説

Indeedの新サービス「Indeed PLUS」は、Indeedに投稿されている求人情報を様々な人材に届けるため開発された、求人配信プラットフォームです。
多様な人材・仕事を効率的にマッチングすることを目指したサービスで、2024年1月30日からスタートし、現在まで利用者数を拡大しています。
この記事では、Indeed PLUSのサービスとしての特徴や、料金形態・メリットなどを解説します。
※Indeedの広告運用で効果を出すコツ|無料・有料の違いや運用代行についても解説
※Indeed PLUSの基本と活用ポイントをまとめた資料
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Indeed PLUSとは
Indeed PLUSとは、Indeedが新しく提供する求人配信プラットフォームです。連携している求人サイトに露出することによって、国内求職者の最大7割にリーチすることができます。
採用活動でIndeedを利用している人事・採用担当者は、Indeed以外にも複数の求人サイトを利用していることも多いでしょう。
採用担当者がIndeed PLUSを利用することで、これまで大きな負担だった「複数サイトの運用」の工数を減らしつつ、より多くの求職者に自社の求人をアピールできるようになるでしょう。
通常のIndeed掲載との違い
Indeed PLUSと通常のIndeed掲載を比較した際、もっとも大きな違いといえるのは「自社求人の大幅な露出」が見込めることです。
ひとつの求人記事が、Indeedが最適だと判断した求人サイトへ自動で掲載されます。
連携された求人サイトに自社求人が載ると、例えばIndeedをあまり利用しない求職者にも、自社の情報をチェックしてもらえる可能性があります。
露出が増えることで、より自社にマッチする人材に出会いやすくなるのです。
従来の求人メディアとの違い
Indeed PLUSを利用すると、従来の求人メディアを同時に利用した場合に起こる「複数のシステムで個別に応募管理をする」手間から解放されます。
多くの場合、各種採用管理システムにおける応募者管理は、基本的にそれぞれの専用の応募管理画面で各種入力・操作を行う仕様になっています。
しかし、Indeed PLUSであれば、各種採用管理システムや連携サービスの管理を一つの管理画面で行えます。
色々なシステムにアクセスする必要がなくなり、分析指標・期間などを設定した上で、データを一括でダウンロードすることも楽になるため、大幅な業務負担の軽減が期待できます。
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Indeed PLUSの料金体系と仕組み
現在すでにIndeedに求人広告を出していて、将来的にPLUSに移行しようと考えている場合、課金方法も気になる要素の一つです。
この点に関しては、Indeedの有料掲載と同じく「クリック課金」で計算されます。
また、連携にともなう初期費用が発生することはなく、各求人サイトの個別での予算設定も不要です。
つながっている求人サイトへの掲載自体に料金はかからないため、純粋に“求人が見られた分だけ”の請求が発生します。
※Indeedのクリック単価はどう決められる? 仕組みや相場を解説!
※Indeed PLUSの基本と活用ポイントをまとめた資料
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Indeed PLUSの特徴について
Indeed PLUSは、これまでのIndeedにおける各種機能と比較して、どのように変化したのでしょうか。
以下、Indeed PLUSの主な特徴について解説します。
Indeedと国内主要求人サイトが連携する
Indeed PLUSの最も大きな特徴は、国内主要求人サイト利用者の「最大約7割」にリーチできる可能性があることです。
Indeed PLUSによって、手間なく自社の求人をより多くの人に見てもらえる可能性があります。
公式サイトの情報によると、2025年9月現在、下記のサイトと連携しています。
- Indeed
- タウンワーク
- リクナビNEXT
- フロム・エーナビ
- とらばーゆ
- はたらいく
- リクナビ派遣
- 求人ジャーナルネット(株式会社求人ジャーナル)
- ディースターNET(株式会社大新社)
- 物流・ドライバー求人サーチ(株式会社リクルート)
- しゅふきた
いずれの求人サイトも、多くの求職者が利用していることから、Indeedとの連携効果は非常に大きいものと推察されます。また、今後も連携先は増えることが予想されます。
個々の求人メディアの間に合った壁が、Indeed PLUSによって取り払われることで、これまでなかなかアプローチできなかった潜在層への道筋がよりクリアになるでしょう。
求人内容に応じて最適な求人サイトへ自動掲載
Indeed PLUSの大きな特長として、Indeed PLUSを介して掲載した求人に関しては、基本的に「最適な求人サイト」へ自動掲載される点があげられます。
例えば正社員の営業職の募集をかける場合、正社員の転職者が多いリクナビネクストへの露出が多く、アルバイト求職者が多いタウンワークには掲載されないというケースも可能性として考えられます。
求人の中身をチェックした上で“Indeedが“最も掲載するのにふさわしい”と判断した求人サイトがAIによって選ばれるため、自社が想定していたメディアに掲載されるとは限りません。
公式サイトでは、自動掲載について以下の通り説明しています。
- Indeed PLUS 利用の際には、Indeedの利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます。
- Indeed PLUSは配信最適化の結果、複数ではなく単一の連携求人サイトにのみ掲載される場合があります。
掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。 - Indeed PLUS連携求人サイトのうち、求人の内容・特性や閲覧・応募状況等に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断した連携求人サイトへ自動掲載します。
※引用元: Indeed PLUSのご紹介 | Indeed (インディード)
予算・応募者につき一元管理が可能
掲載作業のほか、採用担当者が複数のメディアを使い分ける上で悩むのは、おそらく予算・応募者の管理についてでしょう。
Indeedとそれ以外の求人サイトでは、原則として別々の専用画面で予算・応募者管理の作業を進める必要がありました。
しかし、Indeed PLUSを使えば、求人サイトの予算・応募者管理を1画面で管理することができます。
バラバラに各サイトへのアクセスを試みる必要がなくなるため、時間的・工数的負担が大幅に軽減されます。
また、分析指標・期間の設定や、データの一括ダウンロードも可能となっています。
これまで複数の求人サイトを少人数で管理しなければならなかった採用担当者は、Indeed PLUSを利用することで、採用活動の負担軽減が見込めます。
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Indeed PLUSのメリット
Indeed PLUSの特徴が理解できても、それがどのような形で自社の採用活動に貢献するのか、まだ具体的にイメージできない人も多いかもしれません。
実は、Indeed PLUSはこれまでの求人サイトで実現できなかった、非常に大きなメリットがあります。。
メリット1:求人サイト間の「壁」が取り払われる
Indeed PLUSを利用するメリットの1つは、過去の採用活動において存在していた、求人サイト間の「壁」を取り払うことです。
これまで、求人サイトAにのみ求人広告を掲載しているだけでは、当然ながら求人サイトBに同じ内容の求人広告を掲載することはできませんでした。
しかし、Indeed PLUSを利用すると、連携求人サイトの中から「最適と考えられる求人サイト」に求人が表示されるようになります。
連携求人サイトへの掲載料金を考慮する必要はないため、採用担当者はクリック課金分のコストだけに注意を払えばよくなります。
結果、これまでは想定していなかったメディアへの露出が叶い、新たなマッチングの可能性が生まれやすくなります。
メリット2:業務効率化・迅速化の実現
Indeed PLUSを利用すると、採用担当者は予算・原稿・応募者の管理をIndeed PLUS連携ATSで行えるようになります。
使用するツール・システムを絞り込めるため、全体的な工数削減につながり、採用担当者の大幅な負担減が期待できます。
人材不足などの理由から、業務効率化を実現したい・採用活動を迅速化したいと考える企業は、Indeed PLUSの早期導入を検討すべきでしょう。
メリット3:多くの人材にリーチできる
Indeed PLUSは、国内の主要求人サイトと連携しています。
そのため、Indeedを単独で使用する場合に比べて、より多くの求職者に自社の求人広告を見てもらえるチャンスが生まれます。
Indeed PLUSの登場以前、一般的には各種サイトそれぞれでユーザーが異なるケースは珍しくなく、マッチングも1サイトで完結されやすい傾向にありました。
しかし、Indeed PLUSは「その求人を載せるのにふさわしい求人サイト」に自動で掲載される機能を備えています。
これまでに利用したことがあるサイトとは毛色の違う人材に出会える可能性があり、結果的に、自社で当初想定していなかった層からの応募も見込めるのです。
メリット4:社内でデータ共有しやすい
Indeed PLUSと連携しているすべての求人サイトにつき、パフォーマンスを示すデータを一括で管理できると、情報へのアクセスがしやすくなります。
会議・社内報告などで急にデータが必要になった場合でも、社員がすぐにデータを取得して資料にまとめられるのは、採用活動を円滑に進める上で大きな利点です。
また、Indeed PLUSの運用選任者も含め、採用担当者が複数いる場合は、それぞれが担当している応募者の情報を把握するなど情報共有にも役立ちます。
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Indeed PLUSの利用が向いている企業の特徴
採用活動において、Indeed PLUSの利用が向いている企業の特徴としては、次のようなものがあげられます。
- 自社にマッチする人材が見つかる求人サイトを決められない
- 採用担当者の人数が限られており、複数の求人サイトを同時進行で運用するのが難しい
- 採用コストを少しでも削減したい
一口に求人サイトといっても、新卒採用向けのもの、中途採用向けのもの、特定の職種に限定された求人のみ掲載しているものなど様々な種類があります。
限られた人員の中で、自社のニーズに合致したサイトを探すのが難しい場合は、Indeed PLUSに任せた方が採用活動を円滑に進められるでしょう。
複数のサイトを別々に利用し、応募者の動向を管理するのに比べて、採用コストの削減にもつながります。
Indeed PLUSの利用方法について
実際にIndeed PLUSを使って求人を出したい場合、大きく次の2つの方法があります。
- 直接投稿で有料広告設定をする方法
- Indeed PLUS連携ATSで有料広告設定をする方法
以下、それぞれの方法についてご紹介します。
Indeed直接投稿
Indeed PLUSに関しても、基本的な利用方法は直接投稿となります。
これまで通り、画面案内に従って求人の基本情報を登録し、求人掲載にあたっては「スポンサー求人(有料オプション)」を利用します。
その上で、雇用形態や企業情報の入力など、Indeed PLUSの対象求人条件をすべて満たした求人は、自動的にIndeed PLUSの適用求人と判断されます。
万一、Indeed PLUSの要件を満たせなかった場合であっても、Indeedの掲載基準を満たしていれば、通常通りIndeedに掲載されます。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)
「Airワーク 採用管理(バージョン2.0)」は、同ツールのバージョン1.0の機能を引き継いだ上で、新たにIndeed PLUSへの連携機能を搭載した採用支援ツールです。
Airワーク採用管理の有料オプションを利用すると、Indeed PLUSからのつながりで、複数のサイトに自社求人がオートマチックに掲載される仕組みとなっています。
Airワーク 採用管理を利用すると、採用担当者は最短5分で採用ホームページが作成でき、その後の求人掲載・採用管理もシステム上で一括して行えるため便利です。
ジョブオプ採用管理
ジョブオプ採用管理は、求人・採用業務における各種課題の解決にポイントを絞った採用管理システムです。
主な機能としては、自社採用ホームページ開設や複数媒体の応募者情報管理のほか、面接管理・タスク管理・効果レポート出力などがあげられます。
ジョブオプ採用管理によって作られた採用ホームページの求人情報は、Indeed側に3時間に1回のペースでデータ配信されており、Indeedの無料掲載に自動転載されています。
その上で、オプションサービスとして「Indeed PLUS運用代行サービス」を提供しているため、より応募者数を増やしたい人におすすめです。
ワガシャ de DOMO
ワガシャ de DOMOは中小企業向けの採用管理システムです。
最大の特徴は、求人作成・運用代行までをまるっと代行することです。
特に中小企業の人事担当者は、複数業務を兼務していることが多く、非常に忙しいです。
そのため、求人の作成や更新、効果をチェックして内容を改善するといった活動まで手が回らないことが多いです。
その点、ワガシャ de DOMOを利用すれば、応募効果が最大になるようにプロが運用してくれます。
担当者の手間を省きたいのであれば、おすすめのサービスです。
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その他ATSの利用(Indeed PLUSとの連携サービス)
Indeed PLUSでは、2024年2月以降、様々なATSとの連携を進めています。
公式サイトでは以下のATSがIndeed PLUS対応として紹介されています。
@r4510(株式会社エルユーエス) アクセスオンライン(株式会社マイナビ) AgreARMS(株式会社 求人おきなわ) Airワーク 採用管理(Indeed Japan 株式会社) あつナビプラス(株式会社あつまるホールディングス) ビズプラ採用管理(株式会社フューチャート) Entry Pocket(株式会社マイナビ) Findin(株式会社ツナググループ・ホールディングス) HirePlanner(HirePlanner) HITO-Link(パーソルイノベーション株式会社) イツザイ(サングローブ株式会社) ジョブカン採用管理(株式会社Donuts) Jobmo(株式会社ウィズダム) ジョブサイトPlus+(株式会社ゼクウ) 求人情報.net(株式会社KAROYA) オウンドメーカー / OwnedMaker(リクルーティング・パートナーズ株式会社) リクオプ(HRソリューションズ株式会社) アルタスネオ(株式会社クイック福岡) 採用ページコボット(ディップ株式会社) Smartpage("アイ・モバイル株式会社") sonar ATS(Thinkings株式会社) テンリク(株式会社天職市場) CRS(株式会社CRS) ウェブサイ(株式会社ウェブサイ) iRec(株式会社プロコミット) アットカンパニー(株式会社大新社) アルタスネオ(株式会社クイック福岡) HRハッカー(インビジョン株式会社) engage(エン・ジャパン株式会社) えんと〜り(株式会社求人ジャーナル) OwnedMaker(リクルーティング・パートナーズ株式会社) Q-mate(クイックグループ/株式会社クイック) ジョブオプ採用管理(株式会社リクルート) JOBOLE(株式会社イオレ) Jobギア採促(株式会社アイデム) JOB!BASE(株式会社アドヴァンテージ) TalentClip(株式会社広済堂ビジネスサポート) 中小企業求人部.(株式会社ジーエスコンサルティング) トルー(株式会社ダトラ) ハピキタ(株式会社 北海道アルバイト情報社) ビズプラ採用管理(株式会社フューチャート) HITO-Manager(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社/SEEDS COMPANY) みてくだ採用(株式会社くらしナビ) milto(株式会社アスコム) リクオプ(HRソリューションズ株式会社) Recruiting Cloud(株式会社 HR Force) WORKL(株式会社キープサーチ) ワガシャ de DOMO(株式会社アルバイトタイムス) |
※Applicant Tracking System Integrations/Indeed Plus
Indeed PLUSの効果をアップさせるポイント
これまでIndeedを運用して十分な成果につながらなかった場合は、Indeed PLUSを導入後、以下の点に注意して求人情報をブラッシュアップすることが大切です。
求人情報はわかりやすさを重視する
文字情報が主体となるIndeedでは、いかにして求職者に自社求人をクリックさせるかが重要になります。
効果が出ず苦戦している場合、最初に見直したいのが「職種名」で、こちらは仕事内容や応募するメリットが端的に分かりやすいような表現にしましょう。
キャッチコピーを作成する際は、例えば在宅勤務OKならそのメリットを記載するなど、職種との関連性が一目でわかる表現を工夫したいところです。
現場やオフィスの画像などが用意できる場合は、そちらも求人票に掲載しておくと、更なる応募率向上が見込めます。
※魅力的な求人票とは?記載のポイントや必要事項、表記上の注意点を分かりやすく解説!
職種・エリアで求人をわける
Indeed PLUSの導入を検討している場合、複数の職種・エリアを一つの求人原稿に含めず、それらを個別の原稿に分割することを検討しましょう。
分割することで、それぞれの求人に合った最適な掲載先に表示されやすくなり、表示回数やクリック率などの改善につながります。
Indeed PLUSは、求人原稿の内容をもとに、最適な掲載先を自動的に選ぶ仕組みです。
そのため、一つの求人原稿に複数の職種やエリアの情報が盛り込まれていると、システムが適切な掲載先を見つけにくくなるおそれがあります。
予算・キャンペーンなど運用を見直す
求人の閲覧数が少ない場合、または予算の消化率が高い場合は、現在の予算・キャンペーンといった運用状況にも目を向けてみましょう。
Indeed PLUSを運用するにあたり、表示回数を増やしたいのであれば、予算は大きいに越したことはありません。
しかし、早い段階で予算を使い切ってしまうと、求人が表示されなくなり本末転倒な結果となってしまうおそれがあります。
どのくらいの予算が適正かは、職種・募集エリアなどによって変わってくるため、運用する中でこまめに予算・キャンペーンの設定を見直すことが大切です。
※Indeedのクリック単価はどう決められる? 仕組みや相場を解説!
アナリティクスで分析する
予算やキャンペーンの見直しにあたっては、Indeedに搭載された分析機能である「アナリティクス」を活用すると、より効率的なIndeed PLUSの運用が可能になります。
アナリティクスでは、例えば自社が掲載している求人情報がチェックされた端末の種類や、個別の求人情報ごとのクリック回数などを数値として確認できます。
職種・エリア・期間といった条件で集計したレポートを作成したり、採用難易度・人気キーワードなどをリサーチしたりすることもできるため、機能を使いこなせるほど効率的な採用の実現につながります。
※【画像付き】Indeed管理画面のログイン方法・機能や使い方を解説
代理店を利用する
自力で効果を測定したり、適正な予算を決めたりするのが難しい場合は、Indeed PLUSの運用に精通した代理店のサポートを受ける方法もあります。
例えば、一時あった応募が急に減ってきた場合は、Indeed PLUSと連携している求人媒体への出稿実績がある代理店や、分析結果の報告・課題改善策の提案を定期的に行ってくれる代理店を選ぶのが得策です。
代理店は、Indeedの運用実績はもちろん、それ以外にも様々な長所を持っているため、自社の運用課題に合った代理店を選ぶことが大切です。
※Indeed代理店の種類や選び方・比較ポイントを徹底解説!
※Indeed PLUSの基本と活用ポイントをまとめた資料
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Indeed PLUSを使った採用成功の事例
Indeed PLUSを導入した企業では、採用活動の効率化と成果向上を実現しています。
以下では、実際にIndeed PLUSを活用して採用成功を収めた企業の事例を見ていきましょう。
株式会社ラックランドの事例
店舗や商業施設などの設計施工を手がける株式会社ラックランドは、約20職種での正社員採用を進めていましたが、人材紹介会社経由の採用コストが高騰し、採用手法の見直しを迫られていました。
そこでIndeed PLUSの導入を決断し、求人原稿の最適化と予算配分の見直しに着手しました。
特に職種や経験レベルでのセグメント化を徹底し、Indeedのコンサルタントと二人三脚で求人内容を細かく調整していきました。
その結果、求人表示回数が大幅に増加し、応募数も順調に伸びていったのです。
最も大きな成果は、人材紹介会社に依存せずとも十分な母集団形成が可能になったことで、採用コストの大幅削減に成功しました。
さらに、従来は応募が集まりにくかった地方都市の拠点でも反響が出始め、全国規模での採用活動が効率化されました。
ラックランド人事部の担当者は「採用予算の効率的な配分と運用が可能になり、質の高い人材確保と採用コスト削減の両立が実現できた」と評価しています。
参考:【Indeed PLUS活用事例】株式会社ラックランド/Indeed
株式会社ジンズの事例
株式会社ジンズは国内外で740以上の店舗を展開するアイウエアブランドで、出店拡大に伴い人材確保が課題となっていました。
地域によっては労働人口が少なく採用が難航し、従来は求人媒体ごとに出稿計画を立てるなど負担も大きかったのです。
そこで2024年3月にIndeed PLUSを導入し、求人を一括配信する仕組みを活用。
国内主要求人サイト利用者の約7割にリーチできる仕組みによって応募数は従来比4倍、応募単価は前年同期比で半分以下に改善しました。
さらに、求人内容を地域やターゲット層ごとに調整し、ジンズの価値観や働く魅力を伝える工夫を加えることで、入社後の共感度や定着率も向上。
結果として、コスト削減と採用効率化、そしてブランド共感人材の確保に成功し、今後のグローバル展開を支える基盤を築いています。
参考:「JINS」の全国展開を支えるIndeed PLUSとは?利用開始後に、応募単価が前年比「半分以下」/Indeed
Indeed PLUS利用の注意点と対策
Indeed PLUSは多くの魅力的な機能を提供していますが、導入を検討する際には注意すべき点もあります。
これらの注意点を理解した上で、適切な対策を講じることが、Indeed PLUSを最大限に活用するポイントとなります。
ここからはIndeed PLUS利用の注意点、その対策について解説します。
コストが割高になるリスクへの対策法
Indeed PLUSは複数の求人サイトに一括掲載できる便利なサービスですが、コスト面での注意点があります。
通常のIndeed掲載と比較すると、複数のプラットフォームへの露出が増えるため、必然的に費用が高くなる傾向があります。
特に予算設定を適切に行わないと、想定以上の費用が発生するリスクがあるでしょう。
クリック課金制を採用しているため、人気の高い職種や競争の激しいエリアでは、クリック単価が高騰し予算を急速に消費してしまうことも珍しくありません。
また、複数サイトへの一括掲載は便利ですが、各サイトの特性を活かした最適化ができないため、費用対効果が下がる可能性もあります。
このデメリットを低減するには、初期段階では控えめな予算設定から始め、効果を見ながら徐々に調整していくアプローチがおすすめです。
定期的な運用状況の確認と予算配分の見直しを行うことで、コストパフォーマンスを最大化できるでしょう。
応募者の質にバラつきがある場合の対策法
Indeed PLUSは複数の求人サイトに一括掲載できる便利なサービスですが、幅広い層にリーチする分、応募者の質にバラつきが生じやすいという課題があります。
特に職種や業界によっては、求める人材像と応募者のミスマッチが発生するケースが少なくありません。
例えば、専門性の高い職種に未経験者からの応募が多く集まったり、地域を限定した募集なのに遠方からの問い合わせが増えたりすることがあります。
このような状況を改善するには、求人情報の記載内容をより具体的にし、応募条件や必須スキルを明確に提示することが効果的です。
また、スクリーニング質問を設定して、応募の段階で一定のフィルタリングを行うことも検討すべきでしょう。
さらに、掲載する求人サイトを選別したり、ターゲティングの設定を細かく調整したりすることで、より自社に合った人材からの応募を増やす工夫が必要です。
効果測定が複雑化してしまう場合の対策法
Indeed PLUSは複数の求人サイトに同時掲載できる便利なサービスですが、その分析には課題があります。
従来の単一媒体と異なり、どの求人サイト経由で応募があったのか、どのサイトが最も効果的だったのかを正確に把握するのが難しくなります。
特に応募者の流入経路が複雑化するため、費用対効果の測定が煩雑になりがちです。
この問題に対処するには、Indeed PLUSのダッシュボードを活用し、定期的なレポート確認が必要です。
また、ATSとの連携を強化することで、応募者データの一元管理と分析精度を高められます。
効果測定の複雑さに対応するためには、専門知識を持つ担当者の配置や、場合によっては外部コンサルタントの活用も検討すべきでしょう。
適切な分析体制を整えることで、複数媒体を活用するIndeed PLUSの真価を発揮できます。
Indeed PLUSに関するよくある質問(Q&A)
Indeed PLUSをご検討中の方々から寄せられる疑問にお答えします。
採用担当者様が気になるポイントを中心に、実用的な情報をまとめました。
これからIndeed PLUSの導入を検討される方は、ぜひ参考にしてください。
掲載料金はどのくらいかかる?
Indeed PLUSの掲載料金は通常のIndeedと同じように、クリック課金です。
ただし、Indeed PLUSによって管理している既存ATSからのクリックも合計して、一元的に課金される点が通常のIndeedとは異なります。
複数のサイトの予算振り分けや管理もIndeed PLUSから一元的に管理できるため、管理にかかる手間を削減できます。
既存のATSと連携できる?
Indeed PLUSは多くの既存ATSと連携可能です。
これらのATSを利用している場合、Indeed PLUSとシームレスに連携させることで、求人情報の一元管理や応募者データの統合が実現できます。
ただし、すべてのATSと連携できるわけではないため、お使いのシステムが対応しているか事前に確認することをおすすめします。
連携できない場合でも、Indeed直接投稿という方法で利用可能です。
Indeedとの違いは?
Indeed PLUSと通常のIndeed求人掲載には、いくつかの大きな違いがあります。
まず、掲載範囲の違いです。
通常のIndeedではIndeed内での求人掲載に限定されますが、Indeed PLUSは複数の求人サイトと連携しており、国内求職者の最大約7割にリーチできる仕組みを備えています。
次に、管理機能の違いです。
通常のIndeedでは応募者管理はIndeed内で完結しますが、Indeed PLUSでは複数サイトに掲載された求人情報を一元管理でき、ATS(採用管理システム)との連携が強化されています。
さらに、予算運用の柔軟性も特徴です。
通常のIndeedでもクリック課金制を採用していますが、Indeed PLUSは複数のサイトへの配信を前提としているため、予算配分を細かく設定でき、運用の自由度が高まります。
Indeed PLUS を利用するならワガシャ de DOMO
Indeed PLUSは、導入にあたりメリットが大きく、しかもコスト面でも安心して使える求人配信プラットフォームです。
自社が理想とする人材を採用する際、どの求人サイトを選ぶべきか分からず悩んでいる採用担当者は、まずIndeed PLUSの利用に着手するのが近道かもしれません。
株式会社アルバイトタイムスの「ワガシャ de DOMO」は、Indeed PLUSと連携している採用管理システムです。
Indeedをはじめとする複数の求人サイトとの自動連携に加え、採用のプロが応募数最大化に特化した求人記事の作成を代行いたします。
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