Indeedの認定パートナーとは|特別認定パートナーとの違いや依頼するメリットを解説
こんにちは、人事・採用担当者のためのお役立ちサイト ヒトクルのヒトクル編集部です。
Indeedに有料広告を検討する際、広告代理店やIndeed広告運用代行サービス会社への依頼を検討する採用担当者もいるでしょう。
特に、担当者がIndeedの運用ノウハウに乏しい場合、専門家の意見を聞きながら運用を学んでいくことは重要ですし、そもそも採用活動に十分なリソースを割けない状況ならプロの手を借りた方が安心です。
この記事では、Indeed認定パートナー制度について、特別認定パートナーとの違いや依頼するメリットなど、採用担当者が知っておきたいポイントをご紹介します。
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Indeed認定パートナーの概要
Indeedが正式に広告代理店として認定している広告代理店は、広く「Indeed認定パートナー」と呼ばれています。
Indeed認定パートナーは所定のランクに分かれており、優れた実績のあるパートナーはより高位のランクに認定されています。以下に、Indeed認定パートナーとは何なのか、概要をお伝えします。
※Indeed公式ページ「Indeed認定パートナー」
Indeed認定パートナーとは
Indeedの運用を代行したり、求人原稿を代筆したりすること自体は、Indeed側で禁止されているわけではありません。
しかし、Indeedの各種サービスは常にブラッシュアップされているため、最新の情報を追える環境を整えていない広告代理店に依頼しても、思ったような成果は出ない可能性があります。
そこで頼りになるのが、Indeed認定パートナーに選ばれた広告代理店の存在です。
認定パートナーに選ばれた広告代理店は、Indeedから以下のサポートを受けられるようになります。
・勉強会等による広告販売のサポートが受けられる
・Indeedのサービスに関する最新情報を仕入れることができる
・Indeedに認定されたパートナーであることを示す「バッジ」を利用できる
・Indeed公式サイト内の「パートナー一覧ページ」に情報が記載される
Indeed認定パートナーに運用代行を依頼することで、何のサポートも得られていない広告代理店に比べて、クライアント企業の採用活動の成功率を高めることが期待できます。
特別認定パートナーとは
数ある広告代理店の中で、Indeed側から認定パートナーとして認められるだけでも名誉なことですが、実績に応じてさらに特別なランクを付与される代理店もあります。
この特別なランクのことを「特別認定」といい、対象となるパートナーは「特別認定パートナー」と呼ばれます。
特別認定パートナーのランクは、以下の3つに分かれます。
・Gold Partners(ゴールドパートナーズ)
・Silver+ Partners(シルバー + パートナーズ)
・Silver Partners(シルバーパートナーズ)
上記のランクに認定されている代理店は数が少なく、2022年7月現在では以下の通りとなっています。
ランク 特別認定パートナー数
Gold Partners :11社
Silver+ Partners : 6社
Silver Partners :65社
※Indeed公式ページ「特別認定パートナー一覧」
各種ランクに認定される条件は、Indeedで公表されていないため、正確なところは分かりません。
ただ、大まかなイメージとして、Gold Partnersは予算規模が大きい大企業向け、それ以外は比較的予算規模が小さい中小企業向けの案件を取り扱うものと押さえておくとよいでしょう。
Indeed認定パートナーに選ばれている代理店の大まかな種類
Indeed認定パートナーの対象になるということは、少なくとも求人検索エンジンの運用代行は任されるような事業を営んでいる企業(代理店)が、パートナーに選ばれるものと予想されます。
具体的には、主に以下の4種類の代理店に運用代行を依頼するケースが多いため、それぞれの代理店の特徴を押さえて依頼するのも一手です。
●求人メディア運営会社
求人サイト、求人誌などの各種メディアを運営している会社です。採用管理システムを運営している企業も多く、Indeedとの連携や効果的な掲載方法についても熟知しています。
自社の求人サービスで培った経験や実績があり、採用管理システムを利用してコストを抑えながら効果を上げる提案ができるメリットがあります。
●求人広告代理店
紙面も含めた各種媒体を活用して、求人広告の運用を代行する代理店が該当します。求人広告代理店は、Indeed以外にも各求人サービスを比較して、最適な採用手法を提案できるメリットがあります。
窓口が1つにまとまるので、クライアント企業としては依頼しやすい代理店と言えます。
ただ、Indeedの運用代行の実力に関しては、代理店によって実績に差があるかもしれません。
●Web広告代理店
クライアント企業の「Web広告」に特化して、運用を代理で行う代理店が該当します。
Indeedとは比較的相性の良いタイプの広告代理店と言えますので、Web上で求人広告を掲載する際の効果の確認方法を熟知しており、分析・改善の精度の高さも期待できるでしょう。
ただ、あくまでもWeb特化型という特徴があることから、求人広告の運用全体を任せるには向かないかもしれません。
主に、Indeedや求人・採用サイトの運用代行を検討している企業向けの選択肢となります。
●経営コンサルティング会社
代理店という枠組みからは少し離れますが、経営コンサルティング会社が企業の経営改善の一環として、Indeedの運用を行うケースもあります。
「自社で欲しい人材が応募してくれない」「そもそも応募者が集まらない」など、企業経営における具体的な問題の解決策として、経営コンサルティング会社が求人広告の運用に携わるイメージです。
経営全体を俯瞰した上で効果的な解決策が提案されることから、企業の根本的な問題を採用によって解決したい場合は有効です。
ただ、運用そのものを経営コンサルティング会社が行うとは限らず、外部に委託した分の費用がコンサル料に加わるため、費用に限界がある企業にとっては負担となるでしょう。
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Indeed認定パートナーに運用を依頼するメリット
Indeed認定パートナーは、運用に役立つ最新の情報を持っていて、運用技術を向上させる知識も豊富です。
実際に運用を依頼することで、企業は以下のようなメリットを享受できるでしょう。
自社のニーズに合った、高品質の求人原稿の作成が期待できる
魅力的な求人広告を作成するにあたり、採用担当者には求人原稿を書き上げる文章力が求められます。
しかし、採用担当者が文章作成のプロとして経験を積んでいない限り、なかなか求職者に訴える原稿を作成するのは難しいでしょう。
認定パートナーは、豊富な運用実績の中で、効果的な求人原稿作成のノウハウを蓄積しています。
よって、企業担当者に原稿執筆の負担をかけることなく、求人原稿を完成させてくれるはずです。
また、自社の事情や応募者の集まり具合に応じて、柔軟に文章を修正することもできます。同じ原稿を使い回すことなく、状況に合わせてリライトしてもらえる環境は、採用担当者にとって心強いことこの上ありません。
求人広告の露出度が高まる
求人広告のターゲットは、言わずもがな求職者であり、企業は「自社のニーズに合致した求職者をどのようにして興味をもってもらうか」を想定した広告の展開が求められます。
また、求人掲載日の更新・求職者が検索するキーワード選定など、求人広告自体がIndeedで露出されやすくなるような施策を継続して行わなければなりません。
採用担当者が自力でIndeed内での露出度を高めたい場合、Indeed特有のルールを理解した上で運用を行うだけでなく、求職者の動向や転職市場のトレンドなどにも目を向ける必要があります。
担当者が他にも多くの仕事を抱えている場合、すべてをバランスよく進めるのは難しいでしょう。
しかし、Indeedの運用を専門に行う認定パートナーであれば、様々なケースを踏まえた上で最適解を導き出してくれます。
試行錯誤のプロセスを挟まず、早い段階で成果につながることから、採用担当者の負担も軽減されるはずです。
自力での運用で発生するコストを削減できる
Indeedの求人広告は、原稿を作成して広告を設置するだけでは終わりません。
そこから費用に合わせて掲載期間を調整したり、応募者の集まり具合に応じて求人票の記載内容を変更したりと、こまめな運用管理が求められます。
その点、Indeedの運用スキルが高い認定パートナーに求人広告の運用をお願いすれば、必要な対応は基本的にすべてパートナーに任せられます。
採用・人事担当者のリソースを、より重要度の高い仕事に振り分けられるため、自力での運用で発生するコストを削減することができます。
ノウハウゼロの状態からIndeedの運用ができる
Indeedと企業が運用する場合、求人票を出せば終わりという話ではなく、継続して運用しなければなりません。
また、予算設定やイレギュラー対応など、Indeedのシステムは初心者にとって必ずしも親切とは言い切れない部分があり、自社のスタッフだけで運用に必要なスキルを身につけるのは大変です。
しかし、認定パートナーが運用をサポートすることで、採用担当者はIndeedをどう扱えばよいのかが分かり、認定パートナーの手を離れるまでの間にノウハウを蓄積できます。
採用担当者がノウハウを蓄積することで、今後の採用活動に役立つ財産も手に入り、結果的に自力での運用で派生するコストが削減できるでしょう。
Indeed認定パートナーに運用を依頼する際の注意点
続いては、Indeed認定パートナーに運用を依頼する際、気を付けたいことをご紹介します。
一口にパートナーといっても、得意とする分野は様々ですから、できるだけ下調べをしてから依頼を検討したいところです。
「ランクが高い=自社にマッチする」とは限らない
Indeed認定パートナーの数は非常に多いため、多くの企業がIndeedの運用をどのパートナーに任せようか悩むはずです。
その際「特別認定パートナーなら実績も豊富だし安心できるだろう」などと考えていると、ミスマッチが起こる可能性があります。
確かに、Indeed認定パートナー・特別認定パートナーに選ばれている代理店は、それだけIndeedが実績を評価しているからこそ選ばれています。
ただ、そもそも選ばれる基準は公表されていませんし、製造業の採用が得意なパートナーが建築業の採用も得意かどうかは分かりません。
「ランクが高いパートナーを選べば失敗はない」と考えていると、自社がどのような採用を実現したいのか、具体的なイメージがブレるおそれがあります。
自社の業態とパートナーの実績を比較した上で、マッチングを確認することが大切です。
自社でもノウハウが蓄積されるようなパートナーを選ぶ
これまで自社独自の運用を行い、それなりに成果が出ていた場合、担当者によってはパートナーの意見を取り入れることに抵抗を感じるかもしれません。
しかし、自社の視点とは異なる手法を学ぶことは、将来にわたり安定した雇用を守ることに貢献してくれるはずです。
例えば、これまで企業ページ作りの重要性をあまり深く考えていなかったのに、企業ページプレミアムを利用することで、採用率が大幅に改善することもあります。
新しい視点を自社の採用活動に取り入れるためにも、これまで自社で考えが及ばなかった提案実績のあるパートナーを選びましょう。
求人広告の運用シミュレーションを事前に確認できるパートナーを選ぶ
実際に求人広告の運用を依頼する場合、自社の求人条件ではどのような成果が期待できるのか、具体的にイメージできないケースも多いでしょう。
しかし、豊富な実績があるパートナーを選ぶことで、自社の求人条件に近い実績をもとに、事前にシミュレーションを行うことが可能になります。
株式会社アルバイトタイムスはIndeed認定パートナーです。
Indeedと連携している中小企業向け採用サービス「ワガシャ de DOMO」を運営しており、過去にご利用いただいた企業様の応募実績を、業種や勤務地で算出できる「応募単価シミュレーター」をご用意しております。
応募効果をある程度予測した上で運用を委託したいとお考えのご担当者様は、お気軽にアルバイトタイムスまでご依頼ください。もちろん、Indeedスポンサー広告の運用のみも承っております。
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まとめ
Indeedに認められた広告代理店「Indeed認定パートナー」は、Indeedからの情報提供やサポートを受けられる立場です。よって、Indeed認定パートナーに求人広告の運用を依頼すれば、自力で孤軍奮闘するよりも広告運用を効果的に進められるでしょう。
もちろん、Indeed運用代行会社にいつまでも頼り続けるだけでなく、運用の手法やノウハウを学ぶことで、採用担当者のレベルも一段上にアップするはずです。
特別認定パートナーへの依頼にこだわらず、予算と目的に応じて実績をチェックし、自社にマッチするパートナーを選びましょう。
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