Indeed代理店の種類や選び方・比較ポイントを徹底解説!

Indeed代理店の種類や選び方・比較ポイントを徹底解説!
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近年、多くの企業が活用している採用媒体として「Indeed」が挙げられます。上手く活用すれば、採用コストを抑えて応募を集められますが、料金体系やシステムが分からない方も多いのではないでしょうか。また、 Indeed広告では「直販」と「代理店」という2種類の広告掲載方法があります。

本記事では、Indeed広告の料金体系や広告掲載方法、代理店の種類や手数料を安く抑える方法を紹介します。Indeed広告で採用活動を行う予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

※Indeedの広告運用で効果を出すコツ|無料・有料の違いや運用代行についても解説

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知っておくべきIndeedの料金体系について

Indeedの料金体系は、大別すると有料掲載(スポンサー求人)と無料掲載に分かれます。本記事では、採用活動時において効果が出やすい有料掲載を中心に解説していきます。

【Indeedの料金体系】無料・有料の違いやクリック単価・支払い方法など幅広く解説


有料掲載(スポンサー求人)の特徴とは


有料掲載(スポンサー求人)の場合、無料掲載と異なり費用が発生します。しかし、有料掲載の求人広告は無料掲載に比べて優先的に表示されるため 、検索結果画面でもクリックされやすくなります。

求人活動の費用が限られている場合でも、設定した広告予算で安心して広告運用ができる点もメリットです。なお、無料でも掲載はできますが、競合が多い地域や採用難職種で応募が少ない場合は、有料掲載がおすすめです。


Indeedの主な料金体系や費用


Indeedの料金体系は、主に下記のようになっています。有料掲載で企業の求人情報を出す場合には確認しておきましょう。

① クリック課金による料金体系

Indeedの料金体系は、求職者がクリックするたびに費用が掛かる「クリック課金制」です。一般的な大手求人サイトは掲載課金型が多いため、広告費をなるべく抑えたい場合には効果的でしょう。

興味のない人に対しては、広告費を掛けずに済むのがクリック課金制の大きなメリットです。

求職者がその求人情報に関心を示さなければクリックされないため、当然ながら費用は発生しません。なお、1回のクリックで発生するクリック単価は自動で調整される仕様です。

また、求職者が検索したキーワードが求人情報に含まれているかも、上位表示を狙う上で重要な要素となります。

Indeedでは「キーワード」が超重要!求職者の目に留まる求人票作成のポイント


② チャージによる支払方法

Indeedに有料掲載を行う際には、事前に料金をチャージして広告費を支払う流れとなります。チャージ金額から、クリック広告費が引かれていく仕組みです。

なお、チャージ金額がなくなると有料掲載が終了するため、採用が決まらなかった場合は再びチャージを行いましょう。採用が決定した場合は、求人情報掲載を停止すれば以降の費用は掛かりません。

チャージ金額が残った際には、次回の求人掲載用に残しておくこともできます。


③ 入札制でクリック単価は決定

1クリックで掛かる単価については、AIによる自動入札によって金額が決定します。単価の決定要因には業界や職種、募集地域といった要素があります。

建設・医療・ITといった高い専門性が必要とされる業界ではターゲット母数が少ないため、クリック単価が高くなる傾向があります。さらに、募集機会の多い営業・エンジニア・施工管理といった職種は、競合も多くいるため単価が高い傾向があります。

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Indeed広告の直販と代理店の違いやメリット・デメリットの比較

Indeedで求人情報を有料掲載する場合、直販で広告運用する方法とIndeed運用の代行をする求人広告代理店に任せる方法があります。2つの違いやメリット・デメリットについて確認しておきましょう。

それぞれ下表のようにメリット・デメリットがありますので、詳しく解説していきます。

-
メリット
デメリット
Indeed社へ直接依頼
・代理店を通さないため運用代行の手数料が掛からない
・ 求人広告運用に関するノウハウを蓄積できる
・広告運用に時間と手間が掛かる
・自社にノウハウがないと効率的な運用は難しい
求人広告代理店へ依頼
・採用担当や人事担当者の負担軽減になる
・効率的な採用活動や求人募集ができる
・運用以外の重要な業務に取り組める
・運用代行の手数料が掛かる
・スムーズに運用できない場合がある
・自社に求人広告のノウハウが蓄積されない


Indeed(直販店)のメリット・デメリット

Indeed直販は、広告主が直接Indeed社との出稿契約をして広告を出す手法です。基本的に運用は広告主が自ら行う必要があります。

Indeed直販のメリット・デメリットは以下の通りです。

<メリット>
① 代理店を通さないため運用代行の手数料が掛からない
直販で求人広告を出す場合、運用は自ら行うため運用代行の手数料を支払わずに済みます。

② 求人広告運用に関するノウハウを蓄積できる
求人原稿作成やデータ分析といった運用の手間は掛かりますが、採用に関する知識や運用型広告のノウハウを蓄積できます。

<デメリット>

① 広告運用に時間と手間が掛かる
表示回数やクリック数のチェック、求人募集文章や採用サイトの改善などの運用作業に手間が掛かります。

② 自社にノウハウがないと効率的な運用は難しい
自社内に求人や広告に詳しい人材がいれば効率的に運用できますが、いない場合には想定した効果が得られない可能性が高くなります。


求人広告代理店へ依頼するメリット・デメリット

求人広告代理店やIndeed代理店に任せる場合、自社で広告を運用する必要がなくなります。代理店運用でのメリット・デメリットには、下記のような点が挙げられます。

<メリット>
① 採用担当や人事担当者の負担軽減になる
求人募集の文章の修正やアクセス状況のチェック、上位表示のための改善などは代理店が行ってくれるため、採用担当者や人事の業務負担が軽減できます。

② 効率的な採用活動や求人募集ができる
求人広告に精通している代理店に任せることで、ノウハウのない自社で運用するよりも効率的に応募数や採用数を増やせる可能性が高くなります。

③ 運用以外の重要な業務に取り組める
時間のかかるIndeedの求人広告運用を依頼すれば、人事や採用担当者は書類選考や面接などの重要な採用活動に取り組めるメリットがあります。

<デメリット>
① 運用代行の手数料が掛かる

広告運用を代理店に任せる場合には、運用代行の手数料が掛かります。相場は広告費用の約15%~20%程度となっています。

② スムーズに運用できない場合がある
求人募集の停止や文章改善などを要望しても、代理店によってはスムーズに対応してもらえない場合があります。

③ 自社に求人広告のノウハウが蓄積されない
代理店運用の場合、求人広告の出し方やアクセス数改善の方法などのノウハウは得られません。そのため、課題や改善点などを共有してくれる代理店を選ぶと良いでしょう。

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Indeed広告の代理店の種類について

Indeed広告の運用代行を行う代理店には、大きく分けると求人広告系とネット広告系の2種類が存在します。それぞれの特徴やメリット・デメリットについて確認しておきましょう。


求人広告をメインに扱う代理店

求人広告代理店系の業者には採用に関するノウハウが蓄積されているため、手厚いサポートを受けられるのが特徴です。Indeed以外の採用媒体を扱っている代理店もあるため、効率的に応募を募りたい場合には効果的でしょう。

<メリット>
・求人原稿の作成方法や書き方のポイント等を教えてくれる
・求人に関する情報や知識が豊富で、採用のアドバイスもしてくれる
・企業PRのノウハウや募集要項のポイントに詳しい
・Indeed広告以外の媒体も含めて広告を出せる
・扱う求人数が多いため、地域性や給与相場などにも精通している

<デメリット>

・Indeed広告の運用に関する実績やノウハウがない場合もある
・データ解析からの広告改善・修正などの提案がされにくい


ネット広告をメインに扱う代理店

ネット広告代理店系の業者は、Google広告やYahoo広告などのネット広告の運用に強みがあります。

特にリスティング広告に関する知識は、Indeedにおける上位表示のためのノウハウと類似しているため、運用方法の詳しいアドバイスを受けられるでしょう。

<メリット>
・アクセス分析に関してアドバイスをもらえる
・採用ページのデザインやレイアウト等の助言もしてもらえる可能性がある
・運用、分析、改善といったサイクルで総合的なサポートをしてもらえる
・費用を抑えるための方法や応募者数を増やすための運用に長けている

<デメリット>

・集客広告の実績はあっても採用や求人広告の実績がない企業が多い
・求職者のニーズや要望を把握できていないケースがある
・他の採用求人媒体も含めたコンサルティングは受けられない
・職種や業種ごとの最適な求人募集の条件や募集要項の作成ができない

Indeedは自動入札でAIによって入札単価が自動で調整されます。そのためネット広告の運用経験の有無によるメリットは少なくなってきています。

改善するには、市場や求職者の志向を踏まえて求人原稿をこまめに修正していくことが求められるため、求人広告系の代理店が今後は求められていくでしょう。

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代理店を選ぶ際の比較ポイントや注意点

Indeedで代理店に求人広告の掲載や運用を依頼する場合、自社の目的に合った適切な業者を選ぶ必要があります。採用で効率良く成果を出すためには不可欠ですので、代理店を選ぶ際に重要な比較ポイントや注意点についても確認しておきましょう。

主な比較ポイントや注意点には下記のような事項があります。


①Indeed認定パートナーの代理店を選ぶ

Indeedから公式に認定されている代理店は「Indeed認定パートナー」と呼ばれています。

 認定パートナーには、Indeedでの豊富な広告運用実績があるのが特徴です。また、認定パートナーはIndeedからの情報提供やサポートを受けられます。認定されている代理店を選ぶことで、ノウハウを活かした効率的な広告運用が期待できるでしょう。

 ただし、認定パートナーの中にも様々な代理店があり、サービス内容や得意とする業種が異なる場合があります。次項から解説するポイントも確認し、自社にマッチする代理店を選ぶことが大切です。 

Indeedの認定パートナーとは|特別認定パートナーとの違いや依頼するメリットを解説[1] 


②運用代行の手数料を確認しておく

Indeedでの求人広告の運用代行を依頼する場合、代理店ごとに手数料が発生します。運用代行手数料は広告費用の約15%~20%が相場ですが、その他にも初期費用などが必要なケースがあるため確認しておきましょう。

仮に上記の費用相場を超える場合には、なぜその金額なのか確認しておくと安心です。細かなサービス内容やサポートの体制なども含めて、代理店ごとにチェックしておくと良いでしょう。

なお、代理店によっては最低運用金額が定められている場合もあります。自社の採用に掛けられる予算と受けられるサービスのバランスを考え、最適な業者を選ぶようにしましょう。


③ 採用の課題を解決してくれる代理店を選ぶ

前述のように、Indeedでの求人広告運用を代行してくれる業者には、求人広告系代理店やネット広告系代理店などの様々な種類があります。代理店ごとに得意分野が異なりますので、自社が抱える採用の課題を解決してくれる業者を選びましょう。

例えば「Indeedの広告運用は自社でできるが、求人原稿や要綱が作成できない」という場合は、求人広告系の代理店に依頼するのがベストでしょう。また「求人募集の文章は自社で書けるが、データ解析・改善ができない」といったケースでは、ネット広告系の代理店に頼むのがおすすめです。

上記のように、自社で負える業務範囲と代理店に依頼したい部分を明確にすれば、費用を抑えつつ効率的に採用課題を解決できます。


④ 広告の運用実績や体制について把握しておく

広告運用を依頼する場合、運用体制を把握しておく点も非常に重要です。運用の体制には、代理店が自ら運用を担当する場合と、外部業者に委託して運用を行わせている場合があります。

外部委託している場合には、実際の運用をどの企業や担当者が行っているのか、しっかりと確認しておくようにしましょう。できれば、事前にIndeedでの求人広告の運用実績などを提示してもらうと参考になります。自社と同じような業種や規模の会社の運用経験があるかも確認しておきましょう。

ちなみに、代理店によっては運用担当者がいないにも関わらず、営業社員が「運用できる」として請け負うケースもあるようです。その場合、知識や経験のない担当者が運用代行を行う可能性が高いため、期待通りの成果を出すのは難しいと考えられます。したがって、運用担当者の実績の確認は必ずチェックしましょう。

信頼できる実績豊富な代理店を探す場合は、①で解説している認定パートナーから選ぶと安心です。


⑤ 運用内容の詳細をチェックし比較してみる

Indeedの広告運用代行は、代理店によってサービス内容や対応範囲が異なります。そのため、おおまかな代理店の特徴や種類について把握した後は、個別に運用代行サービスの内容をチェックしておきましょう。

その際には、どのような作業をどこまで行ってくれるかを確認しておくと安心です。下記のような観点から代理店を比較してみましょう。

・キャンペーンの設定や求人記事の文章作成はしてくれるか 

・応募数や表示回数が少ない場合、原因分析や改善提案を行ってくれるか

 ・採用サイトの問題点や課題も指摘してくれるか ・運用状況の報告や連絡はどの程度の頻度で行われるか

 ・適切なターゲット設定や会社PRのためのアドバイスをくれるか


ぜひ、これらの内容を把握した上で料金とのバランスが適切か、どの代理店が自社にとって良いかを判断してみましょう。

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代理店ごとにIndeedの運用費用が異なる理由や安く抑える方法

Indeed広告の運用代行で掛かる費用は、代理店によって異なります。その理由としては下記のような理由があるためです。


広告掲載や運用に掛ける手間が異なるため

一般的なIndeed運用代行の費用相場は15~20%となりますが、代理店によってはそれ以上の手数料になるケースもあります。その理由としては、下記のような要因があるためです。

・質の高い求人原稿の作成や採用ページ作成まで行ってくれるため

 ・Webコンサルタントと同時に広告運用も行い、総合的にアドバイスをしてくれるため 

・採用活動自体の課題や問題点まで分析し、解決策を提案してくれるため


上記の様な手厚いサポートの場合、必然的に工数も掛かるため手数料の金額も高くなるでしょう。サービス内容は代理店ごとに違いますので、依頼する前に確認しておきましょう。


運用費用が安い代理店や安く抑える方法について

では、運用代行の手数料を安く抑える方法はあるのでしょうか。その手法の一つとして効果的なのは、代行手数料の安い代理店を選ぶという点です。

具体的には「広告運用に特化した代理店」であれば、求人募集の原稿修正や採用サイトの改善コンサル等もないため、費用は安く抑えられるでしょう。

しかし、広告運用以外は任せられないため、求人要綱の作成や求職者の求める情報の把握、魅力的な企業PR文章などは企業側で作成する必要があります。さらに、応募やアクセス数が少ない理由として、採用条件や企業の求人サイトに原因がある場合には、根本的な改善ができない場合もあるため注意しましょう。

また、その他に安く抑える方法として直販で広告運用を行う方法もあります。こちらも手間が掛かるデメリットはありますが、運用での費用は0円ですので、予算を抑えたい場合には効果的です。長期的な採用活動では求人に関するノウハウを蓄積できるため、自社で運用や求人原稿を作成する余裕があれば直販を試してみましょう。

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中小企業のIndeed広告運用は、アルバイトタイムスへお任せください

株式会社アルバイトタイムスは、Indeedの認定パートナーとして豊富な実績があります。特に予算があまりかけられないという中小企業様にもオススメです。

・創業50年の求人サービス会社で、求人原稿作成のノウハウがある 

・企業の採用活動の目的や期待値に応じた提案

 ・週次・月次によるフィードバックレポートの作成

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興味がある方は、事前にシミュレーションが可能です。ご相談のみでも問題ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

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Indeedの広告運用は自社の採用活動計画にあわせて方針を決めましょう!

Indeedの広告運用の料金体系、直販と代理店のメリットやデメリット、代理店の種類や選ぶ際の注意点などを解説しました。

採用活動では予算も限られているため、効率的に良い人材を獲得する必要があります。募集する際には様々な媒体がありますが、Indeedは低コストで効率的に求人募集をかけられるため、今後も採用媒体として多くの企業が利用するでしょう。

ぜひ、本記事を参考にしながら、Indeed広告を自社の採用活動に活かして、人材獲得を目指してみてください。


ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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