indeedのスカウト機能とは|基本的な使い方・利用するメリットを解説

indeedのスカウト機能とは|基本的な使い方・利用するメリットを解説
目次

新しい求人配信プラットフォームである「Indeed PLUS」が登場したことで、Indeedと複数の求人サイト・採用管理システム(ATS)が繋がり、より精度の高いなマッチングが期待できるようになりました。

そのために役立つ機能の一つとして「スカウト機能」があります。この機能は一部採用管理システムからIndeed PLUSを利用した場合に活用でき、採用活動の更なる効率化が期待されています。

この記事では、注目されるIndeedのスカウト機能について、基本的な使い方や利用するメリットなどを解説します。

Indeed PLUSとは|サービスの特徴や料金形態・メリットなどを解説


Indeedのスカウト機能とは

Indeedのスカウト機能とは、Indeed PLUSを利用することで使えるようになる機能の一つです。

自社への応募を促すため、企業から欲しい人材に向けてダイレクトメッセージを送ることができます。

Indeedの基本機能だけで採用活動を進めた場合、基本的に応募者が自社の求人を見てくれなければ応募に繋がりません。

しかし、スカウト機能を利用すると、自社が欲しい人材・求めている人材へのアプロ―チが容易になり、その分だけ採用活動にかかる時間と労力を節約することに繋がります。 

求職者に刺さるスカウトメールの書き方|職種別の例文も紹介


Indeedのスカウト機能でアプローチできるユーザー

Indeedのスカウト機能を利用すると、次のような条件に該当するユーザーに対して、スカウトメールを送ることができます。

<正社員・契約社員の求人の場合(一例)>

主な条件

送信されるユーザー

職種の経験(必須条件)

次条件の「職種経験」において、設定しているいずれかの職種に該当する人材を絞り込むと、特定の職種経験を持つユーザーだけにアプローチできる

職種経験(必須条件)

システム上で設定した“職種”に合致しているユーザー

勤務希望地(必須条件)

システム上で設定した“勤務希望地”に合致しているユーザー

最終学歴

システム上で設定した“最終学歴”に合致しているユーザー

スキル

システム上で設定した“スキル”のうち、いずれかに合致しているユーザー

保有資格

システム上で設定した“保有資格”のうち、いずれかに合致しているユーザー

※上記のほかにも多様な条件を設定可能


<アルバイト・パート求人の場合>

条件

送信されるユーザー

働ける日数

システム上で設定した“働ける日数”に合致しているユーザー

働ける時間帯

システム上で設定した“働ける時間帯”のうち、いずれかに合致しているユーザー

希望勤務時間

システム上で設定した“働ける日数”のうち、いずれかに合致しているユーザー

これらの条件は、多く設定すればするほど理想の人材を絞り込むことができます。 

しかし、その分だけ条件に当てはまる候補者が少なくなる恐れがあるため、できるだけ必須条件に絞って設定した方が採用の可能性を高められます。


ユーザーに送付されるスカウトの内容とは 

実際にユーザーに送付されるスカウトの内容は、Indeedの公式サイトによると以下のような内容です。 

株式会社〇〇からスカウトメールが届きました。

スカウト企業からのメッセージ

〇〇様

株式会社□□の採用担当からこちらのメールをお送りしています。〇〇様のIndeed履歴書を拝見し、ぜひ弊社のトラックドライバーへの応募をご検討いただきたくご連絡差し上げました。
ご興味がございましたら、以下のボタンより詳細をご覧ください。
応募前の質問もIndeedより受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

-----------------------
トラックドライバー
株式会社□□
東京都 港区 芝浦

求人の詳細を見る


  • 自社の採用担当者が候補者にスカウトメールを送った旨(タイトル・本文冒頭)
  • 自社で応募している職種への応募を検討してほしい旨
  • 応募を検討して欲しい求人詳細が確認できるボタンの案内(ボタンはメッセージ末に配置)
  • 応募に関する質問を受け付けている旨
  • 末尾の挨拶

求職者の立場からメッセージを見ると、自分の経歴などの条件が企業の目に留まり、応募できるチャンスを得られたことが一目で分かります。


Indeedのスカウト機能の基本的な使い方

新たにIndeedのスカウト機能を利用する際は、次にご紹介する基本的な使い方を押さえましょう。


Airワーク採用管理(バージョン2.0)で利用できる

Indeedのスカウト機能は、Airワーク採用管理(バージョン2.0)を利用している人が、システム上から使える機能の一つです。

Airワーク採用管理では「Indeed社が提供する有料広告に付随するオプション機能」と説明されています。

よって、スカウト機能を利用するためには、Indeed PLUSに加えてAirワーク採用管理の利用をスタートさせる必要があります。


アプローチの方法は大きく分けて2種類

スカウト機能を使って、Indeedユーザーにアプローチするための方法は、大きく次の2種類に分かれます。


自動アプローチ

自動アプローチは、所定の条件を設定した求人情報と、様々な候補者の情報を活用して、条件とのマッチ度が高い候補者へ自動でアプローチを送付する方法です。

自社で掲載している求人を1つずつ設定するだけでなく、複数の求人をまとめて1回で設定することもできますが、その場合は設定を終えた後で反映する必要があります。


手動アプローチ

手動アプローチは、システム上でマッチ度が高いと判断された、企業側にレコメンド(おすすめ)された候補者の中から特定の1名を選んでアプローチを送付する方法です。

複数の候補者の中から選ぶ方法のほか、企業側で条件を絞って候補者を探し、手動でアプローチを送付する方法も選べます。


Indeedのスカウト機能を利用するメリット・注意点

 

Indeedのスカウト機能を利用することで、求職者に自社の求人に応募してみませんか?と直接アプローチすることができます。

ただし、スカウト機能も万能な機能ではないため、メリット・注意点を正しく把握した上で活用することが大切です。


Indeedのスカウト機能を利用するメリット

Indeedのスカウト機能は、これまで企業が想定していなかった層からの応募や、応募を待っているだけでは出会えない希少人材に出会えるチャンスを増やしてくれます。

あまり転職活動には積極的でない層にもアプローチできるため、掲載した求人からの応募を待つ手間を省き、最短距離で欲しい人材を獲得できる可能性があります。 

また、スカウト機能そのものが「自社で人材を選ぶ手間を省く仕組みになっている」ため、あえてシステムのレコメンドを受け入れることで、採用活動の効率化が見込めます。


Indeedのスカウト機能を利用する際の注意点 

スカウトに関する作業は、レコメンドをもとに人材を選ぶだけとはいえ、それなりの手間がかかるものです。 

スカウトメールを送信したからといって、候補者からポジティブな反応が得られるとは限らないため、作業に時間をかけた割には採用に繋がらないケースも十分考えられます。 

また、繰り返し連絡を入れるようなことがあると、候補者から自社アカウントをブロックされてしまう恐れもあるため注意しましょう。


まとめ

Indeedのスカウト機能は、Indeed PLUSに加えてAirワーク採用管理(バージョン2.0)を利用している企業向けの機能です。 

所定の条件と候補者情報とをマッチングさせ、自動でアプローチをかけたり、レコメンドされた人材の中から欲しい人材に連絡を入れたりすることができます。

Indeedに求人情報を出してから一定時間が経過しているのに、十分な効果が感じられない場合は、スカウト機能を有効に活用することで状況が改善する可能性があります。

しかし、そもそもの求人原稿が魅力的な内容でなければ、宝の持ち腐れになってしまうことも十分考えられます。

Indeedを含む多様な求人サイトに自社求人を掲載し、魅力的な内容で応募者数を増やしたいとお考えの企業担当者さまは、採用支援サービス「ワガシャ de DOMO」をご利用ください。

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ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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