求人ボックスとは?特徴や料金・他の求人媒体との比較

求人ボックスとは?特徴や料金・他の求人媒体との比較
目次

求人ボックスとは、カカクコムが運営する求人検索エンジンの一種で、国内有数の利用者が多いサービスです。

本記事では「求人ボックス」の特徴やメリット・デメリット、利用料金、他の求人検索エンジンとの違いについて詳しく解説します。

採用活動における強みや仕組みを押さえて、効果的に活用しましょう。

【図解】求人ボックスへの掲載方法|利用の流れ・基準を詳しく解説!

求人ボックスの管理画面にログインする方法

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求人ボックスのサービス概要

 求人ボックスは、株式会社カカクコムが運営する求人検索エンジンです。全国対応、無料掲載、利用者数の多さなどから、多くの企業が採用手段として活用しています。


全国各地の求人情報を網羅

 求人ボックスは、正社員転職、派遣、契約社員、パート・アルバイト、業務委託など、全国の採用情報を網羅しています。

求人ボックスで、「地域×職種」「地域×働き方」で検索する求職者が多く、エリアの人材へアプローチできます。


掲載料金は無料

 求人ボックスは、無料で掲載できる求人検索エンジンです。

自社採用ページを持っていなくても、採用ボードを利用すれば、自社オリジナルの求人を直接投稿できます。初期費用や成果報酬も一切かかりません。

求人検索エンジンとは?有名サイト5社を徹底比較

 

月間1,000万人を超えるユーザー数

 求人ボックスは、月間1,000万人を超えるユーザーが利用する、国内最大級の求人検索エンジンです。

登録ユーザーは、若い世代からシニア世代まで幅広く、狙ったターゲット層へ自社求人情報を届けられます。

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求人ボックスの特徴

求人ボックスの強みである特徴は、以下の4点です。

求人ボックスはどのような求人検索エンジンなのか、具体的に紹介します。

  • 求人検索エンジン第2位で利用者数が多い
  • Webサイトがシンプルで使いやすい
  • 絞り込み検索の条件が豊富
  • キャリアを積んだ働く世代が利用


求人検索エンジン第2位で利用者数が多い

求人ボックスの特徴の1つは求人検索エンジン業界で第2位の訪問者数を持つ大手である点です。

月間訪問者数は800万人以上と紹介されています。

求人媒体は見る人が多ければ多いほど求職者も多くなります。
求人ボックスはその訪問者数の多さと幅広さが最大の特徴と言えるでしょう。

求人ボックスがオープンしたのは2015年ですが、それから急速に利用者数を拡大しています。


検索エンジンの品質が高い

求人ボックスも、Indeedなど他の求人検索エンジンと、大まかな仕組みは変わりません。

しかし、広告を運用する企業のニーズを押さえた“きめ細かい心遣い”が機能に実装されているため、日本人にとっては使い勝手のよい、高品質な求人検索エンジンに分類されるでしょう。

例えば、設定した特定のキーワードでユーザーが検索したケースにおいては、求人を露出させるためクリック単価を上げたり、逆に表示させないようにしたりと、状況に応じた運用が可能です。

柔軟な運用が可能になれば、その分だけ広告配信に生じる無駄なコストを削減でき、効果的な運用の実現に貢献します。


Webサイトがシンプルで使いやすい

求人ボックスの特徴の1つにWebサイトのデザイン性が優れている点があります。

先述したようにカカクコムは様々な消費者向けサイトを運営してきた老舗企業です。

カカクコムが運営している「食べログ」や「価格.com」はいずれも消費者から支持を受けている巨大サイトであり、その理由の1つとしてサイトの使いやすさがあるのは間違いないでしょう。

求人ボックスもそれらのサイト運営で培ったノウハウが発揮され、非常にユーザーフレンドリーで使いやすい仕様です。

利用者数が急速に増えている背景には、このようなユーザーフレンドリーな仕様も影響しているでしょう。


絞り込み検索の条件が豊富

求人ボックスの特徴として、こだわりの検索条件が豊富に選べる点があります。

求人ボックスの検索は「雇用形態」「職種」「勤務地」の欄にそれぞれキーワードを入力して検索ボタンを押す仕様ですが、これだけでは何万件もの求人情報がヒットしてしまいます。

その中から希望する求人情報を探すのは大変です。

求人ボックスでは、更にそこから絞り込み検索を使って希望する条件に基づいて結果を絞り込める仕様となっています。

この絞り込み条件が非常に細かく多岐にわたるため、効率よく希望通りの求人情報を探せるのです。


例えば絞り込み条件には以下のような例があります。

歓迎条件未経験OK、女性が活躍、ミドル・シニア歓迎、英語が活かせる、
学歴不問、主婦・主夫歓迎など
待遇交通費支給、社会保険完備、産休・育休取得実績あり、託児所あり、
資格取得支援あり、寮・社宅あり、転勤なし、日払いOKなど
勤務時間土日祝休み、週休2日制、短時間OK、夜勤あり、残業なし、シフト制など

つまり、採用する企業側から見れば、これらの絞り込み検索に合致する条件をアピールできれば、効率よく求職者へ訴求できるのです。


求人ボックスのユーザー層

 月間1,000万人以上が利用している求人ボックス。全国各地でさまざまな層のユーザーが仕事探しに活用しています。年齢層や地域、雇用形態の特徴をみてみましょう。


 年齢層

 求人ボックスを利用する年齢層は、35~44歳が全体の1/3程度、25歳~34歳が全体の1/4程度を占めているなど、20代半ば~40代半ばの利用者が多くなっています。

その他ユーザーからも全体の1/3程度利用されており、新卒やシニア層へのアプローチにも活用できます。


地域

 求人ボックスを利用しているユーザーの居住地域は、全体の3割程度が関東エリアです。

次に近畿、中部・北陸と続き、全国に利用者がいます。人口に比例する形で、求人ボックスのユーザーが各エリアに存在しています。


雇用形態

 求人ボックスの雇用形態は、正社員が全体の1/3、アルバイト・パートも同じく全体の1/3を占めています。

残りの1/3は、派遣・その他となっており、契約社員や臨時社員、業務委託、在宅ワーク、新卒、インターンなどが含まれます。


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求人ボックスのメリット・デメリット

求人ボックスの特徴を踏まえ、利用するメリットとデメリットをまとめました。利用を検討する際の参考にしてみてください。


メリット

求人ボックスを利用する主なメリットとしては、次のようなものがあげられます。 

掲載料が基本無料

  • 無料掲載を利用する場合、掲載から採用までが基本的に無料で、成果報酬なども発生しない
  • Indeedなど他の大手求人検索エンジンに比べて競合性が低い傾向にあり、募集する職種・地域によっては無料枠の中でも一定の効果が期待できる

掲載期間が無制限

  • 掲載費用がかからないだけでなく、掲載期間も無制限となっている
  • 募集職種や勤務地が多い企業、じっくり腰を据えて人材を確保しようと考えている企業も使いやすい

多様なユーザーへの訴求

  • 所定の審査を通過すれば、あらゆる職種・業種の求人が掲載可能
  • 同時に公開できる求人数は最大で10,000件までとなっており、同時進行で多様なユーザーへの訴求が可能


デメリット

求人ボックスは非常に便利な求人検索エンジンですが、次のようなデメリットもあります。 

運用工数が多い

  • 自力で運用する場合、ただ求人を掲載するだけでなく、ユーザーからの反応を見て対策を講じる必要がある
  • 求人の表示回数やクリック数および単価、応募率といった指標を把握し、状況に応じて検索キーワードの見直しをかけるなど、担当者が初めて求人検索エンジンを運用する場合は負担が大きくなるおそれがある

求人票を作成する

ノウハウが必要

  • 求人ボックスには、有料オプションの中にも「求人記事作成代行」などのサービスが含まれていない
  • 求人記事を作成する担当者は、掲載ポリシーやNGワードなどに配慮しながら魅力的な文章を作成しなければならず、自社の人的リソースによっては文章作成が難しい場合も考えられる

サポート体制が限定的

  • 電話窓口がなく、問い合わせは専用フォームからメールで行う必要がある
  • 急な対応が必要になった際、電話相談窓口がないことで、運用が滞ってしまうおそれもある

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求人ボックスと他の求人検索エンジンとの違い

求人ボックスは優れた求人検索エンジンですが、他にも求人検索エンジンは存在します。求人ボックスと他の求人検索エンジンはどのように違うのでしょうか。


求人ボックスとIndeedとの違い

Indeedは求人検索エンジン業界で世界No1サイトです。月間の訪問者数は推定4220万人以上で、求人ボックスの数倍の規模を誇ります。

一方で、求人ボックスの求人掲載数は1000万件程度で、Indeedに比べると求人掲載数は少ないと考えられます。

運用コストを抑えて募集したいならばIndeedよりも求人ボックスのほうが向いているでしょう。

なぜなら検索結果の表示順位はクリック単価で決まるため、ライバル企業が多いサイトでは高額なクリック単価を払わないと上位表示させにくいと考えられるからです。

Indeed(インディード)で求人掲載をするためには?基礎知識や費用・応募につなげるポイント


求人ボックスとスタンバイの違い

スタンバイはZホールディングス株式会社とビジョナル株式会社が共同で経営している求人検索エンジンです。

求人ボックスとスタンバイは利用者層に違いがあります。

まず利用者についてですが、求人ボックスのほうがスタンバイよりも利用者数は多いです。

またスタンバイは同一グループ企業であるYahoo!の検索エンジンと提携しており、Yahoo!ユーザーの利用が多いため主婦やシニアに強いと言われています。

現役世代の求人では求人ボックスを中心に、主婦やシニア世代の求人ではスタンバイも併用というように使い分けると良いでしょう。

求人検索エンジン「スタンバイ」とは?特徴や他の求人検索エンジンとの比較

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求人ボックスの掲載方法

求人ボックスには、クローリングと採用ボード、2つの掲載方法があります。それぞれの違い、掲載フローを解説いたします。

【図解】求人ボックスへの掲載方法|利用の流れ・基準を詳しく解説!


クローリング

クローリングは、企業が運用している採用ページの内容を、求人ボックスに読み込んで貰う方法です。事前に利用申請を行い、審査を通過すると、求人ボックス内に自社求人が掲載されます。

 クローリングされるためには、ページの設定、応募ボタンの有無など、求人ボックスが定める条件をクリアする必要があります。手間はかかりますが、自社サイトに誘導できる点がメリットです。

 原稿は、自社採用ページの内容がそのまま掲載されます。有料掲載を希望する場合は、リスティング広告を活用します。


採用ボード(直接投稿)

直接掲載は、求人ボックスの採用ボードを利用し、原稿を直接入稿する方法です。企業の採用ページがなくても、一から求人広告を作成できます。

 直接入稿を利用する場合は、アカウントを作成の上、求人票を作成してください。

作成した求人は審査を経て、求人ボックスに掲載されます。有料掲載を希望する場合は、クリック課金型の有料オプションを活用します。

 原稿の内容は採用ボードで自由に編集でき、好きなタイミングで編集、更新、停止が可能です。原稿にキャッチコピーを表示できる、求職者が求人ボックス経由で簡単に応募できるなど、直接投稿ならではのメリットが待っています。

【掲載までのステップ】

  1. 求人ボックスから新規登録をして、求人情報を登録します。(約5分)
  2. 登録後、求人審査に通ったら掲載されます。(最短で当日)
  3. 応募があったらメールでお知らせ。応募者情報を確認し、連絡をとります。


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求人ボックスの利用料金

求人ボックスは、基本的には無料です。有料で掲載できるプランもあり、有料プランを使用すると求人情報を目立つ箇所に掲載できます。

求人ボックスの料金プランは?無料掲載・有料掲載の違いを解説


求人ボックスで「正社員 一般事務 東京都」と検索すると24,000件以上の求人情報が出てきます。

求職者がこの24,000件の求人を全部見ることはありえません。見たとしてもせいぜい上から数十件か、多くても100件程度でしょう。

そこで、求人ボックスでは優先的に上位に表示されるための有料プランが用意されています。

求人ボックスの検索結果では有料枠と無料枠に表示が分かれていて、まず上から有料枠の求人情報が表示され、その下に無料枠の求人情報が表示されます。


無料枠

求人ボックスは、求人広告の掲載から採用者の決定まで、完全無料で利用できます。

初期費用や掲載費用、採用の成果報酬も一切かかりません。

ただし、先述したように無料枠は有料枠よりも下に表示されるため、有料枠に比べると求職者の目に留まる機会が少なくなりやすいです。


有料枠

有料プランは「クリック課金制」で、ユーザー(求職者)が自社の求人をクリックして表示されるたびに課金されます。

1クリックあたりの単価は25円〜1,000円で設定可能で、1日「500円」から設定が可能です。

具体的には、ユーザーが特定のキーワードで検索後、表示された検索結果の中から自社求人に興味を持ってクリックし、次の画面(求人)が表示された時点で費用が発生する仕組みです。

有料枠の中での掲載順位はクリック単価によって決まる仕組みです。
クリック単価を高く設定すると、より多く表示されます。

恒常的な求人情報は安価なクリック単価、または無料プランで掲載し、急募したい求人情報はクリック単価を高くするなど、状況に応じて運用方法を変えられます。


運用手数料

求人ボックスの広告運用をする際は、自社で運用するか、代理店に運用を依頼する方法があります。

 代理店に運用を依頼する場合には、運用手数料が発生します。

一定の費用はかかりますが、求人広告の作成や更新などを依頼でき、効率的に採用活動を行える点がメリットです。

 具体的な手数料は各代理店によって異なるため、しっかり確認しておきましょう。

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求人ボックスに掲載するなら「ワガシャ de DOMO」がオススメ

幅広い年齢層のユーザーに利用されている求人ボックスは、日本で利用されている求人検索エンジンの中でも利用者数が多いものの一つです。

検索エンジンとしての品質も高く、利用するメリットも大きいため、これまで求人検索エンジンを利用したことがない採用担当者の方は、一度検討してみるとよいでしょう。

もし自社で直接投稿するのが難しい「より多くの効果を出したい」と考えているのであれば、アルバイトタイムスが提供する採用管理システム「ワガシャ de DOMO」がオススメです。

「ワガシャ de DOMO」は求人ボックスなどの複数の求人検索エンジンと自動連携して、より多くの求職者に自社の求人情報を届けることができます。

さらに、「ワガシャ de DOMO」は、記事作成や定期的な更新作業も料金に含まれています。

求人検索エンジンでのデメリットである「求人が埋もれやすい」「専門知識が必要」も、ワガシャ de DOMOならば、求人のプロが運用・更新をしっかりすることで応募効果を高めることができます。

さらに露出を強化したい場合は、Indeed、求人BOX、スタンバイの有料広告の運用に関しても、当社でまとめてご支援ができます。

まずは御社の予算や目標採用数をヒアリングしてシュミレーションをしますので、お気軽にお問合せ下さい。

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ヒトクル編集部
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ヒトクル編集部

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