採用力を強化する会社紹介スライド(採用ピッチ資料)の作り方

採用力を強化する会社紹介スライド(採用ピッチ資料)の作り方
目次

採用目的で作成する会社紹介資料は、いわゆる“会社案内”的な資料ではなく「会社紹介スライド(採用ピッチ資料)」を指すことが多く、採用候補者の自社に関する理解促進・全体像把握のために用いられます。

この記事では、自社の採用力強化を目指す経営者・採用担当者向けに、会社紹介スライドの作り方について押さえるべきポイントを解説します。 

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会社紹介スライド(採用ピッチ資料)を作成すべき理由

そもそも、採用活動において会社紹介スライドを作成するのは、どのような理由からなのでしょうか。
以下、具体的な理由について解説します。

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候補者に自社の情報を伝えやすい

会社紹介スライドは、次のような情報を、募集要項と合わせて分かりやすくまとめた採用資料のことです。

  • 企業の成り立ち・これまでの道のり
  • 経営者のプロフィール・抱くビジョン
  • 企業の事業内容や強みとなる分野
  • 企業組織とメンバー紹介
  • 募集職種の魅力

これらの情報は、例えば会社説明会などの場において候補者とのコミュニケーションを補足するために用いられたり、会社紹介プレゼン資料・会社説明資料などとして使われます。

また、会社紹介スライドは「採用ピッチ資料」とも呼ばれ、営業資料などの会社資料とは違い“ターゲットを求職者に絞っている”点で特徴があります。

求職者側としては、必要に応じて資料に目を通せるため、自社への理解を深めてもらうのに役立つでしょう。


オンライン採用で活用しやすい

新型コロナ禍において、あらゆる業種・職種でオンラインでのやり取りが活発化したのは記憶に新しいところです。

この傾向は採用活動においても同様に見られ、オンラインで選考・面接が進み、最終的に採用に至る例も数多く存在していました。

そのような状況で、会社紹介スライドを利用する場面も増加し、スカウトメールへの添付資料・Web会社説明会を補助する資料などに用いられました。

端末の画面越しにやり取りする場合、リアルでのやり取りに比べてニュアンスを正確に汲み取るのが難しくなるため、採用担当者としては「応募者が説明を正しく理解しているかどうか」を確認しにくくなります。

しかし、会社紹介スライドを用意しておくことで、少なくとも資料に記載している内容に関しては、候補者に正しい情報を分かりやすく提供できるでしょう。


会社紹介スライド(採用ピッチ資料)作りの基本

実際に会社紹介スライドを作成する際は、求職者・候補者に訴える基本的な要素を盛り込む必要があります。

以下、特に基本的なポイントを解説します。

  1. 表紙の段階からアピールする
  2. 会社概要の無機質な印象を薄める
  3. 経営理念はかみ砕いて説明する
  4. 自社や事業に対する“経営者の想い”を載せる
  5. 事業内容は“図”で解説する
  6. 仕事紹介は「未来」がイメージできるよう伝える
  7. 一緒に働く社員の個性を伝える
  8. 募集要項も忘れず記載する
  9. Q&Aは「候補者が聞きたいこと」だけをまとめる


1.表紙の段階からアピールする

会社紹介スライドを作成する際、無難に「会社紹介資料」といった題と社名だけで表紙を構成する企業は少なくありません。

しかし、シンプル過ぎると候補者の目を引かないため、タイトルをコーポレートカラーにしたり社名ロゴを使用したりすることで、自社のブランドイメージを明確に伝えましょう。

伝えたいことがある場合、次のような内容で表紙をまとめると、候補者が資料の内容を把握しやすくなるでしょう。

まとめ方

詳細

候補者への手紙

興味を持ってくれた候補者に対する資料であることを明確にする

資料の内容概略

自社の概要を説明したり、ミッションやユニークな点などを伝えたりする

企業理念や採用メッセージ

候補者に「一緒に働きませんか?」というメッセージを伝える

よりデザインにこだわるなら、従業員が笑顔で働いている姿や集合写真などを加えたり、商品・サービスのイラストを足したりすると、候補者の印象に残りやすくなるでしょう。


2.会社概要の無機質な印象を薄める

自社サイト等で公開されている会社概要は、多くの場合、以下のような情報をシンプルにまとめた表のみが公開されていることがほとんどでしょう。

  • 会社名
  • 創業・設立年月日
  • 資本金
  • 事業所の所在地(本社を含む)
  • 代表者名
  • 従業員数
  • 事業内容
  • 売上高 など

情報自体は正確に公開しなければなりませんが、情報だけが羅列されていても、多くの候補者にとっては興味をそそられない部分です。

会社概要を記載する際に文字のサイズやフォントに気を配らない企業も多いため、この点で差別化を図るだけでも他社に差をつけることにつながります。

より見やすいデザインを心がけるのであれば、会社概要の脇にオフィス・店舗の写真、従業員の笑顔の写真などを載せるのも有効です。

または、掲載順を変えて“最終ページに近いところ”に配置する方法も考えられます。


3.経営理念はかみ砕いて説明する

経営理念を説明するページは、自社の存在意義(パーパス)やミッション・バリュー・ビジョンといった情報を掲載するページになります。

企業が採用したい人材の多くは、そのほとんどが中堅・若手といった年代になるため、経営理念もその世代に伝わる内容にしなければなりません。

2024年現在の採用市場における中堅・若手人材は、給与の高さや出世のしやすさといった個人的願望ではなく、企業・事業の社会的意義に共感できるかどうかを特に重視して仕事を探す傾向にあります。

そのため、自社の企業理念が分かりにくい・聞き慣れない内容の場合、候補者としては「この企業は結局何を成すための会社なのだろうか」と疑問に思うだけで終わってしまうでしょう。

特に、エンジニア系人材の募集だからといって、カタカナ語を多用した企業理念をそのまま載せてしまうと、候補者の理解を妨げるおそれがあります。

企業理念を資料の中で説明する際は、できるだけ平易な言葉にかみ砕いて説明するか、解説を加えるようにしましょう。


4.自社や事業に対する“経営者の想い”を載せる

資料の中における経営者のメッセージは、理念や数字よりも候補者に伝わりやすい「ストーリー」の形をしています。

どんな想いで会社を立ち上げたのか、事業の意義は何なのか、経営者自身が候補者たちに語りかけるような構成は強い説得力を持つでしょう。

候補者は自社の事業についてよく知らないことが多いため、持論を語るだけでなく、候補者の方を向いて「一緒に○○を目指してくれる人を探しています」といったニュアンスで、分かりやすさを意識して伝えるのがよいでしょう。

経営陣の情報も掲載したい場合は、経営者メッセージとは別にページを設け、役職・略歴を記載します。

その際は、経営陣の写真も合わせて掲載するため、写真撮影のプロの力も借りながら、できるだけ見栄えの良いものを掲載しましょう。


5.事業内容は“図”で解説する

資料内で事業内容を説明する際は、図を活用して分かりやすいレイアウトにしましょう。

自社で比較的ポピュラーな商品・サービスを提供している場合であっても、ビジネスモデルともなれば複雑になるケースも考えられるため、極端な話“自社やビジネスに関する知識がゼロ”の人向けに構成することが大切です。

まずは、事業が目指すものや方向性について、一言で説明できるようなキャッチコピーを考えておきます。

次に、業界構造や顧客ニーズ、自社が提供する商品・サービスの価値などを図解で説明していきましょう。

図説を作成する際は、専門用語や複雑な図説を用意することなく、極力1ページで伝えるべき内容をまとめられるようにします。

ただし、すでに候補者が自社についてある程度理解があると判断できる場合は、複数のページを伝えたい順番に用意して、さらに理解を深めてもらうような方法も考えられます。


6.仕事紹介は「未来」がイメージできるよう伝える

候補者が転職等の職場選びで考えていることは、その多くが「未来」についてです。

自分が新しい職場でどのように成長できるのか、十分に検討した上で、新しい職場で働きたいと考えているのです。

ウォンテッドリー株式会社が2023年に行った「転職と副業に関する調査」によると、回答者が直近の転職において重視した点の上位3回答は、次のような結果となっています。

  • 仕事内容のやりがい(58%)
  • 自己成長性(47%)
  • 給与水準(47%)

会社紹介スライドにおいても、この傾向を反映させた資料作りを意識したいところです。

自社がどのような組織で、どう機能しているのかに触れつつ、様々な視点から仕事内容を伝えるようにしましょう。

視点の一例としては、珍しい業務内容の紹介・リモートワークなど新しい働き方への取り組み・特徴的な開発環境などにフォーカスして、会社・職場を紹介する方法が考えられます。

ポイントとしては、普段の業務の中で獲得できるスキルや、仕事そのもののやりがいなどを紹介できるよう構成するとよいでしょう。

資格取得支援制度や、募集職種のキャリアパスなどを紹介できる場合は、そちらも資料の中に盛り込みましょう。


7.一緒に働く社員の個性を伝える

会社紹介スライドでは、できるだけ「社員の個性」を前面に打ち出す形で構成しましょう。

人名を出すのが難しい場合は、愛称・あだ名などを載せるなどしてリアリティを出します。

単純な人物紹介だけで終わらず、職場での具体的な役割にも触れておくとよいでしょう。

自社で働く社員を資料内で紹介する際に、よそ行きの言葉でインタビューなどを行ったり、自社に都合の良いような内容でまとめたりすると、候補者は「本当にそうなのだろうか?」と疑うことがあります。

現代では企業の口コミサイトもあるため、不審に思った候補者が自社の評価をチェックしようとするかもしれませんし、万一、自社にとって不利な口コミが見つかってしまうと候補者が離れてしまうおそれがあります。

しかし、会社紹介スライドの中で実情を踏まえた情報を伝えておけば、誤解を招きにくいでしょう。

もちろん、ネガティブな要素をあえて伝える必要はありませんから、あくまでも会社理解に必要な範囲で情報を公開すれば問題ありません。


8.募集要項も忘れず記載する

会社紹介スライドには、候補者が選考時に各種条件を確認できるよう、募集要項も追記しておきましょう。

面談→本選考→採用といった、選考の流れについても合わせて掲載しておくと親切です。

資料に記載する募集要項は、内容をシンプルにまとめることだけを意識せず、企業側の希望も盛り込むようにします。

募集職種との関連付けはもちろん、ここまで資料の中で伝えてきた「欲しい人材像」に再度触れて、ミスマッチにつながらないよう留意します。

募集要項の書き方を解説|求職者が魅力を感じるポイントとは    


9.Q&Aは「候補者が聞きたいこと」だけをまとめる

資料に盛り込める情報には限界があります。資料内で十分に説明するのが難しい内容に関しては、Q&A形式でまとめるとスムーズです。

Q&Aを充実させることで、企業研究が十分でなかった、あるいは企業研究の中で疑問が湧いた部分について、候補者の予習を促すことができます。

候補者からよく聞かれる(候補者が知りたいと思う)質問の内容としては、次のようなものがあげられます。

  • 社員について(平均年齢・役員や管理職の年齢・年代別構成比・男女比など)
  • 離職率や平均勤続年数(離職率は3年以内)
  • 新卒者と中途採用者の割合
  • リモートワークやフレックスタイム制の有無
  • 地方への転勤等の有無
  • 閑散期と繁忙期の有無、および繁忙期の平均残業時間など

すべての候補者が、まったく同じ情報を知りたいとは限らないため、複数の項目を網羅しておきましょう。

また、いずれの質問に関しても、候補者と対話している感覚で言葉を紡ぐことが大切です。


会社紹介スライド(採用ピッチ資料)を見やすくするポイント

実際に会社紹介スライドを作成する際は、多くの説明を盛り込みたくなったり、伝えたいことが増えてしまったりするかもしれません。

情報量を増やすだけでは、かえって候補者を混乱させてしまうため、以下のポイントを押さえた上で作成にあたりましょう。


個々のスライドに込めるメッセージは1つに絞る

資料に掲載したい情報は、あらかじめ優先度が高い順にまとめておき、個々のスライドに込めるメッセージは1つに絞りましょう。

会社紹介スライドにおいて、情報を詰め込むタイプの作り方は好ましくありません。

情報が多くなった分だけ、本当に伝えたいことが候補者に伝わりにくくなってしまうおそれがあるからです。

また、スペースが限られる中に文字を詰め込んでしまうと、それだけ文字が小さくなってしまい、候補者のスピーディーな理解を妨げます。

スライドではどうしても伝えきれないメッセージを伝えたい場合は、詳細情報へアクセスできるQRコード等を貼り付ける方法もあります。


「文章<図・イラスト」の割合で構成を試みる

スライドの作成時、文章だけで情報をまとめるよりも図やイラストを優先すると、候補者の理解を促す場合があります。

シンプルかつ分かりやすい文章は、候補者の理解を助けることにつながりますが、採用担当者の誰もが分かりやすく文章をまとめるスキルを持っているわけではありません。

そのため、あえて文章にこだわるのではなく、図やイラストを使って視覚的に分かりやすい資料にまとめることを意識しましょう。

資料作りで文章にするか図にするか迷うことがあったら、まずは図で表現できないか考えてみてください。

可能であれば、Web上にある商用利用可能なイラストを加えたり、イラストが得意な社員に描いてもらったりすることも検討してみましょう。


候補者の立場に立った構成を意識する

自社が資料の中で伝えたい情報を、そのまま会社紹介スライドに盛り込んだとしても、候補者が理解してくれるとは限りません。

候補者としては、あくまでも「自分がこの会社で働いたらどうなるのか」を知りたいため、単純に部署や業務内容・スタッフの紹介に終始しても自分が働いているイメージが湧きにくいのです。

極端な話、一つひとつのスライドが会社紹介という「ストーリー」になるよう、構成を工夫する必要があります。

組織を紹介した後はスタッフ・仕事風景の紹介へとつなげて、取引先とのやり取りや募集職種のキャリアパスにも触れてあげると、候補者も自分が働いた際のイメージが湧きやすいでしょう。


何を口頭で説明するのか考えておく

会社紹介スライドは、主にプレゼンテーションや候補者とのコミュニケーションなどに利用する、補足的に用いる資料の一つです。

そのため、資料に頼らず口頭で説明しなければならない内容は、資料作成前に考えておきましょう。

資料のシンプル化にこだわり過ぎると、かえって「重要なことをすべて口頭で説明する」手間が増えるおそれがあり、結果として資料の修正が必要になるかもしれません。

会社紹介スライドを用意する際は、主な用途を決めた上で、必要に応じて口頭でのやり取りもシミュレーションしながら作成しましょう。


文字の大きさ・フォントや色使いにこだわる

自社のイメージ・印象を損なわないような資料を作成したい場合、会社紹介スライドで使用する文字の大きさ・フォントにも気を配りましょう。

フォントに関しては、複数のフォントを使い分けるのではなく、すべてのスライドで一貫して使用できるフォントを選ぶことにより、読み手の目が疲れるのを防ぐことができます。

文字の色に関しても、カラフルな色の使い方は極力避けて、メリハリをつけた色使いを意識します。

例えば、背景に応じて白と黒の文字を使い分けつつ、重要な部分はコーポレートカラーで強調するような色の使い方をすると、自社のイメージを明確に候補者に伝えられます。


他の採用媒体における情報を統一する

会社紹介スライドは、かつては対面等でのコミュニケーションに使用される資料の一つでしたが、選考プロセスの中でスライドが単体で使用されるケースも増えてきています。

そのため、他の採用媒体に掲載している求人関連情報や、自社SNS等で発信している情報から大きく逸脱した内容を記載すると、候補者が混乱してしまうおそれがあります。

採用時に伝えたい情報を一貫させるためには、他の採用媒体における情報を統一し、それを資料内に反映させることが重要です。

情報の内容について一貫性を保つことは、候補者が安心して応募できる心理的環境を作ることにつながりますので、会社紹介スライドだけに独自の情報を掲載しないよう注意しましょう。


良いと思った他社事例を参考にする

自社の担当者だけで資料を作成していると、次第に意見が内向きに偏りやすくなる点は否めないため、制作時は他社事例も参考情報として取り入れるようにしましょう。

特に、初めて会社紹介スライドを作成する場合、可能な限りたくさんの他社事例を見て勉強することをおすすめします。

他社事例は、レイアウトすべてがオリジナルというケースだけでなく、ある種のパターンに従って作られているものも少なくありません。

スライド構成・イラストやグラフの配置など、他社事例から学べることは数多く存在します。

自社で使えそうな手法を見つけた場合は、作成時に何らかの形で盛り込めないか検討してみましょう。


会社紹介スライド(採用ピッチ資料)を活用するには

会社紹介スライドは、口頭説明の補助的な資料として用いる以外にも、例えば次のような使い方が考えられます。


自社サイト等で公開する

自社サイトなど、Web上に資料を公開できる環境が整っている場合は、会社紹介スライドを公開してみましょう。

求職中の人から選考中の人まで、様々なタイミングの候補者が目を通せる資料として活用できます。


求人ページ等に掲載する

自社サイトだけでなく、各種求人媒体の求人ページ等にも、会社紹介スライドを埋め込める場合があります。

ダイレクトスカウトサービスを利用している場合は、スカウトメールの添付資料として活用するのも一手です。


カジュアル面談前の資料にする

カジュアル面談を実施している企業の場合は、面談実施前に会社紹介スライドを渡しておきましょう。

候補者は、資料を読んで理解できること、質問しなければ分からないことを明確にできるため、面談がより有意義なものになるはずです。

採用面接とは違う「カジュアル面談」とは?目的と流れ、事前に準備しておきたいことなどを解説


リファラル採用に活用する

従業員が社員候補となる人材を紹介するリファラル採用は、従業員側の説明次第で自社に対する印象・評価が変わるおそれがあります。

会社紹介スライドにつき、リファラル採用向け資料として従業員が活用できるようにすると、候補者の会社に対する理解を統一させる上で役立つでしょう。

従業員の友人を採用する「リファラル採用」をご存知ですか?      


会社紹介スライド(採用ピッチ資料)の制作事例紹介

会社紹介スライドの中には、候補者だけでなく各社の採用担当者から注目を浴びた例も少なくありません。

以下、会社紹介スライドが採用活動で重要な役割を担ったと考えられる事例について、特に重要なものをピックアップしてご紹介します。


株式会社ミラティブ

https://speakerdeck.com/mirrativ/mirrativ-letter

株式会社ミラティブは、ゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」の開発・企画やライブゲーミング事業などを手掛ける企業です。

ミラティブ社が制作した「採用候補者さまへの手紙」という題名の会社紹介スライドは、候補者に寄り添う内容として高い評価を得ており、資料も全体を通してキャッチーかつ分かりやすいデザインで統一されています。


株式会社SmartHR

https://speakerdeck.com/miyasho88/we-are-hiring

株式会社SmartHRは、クラウド人事労務ソフトSmartHRの企画・開発・運営・販売を手掛ける企業です。

会社紹介スライドは、1ページごとにメリハリをつけて情報が整理されており、仕組みはシンプルに、運用・実績の詳細は丁寧にまとめられています。


株式会社アトラエ

https://speakerdeck.com/atrae/join-us

株式会社アトラエは、成功報酬型求人メディア「Green」や、組織力向上プラットフォーム「Wevox」などを手掛ける企業です。

企業紹介は総じてシンプルなレイアウト・色使いとなっている一方で、スタッフ紹介ページでは一人ひとりの写真が勤続年数等の情報と合わせて紹介されており、明暗がくっきりとしたデザインでまとめられています。


まとめ

会社紹介スライドを作成すると、会社説明会のようなリアルでの採用活動だけでなく、オンライン採用でも資料として活用することができます。

ついつい詳細に説明を書き加えたくなりますが、読み手である候補者の立場になって、シンプルかつ伝わりやすい表現を心がけたいところです。

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ヒトクル編集部
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ヒトクル編集部

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