求人広告チラシとは?メリットや効果的な活用方法を解説

求人広告チラシとは?メリットや効果的な活用方法を解説
目次

Web媒体の求人広告が増える中、昔ながらのチラシにも多くの導入メリットがあります。

エリアを絞った求人、コストを抑えた求人を検討するなら、チラシを活用した採用活動も、検討してみてください。

今回は、求人広告チラシのメリットやデメリット、作成する際の料金相場、効果的なチラシ作成のコツを、詳しく解説いたします。

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求人広告チラシとは

求人広告チラシは、紙媒体を利用した採用手段です。

A4やB5サイズの紙に、求人広告を記載し、新聞折り込みチラシやポスティング、店舗などで配布・掲示されます。

チラシ内に、自社情報のみを記載できるため、デザインや色、内容など、求職者の興味を惹く内容を、自由に掲載可能です。

Web広告と比較して、コストをかけずに手軽にできる、仕事を探している人材へ直接情報を届けられる、紙ならではの手触りや親しみやすさを感じられるといった点が特徴として挙げられます。

ターゲットに応じた幅広い業種で、求人チラシが導入されています。


求人広告チラシの特徴・効果

採用活動に求人募集チラシを活用すると、求人サイトを閲覧しない潜在的な求職者へも、自社求人の情報を届けられます。

良い求人があったら応募したい、職を変えたい、と考えている層へ、求職活動を始めるきっかけを提供できるのが、求人チラシの良い点です。

採用サイトを運用する場合、他社に負けないように作り込んだり、様々なページを作成したり、といった手間がありますが、チラシの場合は紙1枚ですべて完結できます。

  • 日頃から新聞折り込みを閲覧している人
  • ネットを使った求職活動が得意でない人
  • 今すぐではないけれど仕事を探している人

このような層にアプローチしたい場合は、求人広告チラシが役立ちます。


求人広告チラシの料金相場

求人広告チラシは、チラシを作成する費用、配布方法、配布する部数によって金額が変わります。

作成費用はモノクロのチラシ、文字だけのチラシであれば安価に、カラーのチラシ、写真を使ったチラシ、凝ったデザインのチラシになると高額になります。

配布方法は、1部あたりの費用で考えると、人の手で配るポスティングは費用が高く、まとめて依頼できる新聞折り込みの方が安価です。

一方で、ポスティングは少部数でも対応して貰える業者が多い、新聞折り込みはある程度の部数が必要、といった違いもあります。 

相場としては、ポスティングは1万部10万円、新聞折り込みは5万部30万円程度に設定されているケースが多くみられます。

たくさん配布したいのか、予算や地域を絞って配布したいのか、希望に応じて選んでみてください。

より予算を抑えるなら、自社スタッフの手で制作・ポスティングする、近隣のコンビニや店舗にチラシを置かせてもらう、という手段もあります。


求人広告チラシの主な使い方

求人広告チラシを制作したら「新聞折り込み」「ポスティング」「店内掲示」などの方法から、配布手段を選択します。どの方法が自社に適しているのか、特徴や費用を検討の上、決定してください。


新聞折込

新聞折り込みは、各家庭で購読している新聞に、自社求人チラシを入れてもらう方法です。

近年は、新聞を取らない人が増えています。
自社求人内容と配りたいエリアの新聞購読者層がマッチしているかどうか、事前に確かめておきましょう。

新聞折り込みを活用する場合、完成したチラシを新聞店へ持ち込み、配布をお願いします。

金額は地域や配布部数、チラシのサイズなどによって変わりますが、1万部あたり3~5万円程度で依頼できるケースが一般的です。

多くの家庭へ確実に届けられる、チラシから有益な情報を探している人が多いため、読まず捨てられる可能性が低い、という点が、新聞折り込みを選ぶメリットです。


ポスティング

ポスティングは、自社で作成した求人募集チラシを、業者が直接ポストへ投函する手法です。

指定した地域のポストすべてにチラシを配布するローラー方式、一軒家やワンルームマンションに限るなど、特定のターゲットを指定してポスティングするセグメント方式から、希望の形を選んで依頼します。

新聞折り込みと同じく、地域や配布部数、チラシサイズによって金額が変わります。

1万部あたり5~10万円が一般的な相場です。


店内掲示

店内掲示は、新聞折り込みやポスティングなどの媒体を利用せず、自社や店舗へ直接チラシを掲示する方法です。

店頭に貼るだけでなく、チラシを持ち帰れるようにすると、ターゲットが家に帰ってから、求人内容をじっくり検討できます。

店内に掲示するチラシは大きめサイズ、持ち帰り用のチラシは手に取りやすいサイズにする、といった工夫をすると、より効果を高められます。 

新聞折り込みやポスティングと比較すると、求職者に届きにくい方法ですが、採用コスト削減という面では最善です。

チラシ作成業者を通さず、自社で制作したチラシを使えば、よりコストを抑えられます。 

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求人広告チラシで人材募集するメリット

求人広告チラシを活用して人材を募集すると、企業にとって嬉しいメリットが待っています。

チラシ媒体を使用した採用活動には、どのような良い点があるのか、6つの利点をチェックしてみましょう。


直接ターゲットにアプローチできる

求人広告チラシを配布すると、ターゲットへ直接アプローチできます。 

新聞折り込みの場合、購読者の多くが新聞を読むついでに、チラシに目を通します。

そのため、チラシを手にした多くの人に、自社の名前や求人内容を伝えられます。

自分では応募しなくても、求人を探している人に手渡してもらえる、情報を伝えてもらえる、といった可能性がある点もメリットです。

今は仕事を探していないけれど、将来的に検討している、という場合、チラシを保管しておいて、自分のタイミングで問い合わせをするケースもあります。

ポスティングを活用する場合は、主婦層や学生層など、より細やかなターゲット選定が可能です。

ターゲットに応じて、最適な配布方法を検討してみてください。 

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エリアを絞れる

求人広告チラシは、エリアを絞って配布できます。

通勤しやすい自社近隣エリアの求職者に情報を届けたい、という場合に便利です。 

周辺エリアに限定した採用活動は、応募者が面接へ出向く際の交通費を軽減できるため、応募のハードルを下げられます。

募集内容に交通費支給、一部支給、という条件がある場合、企業側のコスト削減に繋がる、というメリットもあります。

タイパを大切にする候補者の場合、職場までの往復時間を節約できる自宅近くの募集は、大きな魅力です。

求人情報に、「●●駅から徒歩5分!」「地域密着企業です」といった言葉を入れると、より地域のターゲットへアプローチできます。


自由にデザインできる

求人広告チラシは、求める人材の年齢、特徴に応じて自由なデザイン・レイアウトが可能です。

求人サイトや求人検索エンジンを活用する場合、決められたフォーマットに従う必要がありますが、チラシの場合は掲載する内容、フォント、デザインなど、すべて自社で決定できます。

導入する場合は、ターゲットの目を惹く斬新なカラー、応募するメリットが伝わりやすい文字サイズなど、他社と差がつく求人チラシを作成してみてください。

必要に応じてデザイン業者などを利用すると、より洗練されたチラシにできます。


コストを抑えられる

求人サイトや求人検索エンジンを利用する場合、初期費用や自社求人を目立たせるためのオプション費用などが発生します。

これらの金額と比較すると、求人広告チラシでのアプローチの方が、コストを抑えられるケースがみられます。

採用活動に割ける予算が決まっている場合、配布範囲やチラシ代金などをコストに応じて調整しやすい点もメリットです。

同じ紙媒体で比較した場合も、新聞や求人誌などに直接掲載するより、求人広告チラシを活用する方が、費用を押さえられます。


求人情報が埋もれにくい

求人サイトや求人検索エンジンを使った採用活動は、予算をかけている他社求人、大手求人の情報が上位に出やすく、自社求人が埋もれがちです。

求人広告チラシの場合、チラシ内の情報はすべて自社情報のため、求職者の目に届きやすい点がメリットです。

目につきやすいデザインにこだわれば、より求人情報が埋もれにくくなります。

気になる求人を手元で保存できる、企業名が頭に残りやすい、といった点も、チラシを活用する利点です。

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Web上での集客にも活用できる

求人チラシに自社で扱っている商品やサービスを掲載したり、自社サイトやネットショップに繋がるORコードを記載したりすると、人材を集めながら顧客も募れます。

「〇〇で検索!」などの言葉やイラストを入れる、お店の場所を分かりやすく記載する、といった方法も有効です。

求人に興味がなくても、チラシは一通り目を通す、という層がいるため、売り上げアップに繋がる可能性があります。

求人チラシに余ったスペースがある、自社の知名度が低い、という場合は、集客媒体としても活用してみてください。


求人広告チラシで人材募集するデメリット

採用活動に役立つ求人広告チラシですが、メリットだけでなくデメリットもあります。

採用手法として検討する前に、良くない点も知っておきましょう。 


ターゲットが限定的である

求人広告チラシは、情報を求める層へダイレクトに募集内容を届けられます。

一方で、新聞折り込みの場合は、新聞を取っていない世帯には情報が届かない、という点がデメリットです。

ポスティングの場合も、必要な手紙以外は、読まずに捨てられてしまうケース、仕事を探していない配布先に届けられるケースがあり、応募に繋がらない場合もあります。

チラシを掲示する方法は、自社や店舗を利用した相手にしか、情報を伝えられません。

最近の仕事探しは、スマホ検索が主な手法になっています。

労働人口の減少で、人材獲得競争が厳しくなっている背景もあり、昔ながらのチラシだけでなく、より多くの人に情報が届く施策や仕組みが必要です。


修正や更新に時間がかかる

求人広告チラシは、事前にデザインを制作してから、紙に印刷します。

そのため、チラシ完成後に求人内容を変更したい場合、印刷からやり直さなければいけない点がデメリットです。

チラシにミスがあった場合、企業のホームページにお詫びを載せたり、応募者へ丁寧に説明したり、といった作業も増えてしまいます。 

給与や条件を見直したい、より魅力的な求人チラシにしたい、など、修正や更新が必要になるたびに、費用や時間が発生します。

デザインを他社に依頼する場合は、修正や更新のコストやかかる時間を、事前に確かめておきましょう。


効果検証が難しい

求人サイトや求人検索エンジンを利用する場合、自社採用ページの閲覧数やクリック数、応募数、などを数値でチェックできます。

分析機能がついているサイト、分析結果をもとに改善提案をしてもらえるサイトもあり、結果を生かした原稿のブラッシュアップが可能です。

一方で、求人広告チラシの場合は、配布部数に対して何名の問い合わせ、応募があったのか、採用に至ったのか、という点しか分析できません。

より魅力的な採用チラシにするにはどうしたら良いのか、といった検討が難しい点が、チラシ媒体のデメリットです。


掲載情報が限られる

求人広告チラシは、A4サイズやB5サイズで主に作成されます。

そのため、掲載できる情報に限りがある、というデメリットがあります。

情報が足りていないと、ターゲットに内容が刺さりません。

だからといって、無理に情報を詰め込んでしまうと、今度は字が小さくなり読みづらくなります。

求人サイトや自社採用ページと違い、たくさんの写真や動画などでのアプローチが難しい、というデメリットもあります。

チラシを利用する場合は、メッセージや伝えたいことを厳選した上で、作成しましょう。

チラシの一部に、「詳細はこちらから!」といった形で、自社採用ページのQRコード、もしくはURLを乗せておくと、興味を持った人へより詳しい情報を届けられます。


求人広告チラシのデザイン改善のコツ

求人広告チラシでたくさんの応募者を集めるなら、デザインにこだわってチラシを作成するのがおすすめです。

次に、ターゲットの目に留まるデザインづくりのコツを、解説いたします。


配色を工夫する

応募者に「このチラシを読んでみよう」と思わせるなら、視覚に訴える配色を意識しましょう。

色選びが難しい場合、多くのチラシデザインに携わっている業者に作成を依頼すると、適したカラーを提案してもらえます。

自社で配色を考える場合、目立たせようとして多くの色を使ってしまいがちですが、色数が多いと逆に見づらくなってしまいます。

色の数は3~4色に押さえて、注目度をアップできる、誘目性の高いカラーを選択してください。 

「70:25:5の法則」を取り入れるのも良い方法です。

チラシの70%をメインの色、25%をメインの色と相性の良いサブカラー、残り5%をアクセントカラーにすると、見栄えの良いチラシにできます。


文字の色・サイズを工夫する

自社求人の内容を伝える文字色は、できるだけ読みやすい色を意識しましょう。

黒や濃い青などの認識しやすい色にすると、情報をしっかり届けられます。

特に注目してもらいたい部分は、色を変えると効果的です。

文字のフォント、サイズ選びも重要です。

フォントは、ターゲットに適したものを選んでください。

堅い仕事であればかっちりとしたフォント、アパレル関係などの場合は、カジュアルなフォントなど、見る人に合わせて使い分けると、応募率アップに繋がります。

文字のサイズは、一番に見て欲しい情報を大きく、後から読んで欲しい部分は小さくします。

大きくし過ぎてしまうと、安っぽいイメージになってしまう可能性があるため、バランスも重要です。

編集が終わったら全体をチェックして、細かい部分を整えておきましょう。


情報を詰め込み過ぎない

求人広告チラシは、紙のサイズに応じて、掲載できる情報が変わります。

このとき、できるだけ多くの情報を伝えようと、文章が長くなってしまったり、文字が小さくなってしまったりすると、途中で離脱してしまう恐れがあり、注意が必要です。

条件を箇条書きにする、知って欲しいポイントをキャッチコピーで載せる、といった配慮をしながら、見やすくさっと読めるチラシづくりを心がけると、応募に繋がりやすくなります。


イメージ図・写真を使う

求人広告チラシが文字ばかりの場合、内容が伝わりづらく、読んでもらえない可能性があります。

仕事のイメージ図や働いているスタッフの写真、イラストなども含めて、企業の雰囲気が伝わるチラシを作成しましょう。

アットホームな雰囲気の写真、やりがいや将来性を感じられるイメージ図、明るい印象を与えられるイラストを使って、魅力が伝わるチラシにしてください。


Web上のデザインテンプレートを参考にする

求人広告チラシのデザインがなかなか決まらない、という場合は、Web上にあるデザインテンプレートを参考にしてみましょう。

たくさんのテンプレートを見比べて、「こんなデザインのチラシにしたい!」と感じるデザインを選択してみてください。 

テンプレートをそのまま活用するのではなく、カラーやフォント、メッセージなどで自社らしさをプラスすると、オリジナリティが生まれます。

良い部分を上手に取り入れながら、企業の良さを届けられるチラシを完成させましょう。

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求人広告チラシの作り方

求人広告チラシには、作成する手順があります。どのような順序で進めていけば良いのか、チラシの作り方を事前に確かめておきましょう。


ターゲットを決める

チラシを使った採用活動をするなら、まずはターゲットを決定しましょう。

ターゲットが決まると、取り入れるべきデザインや内容が見えてきます。

性別や年齢、といった大まかなターゲット像ではなく、どのような資格、経歴の人材なのか、仕事を探している理由は何か、入社後はどんな活躍をして欲しいかなど、具体的な人物像を作っておくのがおすすめです。

ターゲットの性格や趣味、思考などを含めたペルソナを作っておくと、より適した文章や採用条件、使うべき画像、イラストを把握できます。

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訴求内容を決める

求人広告チラシを届けるターゲット層が明確になったら、訴求内容を決定しましょう。

企業が考える自社の魅力と、ターゲットが考える魅力や働きがいに差があるケースが考えられます。

どのような条件の求人だったら応募したい気持ちになるか、相手の気持ちに立って考えると、訴求ポイントを絞れます。

ターゲットが知りたがっている情報が決まったら、短い言葉でしっかり伝えられるように、分かりやすくまとめてアピールしてください。

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デザインを決める

求人広告チラシでのアプローチは、デザインによって問い合わせ率、応募率が変わります。

企業や仕事のイメージが伝わるデザイン、魅力を感じられるデザインを取り入れて、興味を惹くチラシづくりを心がけましょう。

自社のロゴやホームページに使用しているカラーをメインにする、オリジナリティを感じられる写真や画像を含める、といった配慮をすると、他社求人やその他チラシと差別化できます。

大体のデザインが決まったら、細かい部分のレイアウトやカラーを決定しましょう。

自社ではデザインが難しい場合は、チラシ作成に強い業者へ依頼すると、目に留まりやすい求人チラシを作成できます。 

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テキスト情報、写真などを用意する

求人広告チラシには、読みやすい文章が欠かせません。

どのようなテキストを掲載するのか、分かりやすさや伝わりやすさにこだわって、文章を決めていきましょう。

文章と合わせて、求人広告に使用する写真の用意も必要です。

予定しているチラシのカラーがモノクロや1色のみの場合、写真の情報が鮮明に伝わらない場合があります。

印刷後のイメージを確かめながら、取り入れるべき写真・イラストを選定してください。

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校正・校閲後、印刷する

チラシ媒体は、印刷した後の修正ができません。

誤字脱字はないか、条件などに間違いがないか、デザインやレイアウトに変更したい点はないかなど、細部までしっかりチェックしておきましょう。

複数の採用担当者で校正・校閲する、校正や校閲のプロに見てもらう、といった方法で、問題なく配布できるチラシデータを完成させてください。

印刷データが出来あがったら、自社やチラシ業者、印刷業者などで紙に刷ります。

使用する紙質によってチラシのイメージが変わるため、余裕があれば紙にもこだわってみてください。

自社ではきれいに色味がでない、という場合は印刷業者に依頼すると、質の高いチラシにできます。


求人チラシをポスティングするのは違法?

求人チラシを自社やポスティング業者に頼んで配布する場合、勝手にポストへチラシを入れて大丈夫なのか、という不安が生じる場合があります。

自分の手で配りに行って、「チラシを入れないで」と言われた経験を持つ方も、いるかもしれません。

結論からいうと、ポスティング自体は違法行為ではありません。

ですが、ポストに投函禁止と書かれている、アパートやマンションの入り口に、ポスティング不可といった掲示がある場合もあります。

このように、拒否を示しているポストへ無理に投函した場合、トラブルが起きる可能性があるため、注意が必要です。

ポスティングをしていて、住人や管理会社からクレームが入ってしまったら、企業の信頼を損なわないために、違法ではなくてもまず真摯に謝罪しましょう。

直接謝罪に出向き、チラシを回収した上で、今後は投函しない旨や社員教育を徹底させる旨を約束すると、穏やかな解決に繋がります。


まとめ

求人広告チラシは、決まった地域、ターゲットに自社情報を伝えやすい採用手段です。

採用コストを調整したい、自由なデザインでアプローチしたい、という場合は、チラシの活用を検討してみてください。

チラシ媒体は応募率を把握しづらい、都度修正・更新できない、といったデメリットもあります。

配布部数、配布先、デザインによってどのような手応えがあるのか、社内で分析をしながら、チラシの内容を改善して、応募や採用の可能性を高めていきましょう。

チラシで思うように採用ができない、自分で作るのは時間がない場合などは、有料のサービスがお勧めです。

 
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ヒトクル編集部
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