求人票の仕事内容の書き方|求職者に魅力が伝わるポイントを解説

求人票の仕事内容の書き方|求職者に魅力が伝わるポイントを解説
目次

求人票の中で、求職者が特に注目している項目の一つに「仕事内容」があげられます。
書き方次第で、求職者の職種に対する理解度・応募への意欲が変わってきます。

この記事では、求職者が魅力を感じる求人票を作りたいと考えている人事担当者向けに、仕事内容の書き方をわかりやすく丁寧に解説します。

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求人票とは?

求人票は、企業が求職者に対して提示する「応募職種の募集要項・労働条件」をまとめた書類のことです。

多くの人は、ハローワークに求人を掲載する際に提出する書類を思い浮かべるかもしれませんが、求人サイトや人材紹介会社を利用する場合も、申し込みにあたって求人票に相当する内容が必要です。

大学・専門学校の就職課に掲載を希望する場合は、大学側が運営しているシステムへの登録が必要な場合もあります。

求人票に情報を記載する際は、以下の内容につき、誤解を生じさせないよう注意して表記しなければなりません。

項目表記
業務内容(仕事内容)募集職種、およびその詳細を表記する
契約期間期間の定めがない場合は「期間の定めなし」
期間の定めがある場合は、契約期間と契約更新の可能性を表記する
試用期間試用期間がない場合は「試用期間なし」
試用期間がある場合は「試用期間あり(○か月)」と表記する
就業場所応募する職種で働くスタッフが働く場所を表記
本社を表記するとは限らない
就業時間始業から終業までの時間を表記(10:00~19:00など)
休憩時間休憩にあたる時間を表記(12:00~13:00、60分など)
休日休日に関する情報を表記(土日祝、年末を含むなど)
時間外労働時間外労働がある場合は、月平均の時間外労働時間も表記
裁量労働制の場合「みなし実働時間」を表記
賃金月給を表記(基本給・固定残業代・各種手当等)
裁量試用期間中の賃金が異なる場合も表記
加入保険労災保険は全社員が加入義務あり
雇用保険・厚生年金・健康保険は、労働者の条件次第で加入する
受動喫煙防止措置職場の状況に応じて表記すべき内容が変わる
※(病院で敷地内禁煙の場合「受動喫煙防止措置:敷地内禁煙」など)
募集者の氏名または名称求人企業の名称を表記するのが一般的
優れた実績を持つグループ会社の情報を大きく記載するなど、求人企業・グループ企業が混同されるような表記はNG
派遣労働者として雇用する場合派遣労働者の雇用時は、その旨を記載する


募集要項の書き方を解説|求職者が魅力を感じるポイントとは

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求人票の中でもっとも注目されるのが仕事内容

先にご紹介した求人票の記載内容の中で、求職者が仕事を選ぶ際に注目する確率が高いのは、仕事内容です。

山形労働局が県内ハローワーク利用者に対して行ったアンケートによると、求職者が応募にあたりもっとも重要視する求人票の項目は「仕事の内容」という結果が出ています。

2019年ハローワーク山形「就職活動に関するアンケート」

アンケートの結果を見る限り、就業場所や賃金も重視されています。しかし、そもそも仕事内容が合わなければ長続きしないことを、多くの求職者は理解しているものと考えてよいでしょう。

エン・ジャパン株式会社が2019年に行った「退職のきっかけ」に関するアンケート結果においても、第1位のきっかけは「やりがい・達成感を感じない」でした。

2019年 エン・ジャパン株式会社:「退職のきっかけ」実態調査

仕事内容は、求職者が求人を見て応募するかどうかを決める上で、重要なポイントと言えるでしょう。

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求人票の仕事内容を魅力的に見せる書き方とは?

仕事内容の文章を検討するにあたり、いわゆるコピーライティングのような文章を意識する人も多いかもしれません。

しかし、求職者はコピーのプロではありませんから、単純に「自分にとって仕事内容が魅力的」に感じられれば、応募を決断することでしょう。

求職者が求人票の文章に抱く印象は人それぞれなので、自社が欲しい人材にさえ注目してもらえれば、文章の出来そのものは重要ではありません。

仕事内容を書く際は、以下のポイントを意識して進めてみましょう。

  • とにかく「わかりやすい」言葉を選ぶ
  • 求職者にとってメリットのある内容にする
  • 希望する人材像のイメージは具体的に
  • その仕事が持つ“独自の魅力”を伝える
  • 読みやすさも工夫する(箇条書きなど)


とにかく「わかりやすい」言葉を選ぶ

欲しい人材像にもよりますが、仕事内容に関しては、基本的にわかりやすい文章にまとめましょう。

実務経験者を募集している場合であっても、業界用語や専門用語を多用してしまうと、求職者が気後れして応募を控えてしまうかもしれません。

また、職場の雰囲気について「堅苦しいのではないか」と誤解されるおそれもあります。

あまりにも複雑な内容の言い回しは、求職者が心理的負担を感じて離れてしまうものと理解して、誰が読んでも理解できる内容を意識して記載することが大切です。


求職者にとってメリットのある内容にする

求職者の多くは、採用担当者が想像している以上に、多くの不安・疑問を抱えながら仕事を探しています。

入社後にどのような仕事を行うのか、企業に将来性はあるのか、周囲とうまくやっていけるかなど、不安・疑問の種類は実にさまざまです。

重要なのは、自社の採用ターゲットとなる求職者の立場に立って考えることです。

例えば、経理事務の求人広告なら、以下のような情報を意識して掲載するのがよいでしょう。

 ・自社の業種・企業規模について 

 ・働き方の特徴について(残業が少ない・リモートワークOKなど)


 ・職場の雰囲気(チームワーク重視なのか、それぞれの職域で専門性があるのか)


 ・キャリアパスのイメージについて(ゆっくり成長してほしいのか、数年後に幹部候補になってほしいのか)


 ・業務フローや任せたい業務内容について(日次・月次・年次の作業にも触れる) 

求職者は、採用後スムーズに働けるかどうかを判断するため、仕事内容に目を通します。

そこで魅力を感じた人は応募しますし、マッチしないと感じた人は応募しませんから、いずれの場合も求職者にとってメリットのある求人広告と言えます。


希望する人材像のイメージは具体的に

自社の採用ターゲット求職者はどんな人物像なのか、具体的にイメージしていますか?
それは例えば資格・スキルであったり、性格であったり、興味の対象であったりします。

この点にフォーカスして、以下のようなイメージで、希望する人材像を具体化することが大切です。

項目
詳細
任せたい仕事の内容
経理アシスタント(各店舗の帳票をもとにデータ入力)
資格・スキル
簿記の資格は不要だが、Excelは数式の取り扱いができるのが望ましい
シートを独自に作成する必要はない
性格・嗜好
自分の領分に責任を持って仕事ができる人
他の職域の仕事を任せることは考えていない


その仕事が持つ“独自の魅力”を伝える

仕事内容の文章を記載する際は、できるだけその仕事が持つ“独自の魅力”にフォーカスすることをおすすめします。

一口に「やりがいのある仕事」といっても、職種・職域・規模などに応じて、何がその仕事の魅力なのかは変わってくるからです。

自分の仕事が具体的なカタチになることが魅力なら、商品等がどんな場所に配置されているのか説明することで、求職者に仕事の魅力が伝わりやすくなります。

クライアントとの信頼関係を築くことが大切で、そのプロセスに強いやりがいを感じられる仕事なら、現在働いているスタッフの働きぶりや感想を載せるのもよいでしょう。

もちろん、わかりやすい魅力だけでなく、実際に仕事をする際にどんなスキル・経験が必要なのかにも触れていきます。

魅力を感じる部分と、その理由を説明することで、説得力のある仕事内容の文章を作成できるでしょう。


読みやすさも工夫する(箇条書きなど)

仕事内容の文章を作成するにあたり、いわゆる文才は必要ありません。しかし、求人広告である以上、読みやすさを無視した文章はNGです。

文章としてまとめるのが難しい場合は、伝えたいことをきちんと伝えられるように、重要なポイントは箇条書きなどを使ってまとめましょう。

スマートフォンでの見え方も重要です。ほとんどの求職者がスマホで求人情報を閲覧していますので、「文章がびっしり入っていて、読む気がうせる」ということがないように点検しましょう。

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求人票の仕事内容の書き方と具体例

仕事内容をまとめる際は、文章構成を工夫しましょう。

具体的には、以下のような項目につき、内容を充実させることが大切です。

・仕事内容詳細 

・自社の事業およびサービスについて

・入社後の働き方や研修について

・将来的に求める能力やキャリアパスについて

・社風やスタッフの面々について

・忙しい時期の業務内容について


仕事内容詳細

仕事内容の詳細を説明する箇所は、求職者が自分ごととしてとらえやすいため、必ず盛り込みます。

誰に対して、どんな仕事をするのか説明することで、求職者が実際に現場で働く際のイメージを描きやすくなります。

現場で働く人のストーリーが見える文章を意識することが大切です。特に、「自分にもできるだろうか」と不安に思っている求職者が安心して応募ができるように下記の情報を盛り込むことをお勧めします。

・仕事内容が定型的なものか、それとも柔軟な対応を求められるのか
・担当する仕事の難易度
・入社してすぐは「〇〇からスタート」などのステップ


例えば、会計事務所で働くスタッフを募集する場合、外勤を任される前に内勤を経験するのであれば、内勤の業務内容も説明しなければなりません。

<例:会計事務所内勤スタッフ募集>

事務所内にて、主に○○市内の中小企業様・個人事業主様の記帳代行業務、決算書・申告書作成を行うお仕事です。外勤業務担当者をサポートする業務なので、顧問先への訪問等はありません。
現在働いている内勤スタッフは全員未経験からスタートしており、教育体制が整っています。
実務経験は問いませんが、日商簿記2級程度の実力が要求されます。


入社後の働き方や研修について

入社した後、自分がどんな仕事を任されるのかイメージできると、求職者も安心して応募できます。

具体的な業務内容を説明するのはもちろん、例えば研修の機会は設けられているのかなど、自社の教育体制を理解してもらえるような文章にまとめていきます。

<例:自動車解体スタッフ> 

未経験者の方は、まず自動車がどのような構造になっているのか、基本的な内容を勉強していただきます。 その後、解体処理をどのように進めていくのか、具体的な作業を学びます。
成績に応じて適性を判断し、どの業務を任せるべきか配置を決定します。
分業制となっているので、任された業務に取り組んでいるうちに専門性が身につきます。


自社の事業およびサービスについて

求職者は、たくさんの求人情報を見比べながら、これから自分が働く職場を検討しています。

数ある求人情報の中から、自社の求人情報に目を留めてもらうためには、自社の事業・サービスについて仕事内容の中で説明するのがよいでしょう。

<例:レストランキッチンスタッフ> 

動物園や水族館など、レジャー施設で展開するレストランのキッチンスタッフとして働いていただきます。
当社は1980年創業で、創業以来働いてくれているスタッフも多数在籍しています。 
レストラン目当てで施設を訪れてくれるお客様も多く、社歴問わず新メニューを提案できる制度もあります。オリジナルメニューを作りたいと考えている方には、チャンスが多い職場です。


将来的に求める能力やキャリアパスについて

仕事内容の中では、応募者が将来的に身につけてほしい能力・目指してほしい人材像にも触れておきましょう。

求人票に目を通した求職者が、自分の目指すキャリアパスについてイメージする際に役立ちます。

また、文中に条件や将来像を明記することにより、選考・採用前の段階でミスマッチを減らすことにつながります。

<例:Webシステム開発会社>

 主に旅行系Webシステムの開発を担当していただき、将来的にはチームリーダー等としての活躍も期待しています。
ミーティングでの発言は、経験者・未経験者を問わず参加者全員で尊重しますので、気になった点についてはどんどん発信してください。
経営陣とも気軽に話ができる、フラットな職場環境が自慢です。


社風やスタッフとの関わりについて


働きやすい環境かどうかをアピールすることも、求人票の魅力を高める上では重要です。

社風や実際に働く職場の雰囲気について、スタッフとの関わりも含めつつ紹介しましょう。

可能であれば、活躍している人材の特徴や、求職者にとってメリットとなるポイントにも触れましょう。

<例:コールセンタースタッフ> 

「困っている人」をほっとけない、おせっかいな人がたくさんいるので、一人で悩まず気軽に相談できます。
休憩ルームには無料ドリンクコーナーもありますから、コーヒーや紅茶を飲みながら、たくさんお話ができますよ。
当社の場合、おしゃべりが好きな人ほど、お客様からの評価が高いというデータもあります。


忙しい時期の業務内容について


いわゆる繁忙期がある職場の場合、その旨を伝えておくようにしましょう。

忙しくなると終電で帰らなければならない状況が続くなど、繁閑差が激しいと、ギャップを感じたスタッフが退職してしまう可能性もあります。

<例:競走馬の生産・育成スタッフ> 

毎年1~6月は、出産のシーズンにあたるため忙しくなります。
時間外手当に加えて、お産番の方にはお産手当も支給されますから、やる気のある人はしっかり稼げます。



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職種別の仕事内容の書き方例

職種別の仕事内容の書き方のポイントと具体例を紹介します。ここでは、営業職、介護職、飲食業、警備業、製造・倉庫内作業をピックアップしました。

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営業職

営業職の仕事内容の表記で大事なのは、「どんなお客様に」「何を(どんな価値を)」「どのように販売する」のかを具体的に伝えることです。

「どんなお客様に」
→法人のお客様なのか、個人のお客様なのか。
新規のお客様なのか、既存のお客様なのか、問合せをいただいたお客様なのか。
個人のお客様の場合は、年齢層や属性(主婦、学生、シニア)などです。

また、どんな悩みを持つお客様なのかも伝えることで、よりイメージしやすくなるかもしれません。

「何を」
→保険などの無形サービスを販売するのか、機械やツールなどの有形のサービスを販売するのか
そのサービスを販売することでお客様にどんな価値を提要するのか

「どのように販売する」
→営業の手段です。
電話なのか、メールなのか、訪問なのか、オンラインでの商談もあるのか
接触頻度、訪問時の交通手段(営業車、公共交通機関)

<例> 

当社の採用管理システムをご利用中のお客様へ、毎月1回電話でご様子についてお伺いして、もし状況が良くないようだったら追加のご提案をする仕事です。

基本的には、電話、メールがメインですが、オンラインでの商談もあります。

求人の応募が少ない、採用したい人材がいない、などの課題に対して、適切なアドバイスをすることで、お客様の悩みを解消するお仕事なので、うまくいった際は一緒になって喜ぶことができます。


介護職

介護職の仕事内容の表記では、施設形態を職種名の前に加えると、応募者とのマッチ率を高められるでしょう。

また、介護業のネガティブイメージとして「体力的に厳しい」「人手不足」ということがあります。仕事内容は、こういった求職者の不安を払拭するような内容を盛り込んでいきましょう。

<例> 

・利用者さまの健やかな日常生活をサポートする仕事です 

・排泄介助/入浴介助なし 

・小規模デイサービスでのご利用者様の夜間ケア(1日平均4名)です 

・夜勤スタッフは2人体制です。スタッフ1人につき9名の方をケアしていただきます


飲食業

飲食店では、まずはどんなお店かを伝えるために、職種名は「お店のジャンル+職種」を入れましょう。
例えば、ファミリーレストランのホールスタッフ、創作アジア料理のキッチンスタッフ、などです。

また、飲食店で働くうえで「メニューを覚えられるか」という不安を持っている方が多いです。他社と比較して、アピールポイントになりそうなことがあれば仕事内容に積極的に盛り込みましょう。

<例> 

・ランチタイムのメニューは3種類のみなので、簡単に覚えることができます。

・食券だからメニューをとる必要はありません。メインのお仕事は、片付けとレジ業務ですが、まずは片付けから始めていき、徐々に慣れていきましょう。


警備業

警備業といっても、いろいろな警備があります。仕事内容は、未経験の方にも分かるように「どこで、どのような警備をするのか」が分かるように記載しましょう。

また、警備は一般的に「肉体的・精神的にキツイ」というイメージがあります。そのイメージを取り払い「自分でもできそう」と背中を押す要素を盛り込みましょう。警備業のやりがいについても触れるとよいでしょう。

<例> 

・商業施設の従業員・業者の入退出管理業務です。受付業務などの業務が多く、体力は必要ありません。 万が一勤務中にトラブルが起きたとしても、当社には、24時間稼動している「管制室」があるので大丈夫。 もしものときは電話ですぐに相談できます。警備経験がない方や一人の勤務でも、安心して働ける環境です。 

・契約先のセンサーが異常をキャッチした時やお客様要請があった時などに、現地に駆けつけて対応していただきます。お客様に安全・安心を提供している誇りを持ち、地域の人の命や財産を守るやりがいのある仕事です。


製造・倉庫内作業

製造・倉庫内作業の場合は、「どこで、どのくらい、誰と、何を使って、最終的にどう流通するか」を明確にすると仕事内容が伝わりやすいです。

「どこで」→工場や作業場の環境
「何を」→扱う製品の重さ、大きさ

「誰と」→一人でなのか、チームでなのか
「何を使う」→機械を使うのか、目視や手作業で点検するのか
「最終的にどう隆々するのか」→その製品がどのように世の中で役立っているか

<例> 

・茶専門店やスーパーマーケットなどに並ぶ緑茶の最終袋詰め、缶詰工程をお願い致します。 最新の衛生管理基準を備え、専用の工場内作業着(支給)で作業して頂く安心・安全な職場環境です。
機械にお茶を投入し、販売先・卸先に応じたパッケージにお茶を詰め、出荷する作業が主となります。

 ・扱うのは食品・飲料品・菓子類など、座り仕事と立ち仕事が半々くらいの割合で、適度に体を動かす仕事です。冷暖房完備で、快適に作業することができる環境です。



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求人票の仕事内容の書き方における注意点

仕事内容をまとめる際に、絶対やってはいけないことは、嘘を書くことです。

事実と異なる内容を求人票に書いてしまうと、結果的に求職者をだますことになるため、自社の悪評価につながります。

自社のイメージを良いものにしたいという気持ちは、どんな企業にもあると思いますが、嘘をつくのは本末転倒です。

求人票の内容を信じて入社したのに、職場の状況が事実と反する内容であった場合、その後新入社員が定着する可能性は低いでしょう。

求職者がネガティブに感じてしまうポイントを、仕事内容に盛り込むためには、隠そうとするのではなく「魅力の一つ」として書き換えることが大切です。

試験合格が必要など、入社後に多くのスタッフが苦労した壁があるなら、あえてそれを公開した上でサポート体制が整っていることを伝えた方が誠実です。

そのほか、配属先が求人票に書かれている内容と違う場合もトラブルになりやすいので、誤解を招かないよう文章を確認しましょう。


まとめ

求人票の仕事内容は、求職者に誤解を与えず、メリットを提示できる書き方が理想です。

できる限り求職者の立場に立って考えながら、文章を作成しましょう。

なかなか良い案が思い浮かばないなら、中小企業向け採用サービス「ワガシャ de DOMO」を活用することで、求職者の興味をひく求人票の作成が可能になります。

応募者アップに必要な機能だけを厳選しており、求人のプロが求人広告を運用するため、採用活動の大幅な効率化が期待できます。