採用率・定着率が上がる採用広報!取り入れるメリットと手法・事例を解説

採用率・定着率が上がる採用広報!取り入れるメリットと手法・事例を解説
目次

採用活動をスムーズに進めるために、採用広報を導入する企業が増えています。
実践すると、自社業界に関心がある候補者へ、企業の魅力や雰囲気を発信できるため、採用を有利に導けます。

採用広報は幅広い取り入れ方があり、企業によって導入内容はさまざまです。
どのようなメリットが得られるのか、効果的にはじめるコツなど、採用に役立つ情報をご紹介いたします。

採用ブランディングとは?メリットや背景、導入の手順をわかりやすく解説

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採用広報とは

採用広報とは、求職者へ向けて企業情報を発信する取り組みです。
興味を惹く手法で求人閲覧数や応募数を増やしたり、内定辞退や早期退職を防いだり、といった目的があります。

具体的には、求人サイトやオウンドメディア、ブログ、YouTube、SNS、イベントなど、ターゲットに応じた施策があります。採用広報の進め方に正解はなく、企業がそれぞれ独自の手法を取り入れている点が特長です。

求人を出してもなかなか応募につながらない、という悩みを抱えているなら、採用に特化した広報活動で、会社の魅力をアピールしてみましょう。

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採用広報の必要性が高まっている理由3つ

以前は採用広報を導入していなかった企業が、採用広報に乗り出しています。
なぜ採用広報の必要性が高まっているのか、3つの理由をみてみましょう。


1.待っているだけでは応募が集まらない

求人広告を出して待っているだけでは、なかなか応募につながらない、売り手市場の状況が続いています。

この厳しい時代を打破して、企業にとって必要な社員を確保するために、積極的に仕事を探している層や転職潜在層への情報発信が欠かせません。

「自分に合った雰囲気、業務内容の会社を探している」
「職には就いているけれど、良い企業があったら仕事を変えても良い」

このように考えている人材に採用広報が届けば、転職のきっかけになります。

積極的な採用マーケティングで、自社を就職・転職候補先に加えてもらいましょう。


2.希望する働き方の幅が広がっている

一昔前は、より良い給与がもらえる会社、誰もが知る大手の会社、安定している会社が選ばれる傾向にありました。

ですが現在は、自分らしく働きたい、家族や友人との時間を優先したい、など、やりがいやプライベートを大切にする傾向にあり、職場の雰囲気や福利厚生、残業時間などを重視する求職者が少なくありません。

一人ひとり違う理想の働き方を持つ中で、自社の方針に合う人材と出会うためには、メディアなどを通じたリアルな情報提供が必要です。

情報が少ない企業はそもそも候補に入らない、という人材も多いことから、採用広告の導入が急務となっています。


3. 入社前の情報開示が求められている

「ブラック企業で働きたくない」
「ミスマッチングは絶対に避けたい」

このように考える求職者が増える中、入社する前に企業の中身をしっかり確かめたい、という熱が高まっています。

この声に応えるために、YouTubeで社内の様子を発信したり、社員インタビューをサイトに掲載したり、オフィスツアーを開催したり、採用広報で企業の雰囲気、体制が伝わる仕掛けを用意しておきましょう。

情報が多ければ多いほど、安心につながります。
問い合わせをただ待つのではなく、企業の魅力・雰囲気をどんどんオープンにして、信頼を獲得しましょう。

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知識のない採用担当者がやりがちな広報トラブル4選

採用広報をはじめるなら、成果を導くための知識が必要です。
時間やお金を無駄にしないために、よくあるトラブル例をチェックしておきましょう。


トラブル1:ターゲットがずれている

せっかくコンテンツを作成しても、ターゲットにとって興味のない内容では、閲覧されずに終わってしまいますターゲットが広すぎる場合も刺さりにくくなるため、注意しましょう。


トラブル2:閲覧数にばかりこだわる

採用広報は、みてもらえなければ意味がありません。
そのため、多くの人が訪れるサイトやSNSにするために、集客施策を行う場合があります。

閲覧数は大事ですが、集客数=求人応募数ではありません。

アクセスは多いけれど離脱率も高い、アクセスは多いけれど応募は来ない、といった事態にならないように、利益ある内容、魅力あふれる記事を掲載しましょう。


トラブル3:採用広報を継続できない

企業にとって採用活動は通年の課題です。
採用広報を導入すると決めたら、採用広報記事や採用広報動画が古くならないように、継続して更新する必要があります。

一度作って終わり、にならないように、注意が必要です。


トラブル4:成果を急いでしまう

採用広報をはじめとする、Webやメディアでのアプローチは下準備が必要です。

コンテンツ作成後、コツコツと情報を積み上げることで、アクセスを獲得できます。
採用広報コンテンツは、短期勝負ではなくじっくり作り上げるもの、と心得ておきましょう。

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中小企業が採用広報で得られる4つのメリット

採用広報をはじめると、採用担当者に嬉しいメリットがたくさん待っています。
採用広報が新卒採用、中途採用にもたらす良い点をチェックしてみましょう。


メリット1:求人への応募数をアップできる

「費用をかけて求人広告を出しても、なかなか応募につながらない」

そんな悩みを抱える企業が少なくありません。自社への応募者数を増やすなら、採用広告でのアプローチが有効です。

多くの応募から魅力的な人材を選ぶために、質の高いコンテンツを作成しましょう。


メリット2:転職潜在層にもPRできる

採用広報を効果的に進めると、タイミングをみて転職を検討したい、転職潜在層にも情報を届けられます。将来転職するならこんな会社がいいな、と思ってもらえるような採用広告で、未来の人材へもアプローチしましょう。


メリット3:ミスマッチが減り長期雇用につながる

求職者が入社してくれても、仕事や雰囲気がイメージと違った、そんな理由で退社してしまうケースが少なくありません。採用動画で普段の仕事を伝えたり、社内イベントの様子やコミュニケーションの様子を情報発信したりできていれば、ミスマッチの低減につながり、人材を長く雇用できます。


メリット4:同業他社と差をつけられる

求職者の多くが、同じエリアにある複数企業を比較検討しています。

この時、採用広報を効果的に活用できていると、こっちの会社の方がよさそう、という判断につながり、志望度をアップできます。

二社以上から内定をもらった場合、人材の多くが志望度の高い企業を選びます。
内定辞退を防ぐためにも、採用広報で差をつけて、選ばれる企業になりましょう。

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採用広報を効果的に導入する5つのコツ

採用広報の内容をターゲットに届けるために、知っておきたいコツがあります。
一つひとつ取り入れて、魅力あふれるコンテンツ、発信方法を選択しましょう。


1.ゴールを設定する

採用広報でどのような成果を得たいのか、事前に決めておかないと軸がぶれてしまいます。
人気の手法を真似するのではなく、まずは自社のゴールを決めておくのがおすすめです。

「ライバルが多い業種だから、社内の雰囲気を知ってもらって応募につなげたい」
「企業の認知度を上げるため、採用サイトを通じて自社の存在を知ってもらいたい」
「内定辞退・早期退職の問題を、採用広告からのアプローチで改善したい」

など、事前にゴールを設定しておきましょう。

ゴールが決まっていれば、どのようなコンテンツが適しているのか、判断しやすくなります。
採用広報を取り入れるなら、一番に解決したい課題を決めてから、内容を検討しましょう。


2.ターゲットを決定する

採用広告のゴールが決まったら、次にターゲットを決定しましょう。
具体的にどのような人材へ採用情報を伝えたいのか、決まっていない状態では、適したコンテンツを作成できません。

採用活動は「ペルソナ」で成否が決まる|重要性や設計の流れなどを解説

20代の未経験女性、30代の転職者、といった大ざっぱな内容ではなく、できるだけ細かく決定しておくと、採用広告の質が高まります。

  • 年代 
  • 必要なスキルや資格 
  • これまでの業務経験 
  • 性格 
  • 家族構成 
  • 趣味 
  • 仕事への意識 
  • 人材が求める企業像

など、詳しいペルソナを決めて、ターゲットに刺さる採用広告を作成しましょう。


3.効果的なコンテンツを選定する

採用広告には、さまざまなアプローチ手法があります。
その中から、どの手法を選択するのかは、採用広告のゴールやターゲット像によって変わってきます。

採用サイトはどんなコンテンツが必要? 作成メリットとポイントを解説!


仮にミスマッチを減らしたい場合は、社風や企業の考え方が分かるコンテンツが必要です。

  • 社長からのメッセージ動画 
  • オフィスの雰囲気が伝わる記事 
  • 社員インタビュー記事や動画 
  • 会社までのアクセス 
  • 転勤の有無やキャリアの紹介 
  • 研修やセミナー制度の案内 
  • バーチャルオフィスツアー 
  • よくある質問と回答

などのコンテンツを作成すると、入社後の姿がイメージでき、安心して入社できます。
事業に魅力を感じてもらいたい、他社と差をつけたい場合は、

  • 今後の展望 
  • 商品やサービスの紹介 
  • こだわりや開発秘話 
  • 売上の推移や認知度 
  • 昇格や昇級、福利厚生の解説 
  • 有給や育休取得率の開示 
  • リモート勤務やフレックスタイムなどの制度 
  • 既存社員のリアルな声

などの情報を含めてみましょう。
この会社に入ったら成長できそう、スキルを磨けそう、安心して働けそうといった未来への期待につながります。


4.情報発信の手段を決める

採用広報の方向性が決まったら、どの媒体を通じてターゲットに情報を届けるのか、手段を決定しましょう。仮にSNSを活用する場合、若い世代にはInstagramやTikTokなどが効果的ですが、年齢を重ねた層にはTwitterやFacebookの方が支持されます。

自社サイトのコンテンツを増やす場合も、ターゲットに応じた媒体へ広告を出したり、YouTubeやイベントから人材流入を狙ったり、企業によって取り入れるべき手段はさまざまです。

できる施策を取り入れながら、手応えをチェックして、より効果的な手法を比較検討してみましょう。

SNS採用の活動のポイント|狙える効果やメディア別の活用事例も紹介


5.採用広報で達成したい目標を決める

採用広報が企業にとって良い結果につながっているのか、確かめるために目標(KPI)を設定しておきましょう。目標に満たない場合は新たな手段を導入してみるなど、改善のきっかけになります。

目標はできるだけ具体的に、長期的な目標、短期的な目標をそれぞれ設定しておきましょう。

長期的な目標には、実際の採用に関連する内容を含めます。

  • 求人の閲覧率
  • 応募率
  • 採用率
  • 内定率
  • 定着率

など、理想の数値を設定して、実際の結果と比較しながら、プラスアルファの施策を取り入れましょう。
短期的な目標には、

  • 採用サイト(HPやSNS)のPV数やインプレッション数 
  • 採用動画の再生回数 
  • 採用広報へのアクション(問い合わせやイベント参加率など) 
  • 問い合わせ率 イベントやセミナーへの参加率

といった、応募前に期待したい目標を設定します。
長期的な目標を達成するためには、短期的目標の達成が欠かせません。

作成したら終わりではなく、分析・検証を重ねながら採用広報の質を上げ、人材獲得を目指しましょう。

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中小企業が取り入れるべき採用広報4選

これから採用広報をはじめるなら、求職者からの反応が期待できる手法を選びましょう。
何を導入すれば良いのか分からない、という採用担当者様のために、中小企業に向いている4つの方法を厳選しました。

ターゲットや目的に合った方法を、積極的に取り入れてみてください。


1.オウンドメディア運営

オウンドメディア運営は、自社で情報サイトなどを立ち上げる採用広報です。
業種に合わせて幅広いアプローチができる、企業の採用サイトとダイレクトにつながれる、といったメリットがあります。

オウンドメディアを運営していれば、求職者や転職潜在層からの信頼を獲得できます。

他社と差をつけたい、企業をブランディングしたい、という場合は、オウンドメディア運用に乗り出してみましょう。

採用だけでなく企業や商品、サービスの認知度アップに使える手法ですが、自社のみで運用するのは簡単ではありません。必要に応じた外注費など、コストがかかるというデメリットも覚えておきましょう。

オウンドメディアリクルーティングとは?メリット、注意点、始め方を解説


2.SNSの活用

無料で利用できるSNSを活用して、採用広報をはじめる企業が増えています。
ターゲットに合わせて、利用者数の多いSNSを運用すれば、これまでアプローチできていない人材にも採用情報を届けられるでしょう。

画像が動画を通じて魅力を発信できる、投稿がバズれば何万人にシェアされる可能性がある、というメリットがあります。

一方で、すでに企業アカウントを持つ会社が多いこと、こまめな更新やユーザーとの交流などに人員が必要なことがデメリットです。

各SNSの特性を研究して、的確なアプローチでファンやフォロワーを増やしながら、採用増を目指しましょう。

SNS採用の活動のポイント|狙える効果やメディア別の活用事例も紹介


3.企業noteの運用

年々利用者数が増えているnoteも、採用広告に活用できるツールです。
通常利用ではなく、法人向けの「note pro」を利用すれば、面倒なオウンドメディア作成も簡単に進められます。

記事を書いている時間がない、ライティングスキルが高い人材がいない、という企業も「note pro」のAIアシスタントがサポートしてくれます。

オリジナリティの高い記事が作成できるだけでなく、炎上リスクの確認、導入運営の個別サポートといったサービスがあり、安心して運用できる点がメリットです。

採用広報にかかるコストをできるだけ抑えながら、成果につながるサイトを運用したいなら、「note pro」の導入を検討してみましょう。コストを極力減らすなら、まずは無料noteからスタートして、雰囲気を掴んでみてください。


4.企業イベントの開催

求職者や転職潜在層と直接出会う機会を持つなら、企業イベントの開催がおすすめです。
参加者にとってメリットのある企画を用意して、人材との交流を楽しみましょう。

イベントで学びを深められた、楽しい時間を過ごせた、そんな感想を抱ける時間にできれば、企業好感度を大きくアップできます。

気負わず参加できる少人数のミートアップイベント、勉強会やセミナー、オフィス見学会など、自社ならではの内容で魅力を発信してみてください。

リアルに人材と出会える一方で、対応や進行がいまいちな場合、ネガティブな印象を与えてしまいます。事前準備に時間がかかるため、社員の負担が増えてしまうという点もデメリットです。

採用ミートアップとは?意味とメリットや注意点・実施方法を解説


採用広報を成功させる3つのコツを紹介

採用広報で希望人材をしっかり獲得できている企業は、メディアや手法を上手に活用しています。人材獲得につながる3つのコツをみてみましょう。


1.目標を細かく設定している

採用広報が上手な企業は、短期的な目標、長期的な目標を細かく設定しています。
また目標の一つに、○人採用したい、といったゴールを含めない傾向もみられます。

ゴールを決めてしまうと、採用した時点で目標達成となります。

ですが、たまたま採用にいたった人材が多かった、他社との比較で内定辞退されてしまった、など採用数はその時々の状況で変わります。

ゴールを重視してしまうと、成果につながらなかった場合、どこに原因があるのか探れない、というトラブルにもつながります。

最終的な目標は当然採用ですが、それ以前の部分で採用広報がうまく機能しているのかどうか、細かくチェックしておきましょう。

  • SNSやブログの投稿数を決めて、毎月コンスタントに記事をアップする 
  • 求職者との面接やアンケートを通じて自社メディアの認知度を確認する 
  • コンテンツのPV数などをチェックして、求職者が欲している情報を提供できているかチェックする
  •  SNSのフォロー数、いいね数などをグラフ化し、適切な目標を設定する

など、具体的な目標を立てて、運用してみてください。


2.嘘のない情報を発信する

採用広報に失敗してしまう企業に多いのが、自社の良い部分だけを掲載する例や、情報を盛ってしまう例です。

オウンドメディアやSNSで社員同士が楽しそうにコミュニケーションしていたり、キャリアを積み上げていたり、そんな様子が伝われば、応募率アップにつながります。

ですが、いざ入社してみた結果、社員同士の交流はほとんどない、就きたい業務以外の部署に配属された、このような現実が待っていたら、早期退職につながってしまうでしょう。

ミスマッチを防ぐためにも、納得の上で入社してもらうためにも、採用広報には嘘のない情報が必要です。

嘘があった場合、SNSで拡散される恐れもあり、求職者だけでなく取引先や顧客からの信頼を失うケースもあります。

安心して働けるように、社内の雰囲気を良くする施策を行いながら、ありのままの姿を発信するようにしましょう。


3.複数の手法を同時に取り入れる

採用広報はやってみないと反応が分かりません。

採用担当者や運用チームが会議をした結果、ブログが最適と判断したけれど、実は後からはじめたSNSやYouTubeの方が大きな反響だった、そんなケースが少なくありません。

採用広報は無料ではじめられる手段が多いため、まずは広く浅く運用してみて、自社と相性が良い媒体を見つけるのがおすすめです。

さまざまなメディアで、それぞれ別の展開をしていれば、より多くのターゲットに情報を届けられる点もメリットです。

必要に応じてそれぞれの手法を上手にリンクさせられるのも、同時進行の良い点です。
自社情報を多方面に拡散して、応募・採用率の向上を目指しましょう。

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採用広報の成功事例を紹介

採用広報に成功し、必要な人材を獲得している企業が多くあります。
どのような戦略で成果を導き出したのか、3社の例をみてみましょう。


株式会社ベーシック(採用広報note事例)

株式会社ベーシックは、note活用で採用を有利に進めた企業です。
社員目線で採用情報を発信し続け、企業情報を多くの求職者へ届けています。

noteとSNSを組み合わせた施策で、採用広報情報を社員アカウントが速やかに拡散、問い合わせ数を約3倍にしたという結果を導き出しています。

フェーズに応じて企業の認知拡大→採用候補者の意向度向上と目的を転換し、活用している点も参考にしたい部分です。

その結果、ターゲットに向けた施策で、エントリーから内定承諾までの到達率概ね2倍、内定承諾率1.5倍という成果につながっています。

noteやブログを活用したいと考えているなら、社員のリアルな声を掲載しながら、幅広い層へ情報が届く仕組みを構築してみましょう。

参考:https://note.basicinc.jp/n/n440fbdadeb68


株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(採用広報オウンドメディア事例)

株式会社チャーム・ケア・コーポレーションは、採用が厳しいと言われる介護業界の企業です。
介護職への応募を増やすため、オウンドメディアを活用した業界のイメージアップからスタートしました。

現役スタッフによる業務内容、採用情報の発信で、介護の仕事の良い面にスポットライトを当て、多くの閲覧数を獲得しています。

楽しそう、やりがいを感じられそう、記事からそんな雰囲気が伝われば、応募増につながります。株式会社チャーム・ケア・コーポレーションは、独自の福利厚生などメリットあふれる制度に触れながら、他社と差別化を図っている点も特徴です。

自社の魅力を伝えるのはもちろん、業界自体に人気がない場合は、悪いイメージを払拭できるアプローチを検討してみましょう。

参考:https://point.charmcc.jp/


株式会社しらかわ工芸社(採用広報YouTube活用事例)

株式会社しらかわ工芸社は、外壁塗装サービスを提供している企業です。
忙しくてもさっと視聴できるショート動画をメインに、塗装業界は大変そう、残業が多そう、といったイメージを覆しています。

職人さんの素顔やお客様の声、業務内容、会社の雰囲気、社会貢献の様子、やりがいなどが感じられるコンテンツを通じて、入社後の自分がリアルに想像できる内容になっています。

採用をスムーズに進めるために業界のイメージを変えたい、親しみやすさをプラスしたい場合は、伝わりやすい動画での採用広報をはじめてみてください。

参考:https://www.youtube.com/@shirakawakougeisha/featured


まとめ

自社に適した採用広報を取り入れると、企業のイメージアップや応募・採用者数増につながります。従来の採用手法では思うような結果につながらない、という場合は、新しい試みをはじめてみましょう。

採用広報を成功させるなら、段階に応じた目標を立てて、複数メディアを運用しながら向いている方法を探すなど、導入のコツを抑えた手法が欠かせません。

導入事例を参考にしながら、人材獲得のためにできる手法を、積極的に取り入れてみましょう。


ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

「ヒトクル」は、株式会社アルバイトタイムスが運営する採用担当者のためのお役立ちサイトです。

「良いヒトがくる」をテーマに、人材採用にかかわる方々のヒントになる情報をお届けするメディアです。「採用ノウハウ」「教育・定着」「法務・経営」に関する記事を日々発信しております。各種お役立ち資料を無料でダウンロ―ドできます。

アルバイトタイムス:https://www.atimes.co.jp/