【例文付き】効果が出る求人広告の書き方|創業50年求人メディアのプロが解説!

【例文付き】効果が出る求人広告の書き方|創業50年求人メディアのプロが解説!
目次

採用担当者を悩ませる業務の一つに、「求人広告」があげられます。人事の実務や採用活動に関連する業務は幅広いため、正直なところ「求人広告に力を入れられていない」と感じている担当者も多いのではないでしょうか。

しかし、応募者が集まる求人広告の書き方をマスターできれば、採用活動をより効果的に行うことができます。

この記事では、応募者を集める求人広告の書き方が分からないという方に向けて、効果が出る求人広告の書き方について解説します。

筆者は、創業50年の求人メディア運営会社で「求人広告の作り方」セミナー講師をしているプロです。ぜひ、自社の求人広告を振り返って、改善ポイントがないかチェックしてみてください。

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求人広告に必ず書くべき項目

求人広告には、必ず記載しなければならない項目が定められています。求人広告の書き方の基本として確認しておきましょう。

記載が必要な項目は以下の通りです。

・業務内容
・契約期間
・試用期間
・就業場所
・就業時間、休憩時間、休日、時間外労働(裁量労働制を採用している場合は、みなし労働時間を記載)
・賃金(固定残業代の制度を採用する場合は、基本給・手当名と支給金額・〇時間を超える時間外労働分についての割増賃金の追加支給の旨を記載)
・加入保険
・募集者の氏名または名称
・(派遣労働者として雇用する場合)雇用形態を派遣労働者と記載
・受動喫煙防止措置の状況


※参照元:厚生労働省:労働者を募集する企業の皆様へ

募集要項の書き方を解説|求職者が魅力を感じるポイントとは


求人広告に書いてはいけないNG表現

求人広告は、必要な項目を満たしていればどんな書き方でもよいわけではなく、法律で禁止されている表現があります。

以下のような内容は記載できないため、求人広告を書く際に留意しておきましょう。

・性別や年齢の制限
・国籍や容姿、住所などによって特定の人を差別・優遇する表現
・最低賃金未満での求人


NG表現に対する考え方としては、応募者の適正や能力以外の条件で採否を決定せず、公正な採用選考をすることが重要です。

ただし、性別についてはポジティブ・アクション(男女労働者間の格差を改善するために、女性を有利に取り扱う措置)は特例として認められています。

※参照元:厚生労働省:公正な採用選考の基本

募集要項とは?書いてはいけない表現などを知っておこう!


求人広告の書き方を知る前に学ぶべき考え方

求人広告に書くべき項目と書いてはいけない表現を押さえたところで、続いては書き方の軸となる考え方を学びましょう。

求人広告は、自社にとって必要な人材を集めるために作成するものです。まずは「欲しい人物像」にフォーカスして構成することが基本戦略となります。


1.ターゲットについて考える

求人広告のターゲットは、自社で「採用の見込みがある人材」のことを指します。
理想だけを並べるのではなく、あくまでも現実的な観点から採用の見込みがある人材に向けて、自社の情報を発信します。

具体的には、スキル・志向を2本の柱に据えてイメージしていきます。
どのようなスキルを持つ人材を採用したいのか、どんな志向を持って働いてほしいのか、情報を整理していきましょう。

イメージがまとまったら、今度はその人物像になりきって「どんな働き方をしたいか(求職志向)」「どんな不安を抱えているか」を考えていきます。

(例) 
【Aさん 27歳 社会人経験5年】 
新卒で入社して5年。法人営業をずっとしてきて少し飽きている。 
結婚を考えており、もう少し収入が欲しいと考えている。
 会社の先輩たちは好きだが、昔ながらの営業手法や評価方法には疑問を感じている。 
【Bさん 28歳 社会人経験5年】 
新卒で入社して5年、リーダー職。 
今の職場では評価されて満足しているが、そろそろ地元に帰りたい。
 今のキャリアを活かせる企業が地元にあるのか?に不安がある。
【Cさん 35歳 派遣】
 結婚・出産後、派遣で経理で働いている。 
いわれた仕事だけをこなすのではなく、自分で工夫して仕事をするのが好きで、派遣先からの信頼も厚い。
 子供が大きくなったため、できれば正社員で収入も増やしたいと考えている。 

具体にターゲットとなる人物像をイメージしたら、今度は自社の立場に立って考えていきます。

採用活動は「ペルソナ」で成否が決まる|重要性や設計の流れなどを解説


2.自社が伝えられるメリット・魅力について考える

自社が考える魅力は、内部で働いている社員には分かりにくいかもしれませんが、当たり前すぎて気付かないものほど、アピールできれば大きなメリットになります。

(例) 
・創業以来、従業員の基本給が右肩上がり。社員にしっかりと還元します。
・残業削減に力を入れており、昨年度は平均残業時間15時間でした。 
・社員旅行や飲み会があり、社員同士の交流の機会があります。


自社の社風・文化では当たり前のことが、他の会社では当たり前でないケースは珍しくありません。

他社が掲載している求人広告をチェックしてみて、あまり見かけないことを自社が実践しているようなら、自社の求人広告に盛り込んでみましょう。
自社に転職してきた社員に意見を求めるのも一手です。

魅力的な求人票とは?記載のポイントや必要事項、表記上の注意点を分かりやすく解説!


3.マッチングについて考える

複数の観点から自社の魅力を洗い出したら、次はその中から求職者にマッチしやすい条件を絞ることを考えていきます。

「せっかく洗い出したんだから、すべての魅力をアピールしたい」と考えてしまいがちですが、あまりにたくさんの情報を盛り込んでも求職者が混乱してしまいます。

例えば、バイキングレストランはメニューが豊富で魅力的ですが、すべてのメニューを一通り食べようとすると、大半の人はお腹がいっぱいになってしまいますよね。
求人広告は、求職者にとって「豪華でおいしい一品料理」を提供するイメージで、魅力を絞る作り方がベストです。

ただ、いきなり魅力を絞るのは難しいので、他社の求人広告の条件と自社のメリットを照らし合わせながら、自社の方がインパクトのある条件を絞り込んでいきます。

具体的には、競合他社の案件を見ながら、以下のような手順で進めていきます。

求職者の転職動機(職種・経理)
自社の求人他社の求人

給与が欲しい

月収20万円~月収23万円~

キャリアアップしたい

入社半年で主任へ昇進した例ありじっくり教育して適性を見極め
レベルの高い仕事がしたい
できることは何でも任せるまずは現金出納から徐々に
休日が欲しいシフト制土日祝日休み
職場が潰れないでほしい創業5年創業50年
人間関係が良いところがいいスタッフの陰口絶対NG(罰則あり)特に記載なし

※色付きが自社の求人で注目すべきポイント

自社と他社の条件を比較した際、会社ができて間もない場合、どうしても月給や休日の点では不利になりがちです。

しかし、何もかもが他社に比べて劣っているわけではなく、何か際立つ条件があれば、そこをクローズアップすることができます。


4.伝えたいことを1つ絞る

自社メリットの洗い出し・求人比較を行う中で、最終的に伝えたいことを1つにまとめます。

どの部分に一番インパクトがありそうか、他社と比較してオリジナリティがあるかなどを検討しつつ、最終的には「自社に来て欲しい人材像」にもっとも近い条件をアピールすることが大切です。

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「効果が出る求人広告」の書き方のコツ

効果が出る求人広告を作成するには、求職者に響く内容を考えることが大切です。効果が出る求人広告の特徴と、実現するための書き方のコツを紹介します。


1.自社で働くメリットをしっかりと伝えている

多くの求人広告の中から、求職者に見てもらうためには、「自社で働くメリット」をしっかりと伝える書き方が大事です。

(例 
「自社では社員の心身の健康を第一に考えています」 
「研修制度が充実しているので、未経験からキャリアップしたい方向けの職場です」
 「少人数なので風通しがよく、社員の定着率が非常に良い会社です」



求職者にとって何をメリットと感じるかは人によって異なります。そのため自社が欲しい人物像が、メリットと感じることをしっかりと伝えていきましょう。


2.職種や仕事内容の表現に具体性がある

求人広告に職種を書く際、例えば「営業」や「総務事務」など、一般的な職種名を記載するイメージがあるかもしれません。

しかし、これを「ノルマのないルート営業」や「定時で帰れる総務事務」などとすると、一気にイメージが変わってきます。

仕事内容についても、単純に「自社製品の法人営業」や「電話応対・受発注データ集計等」だけでは、求職者にとって詳細が分かりにくいものです。

何を・どのように売る仕事なのか、最終的に担当する職域はどこまでなのかなど、より深い情報を与える意識が大切です。

 (例) 
 「飛び込みの営業も転勤もなく、地域の方とじっくりコミュニケーションをとって仕事ができます」  
「残業時間を減らすため、極力それぞれの適性に合った仕事ができるよう、スタッフ全員で努力しています」



こういった一言があると、求職者は職場のイメージだけでなく、その中で自分がどう働いていくべきかについても考えを巡らすことができます。

「誰でも良さそう」ではなく「自分にもできそう」と求職者に思わせるような求人広告こそ、効果が期待できるのです。

求職者が魅力を感じる求人票とは|仕事内容の書き方を丁寧に解説


3.求職者が知りたい情報を複数の観点から伝えている

求職者は、少しでも不安な要素があると応募に踏み切れません。そのため、求職者が知りたい情報をしっかりと盛り込まれていることが大事です。

給与・待遇・休日など、主だった労働条件だけではなく、採用側から見て「意外な情報」を知りたがっていることがあります。
具体的な書き方として、以下の例を見ると分かりやすいかもしれません。

(例) 
「創業80年の歴史がある建設会社」 
「○○市を拠点に世界へ挑む」
 「新入社員一人ひとりにメンターが付く、新人に『超やさしい』会社」

自分が働いていた会社の倒産を経験した求職者は、創業から歴史のある企業は、経営が安定していると判断するでしょう。

地元から出たくないけど発展性のある企業で働きたい場合は、地元で力のある企業を探すかもしれません。

人間関係に不安を感じている求職者なら、新人のサポートが手厚い企業を探すものと考えられます。
このように、自社が採用ターゲットとしている求職者が不安に感じていること、知りたがっていることについて広告の中で触れておくと、より求職者を集めやすくなります。


4.職場のイメージが伝わりやすい

求職者が新しい職場に馴染めるかどうかは、正直なところ実際に働いてみないことには分かりません。

しかし、できるだけ職場のイメージを可視化できるよう書き方を工夫することで、求職者に安心感を与えることができます。

(例)
 社員が元気に働いている姿の写真を入れる 
入社半年の写真のコメントを入れる
 社長が働く人を支えるスタンスを打ち出す
 お店のお客様層(ファミリー、カップル、常連など)についての情報を盛り込む


現在職場で働いている人や、職場の情報を盛り込むことが、職場の正直なイメージ・前向きなイメージを伝えることにつながります。

できる限りオープンな情報を伝え、職場の良いイメージを求職者の頭に定着させる広告は、十分に効果的な求人広告と言えます。

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求人広告の書き方のポイント

求人広告の作成にあたっては、項目別に書き方のポイントがあります。求職者に届きやすい内容にまとめるためのポイントを、例文とあわせて紹介します。


募集背景とキャッチコピー

求人広告を出す理由は、求職者としても気になる内容です。
単純な分類として、欠員募集なのか増員なのかを伝えるだけでも、求職者は自分が職場で求められることを理解しやすくなります。

・新型コロナ禍の影響により特需が生まれ、人員増強が必要になった 

・長く働いてくれたスタッフの寿退職に伴い、新しい人材を募集


このように、人材を募集する背景には何らかのストーリーがあり、それを募集背景として記載する書き方だと求人広告の説得力が増します。
また、そのストーリーをベースに求職者に訴求するキャッチコピーを作成します。

1つに絞った条件を最大限に活かそうとするには、足し算ではなく引き算でキャッチコピーを考えることが重要です。

(例)仕事のやりがいについて伝える場合 

ゴチャゴチャとした表現は加えずに「余計なことなんて考える暇がないくらい、充実する職場です」と忙しさを前向きにアピールする

 (例)人間関係の良さを伝える場合 

近いうちに退職するスタッフの性格や特徴に触れつつ、シンプルに「優しくて時々厳しい。そんな人が理想です」といったニュアンスで伝える 


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事業内容

複数の事業を手掛けている場合も含め、自社の事業内容も求人広告に記載します。
特に、複数の職種について募集している場合、求職者の適性次第では別の職種で採用できる可能性があります。少しでも自社への興味を広げてもらうようにしましょう。

単純に事業内容だけをまとめるのではなく、具体的に何をして・どのような成果をあげているのかについて触れる書き方にすると、より求職者の興味を引きやすくなります。

例えば、店舗型のジュースショップを経営しつつ、関連商品の販売やキッチンカーでの販売なども手掛けている場合はそちらも書き含めておきます。

(例) 
「店舗型のジュースショップの経営、キッチンカーでの販売、関連商品の販売」 

「スポーツジムの運営と栄養補助食品の販売を行っています。」 

「創業5期目のITベンチャー企業です。一般ユーザーが使用するモバイルコンテンツの開発事業、企業が使用するシステム開発事業を展開しています。」


職種名と仕事内容紹介

職種名は、求人広告における第二のキャッチコピーといっても過言ではないほど、目に入ってすぐ判断されやすいポイントです。

ユニークな表現・書き方を意識するだけで人の目に留まりやすくなります。一口でまとめることなく、できるだけイメージを想起する表現を工夫します。

一例として、長距離ドライバーを募集する場合、北海道と本州を行き来するなら「本州便の配送ドライバー」といったように表現すると、イメージがドラマティックに開けてきます。
フェリーを使って海を渡るイメージが、読み手の頭に浮かびやすくなるでしょう。

仕事内容の説明も、野菜・牛乳等の商品を移送することだけではなく、配送先は外食店舗なのか小売店なのか、担当ルートは決まっているのか変動するのかなど、細かい情報を掲載します。

詳しいほど、求職者は仕事内容に馴染めそうか判断しやすくなりますし、好奇心を刺激することにもつながります。

例)
 <職種名>本州便の配送ドライバー 

<仕事内容> 

・飲食料品をフェリーや高速道路で本州へ配送するお仕事です。

 ・配送エリアは東京を中心とした関東地方がメインです。 

・1運行あたり4泊5日〜5泊6日の行程です。


社員の声と各種制度紹介

社員の生の声は、求職者が働く際の参考にする情報となるため、積極的に盛り込みましょう。可能な限り写真も掲載し、実際に働いている場面や職場環境などを伝えることで、求職者は安心感を得られます。

プライベートに関することや、社員・幹部の想いなどを掲載すると、より企業と求職者との心理的距離が近くなります。
1つに絞ったアピールポイントから、極力ズレのない情報を提供すると、求職者に対する説得力が増すでしょう。

社員にとってメリットのある制度については、実際に「利用できて助かっている」という声を載せると、同じことで悩んでいる求職者が応募を検討しやすくなるはずです。

(例) 
「未経験から入社しましたが、研修制度が充実しているため、段階的に専門知識を身につけられています。着実にスキルアップができる職場です。」 

「時短制度や母子健康管理休暇があり、子育てと仕事を両立できる環境が整っています。大変なこともありますが、スタッフのチームワークがあり、コミュニケーションを取りながら助け合いができています。」 


応募資格

読んでいて心地よい言葉や情報だけが、求人募集に必要な要素ではありません。働くために必要な資格について、きちんと応募資格の欄に書き入れる必要があります。

書き方として、資格は比較的分かりやすいですが、実務経験の場合、単純に希望年数を書くだけでなく、その中でどんな仕事を経験してきたのかについても言及しましょう。

例えば人事の場合「給与計算経験があるか」「中途採用の経験はあるか」など、より細かく応募に必要な条件を書き込んでいきます。

(例) 
「新卒・中途採用のご経験をお持ちの方」
 「介護福祉士の資格をお持ちの方」 
「IT業界における営業経験が2年以上の方を優遇」 
「業界未経験者を歓迎します」 


写真

求職者の目を自社の求人広告に向けるためには、求職者に「この求人が気になる」と思わせる写真選びも重要です。

ポイントとしては下記の3つ

・「欲しい人材」に近い属性の社員が写った写真を選ぶ 

・リアルな写真・ややくだけた雰囲気の写真を選ぶ 

・写真を明るくする、男女比を調整するなど工夫する 


写真は、文字よりも情報量が多く、一目で会社のイメージを伝えることができます。そのためイメージ写真ではなく、実際の職場で撮影したものを掲載するようにしましょう。

求人広告の写真が応募率を変える!応募意欲が高まる写真の撮り方・選び方


その他

その他に、注意しておきたいポイントとしては、良い所だけを書くのではなく、悪い所もきちんと伝える意識を持つことです。

例えば、「残業が多いけど、今残業削減のために取り組んでいる」や「最初は覚えることが多く大変だけど、3カ月たつとほとんどの人が慣れる」など、ネガティブなことをそのまま書くのではなく、フォローする内容を一緒に記載するとよいでしょう。

また、先述したように職業安定法によって定められている「どの企業でも必ず書かなければならない項目」や、法律で定められている「書いてはいけない表現」にも注意し求人広告によるトラブルを防止しましょう。

募集要項の書き方・作り方を解説|求職者が魅力を感じるポイントとは

一方で、求人広告には「書いてはいけない表現」が法律で定められています。例えば、原則として求人広告で年齢の制限をする表記はできません。その他にも、性別・国籍によって特定の人だけ限定する表記はできませんので注意が必要です。

募集要項とは?書いてはいけない表現などを知っておこう!

※求職者に響く!求人原稿作成ガイド
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せっかく作ったのに……求人広告広告に応募が集まらない失敗例

力を尽くして求人広告を作成したのに、思ったような成果が出ない状況は、残念ながら往々にして存在しています。

以下、失敗しないための参考情報として、具体的な失敗例と解決策についてご紹介します。

求人の応募率とは? 応募率を上げる3つのコツを解説

ケース1.求人を出したのに全然反応がなかった

求人広告を作成し、求人媒体に掲載したのにも関わらず、全く応募がないということがあります。

そういった場合によくある原因として、露出量が不足していることがあります。

有効求人倍率が高くなかなか採用ができない地域や職種の場合、まずは多くの求職者に自社の求人広告を見てもらう必要があります。

露出量を増やすためには、Indeedなどの求人検索エンジンへの掲載を検討してみましょう。
Indeedは、国内でもっともユーザー数の多く、全国の求職者へ情報を届けることが可能です。

無料で掲載することができるので、まずは試してみましょう。


ケース2.欲しい人材が応募してくれない

求人広告を掲載してから、一定数のリアクションはあるものの、本当に欲しい人材が応募してくれず困っているケースもよく聞かれます。

その場合は、
・求人広告のターゲットがしっかり定まっているか
・求人広告の内容がターゲットに響く内容になっているか

を点検してみましょう。

「主婦、学生、フリーター、シニア歓迎!」などターゲットが広すぎる場合は、ターゲットを絞る必要があります。ターゲットを絞ると応募が減るのでは・・・という懸念がありますが、誰に向けた広告か分からない募集は、誰にも見てもらえません。

もし複数のターゲットを設定したい場合は、1求人広告につき1ターゲットとして複数の求人広告を作成することが効果を上げるポイントです。

【1求人広告=1ターゲットのイメージ】


求人広告をプロの手でブラッシュアップ


一生懸命になって求人広告を書き上げたのに、まったく応募がない状況が続くと、採用担当者として不安を感じてしまうのは当然のことです。
しかし、自分や他の社員だけで広告の内容を修正するだけでは、明確な解決策が見つかるとは限りません。

その場合、中小企業向け採用サービス「ワガシャ de DOMO」がおすすめです。
数ある採用手法の中でも求人広告の充実に力を入れているサービスのため、自社にとって本当に必要な人材の確保に役立ちます。

プロの手で効果のある求人広告を作成するだけでなく、必要に応じて更新・修正等も代用担当者に代わって代行します。求人広告は、Indeedをはじめとする複数の求人サイトにも露出されますから、御社の効率的な採用に貢献します。

これまでの求人広告の内容を一新したい、採用活動において明確な成果を出したいご担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。


まとめ

効果の出る求人広告の書き方は、実際に文章を書き始める前に、大枠を固めておくことが大切です。

また、複数のメリットを伝えるよりも、1点だけ「これは他社に負けない」と思うポイントに絞って情報をまとめましょう。

記載してはいけないNGワードもありますから、厚生労働省が示すルールに従って構成することも必要になってきます。
写真の準備も含め、一通り採用希望者のイメージが固まってから制作に臨みましょう。

ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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