理想的な求人広告とは?|種類や料金、おすすめの求人媒体についてご紹介!

理想的な求人広告とは?|種類や料金、おすすめの求人媒体についてご紹介!
目次

アルバイトや社員の採用活動を行う際には、どの求人広告媒体で募集するか迷うケースがあります。
近年では特に、様々な企業が求人広告サービスを運営し、料金体系や特徴も様々です。

そこで、今回は求人広告のメリット・デメリットを解説するとともに、求人広告媒体の種類や料金モデル、おすすめの求人広告媒体についてもご紹介します。

採用活動を行う際には、ぜひ本記事を確認してから、自社に合った求人広告媒体を選んでみて下さい。

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求人広告とは?掲載のメリット・デメリット

求人広告は、人材募集の際に企業がメディアを通じて求職者に出す広告を指します。折り込みチラシや新聞などの紙媒体広告の利用から、スマホの普及とともにWeb媒体が主流となっています。

広告掲載は無料の媒体と有料の媒体がありますが、近年では様々な料金体系の求人媒体が出てきています。

有料掲載では採用成功時にのみ料金を支払う「採用課金型」や、求人検索で上位表示される料金タイプ、地域で料金が分かれるタイプなどがあります。

また、求人広告で求人情報を掲載するメリット・デメリットには、以下のような点があります。

メリット

・Web媒体や紙媒体を通じて多くの求職者に人材募集の情報を伝えられる 

・広告企業によっては魅力的な求人情報作成のアドバイスやサポートもしてくれる 

・Web媒体ではDMやスカウトメールなどを送って求職者にPRできる


デメリット

・有料での掲載型の場合、例え採用人数が0でも料金を支払わなければいけない 

・上位表示の有料プランを選択しないと応募が来ない場合もある


こうしたメリット・デメリットを把握するとともに、運営企業ごとの特徴や登録している求職者の属性(性別・年齢・環境など)も考慮しつつ、求人広告の媒体は選びましょう。


求人広告を利用すべき企業とは?

求人広告には様々なメリット・デメリットがありますが、以下のような企業は活用を検討すると良いでしょう。

  • 採用したい人数が多い 
  • 幅広い対象に募集をかけたい 
  • 早期に採用を行いたい 
  • 業務内容を詳しく伝えたい


特に3人以上の複数名を採用したい場合には、露出も多くPRしやすいWeb求人広告などがおすすめです。掲載料金で費用は掛かりますが、採用人数が多ければ多いほど1人あたりの採用コストも低くできます。

また、求人広告は年齢・性別・これまでの経験職種等を問わずに幅広い求職者へ募集をかけたい場合にも効果的です。

求人サイトには様々な属性の方が登録していますので、色々なタイプの求職者からの応募も期待できます。

その他、求人広告の場合は掲載や募集までの期間が早い特徴があります。求人サイトでは早いものですと即日、もしくは数十分程度で求人募集をかけられる媒体もあります。

掲載できる内容も、折り込みチラシや紙媒体の求人誌等に比べて多くの求人情報を載せられるため、効果的に求職者へPRできるでしょう。

逆にそこまで採用を急いでいない場合や、募集を集めやすい求人の場合は、無料の求人サイトやハローワークなどで様子をみてみるのもよいかもしれません。

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求人広告媒体の3つの種類について

求人広告の媒体には、主に以下の3種類があります。それぞれの特徴や料金について確認しておきましょう。

種類概要
Web媒体・幅広いユーザー層からの応募や数多くの応募者を集めたい場合に効果的
・求人の検索軸が豊富なので自社のニーズに合った人材からの応募が来やすい
・求人掲載までのスピードが早い
・情報量が多い
・多くの求人があるため、埋もれてしまう可能性がある
紙媒体・比較的高い年齢層や地方地域の求職者にPRできる
・ 特定地域からの応募を集めたい場合に有効
・駅やコンビニなどの求職者の生活導線へ設置されているため認知度につながる
その他・Web媒体と紙媒体の両方に同時掲載できるサービス
・幅広く、かつ地元求職者へもリーチできす

① Web媒体

Webでの求人広告媒体は、不特定多数の求職者に自社の求人をPRできるメリットがあります。

特に大手の求人サイトでは、数百万人以上の登録者の媒体もあるため、幅広いユーザー層からの応募や数多くの応募者を集めたい場合に効果的です。

また、Webの場合には求人掲載までのスピードが早い、求人の検索軸が豊富なので自社のニーズに合った人材からの応募が来やすいメリットがあります。

情報量も紙媒体などに比べて多くの内容を伝えられますので、詳細に募集職種に関して記載したい場合にもおすすめです。

ただし、求人情報は他にも多く掲載されているため、内容で差別化を図るのも大事です。

さらに、有料オプションなどで上位表示を行い、他社求人に埋もれないようにする必要もあるでしょう。


② 紙媒体

紙ベースでの求人媒体の場合、Webを使わない比較的高い年齢層や地方地域の求職者にPRできるメリットがあります。

特に地方新聞や折り込みチラシ、求人情報誌などへの掲載では、特定地域からの応募を集めたい場合に効果が見込めます。

さらに現在では、駅構内やコンビニでも無料の求人誌などが手に入ります。求職者にとって身近で目につく場所に求人情報を置けますので、ある程度の認知度を得られるでしょう。

理想的な求人広告とは?|種類や料金、おすすめの求人媒体についてご紹介!


③ その他

その他にも、求人広告にはWeb媒体と紙媒体の両方に同時掲載できる求人媒体もあります。タウンワークなどが良い例で、駅やコンビニにある冊子版の『タウンワーク』と、Webサイトから閲覧できる『タウンワーク』の両方があります。

こうしたWeb媒体+紙媒体の両方での求人広告掲載は、幅広い年齢層に求人募集を掛けたい場合、もしくは地元地域からの応募を募りたい場合に効果的でしょう。

なお、同時掲載に関しては無料で行ってくれる求人媒体も多いため、ぜひ活用して多くの募集を集めてみましょう。

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求人広告媒体の料金モデルに関して

求人広告媒体にはそれぞれ以下のような料金体系がありますので、事前にチェックしてみましょう。

料金モデル概要
完全無料型・採用に至るまでの全工程を無料で行えるタイプ
・緊急度が高い、募集人数が多い場合は、応募数を確保するのが難しい
一部無料型・掲載は無料で可能、それ以外のサービスやオプション機能などが有料
・Indeedや求人ボックスなどの求人検索エンジンなどが該当する
先行投資型
(掲載課金型)
・応募や採用にいたったかは関係なく、求人サイトや求人誌へ掲載することで料金が発生するタイプ
・掲載期間やエリアでも料金が異なる
成果報酬型・求人サイトへの掲載は無料であり、求職者が採用となった時点で料金を支払うタイプ
・効果がない場合の掛け捨てのリスクはないものの、成功報酬が高額になる傾向あり

① 完全無料型

求人媒体への登録、求人情報や求人票の作成及び掲載、求職者との連絡など、採用に至るまでの全工程を無料で行えるタイプです。採用活動に予算を掛けられない、それほど採用を急いでいない企業にはおすすめです。

ただし、掲載型の求人情報サイトの場合は他にも数多くの求人がありますので、他の案件に埋もれて応募が来ない可能性が高くなります。

したがって、完全無料の求人媒体だけでなく、別の求人広告などを併用して人材募集を行う方が応募数を集められるでしょう。


② 一部無料型

掲載は無料で可能、それ以外のサービスやオプション機能などが有料の料金モデルです。無料での掲載はコストが掛かりませんが、他求人に情報が埋もれてしまうため応募が来ない可能性があります。

したがって、検索で自社求人を上位表示させるサービスなども有料オプションに入ります。

その他にも、求職者が求人情報を閲覧した場合に費用が発生するモデル、応募者の詳細なプロフィール確認時に料金が掛かるモデル、採用決定時にのみ料金を支払うモデルなどもあります。


③ 先行投資型

求人掲載に掛かる費用を先払いして、求人メディアや求人情報誌に掲載を行うタイプです。

プランによって上位表示ができる、自由なレイアウトで文章掲載できる、魅力的な求人情報作成のアドバイスをもらえるなどの様々なメリットがあります。

また、掲載期間や掲載エリアでも料金が異なるため、自社の採用計画に合わせて最適なプランを選択すれば、採用コストを抑えることが可能です。


④ 成果報酬型

求人サイトへの掲載は無料であり、求職者が採用となった時点で料金を支払うタイプです。採用が決まる前までは費用が発生しないため、先行投資型や先払いの有料オプションにある掛け捨てのリスクがないメリットがあります。

ただし、採用決定時には高い金額の支払いが必要となりますので、採用予定人数が多い場合には別媒体と一緒に併用するのがおすすめです。


求人広告以外の求人方法

採用活動の方法には求人広告以外にも様々な方法があります。例えば、合同企業説明会や就職・転職セミナーなどに出展する方法、人材紹介サービスを利用する方法、自社SNSやオウンドメディアを利用して採用する方法などもあります。

オウンドメディアリクルーティングとは?メリット、注意点、始め方を解説

近年では特に人材獲得競争も激しくなっているため、求職者からの応募を「待つ」のではなく、企業側からスカウトやDM発信などを行う採用手法が増えてきました。ダイレクトリクルーティングなどがその典型的な例として挙げられます。

こうした採用手法もそれぞれ特徴があるため、求人広告と合わせて運用するとより効率的に採用活動ができるでしょう。

ダイレクトリクルーティングに注目が集まる理由や導入方法・サービスを比較


おすすめの求人広告媒体14選

続いておすすめの求人広告媒体をご紹介します。新卒採用向け、中途採用向け、アルバイト・パート向け、無料求人媒体の4種類ごとに紹介しますので、求人媒体を選ぶ際の参考にしてみて下さい。


新卒採用向けの求人広告媒体

新卒採用でおすすめの求人広告媒体には、以下2つがあります。


① マイナビ

学生の使用率が毎年9割を超えている就職支援サイトです。利用者数・満足度ともにトップクラスで、学生には特に認知度が高いサイトです。

多数の企業が集まる就職EXPOなどのイベントが多く、求人募集では企業PRに効果的なオプション機能も充実しています。

項目概要
サイトURLhttps://job.mynavi.jp/2024/
ユーザー層学生
料金1シーズン80万円~(プラン、オプションにより変動)
提供企業(URL)株式会社マイナビ(https://www.mynavi.jp/


② リクナビ

こちらも学生の利用者数が非常に多い、リクルートが運営する新卒採用サイトです。

特徴としては Open ESと呼ばれるエントリーシートの共通化システム、理系やIT系といった特定分野に特化したセミナーなどが多い点があります。

項目概要
サイトURLhttps://job.rikunabi.com/2024/
ユーザー層学生
料金通年は50万円~(プラン、掲載期間等により変動)
提供企業(URL)株式会社リクルート(https://www.recruit.co.jp/


中途採用向けの求人広告媒体

中途採用でおすすめの求人広告媒体には以下の4つがあります。


① リクナビNEXT

登録者は1,000万人を超え、大企業だけでなく中小企業もおよそ4~5割登録している大手求人サイトです。

幅広い規模・業種の企業が掲載している特徴があり、 DM機能も複数あるため、様々なアプローチで求職者に応募を促すことが可能です。

項目概要
サイトURLhttps://next.rikunabi.com/
ユーザー層34歳以下が約53%
料金全国6週間の場合20万円~(掲載エリア、プラン等で変動)
提供企業(URL)株式会社リクルート(https://www.recruit.co.jp/


② マイナビ転職

会員数700万人以上、20~30代の若手求職者が多数を占める総合転職サイトです。

「首都圏版」「東北版」「九州版」といった求人検索ページもあるため、地元採用やUIターン採用に強い特徴があります。

項目
サイトURLhttps://tenshoku.mynavi.jp/
ユーザー層35歳以下が約56%
料金4週間で20万円~(掲載期間、プラン等で変動)
提供企業(URL)株式会社マイナビ(https://www.mynavi.jp/


③ エン転職

登録会員数900万人を突破、CMで認知度も高い求人広告サイトです。

妹サイトの『エン転職WOMAN』にも同時掲載可能、スマホアプリも使いやすい特徴があります。また、面接日程調整や退職リスクを可視化するツールもあります。

項目概要
サイトURLhttps://employment.en-japan.com/
ユーザー層35歳以下が約69.5%
料金全国版4週間で20万円~(掲載期間、プラン等で変動)
提供企業(URL)エン・ジャパン株式会社(https://corp.en-japan.com/


④ doda

登録者数700万人以上、即戦力人材を採用しやすい求人情報サイトです。

運営元のdodaは人材紹介サービスも提供しているため、幅広い職種の専門人材にアプローチ可能です。IT系、モノづくり系エンジニアに特化したサイト「dodaエンジニア」も併設しています。

項目概要
サイトURLhttps://doda.jp/
ユーザー層20~35歳までが約70%
料金4週間で25万円~(時期やプラン等によって変動)
提供企業(URL)パーソルキャリア株式会社(https://www.persol-career.co.jp/


アルバイト・パート採用向けの求人広告媒体

アルバイト・パート採用におすすめの求人広告媒体には、以下の4つがあります。


① DOMO NET

東名阪地方を中心としたエリアでのアプローチに強みがある求人サイトです。

創業50年の歴史と実績があるため、効果の高い求人原稿作成に強みがあります。

無料求人情報誌「DOMO(静岡版)」にも同時掲載可能なプランがあります。Indeedや求人ボックスなどの外部サイトとも連携しているため、応募数を集めたい場合におすすめです。

項目概要
サイトURLhttps://domonet.jp/
ユーザー層学生、主婦、フリーター、シニアまで幅広い
料金2週間ではAタイプ39,000円~(地域や掲載期間で変動)
提供企業(URL)株式会社アルバイトタイムス(https://www.atimes.co.jp/


② タウンワーク

日本最大級のパート・アルバイト求人サイトです。全世代からのブランド認知度、スマートフォンユーザー数、フリーペーパー誌からの応募率は日本でもトップクラスです。

求人誌掲載では細かく発行エリアを選べるため、地域採用したい場合にも活用できます。

項目概要
サイトURLhttps://townwork.net/
ユーザー層Web掲載では30代までが約70%
料金2~4週間では全国一律9,000円~18,000円(サポート内容等で変動)
提供企業(URL)株式会社リクルートジョブズ(https://www.jinzai-info.net/


③マイナビバイト

新卒採用サイトのマイナビが運営するアルバイト求人サイトです。学生・フリーター層だけでなく、近年では主婦や社員などからの応募も増えています。

CMなどでの知名度もあり、 LINEバイトへの無料掲載も可能であるメリットがあります。

項目概要
サイトURLhttps://baito.mynavi.jp/
ユーザー層女性が約6割、22歳以下が約55%を占める
料金1週間で20,000円~(プランや地域で変動)
提供企業(URL)株式会社マイナビ(https://www.mynavi.jp/


④バイトル

若年層からの支持が厚いアルバイト求人サイトです。募集では文章や画像の他に動画掲載も可能、検索エンジン経由のユーザー獲得のために SEO対策も強化しています。

また、仕事体験や職場体験ができるシステムなども導入しています。

項目概要
サイトURLhttps://www.baitoru.com/
ユーザー層10代・20代が約7割
料金首都圏は4週間で34,000円~(掲載エリアやプランで変動)
提供企業(URL)ディップ株式会社(https://www.dip-net.co.jp/


無料求人広告媒体

無料求人広告媒体でおすすめのものは、以下の4つがあります。


① ハローワーク

厚生労働省が運営する無料の総合雇用サービス機関です。全国に500カ所以上ある公共職業安定所で、就職や転職に関するサポートを受けられます。

無料で利用できるため、採用コストを掛けたくない方におすすめの採用方法です。

項目概要
サイトURLhttps://www.hellowork.mhlw.go.jp/
ユーザー層30代~50代までが約7割
料金無料
提供企業(URL)厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/index.html

【画像&事例付き】ハローワークでの求人の出し方は?手続きの流れや注意点を解説


② Indeed

世界60カ国以上で使用される国内最大規模の求人検索エンジンです。他の求人サイトや採用HP、ハローワークなどに掲載されている求人情報も含めて一括で確認できます。 

SEOも強化しているため、「地域名+求人」などで検索するユーザーにも求人をアピールできます。

項目概要
サイトURLhttps://jp.indeed.com/
ユーザー層不明
料金無料掲載と有料掲載あり。クリック単価は独自に設定可能。
提供企業(URL)Indeed Japan 株式会社(https://jp.indeed.jobs/

Indeedへ掲載する方法をカンタン解説|直接投稿する方法や応募を増やすポイント


③ スタンバイ

求人数が国内最大級の1,000万件以上である求人検索エンジンです。全国各地の求人を網羅しており、職種や勤務地、シフトなどの細かな条件で仕事の検索が可能です。

「Yahoo!しごと検索」との統合により、 Yahoo!ユーザーへのアプローチにも強みがあります。

項目概要
サイトURLhttps://jp.stanby.com/
ユーザー層30代~40代の男女が中心
料金無料掲載と有料掲載あり。クリック単価は30円~1,000円まで設定可能。
提供企業(URL)株式会社スタンバイ(https://stanby.co.jp/

「スタンバイ」とは?無料で掲載する方法、Indeedとの違い


④ 求人ボックス

「食べログ」などで有名なカカクコムが運営する求人検索エンジンです。日本で開発されたため、デザインや管理画面が日本人好みで見やすい特徴があります。

有料にはなりますが、リスティング広告などで求職者にアピールできる点もメリットです。

項目概要
サイトURLhttps://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/
ユーザー層30代~40代の男女が中心
料金無料掲載と有料掲載あり。クリック単価は25円~1,000円まで設定可能。
提供企業(URL)株式会社カカクコム(https://corporate.kakaku.com/

求人ボックスとは?特徴や料金・他の求人媒体との比較


効果的な求人票や求人広告の書き方とは?

求人広告は求職者からの応募を募る上で、重視すべき項目の一つです。魅力的に思える求人要綱を書けないと応募が来ない可能性もあります。下記の4つのコツを意識しながら、求人票や求人広告を作成してみましょう。

【例文付き】効果が出る求人広告の書き方|創業50年求人メディアのプロが解説!

求人票で大事なキャッチコピー作成のコツとは?求職者に刺さる事例を職種別に紹介


① 自社の長所や働くメリットをPRする

似たような求人が多い中で求職者に注目されるには、他にはない自社独自の長所や働くメリットがある点が重要です。ぜひ、これまでの事業活動やイベントなどを振り返り、PRできるメリットがないかチェックしてみましょう。

具体例としては以下のようなものがあります。

  • 在宅勤務やフレックスタイム勤務も可能です 
  • 女性に安心して働いてもらうため、1回300円のベビーシッター制度があります 
  • リモートワークでのコミュニケーション不足を解消するため、ランチ・飲み会手当があります


もしこうしたメリットを思いつかなければ、自社で働いている社員などにアンケートで聞いてみるのも良いでしょう。


② 具体的に職種や仕事内容について記載する

求職者は、入社後にどのような仕事を行うのか具体的に知りたいはずです。

そのため、求人情報などには職種や仕事内容については、なるべく具体的に記載を行いましょう。仕事をする側も自分にできる仕事なのかを判断できないと、応募もしにくくなります。

具体例では以下のとおりです。

【職種名】
営業→ルート営業→医療機器のルート営業

既存お取引先へ、自社製造の医療機器をご案内するお仕事です。お取引先は、医療機関がメインで、納品も社有車(ライトバン)で行っていただきます。


③ 求職者が知りたい情報をしっかりと入れる

応募する際の障害となるのは、「どのような仕事か分からない」「どのような会社や雰囲気なのか分からない」といった不明な要素です。

したがって、求人情報の記載などを行う際は、必ず求職者が知りたいと考えている情報をしっかりと入れましょう。

特に、採用ターゲットが知りたい情報に関して記載を行うと効果的です。

具体例では以下のとおりです。

・採用ターゲットがチームワークを重視する方の場合

 社内イベントや交流会など定期的に行っており、困っている人がいればほっておけない、(悪く言えばおせっかい)よく言えば親切な人が多い会社です。


④ 可視化できるように職場や仕事のイメージを伝える

魅力的な求人広告を作るには、分かりやすく可視化できるようなイメージを伝える点も重要です。例えば、職場や仕事について可視化させるには、以下のような方法があります。

  • 明るい職場であれば、笑顔でイキイキと働いている社員の写真を載せる
  • 仕事の流れを伝えたければ、社員の1日のスケジュール表などを入れる
  • 接客業であれば、どのような年代・性別・思考の方が来るか記載する


職場や仕事に関して可視化できる情報を入れることで、求職者も安心して応募しやすくなります。ぜひ、様々な方法で自社の業務や職場の雰囲気を伝えてみて下さい。


求人広告を掲載するまでの流れ

求人広告を実際に掲載するまでの基本的な流れは、以下の3ステップです。 

  1. 採用したい人物像を明確にする
  2. 人物像に合った求人媒体を比較・選定する
  3. 人物像に刺さるような求人広告の原稿を作成する

 効果的な求人広告を掲載するためには、どのような人材を採用したいのか、具体的な人物像を描くことが重要です。

採用活動は「ペルソナ」で成否が決まる|重要性や設計の流れなどを解説

 本記事でご紹介した求人広告媒体も参考に、強みや料金を比較して、自社の採用活動に最適な媒体を選んでみてください。

 思うように効果が得られない場合には、求人媒体や求人広告の見直しを行うほか、求人広告の運用をプロに依頼するのも手です。


複数の求人媒体と自動連携できる「ワガシャ de DOMO」がおすすめ

オススメの求人広告媒体をご紹介しました。ぜひ各媒体の特徴を確認して、貴社の目的に合うサービスを選んでいきましょう。

「どのサービスを選べばよいか分からない」「利用したけどうまくいかない」という場合は、複数の求人サービスを一括で掲載できる採用管理システムの導入をオススメします。

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ヒトクル編集部
記事を書いた人
ヒトクル編集部

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